オタクは隠さないで!自分をさらけ出して人生が変わった話!

皆さんは、オタクと聞くとどういったイメージが湧くでしょうか?

 

「暗い」「人見知り」「異性交遊が薄い」「服装がダサい」など、個人的にはネガティブなイメージが先行しているように思います。
そのため自身が何かしらのオタクであったとしても、世の中にはそれを隠している人も多いのです。

 

実際に私も、特に思春期の頃は敏感になっていました。
実は私は小学生の頃から大の声優オタクだったのですが、いつもそれを誰かに熱弁すると引くような目で見られていたのを覚えています。
きっと私の話し方も、いかにもオタクっぽい話し方だったのでしょうね。
とはいえ、ときにはそのことで陰口を叩かれたこともあり、いつしか私も自分がオタクであることを隠すようになったわけです。

人生が変わった出来事

ところがあるとき、そうしたマイナスな感情がキレイに拭い去られた1つの出来事がありました。

 

それは大学生時代、就職活動である企業の募集要項を見たのがきっかけです。
その企業ではグループ面接の方式を重視しており、「貴方の好きなものを皆の前でとことん語ってください!」と書かれていました。
要は1人1人がプレゼンテーションのようなことをし、自分の情熱をいかに周囲に伝えられるかのテストだったのでしょう。
私はこれを見たときに少し躊躇いはしたのですが、もともと就職活動に苦労していた背景もあったため受けることにしたのです。

 

資料や原稿の作製には、ほぼ1週間を費やしました。
テーマはもちろん声優ですが、人前でそれをアピールするのは何年ぶりかのことです。
どういう反応が来るのか、面接会場の空気はどうなるのか、そうした不安と闘う間に時間はあっという間に過ぎていたと思います。

 

当日、他の受験生が故郷自慢やスポーツのことなどを熱く話す中で、私だけがいかにもオタクなテーマです。
明らかに浮いていたように感じましたし、同い年であろう女子学生は怪訝そうな表情をしていました。
やはり自分は変わっているのか、敬遠されるような人間なのか、それでも必死になって私なりのアピールを続けた記憶があります。

まさかの展開!?

しかし翌日、私の携帯電話へこの企業から電話が掛かってきます。
恐る恐る出てみると、昨日面接の仕切りをしていた人事担当者の方で驚きました。
そして私が面接を通過した報せと共に、社長が個人的に会いたがってくれているというお話までいただいたのです。

 

こうして私は、なんと前日のプレゼンテーションを機に、一気に社長面接まで進むことになりました。
頭の整理が上手くできず、ひたすら返事をするしかなかったのを覚えています。
一体何が評価をされたのか、もしかすると逆に叱られに行くのではないかとさえ考えていました。

 

ところが社長面接が始まると、予想外に私のアピールを絶賛してくれます。

「自分は声優のことは全く知らないが、心底好きなことが伝わってきた。」

と、私の情熱を全面から肯定してくれたのです。

 

振り返るとこれまで私のオタク人生は、誰かに拒まれることばかりでした。
だからこそこの社長の言葉を聞いたときに、私は胸がいっぱいになったのを覚えています。

 

更に社長は、続け様にこう言いました。

「いいか、○○君?オタクというのは一芸だ。何かに特化して知識を持っている人間は、間違いなく重宝される。もしどこの業界でも必要としない知識であっても、何かに情熱を捧げられる人間はそれだけで立派なんだよ。」

まるで私の悩みを見透かしているような、そんな言葉だったように思います。

オタクは恥ではなく、武器だった

それまでオタクであることが武器になるなど、全く考えたことはありませんでした。
私はいつも周囲の視線を気にしてしまい、自分の好きなことを堂々と人に伝えることを忘れていたのです。

 

「オタクで何が悪いの?」
「オタクの何がマイナスになるの?」

 

社長に背中を押され、いつしか長年抱えていたコンプレックスは姿を消していました。

 

これを機に、私はオタクの自分をしっかりと表に出せるようになります。
大好きな声優のグッズを外へ持ち歩いたり、カラオケでその人の曲を歌ったりもできるようになりました。
自分の中に誰にも負けない情熱が存在すること、これも誰かに自慢できるほどのことだと思っています。

最後に

以上のような経験から、もしもかつての私と同じように自らのオタクっぷりを隠している人がいるなら、あのときの社長のように背中を押してあげたいです。
好きなものは好き、その内容が何であれ誰にも迷惑を掛けることはありません。

 

私はオタクであることを隠さない生き方ができるようになり、本当に心が楽になりました。
皆さんも他人の目は気にせず、一緒に素敵なオタクライフを楽しみましょう!

著者:たく

性別:男性

年齢:32歳

お酒と声優が好きなサラリーマンです。好きなことはとことん突き詰める、そうした猪突猛進型な性格です。

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