誕生日プレゼントの本当の意味を再確認!母が喜んだ贈り物とは

母,誕生日プレゼント

私は毎年、母の誕生日にはプレゼントを用意しているのですが、初めて母にあげたプレゼントはマッサージ券とお皿洗い券。まだ幼稚園だった私のプレゼントに母はとても喜んでくれたのをよく覚えています。

その年から私は母の誕生日プレゼントに全力を尽くすようになりました。(笑)

小学校へ入学し、はじめての自分のお小遣いで買った母への誕生日プレゼントは350円のとても小さな花束でした。カラーやバラなど豪華できらびやかな花は入って無かったけれど、それでも母はとても喜んでくれて、その花をドライフラワーにして栞を作り使ってくれていました。

そんな風に喜んでくれる母の顔が見たくて年を重ねるごとに私のプレゼントもだんだんと金額の大きいものへと変わっていきました。

その次の年には、髪留め、またその数年後にはメイクポーチというように、私も大きくなるにつれて母へのプレゼントも大人っぽいものへと変化していきました。

そして2年前の母の誕生日、有名ブランドの口紅に母の名前を刻印し、それを丁寧に箱にラッピングし手渡しました。いつもの如く、母はとても喜んでくれましたが、私のプレゼントが大人っぽくなればなるほど、母の笑顔は満面の笑みだったのが微笑みへと変わっていっていることに気がつきました。

その時は、このプレゼントは気に入らなかったかな?と思い、別の日に母へのもう一つのプレゼントも兼ねて、2人でスパを受けられるホテルの宿泊券を予約し、1日母にゆっくりしてもらおうと思いました。そこで私は母にこの前あげたプレゼントの話を持ちかけました。

あの化粧品はあまり気に入らなかった??というような趣旨の質問をすると、母は小さな声で答えました。
「寂しくなったのよ」と一言だけ言いました。

そして続けて「あなたがくれるプレゼントが大きくなればなるほどあなたの成長や思いやりが感じられて、どんどん大人の女性に変わっていってるんだなって感じるの」と言われました。母は大人になった私に少しの寂しさを感じていたことに私は気がつきました。

それならそうと早く言ってくれればよかったのにと思いましたが親の心子知らず、というように母の気持ちに気付かないのが娘らしくていいのよ、と母は笑いました。

その次の年の誕生日、私は母の誕生日に小さな花束と、マッサージ券とお皿洗い券を100枚近くたくさん作って母にプレゼントしました。

それを受け取った母は大笑いしながら、満面の笑みでプレゼントを受け取ってくれました。

大人になってから気付くことも沢山あるなぁと再確認できた母の誕生日プレゼントでした。

著者:たぬき

性別:女性

年齢:22歳

社会人になりたてのたぬきです。

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