子宮がんで子供を断念した私だから分かる夫婦のありがたみ

子供,断念

女性の多くは結婚すると子供は普通にできると思って、結婚当初は妊娠するのを心待ちにしますよね。

私もその一人でした。

しかし、1年が過ぎても兆候が見えず、病院で相談をし不妊治療を始めました。それでもいつかは妊娠するだろうと軽く考え、食事や運動をしながら生活をしていましたが、ある日、体調を崩し検査をしたところ、子宮がんが見つかりました。

この記事では、子宮がんの発見から夫婦だけの生活を選んだ私の人生経験をお話ししていきたいと思います。

生きた心地のしない日々が始まる

子宮がんを告知された時は血の気も引き、生きた心地もしませんでした。それよりも主人になんて言おう・・・と悩みました。子供ができないし、命も危ないかもしれない。主人は受け入れてくれるはずがないと思ってました。
それでも隠すことはできず、意を決して話し、後日の病院の説明にも同伴してもらいました。

病院で検査をし、説明をうけると、子宮がんも初期で 今すぐに体外受精をして妊娠し、出産後に子宮摘出という手段もあると言われました。
悩みました。主人との子供は欲しい。でもなかなか妊娠できずに不妊治療している自分に1回の体外受精で妊娠ができるのか。何回も体外受精をするお金などない。それに自分の体力も持たない。・・・でも子供は欲しい。すごくすごく悩みました。
主人はどう思っているのかを聞く勇気もなく、一人精神的に参ってしまいました。

主人からの告白。子宮摘出を決意!

そんな病んでる私を見かねたのか、主人に話があると言われました。体外受精の話かな・・離婚の話かな・・涙をこぼしながら主人のいる部屋にいきました。
でも言われたのは「まだ見ぬわが子より、お前の命が大事や。」でした。そんな言葉を言われるとは全く思っていなかったので、声を出して大泣きしました。

そして体外受精を断念し、子宮摘出の手術の同意にサインをしました。
主人の子供を産んであげられない辛さ、申し訳なさ、悔しさ。本来なら妊娠をして一緒に来るはずだった産婦人科に こんな形で一緒に来ることになった申し訳なさ。いろんな気持ちが混ざったままでしたが、無事に手術を終え、夫婦二人っきりの生活を始めました。

夫婦だけの毎日も素敵で楽しい

あれから8年経ちますが、再発もなく、今はお互いの健康に気にかけながら、思いやりの生活をしています。
子供がいないから、夫婦のありがたみが分かることもあり、休日には旅行にいったり、アーティストのコンサートに行ったり。二人の時間を共有することもあれば、別々の時間を過ごしリフレッシュしたり。すごく夫婦仲良く円満に過ごせています。まだまだ長生きして、主人と平凡でいい幸せな時間を過ごしたいと思っています。

たまに「子供がいたらな・・」と私が言うと「子供が欲しくて結婚したんじゃないから。お前と結婚したんやから。」と言ってくれる主人に頭が上がりません。そして日に日に好き度が増しています。

私も子供は欲しかったど、根本は「主人と結婚したい」から始まった事なので、これからも楽しい生活を送って行きたいと思っています。

著者:まきっち

性別:女性

年齢:40歳

夫婦二人っきりののんびり嫁さん!