毒親で育った私が悩む方に伝えたい「親を疑え」ということ

世間では子供にとって毒になる親という意味で「毒親」という言葉があります。その内容は様々ですが、親が子供にとって悪影響を及ぼしてしまうということですね。

 

かく言う私の親も「毒親」でした。

親に縛られて苦しんでいる人が少しでも楽になるように、私の体験から通して毒親で悩んでいる方へ伝えたいことを記事にしたいと思います。

親は本当に全員敬うべき存在なのでしょうか?

親は敬うべきもの、親の言うことを聞きなさい、世間ではこうですね。

私も自分の親が毒親だと人に教えてもらうまでは、親がすべて正しいと思っていました。

 

私は、母親から酷い束縛を受けて育ってきました。友達の家に行くことも、家に呼ぶことも禁じられ、当然その付き合いの悪さのせいで友達はなかなかできず、できても友情を育む間もなく離れて行きました。

それでも、私は母親が正しいと思っていました。遊びたがる方が幼稚なのだ、と。一方、母親は私以外の兄妹にはこうではなかったのです。兄にも妹にもしっかり遊ぶことを奨励しました。

私が誘ったり誘われたりするのを禁じた理由は「あんたが友達と遊ぶのは似合わないから」だそうです。これは、最後に母親と話したときに聞き出しました。これが60前の人間の言葉でしょうか。でも悲しいかな、人間は年齢通りに成長できない生き物なのです。

離婚をした両親。原因は私のせい?

父親の悪口も極幼い頃からずっと聞かされてきました。だから父親との離婚の相談も受けたとき、「あんな父親いなくていい」と言いました。12歳の時です。この言葉をもって母親と父親の離婚は私のせいになりました。

今でも母も兄も妹も、そして私自身も、父親が去ったのは私のせいだと思っています。

 

大学以降は、奨学金を母親の無駄遣いの為に殆ど取られました。バイト代も何かと理不尽な理由をつけて取られました。こんなことばかりで大学の授業料を払えず除籍になりかけました。

弊害はあるが毒親で育ち良かったことも…

私の子供時代を何だと思っていたのでしょうね。暴力も酷かった。他の家庭なら「子供だからね」で済まされたことを、私は顔が腫れるほど殴られました。

 

しかし私は、これについては善し悪しだと思っていて、厳しく躾けられたお蔭で私はマナーや礼儀で苦労で失敗をしたことがありません。勿論弊害もあって、周りの親子がマナーを破っているのを見るとどうしても酷いストレスを感じてしまいます。

毒親で悩んでいる方へ伝えたいこと

「誰に育ててもらったの?感謝しなさい」世間は言う。親のことを少しでも悪く言おうものなら「親の悪口を言うな、親のせいにするな」と人は言う。

 

あなたがどんな気持ちで子供時代を過ごしたのかも知らずに。聞いてもくれずに。ですが、あなたは既に十分に悩み考えてきた人です。

浅はかな気持ちで「私は世間とは違うんだ」と言っている人とは違います。だから自分が世間で言われている言葉に当てはまらないことを気に病んで、長い人生を棒に振る必要はなありません。

 

私が今言いたいのは「親を疑え」ということです。何故「親だから」という理由だけで敬われなければならないのでしょう。人間は身体機能さえ備わったなら、たとえ、精神的にも人間的にも未熟なままでも、誰でも親になることが可能なのに。

あなたは親から逃げてもよいのです。色々な罪悪感があなたを襲うかもしれませんが、それは本来あなたの親を襲うべきものです。

 

「親は無条件に尊敬されるべきもの」という風潮は、あなたを生きづらくするかもしれませんが、理解者はたくさんいるということを忘れないでくださいね。

著者:はね子

性別:女性

年齢:30歳

人付き合いから極端に隔絶されて、親の束縛と搾取の中で育ちました。歳をとればとるほど、自分と言う人間が分からなくなります。常に「自分が悪いのか」と自問しています。私と同じような人が少しでも生きやすくなることを願っています。

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