【男女別】結婚に必要な覚悟とは?既婚者200人が教える本音

【男性編】結婚する際に必要な覚悟ランキング

順位 割合 結婚する際に必要な覚悟
1位 31% 違いを尊重する・思いやること
2位 17% お金の問題にぶつかる
3位 16% ほとんど自由がない
4位 15% 譲れないことについて話し合う
5位 7% 配偶者の家族との確執・面倒事
6位 6% 不変の物はない
その他 8% 上記以外の回答

続いて、男性編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『男性100人に聞いた結婚する際に必要な覚悟アンケート』によると、1位は『違いを尊重する・思いやること』、2位は『お金の問題にぶつかる』、3位は『ほとんど自由がない』という結果に。

割合で見てみると、1位の『違いを尊重する・思いやること』が約31%、2位の『お金の問題にぶつかる』が約17%、3位の『ほとんど自由がない』が約16%となっており、1~3位で約64%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に男性編の結婚する際に必要な覚悟12選をご紹介していきましょう。

男性編1位|違いを尊重する・思いやること

違いを尊重する・思いやること

奥様を大切にする覚悟を持つ事

結婚とは、他人と生活を共にする事です。

まず、他人を認めて受け入れる覚悟を持つ必要があります。自分の価値観、好きなもの、信じるもののみ許容し、相手の意見、思想、思考を無視すると、結婚生活の破綻を招く結果になります。

次に、男性は女性の意見を優先し、自分の意見を押し殺す覚悟を持つ事です。特に、奥様に家事全般をお任せしているのであればなおさらです。奥様の反感を買うと、まともな日常生活が送れなくなります。常に奥様の苦労を労い、優しく接する事が家庭内の平和に繋がります。

最後に、奥様の事を愛し、尊敬する覚悟を持つ事です。相手を尊敬する気持ちを持てば、自然と奥様の事、家族の事を大切に思う気持ちが芽生え、幸せな家庭を築く事が出来ます。

50代後半/IT・通信系/男性

物をどれだけ持つのか感覚が合わないと苦労する

もともと別の環境で育ってきたし、生活習慣も異なっているので、部屋の片付き具合や物の持ち方(いろんな物を買う)に関しての嗜好の違いが最も目に見えて現れてきます。

私はシンプルなものが好きで、物をあまり持たない生活を好みます。壁と床だけの部屋でもOKなぐらいです。しかし妻は部屋には物がたくさんあって賑やかな雰囲気が好きです。グッズの好みも可愛い物が好きです。したがって、我が家には可愛い系の物がところ狭しとあります。

「物がない生活は味気なくてたまらない」という妻の主張を考慮した生活スタイルになっています。

私にとって耐えられないほどのレベルではないので大丈夫ですが、多少は話し合っておけば良かったかも、と思っています。

40代後半/サービス系/男性

相手の考えを完璧に察することは不可能

エスパーではない人間が、相手の考えていることを完璧に察することなどできません。なので「何かしてくれるだろう、言わなくてもわかるだろう」という甘えを持ってはいけません。

ちょっとしたリクエストも、言わないと相手には伝わりません。何か手伝ってほしいことがあれば「手伝ってほしい」と伝え、また定期的に「何か手伝った方がいいことある?」と聞く必要があります。

また、愛情表現もそうです。「結婚したのだから、好きに決まっている」とかそういう思い込みはいけません。ちゃんと言葉にして定期的に伝えましょう。

30代後半/メーカー系/男性

食事の嗜好の違い

食生活や食事の味付け、食べ物の好き嫌いが夫婦生活に与える影響は大きいです。自分が好きなものでも相手が嫌いだったり、その逆だったり。私はお肉が好きだけど、パートナーは魚が好き。自分は野菜を食べたいけど、相手は嫌い等々・・・。

