【パパママ別】5歳の子育てを乗り越えるコツは?経験者に聞いた

【パパ編】5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントランキング

順位 割合 5歳の子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 47% 声のかけ方・受け止め方を工夫
2位 20% 色々なことに一緒に取り組む
3位 13% 子供が楽しめることを見つける
4位 7% 何でもやらせる・自分でさせる
5位 6% 適度に距離をとる
その他 7% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート』によると、1位は『声のかけ方・受け止め方を工夫』、2位は『色々なことに一緒に取り組む』、3位は『子供が楽しめることを見つける』という結果に。

割合で見てみると、1位の『声のかけ方・受け止め方を工夫』が約47%、2位の『色々なことに一緒に取り組む』が約20%、3位の『子供が楽しめることを見つける』が約13%となっており、1~3位で約80%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の5歳の子育てを乗り越えたコツやポイント15選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|声のかけ方・受け止め方を工夫

声のかけ方・受け止め方を工夫

自分がこどもだった頃の気持ちを考え、寄り添う

私は小さい頃、大人に自分の気持ちにもっと寄り添ってほしい。わかってほしいという思いが強い子供でした。ただ怒るだけでなく、話を聞いて理解して欲しいという感じですね。

「なんで昔は大人もこどもだったのに、こんなにもわかってくれないのか、気持ちが伝わらないのか」と、小さいながらに悩んでいたのを育児をしていて思い出しました。

それからはこどもが何かをするには理由があるという事を思い出し、すぐに怒るのではなく「話を聞いてまず気持ちを受け止めてあげる。そして教える」という事を行っていきました。

その行動をするまではお互い苦しかったけど、理解し合う事が出来てからはとてもいい関係になれたと思います。いまだにぶつかることは多いけど、これからも理解し合えれば乗り越えて行けると思っています。

20代後半/3人兄妹・姉弟/男性

受け止めて、優しく声をかけてあげた

5歳になってイヤイヤ期は落ち着いたものの、今度は反抗期的なものが出てきました。自分で出来なかったり上手くいかないと、怒ったり泣いたり、わがままになったりと大変でした。

そんな時もこちらは受け止めて、優しく声をかけてあげたり、嫌な事を忘れさせてあげ、抱きしめてギューをしてあげると、落ち着いていました。

泣いて泣いてひどい時も、側で抱きしめて一緒に寝ていました。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/男性

「自分の言葉で説明すること」の大切さを教える

我が子には「自分だけではなく、他の人にも感情がある」ということを教えてきました。

あとは「自分の言葉で説明すること」の大切さも教えました。「どうしてそう思うのか」、「どうしてそういう行動をしまったのか」をとことん質問して、答えを聞いてあげるようにしました。

また、何か行動を促したい時は、きちんと理由を添えて話しています。例えばお片付けをして欲しい時、ただ「片付けて」とは言わず、「みんなお腹が空いててご飯を食べたいから、テーブルの上のおもちゃを片付けてね」と理由を付け足しています。

こういったことが少しずつ実を結んでいるようで、最近はコミュニケーションがスムーズになってきたように感じます。ちなみに子どもは絵を描くのが好きなのですが、最近では自分が嬉しかったことや嫌だったこと、寂しかったことなど、感じたことを絵に描いて説明してくれるようになりました。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/男性

本人にたくさん話しかけて考えることを心がける

子育ては子供と一緒の目線に立つことが肝心です。夜中に寝てくれない時は、「明日も幼稚園あるんだから、早く寝なさい!」とは言わず、「まだ眠くないのかー。じゃあ仕方ないな」と一緒に積木で遊んだりしていました。

5歳時の「嫌」は、「なんとなく」ではなく、ちゃんとした理由がありそうです。本人にたくさん話しかけて考えることを心がけるうちに、月日と共に子供は成長していきました。

5歳はそろそろ自制がきく歳です。2歳3歳を思い返すと随分楽になったはずです。

子供と一緒に自分も親として成長していると前向きに捉えるのがコツかもしれません。

40代前半/男の子1人/男性

まずは頭ごなしに怒らず、本人のやりたい事を尊重する

うちの子は保育園に入るのも遅かったので、小さい頃からとても引っ込み思案でした。3歳の頃から保育園に通い出したのですが、行きたくないと駄々をこねたり「この服は着ない」と言われることがほとんどでした。

最初の頃は怒ってばかりでしたが、5歳ごろになると自分でしたくないことやしたいことの理由を話せるようになります。なので、まずは怒ることをやめて本人にどうしたいのかを聞き、その後にその気持ちも尊重しつつ、こちらの話もゆっくり子供が理解できるように話すと、嫌だと駄々をこねることも無くなりました。

