【男女別】結婚と恋愛の違いとは?既婚者200人が実感したこと

【男性編】結婚と恋愛の違いランキング

順位 割合 結婚と恋愛の違い
1位 41% 自由度の高さや責任の有無
2位 18% 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 17% 理想と現実の差を痛感する度合い
4位 9% ドキドキやときめきの度合い
5位 8% 相手を自分より大事だと思えるか
その他 7% 上記以外の回答

続いて、男性編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『男性100人に聞いた結婚と恋愛の違いアンケート』によると、1位は『自由度の高さや責任の有無』、2位は『同じ目的を共有し、歩み寄れるか』、3位は『理想と現実の差を痛感する度合い』という結果に。

割合で見てみると、1位の『自由度の高さや責任の有無』が約41%、2位の『同じ目的を共有し、歩み寄れるか』が約18%、3位の『理想と現実の差を痛感する度合い』が約17%となっており、1~3位で約76%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に男性編の結婚と恋愛の違い11選をご紹介していきましょう。

男性編1位|自由度の高さや責任の有無

自由度の高さや責任の有無

その行為に責任が存在するか、しないか

妻とは恋愛を経て結婚しました。恋愛中は、両者ともに他に親しくしている異性がいましたが、了解しあっていました。恋愛中は、お互いにあまり束縛しない関係がベターだと考えていたからです。

また深刻な喧嘩をした時も、両者が納得すれば別れることはそれほど困難ではありません。私たちも喧嘩して2年近く別れていた期間がありました。

恋愛には、細かくきつい縛りがありません。一方、結婚はそうはいきません。結婚した限り、社会的な縛りや周囲に対する縛りがあります。恋愛のように当事者二人の意思で事が運ばないということです。例えば、妻が安心して生活できる経済的責任、子供がいれば子供に対する責任(教育の責任、健全な子に育てる責任)を果たせなければ、別れることはできません。つまり、家庭という組織に対する責任が生まれます。

恥をさらしますが、私も妻との離婚を真剣に考えた時期がありました。しかし、子供に対する責任を思った時、離婚は諦めました。

60代後半/自営業/男性

自由と不自由

恋愛の時期は何かにつけて自由です。やりたくないことは、常識の範囲内で断ることもできます。

しかし結婚となれば、共同生活。共に家庭を築いていかなくてはいけません。例えば、自分の仕事の範疇でなくても、相手が体調不良だと代わってあげなくてはいけません。今、したいことがあっても、彼女の実家に行かなくてはならないこともあります。このように恋愛と違って自由でなくなるのが結婚だと思います。

また、経済面での違いもあります。結婚前は、自分で稼いだお金は自分のお金。気兼ねなく、何にでも使うことができます。でも結婚後はそうはいきません。

うちは共働きですがそれぞれが稼いだお金は、差額こそあろうが二人のお金。クレジットカードでの買い物が多いので、妻に「これ買ってもいい?」と尋ねているのが現状です。経済的にも不自由です。

50代前半/医療・福祉系/男性

契約が発生することで生まれる責任感

やはり具体的な違いと言えば、婚姻届を提出することで家族となり、簡単には絶つことができない契約が生まれることだと思います。

恋愛では「別れよう」と言えばそれで終わりですが、結婚では「別れよう」から財産分与だ子供の親権は…等々、多方面に亘って責任が生まれます。

実は私も学生時代からお付き合いしていた女性と結婚しましたが不倫され、弁護士だ、慰謝料だ…と沢山の出来事がありました。これは結婚していないと出来ない悲しい経験です。

色々考えてみましたが、それ以外のことは恋愛でも出来るのではないかと思いました。

20代前半/メーカー系/男性

責任の重みが全然違う

恋愛では一緒にいて楽しければいい、馬鹿なことをしてもいいと思っていたので、多少お金がかかってもそれはそれでいいと思っていました。何より先のことを考えずに、一緒にその場を楽しむことが優先だと思います。

しかし結婚となると、一緒にいてもまず生活していくことを優先する必要があります。旅行に行きたい、美味しいものを食べたいといった欲求よりも、将来のことを考えて家を買うとか、生まれてくる子供のために貯金したりしなければなりません。

お互いの関係性が壊れるとダメなので、何かと気を使って生活しているような気がします。

別れてもいい恋愛と一生一緒にいると決めた相手との結婚では、責任の重みも全然違います。結婚後はいい意味で相手を尊重して感謝することが増えました。

40代前半/IT・通信系/男性

男性編2位|同じ目的を共有し、歩み寄れるか

同じ目的を共有し、歩み寄れるか

恋愛は互いに想いあうもの、結婚は互いに支えあうもの

恋愛は相手のことを少しずつ知っていき、どうすれば喜んでもらえるのか、どうすればもっと互いに好きになっていくのかを探りながら過ごしていく期間です。疑心暗鬼になりながらも、お互いのことを少しずつ信頼していくことで深い絆を結んでいく状態のことだと思います。

一方、結婚は目的、ゴールではなく新しい始まりです。ある程度お互いのことを知っている状態でのスタートとなるので、ここからは相手の嫌いな面が出てくる可能性もあります。そういった時に我慢するのか、互いに改善するように言い合うのかによって、今後の生活に影響が生じます。

結婚するにあたって、好きという気持ちは前提としてもちろん大事なことですが、如何にお互いのダメな面、マイナスな面を支えあい、生活できるのか考えていく必要があります。そうすることで新しい家庭というものが生まれてくると思っています。

