母親の言動に苛々する私。病院を勧めて九死に一生を得た実話

母親,言動

大学生の頃、私は実家から通っていて母親の言動にイライラしていました。母親は自分が数日前に言ったことを覚えていなかったり、勘違いが激しかったりして、私のことを困らせるのです。

例えば、教科書を買うお金が無いのでお金が欲しいと言うと、私はお金をもらっていないのに、この前あげたじゃない、と言うのです。友達のことを話をしても、次の日にはその友達の名前や何をしたかも覚えていないので、実家で毎日顔を合わせていながらも、だんだん話が通じなくなって私は母親に対してイライラしていました。

母親は私のことにほとんど興味がなく、母親が都合のいいように行動しているのだと思っていました。私はそんな母親へのイライラはどんどん募って、次第に悪口を言うようになりました。私にとって母親の言動は、理屈が通ってなく、私への意地悪としか思えなかったのです。私はしょっちゅう「頭おかしいんじゃないの、病院行ったら?」と母親に言っていました。

しばらく経ってから、母親の言動はただの意地悪ではなく、明確に異常なのではないか、と感じることが増えてきました。家事のミスや今まで異常に物忘れ・物覚えが悪いことが増えてきたのです。

私は少しずつ「頭おかしいんじゃないの、病院行ったら?」という言葉が本当にそうなのではないか?と疑うようになってきて、母親に病院に行って診察を受けてみるようお願いしました。私もイライラから病院行ったら?と言っていましたので、母親はなかなか診察を受けてくれませんでしたが、父親や兄弟も母親を説得してくれ、なんとか病院で診察を受けることになりました。

病院にいくと、なんと脳の一部の血管が詰まりかけているということが分かりました。私は今まで病気でおかしくなっていた母親に対して、イライラして頭がおかしい、と悪口を言ってしまったことを申し訳なく思いました。

しかし、不幸中の幸いで病気が見つかるのが早かったため、母親はすぐに入院し、手術を受けて今は元気に暮らしています。もし、あのときに病院に行かなかったら、今頃母親の病気は深刻な状態になっていたそうです。

この経験から、たとえ良くない状態であっても、家族との関わりは大切なのだと学びました。

あなたが今、家族にイライラしている原因はもしかしたら、家族ではなく家族の病気が原因かもしれません。私は自分の母親にイライラしていましたが、病気が原因だと分かり、助かって今も一緒に暮らしていることが本当に良かったと思います。
みなさんも、もしかすることがあるので、気になることがあれば冗談ではなく悪口でもなく一度病院に行ってみてください。

著者:みお

性別:女性

年齢:25歳

当時、実家から大学に通っていました。今は専業主婦をして、2人の子供をさずかり、幸せに暮らしています。