対照的な姉!コンプレックスを抱えた妹が自分を見つけるまで

姉,コンプレックス

兄弟姉妹がいる方は、兄弟姉妹と比べられた経験が少なからずあるのではないでしょうか?

「お兄ちゃんが背が高いのに」「妹は可愛いのに」など、周りの何気ない一言は比べられる側にとっては深く傷つくこともありますよね。

私は二人姉妹の妹ですが、対照的な姉がずっとコンプレックスでした。

時間はたくさん掛かったのですが大人になった今では姉を理解し自分の中でも納得することが出来るようになりました。

この記事ではそんな私の経験談をお話ししていきたいと思います。

対照的な姉妹

私は生まれた時から引っ込み思案の性格でした。アルバムのどの写真を見ても無表情で笑顔の写真が1枚もないのは自分の事ながら驚きでした。
比べて姉の方は笑顔の写真だらけ、しかも親戚や友人達と囲まれた沢山の写真…私の方は1人か一緒に写っていても家族位でこの頃から社交性ゼロだったんだなぁと。

小学校高学年から中学生まではいじめにあいました。外見も太っていたし、内面も引っ込み思案で格好の標的となり学校へ行けなくなりました。
いじめの問題になると被害者も戦えとか言われますが、大人数に向かっていくのは並大抵ではありません。
机の中にゴミが入っていたり、悪口や仲間外れ…自分がどんどん嫌になり家へ引きこもるか、両親に送迎してもらいました。

一転して解放されたのは専門学校時代

そんな中明るい姉の存在は両親にとっては救いだったのでしょう。凄く比べられました。「姉はあんなに元気で明るいのにお前はどうしてそうなっちゃったんだろうね」と。
そんな事言われてもどうしようもないし、そんなに言うなら姉だけに構って私の事は放っといてと叫びたくなる位でした。

高校生の時は目立ったいじめはないものの、お弁当を一人で食べたり陰口を言われたりは変わらずで、このまま最期までこうなんだろうなと諦めていました。

これからの人生を諦めてはいたものの、今までの自分を知らない所へ行ってリセットしたいという気持ちが芽生え、自宅から遠い専門学校を選びました。
希望通り知っている人は誰もいない、皆ゼロからの人間関係のスタートだと思うととてもホッとしました。ここでなら自分を解放する事が出来ると。
専門学校時代の2年間は課題量や沢山の試験、新たな人間関係作りと大変ではありましたが、自分を誰も知らないってこんなに解放される事なんだと初めて知りました。

大人になって理解できたこと

姉は結婚し離れるかなと思ったら、嫁ぎ先が近場なので今までで一番交流している程になるとは意外でした。
お互いに仕事や家庭の悩みが尽きないので、愚痴やストレス発散など言い合って週1回位の交流を続けています。
母が病気の時にも車を運転してお見舞など頻繁に行ってもらったり、明るい性格だからこそ自分も救われている事が沢山あります。そんな明るい性格の姉は幼少の頃からコンプレックス対象でしかなかったのですが、今では姉が居てもらって本当によかったと思えるようになりました。

姉自身は自分を見下さず、本当に性格がいいので皆に好かれどこへ行ってもすぐ友達が出来る事に今は素直に納得しています。
高校時代まではあまりにも性格が違う姉といちいち比べてへこんでしまう自分にまたコンプレックスと悪い無限ループでした。

今でも比べてしまうのはもう仕方ないですが、姉は姉、自分は自分と思えるようになりました。

著者:さと

性別:女性

年齢:39歳

独身で父と2人暮らしの女性です。昔からの消極的性格から対人スキル低いけどそのままで生きれる道を模索中です。