年を重ねるにつれて、同じ嫌でも理由があるんだなと感じています。

まずは本人の意見を尊重することを大切にしています。

30代前半/4人兄弟以上/男性

これから小学生になるという自覚を持たせる

うちは2人姉弟です。上の子はとにかく下の子の面倒をみたり、他の年下の子の世話をするのが大好きでした。やりすぎなんじゃないかと思うぐらい下の子のこともやってあげてしまうので、このままでは下の子の成長が阻害される恐れがあるなと考えました。

そこで上の子に「〇〇ちゃんはこれから小学生になるよね。そうすると宿題とか、色々とやらないといけないことが増えてくるから、まず自分のことを全部やって、それでも余裕があったら手伝ってあげるくらいがいいよ!じゃないと、年下の子も全部やってもらうのが当たり前になってしまって成長しないから、まずは自分のことをやってね!と言って聞かせました。

その効果があったのかどうか定かではありませんが、娘は小学校に上がってからは、自分のことをまずやるようになりました。

ただ、「年下の面倒をみたい」というのは変わらないようで、いい意味で下の子の面倒をよく見てくれます。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

ルーティンを作り、疲れさせてよく寝かせる

子供は疲れてくるとイヤイヤをしたり、甘えてきたりするので、午後になるといろいろ面倒なことが始まります。

なので、外(公園・散歩)に遊びに行きます。2時間ぐらい出かければ満足するので、そこから買い物をして帰ります。そうすれば、子供も満足し、疲れもするので夜もよく眠ります。

昼寝は無理にすることはないと思い、あまりしませんでした。そのほうが夜寝てくれます。

できるだけいろいろなことを言わず、いつも同じことを繰り返すようにしていました。そうすることで、子供とのリズムを作っていくようにしていました。ただし、同じことをする中に「やってはいけないこと」を決めていきました。

50代前半/2人兄妹・姉弟/男性

「あなたにいてほしい」という思いを伝える事

長男は元々ワガママで弟にも厳しく、俺様主義の子どもでした。自分の思い通りにならないと癇癪を起こすところもありました。

なぜこんなにも情緒不安定なのかと考えた時に、やはり弟が誕生したことによって私たちが次男に注目するので、とても不安に思っていたのだと思います。

そこで長男を頼るようにしてみました。例えば何かものを落とした時、一緒に探して見つけてもらい「お前がいなければ見つからなかった!やっぱりお兄ちゃんだ!」と褒めました。また、どこかに行くにも「お兄ちゃんがいないと弟がうるさいから、是非とも来て欲しいです」と言うと「しょうがないなー」と言いつつ一緒についてきてくれたので、その時も「やっぱお兄ちゃんだな、助かった」と彼の立場を認識させて満足感を与えて誘導していきました。

兄弟関係にしろ親子関係にしろ、「あなたにいてほしい」という思いを伝える事が大切だなと思います。

40代前半/2人兄弟/男性

パパ編2位|色々なことに一緒に取り組む

色々なことに一緒に取り組む

大人が手本を示し、出来たら一緒に喜ぶ

5歳になると身支度や食事など、ある程度のことはひとりでできるようになります。そこからさらに字を書けるようになる、習い事をはじめる等、どんどん出来ることが増えていく年代です。

お友達もどんどん字が書けるようになる子が増え、直筆のお手紙をもらって帰ることもしばしば…でもなかなか息子は字を書くことに興味がなく、練習もせずでした。

しかし5歳ともなれば、なんでも上手にできるようなってくるので、親が横に書いて見せれば、真似して上手に書けることを発見。そこからどんどん上手になりました。

1文字、1単語書けるようになるごとに、かわいい息子の字を見て大人も大喜びでした。

20代後半/2人兄妹・姉弟/男性

スキンシップや一緒に過ごす時間を増やす

子どもは幼稚園年中さんの頃、昨日まで喜んで行っていた幼稚園に急に「行きたくない」と言い出してしまいました。私や妻と一緒に行く公文式などの塾には喜んでいくのになぜ?の気持ちばかりでした。

