過干渉の母親で育った私が伝えたい生き方のアドバイス

私は母が38歳の時に生まれた一人っ子です。
高齢出産、そして女の子ということもあり、母親には厳しく育てられました。毒親とまではいかないものの、かなりその傾向はある親です。

父親はというと、母親が怒り狂うと家の空気が悪くなるため母親に便乗することかほとんどで、父親は干渉まではしないものの、基本的には母親の意見に賛成という立場でした。

 

そんな母親とは今では残念ながら疎遠に。

あの時違った行動をしていたら…と後悔していることもたくさんあります。

この記事では、そんな母親の私の育て方と、過干渉な母親に困っている方へ私なりのアドバイスをお伝えしていきたいと思います。

バラエティー番組は禁止

まず、我が家はPTAが目をつけるようなバラエティー番組やアニメは見せてもらえませんでした。そして、勉強をしなくなるからという理由でゲームも禁止でした。

 

そんな風に育てられたため、学校で話題についていけないこともしばしばあり、友達の家にいってみんなで遊ぶときなども、私だけゲームが下手すぎてこれもまったくみんなに追い付いていけず、みんなの流れを止めてしまうため、「見てるだけでいいよ」と遠慮しました。

 

それ以外にも、我が家が厳しいと知っている幼なじみからは、仲違いしたときなどにわざと私の知らないゲームやテレビの話題を持ち出すことで、友達の輪からあふれるように仕向けられることもありました。

将来は母が決めるもの

幼少期はその程度なのでよかったのですが、それ以外にも母親は私をコントロールしようとしました。

一番問題なのは、私の将来についてです。

私は子供の頃から絵を描くのが好きで、母も美術館などにつれていってくれました。

 

しかし、幼少期に漫画家になりたい、というと「だめだめ、公務員か薬剤師か管理栄養士になりなさい」と言われ、それ以降も、度々テレビを観ながら「こんな仕事あるんだ」と興味を示すと「だめ、管理栄養士になりなさい、こういう仕事は大変だから無理よ」と言われ続けました。

時々反発すると、「公務員にならなかったらじゃあどうやって生活していくの?!」と怒鳴られるため、中学の頃の通知表に記載しなけらばならなかった将来の夢という欄も「わかりません」とか「真面目な大人」など書いて先生に叱られました。

 

そうしたコントロールは大学選びまで及び、さすがに美大は無理でも次に興味のある英語の勉強なら許してくれるだろうと、英語学科のある文系の大学に進むと伝えました。

すると、「英語が勉強したいなら、アメリカでもどこでも行ってこい!まあ金は出さないけどな!」「英語なんか勉強しても仕事なんてない、年よりのオムツを替える仕事にしか就けない」と一蹴され、栄養学科のある女子短大を志望するように言われました。

 

昔から、何か要望をいっても怒鳴られるため、いつも親にはなにも言わずとにかく怒られないように過ごしてきました。そのため、ただもう将来の夢すら強制されることに絶望し、しばらく無言で過ごし、学校への志望校提出期限もとっくに過ぎたまま「忘れました」と言ってやり過ごしました。
そして、母が誰かに「少しは娘さんの要望もきいてあげたら?」と諭され、結局理系大学の社会系学科に進みました。私はというと、言われるがまま無気力でどうでもいいや、という気持ちで進学していました。

大人になって気が付いたこと

大人になり郵便局に就職し、接客や営業があまりにも嫌いで6年勤めた後に辞め、事務の仕事に転職しました。

 

最近ふと気づいたのですが、友人で好きな美大に進み職を転々としたことがあったものの、今はフリーでウェブデザイナーをやっている人がおり、彼女は会社の取引先の男性と結婚もしています。
当たり前のことですが、興味のない大学に行き、興味のない仕事をしても、興味のある人に出会うことはないです。

 

最近常々思うのは、親の言うことを聞きすぎたと後悔しています。もっと自分のやりたいことをわがままにやるべきだったと思います。

おそらく、おとなしいタイプの女性は、親に強く反抗することなく育ったと思いますが、なんだか普通に生きていても、他の人より仕事や恋愛への満足度が低いと感じないでしょうか。
真面目に普通にやるべきことをやっているのに、”普通”からゆっくり逸脱する感じです。
長年の習性で人生を自分でコントロールするということができなくなってしまいました。

 

最近は、転職もしてとにかく嫌なことはやらないようにしていますが、好きなことをやる訓練をしてこなかったせいか、好きなことを起動にのせるやり方がわかりません。

疎遠になった母

そんなある日、年末に実家に帰ると、何の気なしに母から「あんたも英語勉強すればいいのに」と言われました。
私はカッとなって「お母さんが英語を勉強しても年よりのオムツ取り替える人生しかないって言ったんだ!」と怒鳴りました。母はただただ狼狽えて言葉に詰まっていました。

 

それをみて、あの頃のああ言ったのは、何か強い考えや根拠があってのことではなくて、単にその時思ったことを口走っただけなのだと悟りました。
以来、私は嫌いだった仕事を辞め、母とは疎遠になっています。

世の中のお母さんと子供に伝えたい事

世のお母さん達に伝えたいです。

子供が心配でも、何でもコントロールしようとしないであげてください。

子供はなんでも吸収して、言われたまま受け止めます。何気ない発言でも、10代には他に大人の意見に触れる場がなく、あなたの意見が世界の意見になってしまうことを自覚してください。

 

そして、そんな親の元に育つ子供は自由にすること、好きなことをやることは悪いことではないと知ってください。
好きなことで失敗しても、嫌いなことで失敗しても、結局それを受け止めるのは自分です。自分の人生は自分しか受け止められません。

自分はどうしたいのか、どうしたら後悔がないかを考えて勇気をもって行動してください。

私はコントロールする母に育てられ、今それを学びました。

著者:りさ

性別:女性

年齢:31歳

東京で一人暮らしをする会社員です。

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