30代前半/サービス系/男性

欠けているところをお互い補完する関係

恋愛の間は常に相手にベクトルが向いています。この頃はプレゼントを貰ったりすると、「この人が選んだのであれば何でも嬉しい」と思っていたし、「相手は何をしたら喜ぶかな?もっと喜ぶ物って無いかな?」等、喜ばせることばかり考えていましたね。逆に何かされてイライラするような事はほとんどありませんでした。

しかし結婚するとそういう気持ちが薄れて、現実的なものを考えるようになりました。夫婦で同じ時間を過ごし、何かと距離が近くなり過ぎるため、適切な距離感が保てず、「自分の邪魔をしないで欲しい」といった気持ちが生まれました。

適切な距離感というものが、結婚と恋愛における大きな違いになると思います。結婚してからの方が「他人は他人なんだな」という気持ちをより意識するようになりました。

恋愛よりももっと相手の良いところを探す努力をしないと、上手くやるのは難しいと思います。

40代前半/医療・福祉系/男性

男性編3位|理想と現実の差を痛感する度合い

理想と現実の差を痛感する度合い

理想と現実の差を思い知らされるのが結婚

結婚後、生活費を折半したとしても、女性が子供を授かった時、頼れるのは男性の収入のみです。もちろん助成金や周りの助けもあると思いますが、それでも男にかかるプレッシャーは半端ではないです。

そしてまた女性も子供を産み育てる傍ら、パートや復職という選択も考えなければならないパターンが多くあります。地方の中小企業に勤めている人であれば、年齢が高くても給料の額面は世間一般の平均に及ばないこともしばしばだからです。

昔から「男性が働き、女性が家を守る」という理想像があり、今でもその風潮は残っていますが、現実を見るとなかなかそうも言っていられなくなりました。

理想と現実の差を思い知らされるのが結婚だと思います。

40代前半/公務員・教育系/男性

相手によいところだけ見せられるのが恋愛、それが無理なのが結婚

恋愛は、相手に自分のよいところだけ見せることができます。例えばデートや旅行に行く間だけの付き合いなので、仮面をかぶっていることも可能です。

ところが結婚となると、24時間365日相手と過ごすことになるので、さすがに悪い部分を隠し通すのは難しいと思います。つまり未来永劫仮面をかぶり通すことは不可能だということです。これが、結婚と恋愛の違いだと思います。

ただ、最近はSNSや通信機器の発達により、遠く離れた場所に居ても画面越しにナチュラルな交流が図れるシステムが確立されてきています。それによって対面のコミュニケーションに拘る必然性が薄れ、仮面をかぶったまま「夫婦」の生活を続けられるようになってきているのも事実です。

だから単身赴任等で距離が出来たとしても、恋愛のような関係が長く続けられて、逆説的にうまくいくのではないかと思っています。

50代前半/商社系/男性

男性編4位|ドキドキやときめきの度合い

ドキドキやときめきの度合い

ドキドキハラハラの回数

結婚と恋愛はドキドキハラハラの回数が違うと思います。

恋愛ではメールや電話だけでドキドキしたり、最高のデートプランを立ててハラハラしながらデート当日を迎えたりしていました。

彼女の誕生日にサプライズをしようと、彼女の好きなものを周りの人に聞き、夜景の綺麗なレストランの予約をとました。当日は一通り上手くいったと自負していましたが、彼女は事前に気づいてドキドキしていたらしいです。お互いに当日まで毎日ドキドキハラハラでした。

結婚ではドキドキハラハラの回数は少なくなると思います。なぜなら、デートもサプライズもしますが、2人で何をするか考えるようになったからです。1人で考えていると相手がどう思うか不安でした。それでドキドキハラハラしていたのだと思います。

30代前半/メーカー系/男性

男性編5位|相手を自分より大事だと思えるか

相手を自分より大事だと思えるか

自分と同じかそれ以上に愛しく思える存在が出来るのが結婚の醍醐味

私の場合、恋愛している時は1人でドキドキを感じ、楽しんでいたように思います。彼女を初めてデートに誘う時など、まさにこの心境でした。

結婚してからは、妻と2人でドキドキを共有しているのではないかと思います。結婚式を挙げた時や妊娠した時、子供が産まれた時、子供の発表会など、夫婦で大喜びしたり、感動して一緒に泣いたりしていました。

また、恋愛中だったら、相手の為に命を投げ出すのは、正直無理だったと思います。しかし結婚してからは妻はもちろん、子供達の為にも命を投げ出す事ができると断言できます(その様なことがない事が1番ですが・・・笑)。

結婚が全てとは言いません。しかし、自分と同じかそれ以上に愛しく思える存在が出来るのが結婚の醍醐味だと思います。

30代後半/流通・小売系/男性

結婚と恋愛の違いまとめ

この記事では、結婚と恋愛の違いを体験談と共にご紹介してきました。

結婚と恋愛の違いアンケートでは、女性側の1位は『自由度の高さや責任の有無』、男性側の1位は『自由度の高さや責任の有無』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【女性編】結婚と恋愛の違いアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚と恋愛の違いを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 女性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚と恋愛の違い
1位 29票 自由度の高さや責任の有無
2位 28票 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 16票 当人同士だけか、家族が絡むか
4位 12票 ドキドキやときめきの度合い
5位 7票 結婚するかもという直感があるか
その他 8票 上記以外の回答

【男性編】結婚と恋愛の違いアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚と恋愛の違いを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 男性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚と恋愛の違い
1位 41票 自由度の高さや責任の有無
2位 18票 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 17票 理想と現実の差を痛感する度合い
4位 9票 ドキドキやときめきの度合い
5位 8票 相手を自分より大事だと思えるか
その他 7票 上記以外の回答