出会いはカフェ。消極的な私の人生を変えてくれた出来事

カフェ,出会い

昔から今がよければそれでいいと思いがちな性格で生きてきた私ですが、望めるのであれば自分の家庭が持てれば幸せだなと諦めきれない気持ちがどこかで燻っていました。
一人のままならそれはそれで構わない、好きな事をうんとしよう。と思うとすぐに寂しいと単純な気持ちが湧きおこる様になり、そんなジレンマに年齢を重ねる度に悩んでいました。

30歳も目前になり、頑張れるだけ頑張ろうと自分の人生を一人で終えない様に努力を始めました。友人の紹介であったり、自分の趣味が通じるイベントに参加したりと出会いを探す中で、とにかく自分から人に壁を作ってはいけないと、それだけに気をつけて自分が好意を持てる方との出会いがあったら、自分も心を多少は開ける様にしなくてはと無駄に緊張も感じていました。

そんな私の出会いはイベントや紹介ではなくで、ぶらりと入ったカフェでした。たまたま隣の人が自分の好きな本を読んでいただけなのですが、なんとなく意識してしまい、本が気になるのかその人が気になるか分からないものの、消極的で生きてきた自分が積極的になる事が一番の努力だと信じて思い切って声をかけたのが始まりです。
先入観もなしに、まるでナンパの様な形になってしまいましたが、打ち解けるまでの時間は本当にあっという間でした。いろんな話をして連絡先を交換する頃には自分がまた会いたいと思う様になっていて、実際にそれからは一番に心を許せる存在になっていました。

付き合って数年、プロポーズをされた時には本当にびっくりでしたし、少し信じられない気持ちもありました。

どちらかと言えば自分の人生を悲観していましたし、その原因は自分の性格にあると思っていたので、将来を望んだ彼から、将来を一緒にと求められる事が夢の様でした。一番の信頼できる人との結婚、すぐに妊娠して重いつわりも、すさまじく長く苦しんだ陣痛もあっという間の分娩も、今思い返すと昔の事の様な昨日の事の様な、とても不思議な感覚で思い出せます。

出会ってからも、結婚してからも、子供が産まれてからも、自分と彼の間で何か変化が起きるという事はなくて、全く変わらない距離感と信頼で過ごしているせいかこの先もきっとこのままなのだろうとうっかり思ってしまいますが、感謝の気持ちは毎日忘れない様にしています。
一人の女から彼女にしてくれて、妻にしてくれて母にしてくれて、数々の幸せをくれた彼にも、私のもとに産まれてきてくれた子供にも夜には必ず感謝を感じながら眠る様にしています。

勿論まったく不満がないわけではなくて、怒涛の育児生活の中では自分の思う通りにいかない事から感じるストレスもあります。

理不尽さながらと言っても構わない程なのですが、私をよく理解してくれている彼だからこそそんな私を受け流して穏やかな気持ちを持てるまでの時間をくれます。
今これだけ幸せなのは自分が努力をしたからなのか、とても素晴らしい人に出会えたからなのか、それともどちらもなのか、分からないままですが、幸せを教えてくれた家族をこれからも感謝の気持ちで愛し、大切にしていこうと日々痛感しています。

著者:けーまま

性別:女性

年齢:30代

30代前半専業主婦です。昔から偏りがちな趣味と性格で、結婚するまではなかなか打ち解けにくい人間でした。現在家事育児に奮闘中。趣味は読書、映画で満足に鑑賞出来ない分どこで楽しむ時間を確保できるかを観察する毎日です。

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