最初はあまり気にしなかったとしても、長い期間生活を共にする中で徐々にそのストレスは積み重なり、何かのきっかけで大きなトラブルを招きかねません。

「メシマズ」とまではいかないけれど、味付けの好みの違いや調味料の使い方、健康に対する意識の違いなど、注意すべき点はたくさんあります。

少しでもすれ違いをなくすためには、相手に料理をしてくれることへの感謝を伝えたり、好き嫌いを明確にしておき、お互いに譲り合うことが大事だと思います。

30代後半/流通・小売系/男性

男性編2位|お金の問題にぶつかる

お金の問題にぶつかる

お金の自由が無くなる

それまでは毎日のように飲みに行っていましたが、結婚後はなかなか行けなくなります。

当たり前のことですが、自分一人のお金では無くなりますので、お金の自由はききません。そして、将来の子供の為、生活の為、貯蓄というものにもお金が流れていきます。

独身時代はお金を湯水のように使っていたのですが、先々を見て生活しなくてはいけないので窮屈になります。

ただ、一人で過ごす時間が少なくなるので、寂しさはなくなりました。

30代後半/サービス系/男性

お金は自由に使えない

妻と交際中、それぞれが仕事やアルバイトなどをして、個々で自由にお金を使っていました。交際期間も長かったので、お互いを理解した上で結婚したつもりでいましたが、お金のことになると喧嘩が絶えなかったように思います。

うちは夫婦共働きなのですが、私の給料や貯蓄などの財産はすべて妻が管理しているので、必要な時にすぐにお金が払えなくて苦労することがあります。例えば体調が悪くて医療機関にかかる際も妻からお金をもらわなければならないため、最悪の場合、お金が足りず、その場で3〜4時間ほど足止めされるなどの問題が多々ありました。

そこで「不便だから私の通帳を返して欲しい」と提案すると妻が怒り出し、実家に帰ってしまうこともありました。

男は結婚すると自由にお金が使えないということを覚悟しておく必要があるのではないかと思います。今ではそんな妻のやり方も理解できるようになり、お互い子供の将来のためにと協力しています。

40代前半/流通・小売系/男性

男性編3位|ほとんど自由がない

ほとんど自由がない

将来的な自由度は狭まる

一般的な企業に勤めているサラリーマンや公務員がいいと言われる所以は、将来がある程度安定しているからです。その他にもローン等に影響する社会的信用も得ることができます。私もその為に大学に通い、いい企業に入るという道を歩んで、今では幸せな家庭を築けています。

ただ本当にそんな人生でいいのか、自分のやりたいことをやる人生はもうないのかと思う日があります。自分の力を試してみたい、違う仕事にチャレンジしてみたいと隣の芝生が青く見えたりすることも。

しかし、自分の稼ぎが自分の為だけではなくなった以上、その挑戦は難しくなりました。やらない方が大きくこけることもないので、家族に迷惑をかけないようにしなければと思い、自分の中でなんとか鎮火させる日々。

一人でやりたいことをやっている連れを見ると苦しくなります。

20代後半/商社系/男性

育児と仕事の両立が大変

仕事の予定や子供のイベントがあり、なかなか予定が組みづらいです。大事な商談があっても、子供のことで嫁さんから鬼電やラインが来ることもしょっちゅうです。

もちろん仕事に真剣に取り組むことも大事ですが、子供も嫁さんにばっかり任せておくわけはいかないので、大変さは覚悟しておくべきかなと思います。

子供がいなくても、結婚したら夫婦一緒の時間と仕事をしなくてはならないので、自由はなくなります。結婚する前からどんな結婚生活をしたいのかイメージを膨らませて、将来を考えた方が良いと思います。

また、結婚後の転職はハードルが高いかもしれないので、なるべくずっと続けられる仕事をした方がいいと思います。

20代後半/メーカー系/男性

男性編4位|譲れないことについて話し合う

譲れないことについて話し合う

基本的には妻の意見を尊重するが、強い希望がある時は納得するまで話し合う

妻は専業主婦をしており、ほとんどの時間を家で過ごすため、家のことで何か決める時の決定権は妻に渡しています。

例えば、家具や家電を購入する時は妻の好みで色や形を選びますし、妻が迷っていてどちらが良いか聞かれる時も、両方の良い点や気になる点を挙げて、「それなら、こっち」と妻が決められるようにしています。

