反面教師は自分勝手な父親!環境に負けず人生を歩んだ私の実話

父親,反面教師

我が家は母親が私が中学生のときに亡くなり、父親と二人暮らしの家庭でした。

父親はとにかく自分のことしか考えない人間でした。お金にもだらしなく、私の高校の授業料を滞納したことが何度もありました。事務室に呼び出されては、〇〇さん、授業料が払われていないんだけど・・・と言われたとき、どれだけ情けなかったかよく覚えています。

また、すぐに女性ができて、よく家に帰って来ませんでした。

私は高校生でしたから、それほどダメージはなく、ご飯も自分で用意して食べていましたし、洗濯もしていましたが「親からほったらかされている感」「親が私のことをどうでもいいと思っている感」はやはり常にありました。

生活すべてにだらしない父親だったので、よく電話代、ガス代、電気代、家賃を滞納していました。その割に彼女とデートに行くときは、上質の服を着て出かけていきました。

私も高校生で、友達から大切な電話がかかってくることもありました。(当時はまだ携帯はなかったので)かかってこないな、と思ったら、電話代滞納で電話が切られていたなんてこともありました。

高校に行けば、まわりのみんなは普通の家庭の子ばかりで、母親が作ってくれた弁当を持ってきて、お金に困っているような子も一人もおらず、誰にも悩みを話せませんでした。

こんな私は高校卒業後、どうすればいいんだろう、と思い、考えて、そして決心しました。奨学金で大学に行ってやろうと。

父親がこんな自分勝手だったからって、自分の進路を狭めてしまったら、一生後悔すると思ったからです。

そう決心した私は、それまでいい加減にしていた勉強をやたら頑張り始め、けっこう偏差値の高い大学に合格することができました。父親の家からは、大学を卒業して出ていきました。

そして、自分勝手でだらしなくて、金銭感覚のない人間がどういうものなのか、あんなに身近に見てきたので私自身はまったく逆の人間になりました。

といっても聖人君子ではありませんから私にも欠点はありますが、身の丈にあった暮らしをし、ちゃんと貯金をして、何かを滞納するなんてことは一度もしたことはありません。

20代後半で自分の家庭をもち、家族を大切にしない人がどんな人なのか父親を見て知っていましたので、私にとって何よりも大切なのは自分の家族です。

家族は大切にしますし、約束は守りますし、何かあれば全力で相談に乗ります。毎日毎日の小さな幸せが大切なことだということが今は十分に分かります。だからこそ幸せに生きています。

まさに私にとっては父親が反面教師になりました。

著者:rinko

性別:女性

年齢:55歳

夫と二人暮らしの在宅ワーカー。二人の子どもは独立しています。

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