幼稚園の先生に聞いても、いじめられている様子はなく、特に変わった様子もなかったようです。

そんな時に心掛けたのは、一緒になんでもやること。一緒に公園に行って遊んだり、料理を作ってみたりしたところ、幼稚園に行くようになりました。

理由はわかりませんが、寂しかったのかもしれません。スキンシップや一緒に過ごす時間の大切さを実感しました。

40代前半/2人兄弟/男性

接する時間をできる限り多くとる

産まれた時から甘えん坊の我が子でしたが、保育園に入園後は自我も芽生えてきました。褒められる事がとてもうれしいようで、お手伝いを頼んでできた時や、おもちゃを片付けた時などは抱っこし、頭を撫でながら褒めました。

しかし約束を守れなかったなど、少し悪い事をしたと判断した時はしっかりと意識して叱りました。いわゆるアメとムチのメリハリを意識し、子供としっかり向き合うよう、接する時間をできる限り多くとることを心掛けました。

自分の空いている時間を子供に注ぐことは大変だと思いますが、子供に費やす時間はすごく大事なものと実感しています。

5歳という年齢の頃に体験したことは、大人になっても記憶が残ると思うので、「あの頃、しっかり親が寄り添ってくれていたんだ」と子供が将来思えるようにしてあげたいと思っています。

40代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編3位|子供が楽しめることを見つける

子供が楽しめることを見つける

子供が興味を持てそうなものを取り入れ、一緒にやってみる

当初、小学校をお受験するつもりはなかったのですが、たまたまお受験用の教材を本屋で目にすることがあり、内容がすごくよかったので子供と一緒にやってみることにしました。

全然勉強している感じはなく、子どもも楽しく進めていたので、私自身も楽しかったです。

二人で段ボールや牛乳パックを使い、子ども専用の机といすを作ってそこでワークをしていました。

お受験は意識していなかったけれど、これをやっていたおかげで小学校での勉強も理解が早く、数の基礎や言葉の基礎など勝手に身についたと思います。大人もいい脳トレになりますよ。

40代後半/女の子1人/男性

なんでもゲームにする作戦で乗り越える

我が家の息子は急いでいる時も思うように動いてくれず、「早くして!」と一日に何度も言っておりました。

そんなある時、「早くして」をやめて、「どっちが早くパジャマを着れるか勝負だ!」とか、「問題です!〇〇くんは10秒以内にお着替えができるでしょうか?」など、なんでも勝負やゲームにしてみました。すると目を輝かせて動いてくれました。

「どっちが早くお風呂に行けるか勝負!ただしママに見つかったら負け!」などルールを付けるとノリノリです(笑)

30代後半/男の子1人/男性

パパ編4位|何でもやらせる・自分でさせる

何でもやらせる・自分でさせる

我慢して子供にやらせてみる

子供が上手くできなくてイライラしていると、自分もイライラしてしまい、ついつい自分がやった方が早いと思い、こどものやっていることを取り上げてやってしまうことがありました。

ただそれでは子供の自主性が育たないし、上手く出来ない時の解決方法が自分で生み出せないため、いけないと思い改善しました。

子供が自分でやる様に、まずは私が我慢して子供にやらせてみることにしました。

上手くいかず泣いてしまうこともありますが、それでも上手に出来たときは「頑張ったね」と褒めて上げています

40代前半/2人姉妹/男性

パパ編5位|適度に距離をとる

適度に距離をとる

お互いのために少し距離をとり、無になることが1番

5歳の反抗期はとても厄介です。口が達者になり、大人顔負けのことを言ってきたりします。でも自分の言い分が通らないと感じると、最終的には怒って怒鳴って、物を投げたり叩いたりしてきます。

基本的には、大人からは静かに子供に話しかけ、大きな声を出したりせず、淡々と接するのが1番効きます。子供のイヤイヤが爆発してしまったら、私は無になって過ぎ去るのを待ちます。

無心になるのはなかなか難しいですが、お互いのためには少し距離をとり、無になることが1番効果があったと思います。

40代後半/2人姉妹/男性

5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントまとめ

この記事では、5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントを体験談と共にご紹介してきました。

5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントアンケートでは、ママ側の1位は『声のかけ方・受け止め方を工夫』、パパ側の1位は『声のかけ方・受け止め方を工夫』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 5歳の子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 54票 声のかけ方・受け止め方を工夫
2位 27票 何でもやらせる・自分でさせる
3位 5票 なるべくストレスを溜めない
4位 4票 人の輪を広げる
5位 3票 未来に目を向ける
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 5歳の子育てを乗り越えたコツやポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 5歳の子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 47票 声のかけ方・受け止め方を工夫
2位 20票 色々なことに一緒に取り組む
3位 13票 子供が楽しめることを見つける
4位 7票 何でもやらせる・自分でさせる
5位 6票 適度に距離をとる
その他 7票 上記以外の回答