「孝行したいときに親はなし」後悔している私が伝えたい事

孝行したいときに親はなし

「孝行したいときに親はなし」という、ことざわをご存知でしょうか?

私はよくある孫を見たい義両親との関係でこのことわざを実感する出来事がありました。

 

この記事では私の経験談を交え、後悔している私が伝えたい事をご紹介したいと思います。

実の両親との関係で悩んでいる方、義両親との関係で悩んでいる方は是非ご覧になってみてくださいね。

孫を心待ちにしていた義父

私は20代半ばで結婚しました。主人は長男で、義父は主人に一緒に住んで欲しいと希望しており、二世帯住宅を建てようということになりました。もちろん親子ローンです。

二世帯住宅が完成するまでの半年間、私たち夫婦はアパートで2人だけの新婚生活を送りました。

 

その後、二世帯住宅で主人の両親と一緒に暮らし始めました。義父は丁度定年を迎え、暇を持て余していたのでしょう。孫が欲しかったようです。よく「俺の孫はまだか~?」と催促されていました。

 

当時、私は全く子作りをする気はなく、しばらく2人だけの新婚生活を楽しみたいと思っていました。子供が出来たら、旅行に行ったり、女友達と遊びに行ったりする身動きが取れなくなるような気がしたのです。

そんな私でしたので、義父からの催促も全く気にすることはなく、気にもしていないので嫌な気持ちにもなりません。もし妊活に取り組んでいたら、プレッシャーに感じていたのではと思います。

ただただ後悔が残った

子供がいないまま数年が経った頃、義父が病に倒れました。亡くなるまで1か月というあっという間の出来事でした。
入院している義父の看護とお見舞いに行った時に、義父が言った言葉が忘れられません。「あなたが入院した時にお見舞いに行ってあげられなくてごめんな。それだけが心残りや。」と。

 

義父の死期が近いことは義父には内緒でした。家族会議でそう決まったのです。義父にはちょっとした病気で入院しているだけということになっていました。
それなのに、「心残り」という言葉を発した義父。その場で泣きそうになりましたが、泣いたらおかしいと思われるので、必死にこらえました。義父は自分の体の具合や家族・親戚の様子から、きっと何かを察していたのでしょう。

「孝行したい時に親はなし」

義父が亡くなってから、孫を抱かせてあげられなかったことを本当に悔やみました。それから数年、私はなかなか子供を授かることができませんでした。

 

やっと子供を授かった時、本当に勝手なのですが、義父の生まれ変わりのような、義父が授けてくれたのではないかと思ったものです。心の中でたくさん感謝しました。

 

生まれてきた赤ちゃんを抱っこして、義父の法事に参加した時には、義父に抱っこさせてあげたかったなという思いでいっぱいになりました。ものすごくかわいがってくれただろうなと想像できるのです。

「孝行したい時に親はなし」とはよくいったものですね。

 

現実に孫を抱っこさせてあげることは叶いませんでしたが、きっと天国から私たち家族を見守ってくれているでしょう。

おじいちゃんに似て、字がきれいで、絵を描くのが上手な子供です。受け継いでいるなとうれしく思いながら毎日を過ごしています。

義両親の気持ちをほんの少しだけ汲んでみる

結婚をした後、特に新婚の頃は義両親の「孫はまだか」にうんざりしてしまう方って結構多いのだと思います。

でも、人の生死だけはどうやっても後戻りが出来ません。孫の顔を見せてあげたかったなと思っても、親が居ないとどうすることも出来ないのです。

義両親は決してプレッシャーを与えたいわけではありません。ただ大好きな二人の子供が見たいだけなのです。

 

 

もし今、義両親からのプレッシャーが強くなっている方が居ましたら、ほんの少しだけ義両親の気持ちを汲んでみてはいかがでしょうか?

それは義両親を喜ばせてあげるということだけではなく、あなた自身が後悔しないために今出来ることかもしれませんよ。

著者:あったかてぶくろ

性別:女性

年齢:47歳

2児の母親です。二世帯住宅で義母、夫、子供2人と暮らしています。

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