結婚当初、私が「ベッドは大きいサイズにして一緒に寝よう」と主張して購入したものの、いざ使ってみると見事に失敗し、結局買い替えることになった経験もありました。

自分の意思を抑えなければならないということではなく、拘りがなければ相手に任せ、強い希望がある時はお互いが納得できるまで探すということが大切だと思います。

30代後半/メーカー系/男性

我慢するより、話し合いをする

人生を一緒に歩む中で、どんなに仲が良くても価値観の合わないことや、見過ごせないことなど、相手に何か伝えたいと思うシーンは必ずあると思います。その時にちゃんと我慢せずに話し合う覚悟は必要かと思います。

話し合わずに抱え込むことで、短期的には解決すると思います。自分が我慢すれば瞬間的には済んでしまうので、人とぶつかるのが苦手な人は特にそちらを選びがちです。

ただ、結婚は恋人のように別れたり、また付き合ったり、カジュアルにすることは難しいと思います。ましてや、子どもがいればなおさらで、簡単に別れる・別れないはできないと思います。

ですので、我慢せずに話し合う覚悟は長期的にみて必要かと思います。

30代前半/サービス系/男性

男性編5位|配偶者の家族との確執・面倒事

配偶者の家族との確執・面倒事

親戚付き合いの出費や手間が増える

私の実家も妻の実家も農家の家系で親戚付き合いが多く、想定外の出費が頻繁にあります。急な冠婚葬祭での香典やらお見舞い、卒業入学があれば親戚方からお祝いをいただき、お礼をお返しします。そしてお祝いをいただいた家で卒業入学があれば、同じ様にお祝いを渡します。

法事があればお酌に回って食べる暇もありませんし、年始やお盆休みは来客があるのでなかなか出かけられません。親戚の中には良い人もいれば嫌な人も当然いますし、嫌だと言っても親戚なのでなかなか縁が切れず悶々としてしまうことも。

悪い面もありますが、いい面も同じかそれ以上ありますので、悲観しすぎず、肯定的に捉えるのがいいと思います。

30代後半/メーカー系/男性

男性編6位|不変の物はない

不変の物はない

結婚直後の「愛」を維持するのは難しいと理解しておく

大抵の夫婦は、お互いの愛が最高潮の状態で結婚生活をスタートすることが多いため、そこから先の長い結婚後の生活では、その愛を維持することはまず不可能です。

会話やセックスも減って行くのが大半ですが、お互い良きパートナーと認識しあえば、その状態から盛り返すことも可能です。

私たちは一度ずつお互い浮気をしましたが、許し合い、今も結婚直後と同じくらい仲良しです。

長い人生なので浮き沈みもありますが、似たもの同士であれば末永く続くと思います。

40代後半/医療・福祉系/男性

結婚する際に必要な覚悟まとめ

この記事では、結婚する際に必要な覚悟を体験談と共にご紹介してきました。

結婚する際に必要な覚悟アンケートでは、女性側の1位は『違いを尊重する・思いやること』、男性側の1位は『違いを尊重する・思いやること』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【女性編】結婚する際に必要な覚悟アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚する際に必要な覚悟を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 女性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚する際に必要な覚悟
1位 30票 違いを尊重する・思いやること
2位 22票 最後は自分が大黒柱になる覚悟
3位 17票 ほとんど自由がない
4位 16票 配偶者の家族との確執・面倒事
5位 4票 お金の問題にぶつかる
6位 3票 譲れないことについて話し合う
その他 8票 上記以外の回答

【男性編】結婚する際に必要な覚悟アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚する際に必要な覚悟を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 男性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚する際に必要な覚悟
1位 31票 違いを尊重する・思いやること
2位 17票 お金の問題にぶつかる
3位 16票 ほとんど自由がない
4位 15票 譲れないことについて話し合う
5位 7票 配偶者の家族との確執・面倒事
6位 6票 不変の物はない
その他 8票 上記以外の回答