私には12歳の離れた姉がいます。
12歳差、という事は同じ干支になるのです。
同じ干支だからといって凄く得した!なんて事は無いのですが、大人になってみると「うわぁ‥考え方そっくり」や「同じようなタイミングで同じような〇〇…」等が増えました。
まさか!?同じ病気に
最近、1番驚いたのは発症に1年の差はあるものの2人とも人生初めての円形脱毛症になってしまった事です。
同じ家に住んでいたら何かしらの共通のストレス等が原因なのでは?と考えられなくも無いのですが、私たちは住んでいる家はもちろん、都道府県自体も違っているのです。
そして何より、私は姉が円形脱毛症で苦しんでいた事を知らなかったのです。
私が発症し、家族に相談したところ姉も実は1年前になっていたという事を知りました。
それからは、治療の方法やどんな事が発毛に効くのかなど経験者としてのアドバイスが貰え、とても心強かったです。
その後、姉が足の小指を骨折し笑いのネタにしていたら何と!数か月後にいきなり私の前歯が折れるという事件が発生しました(笑)
自分たちの流れがあまりに似ているので、最近は姉に起こった事は他人事・笑いのネタにはせず自分も気を付けるようにしています。
少し、オカルト混じりになってしまいました。
ここからは、幼少期から大人まで姉が居て良かったなと思う事を書いていきます。
ませガキ降臨
ませガキとは、「おませなガキんちょ」の略ですが、まさに幼少期の私はこれでした。
例えば、私が6歳の時に姉は18歳なわけで。
まさに時代の若者が傍に居るので、発する言葉も行動も、そして何よりファッションが周りの子と明らかに違っていました。
姉が社会人になると車で色々な所へ遊びに連れて行って貰い、姉と同じブランドショップで服を買って貰い。
それが当たり前になっていたので、小学校で周りの子が着ているキャラクターのプリントスウェット等は理解出来ませんでした。
しかし、その経験が現在の私の基盤を作っています。
「服屋さんになる」この夢が幼稚園の時に出来たのです。
結果的に、私は服が何より好きになり店長までさせていただけました。
あの頃、サンタさんにお願いした「おねえちゃんと一緒の服をください」のコーディネートは今でも鮮明に覚えています。
末っ子だったはずなのに
さて、これだけ歳の差があると家族構成の変化も早くにやってきました。
姉が19歳で結婚し出産したのです。
私は小学3年生で叔母になりました。
そこからは姪っ子が可愛くて仕方なく、おむつを替えたり一緒に遊んだりと末っ子キャラから一気にお姉さんになりました。
姪っ子が大きくなると、正直姉とよりも姪っ子との方が歳の差が小さいので好きな子の話をしたり2人で買い物に出かけたりしました。
が!ここで、また大きな変化が。
私、30歳で大叔母になる
可愛がっていた姪っ子もいつしか大人になり、21歳で結婚・出産したのです。
姪っ子の子供って何!?なんて位置になるの!?
と初めての検索。
位置付けは姪孫と書いて、てっそんと読むようです。
姉と歳が離れていると、同じ年齢の子が同じタイミングで出来ない経験が沢山あります。
末っ子として、姪っ子に対する叔母として時に姉として、そして大叔母として。
色んな立場で色んな事が経験出来ています。
そして何よりも、姉とは友達のような関係です。
今は私から服のアドバイスをしたり、サプライズでプレゼントを贈ったりと楽しんでいます。
年齢が変わるとその時その時の関係性が出来て良いです。
著者:ぽーし
性別:女性
年齢:34歳
関西在住の34歳です。長く、アパレル業界に勤めていました。ファッション、動物、散歩好きです。