結婚後の住まいに妻の実家近くを選ぶという夫婦円満の秘訣

妻の実家,住む

独身時代、通勤途中のタクシーの中で、年配のドライバーさんが話してくれた“夫婦円満の秘訣”を、私は今でも忘れません。

「結婚したら、奥さんの実家の近くに住む。世の男性はみんな、そうすべきだよ。僕はそうしているから、夫婦円満。」
会社への遅刻が気になるし、結婚なんて考えてもいなかった当時の私にとって、正直どうでもよい話でしたが、不思議と記憶に残るこの一言…結婚して出産した私は、なぜ、この貴重なアドバイスを、主人と結婚するときによく考えなかったのだろう!と悔やんでいます。

遠距離恋愛の末、主人と結婚。自分が生まれ育った土地、そして自分の実家から離れることが、どんなに辛く大変なことなのか、当時の私は考えもしませんでした。
仕事を辞め、生まれて初めて住む土地…友人はいない、主人の帰宅は遅い。完全に孤独を感じる日々でした。と、同時に、実家の両親や、古くからの友人に、いかに頼っていたかも痛感しました。

実家が遠いことを特に悔やみ始めたのは、子供を出産した後のことでした。里帰り出産しましたが、自宅があるので長居も出来ず、生後1か月ちょっとの我が子を新幹線で長時間移動するのは心配でなりませんでした。
その後も、慣れない家事育児を、頼る先もなく、自分一人で何とかしなければならず、里帰りの際、家事を負担してくれ、手が足りないときは子供を抱っこしてくれ、会話する相手がいる実家の環境は本当にありがたく感じました。
子供が幼稚園や小学校に入ると、祖父母や親戚など、預ける先があることを前提として、保護者向けの説明会や役員の仕事、そして行事があり、私と似た環境の方だけが、子供を連れて参加していました。
また、仕事をしたい、と思っても、子供の急な体調不良や、学校の臨時休校、そして長期休みに預ける先もなく、一度退職している私のような者は、職に就くにも悩んでいます。
私と同様な話は、多々あると思いますが、その方たちが、せめて自分の実家の近くに住んでいたら、育児に対するストレスもだいぶ減ったと思います。

もちろん実家が近くて両親に頼るだけでなく、親の健康状態を知れるのも、子としては安心できます。電話口で聞く、知らぬ間の通院、入院は、自分が近くにいれたならば、と悔やむことがあります。また、私たちの子供にとっても、親との関係に行き詰ったとき、近くにいる祖父母が受け入れてくれる、というのは、安心できる環境であると思います。祖父母が、親とはまた違う目で、異なる角度から教育してくれることも、親だけでは与えられない知恵や知識を、子供は得ることができ、幅広い年代の考えを知ることができます。

もし、これから、結婚そして転居をお考えの方がいらしたら、前述のタクシードライバーさんの一言を思い出てみてください。そして自分に問い、パートナーとよく話し合い、生活拠点を決めてみてください。

パートナーのどちらかが、転勤の多い職業でしたら仕方ありませんが、もし住む場所を選択できるのならば、男性は、女性が希望するならば、出来る限り彼女のご実家の近くに住むことも考えてみてください。

著者:はなりん

性別:女性

年齢:43歳

関東に生まれ育つも、現在は関西にて男児二人の育児に格闘中!

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