1歳児が物を投げる…パパママが実践した対処法

3位|目を見て真剣に伝える・根気強く

目を見て真剣に伝える・根気強く

何度でも、子供に声掛けをしよう

子供が1歳になった頃から、よく子育て支援センターに出かけていました。そこでおもちゃで遊ぶのですが、気に入らないことがあると、物を投げるようになってしまいました。

その場で、「お友達に当たったら痛いし、危ないから投げてはだめだよ」と言って聞かせるのですが、やはり1歳児。教えても分かりませんでした。

なので、そういう時期だと割り切り、物を投げてはいけないと分かるまでは、子育て支援センターに行くのは控えました。もちろん、家でもよく言って聞かせました。

そうすると、子供も徐々に理解したようで、その時期を過ぎたら物を投げるのを自然とやめるようになりました。焦ってどうにかしようとするよりも、落ち着いて対処することが大事だと思いました。

40代前半/2人姉妹/女性

簡潔な言葉で目を見て真剣に伝える

娘は1歳になる前からオモチャや食べ物、服などいろいろなものを投げるようになってきました。特にオモチャは固いものや重たいものなど、当たってしまっては危ないものもあります。

保育園に通っているので、お友達にケガをさせてはいけないと思い、やめさせようといろいろ試してみました。投げたオモチャの代わりになって痛いフリをしてみたり、投げたオモチャを隠してみたり…。でもなかなか伝えることができずに悩んでいました。

1歳を過ぎた頃から娘にお気に入りの人形ができ、どこへ行くにも一緒になりました。そこからは少しオモチャを丁寧に扱うようになってきましたが、何かの際にまたオモチャを投げて、たまたま私の手に当たり痛い思いをしました。その時に、娘の正面に行き、目を見て「オモチャを投げたらいけないよ。ママ、今痛かったよ。危ないからやめようね」と真剣に話したところ、娘は泣いてしまいました。ですが、その後、オモチャを投げることがずいぶんと減りました。

タイミングもよかったかと思いますが、簡潔な言葉で目を見て真剣に伝えると、子どもも理解してくれることがあるんじゃないかと思います。

30代後半/女の子1人/女性

目を合わせて、なぜ物を投げてはいけないのかを教える

うちの息子は1歳4ヶ月になったのですが、未だにおしゃぶりやおもちゃを咥えており、飽きた瞬間、投げて遠くに飛ばします。最初の頃は私がすぐ怒って、子供も泣いてしまうという悪循環でした。

ある日、物を投げた後、息子と目線が合ったので「物を投げるのは人にぶつかってしまうかもしれないし、おもちゃも痛いと思うな」と声をかけました。そうしたらその後、数時間は物を投げることが少なかったので、ちゃんと目線を合わせゆっくり喋ればわかってくれるんだと思いました。

毎日毎日、物を投げられるのが嫌でしたが、息子と目線を合わせることで、息子がなぜ投げたのか、なんとなくわかるようになりました。そのことを踏まえて、すぐに怒るのではなく目線を合わせて話しかけるのが大事だと気づきました。

親が怒ってしまうと子供は萎縮して泣いちゃうので、できるだけ冷静に話しかけましょう。

20代前半/2人兄妹・姉弟/女性

「〇〇するとこうだよね」と説明する

最初は「〇〇しないで!」と注意してばかりでしたが、それが逆効果だったのか、余計に物を投げたり、私が注意するのを面白がってわざと投げたりすることもありました。

そこで言い方を変えたり、「〇〇するとこうだよねー」「どうして〇〇したくなった?」と聞いてあげるようにしました。やめるのに時間はかかりましたが、「物を投げて当たったら痛い」というのがだんだん分かってきたのか、頻度はだいぶ減りました。

もちろん本当に危ないものだったりした時は、強い口調で言ってしまうこともありますが、まだちゃんと言葉を話せない1歳児と向き合う上で、言葉選びも大切かもしれません。

30代前半/2人姉妹/女性

手を握って少し真顔で注意

1歳児は好奇心旺盛なので、なんでもしたがります。目に付く物を片っ端から口に入れたり、危ない物を放ったり・・・。

物を投げるのはよくないときちんと教えてあげないといけませんが、注意するとそれを面白がって、また投げての繰り返しになりがちです。

優しく見守りつつも、あまりに強く投げつけたり、誰かにけがをさせてしまいそうになる場合は、手を握って少し真顔になり、「こういうことはしちゃだめなんだよ」と教えてあげます。

するとこちらの本気度が伝わり、子供もきちんと分かってくれると思います。

40代後半/2人姉妹/女性

4位|子供の気持ちに寄り添う

子供の気持ちに寄り添う

投げることが楽しいのだと理解する

我が子が1歳の頃、よく物を投げ落とすようになりました。投げるものはおもちゃだったりスプーンだったり、とにかくあらゆるものを投げ捨てては喜んでいました。最初は「投げたらダメだよ」と伝え、その都度拾って渡していましたが、投げられては拾い、投げられては拾いの繰り返しで、正直気が狂いそうでした。

一歳前後の子どもは、まだ善悪の区別がつかないのだろうと思います。ものを投げるのもきっと、投げて落ちるという事象が楽しかったり、新鮮だったりするのだろうな、と思うようにすると、子どもの成長を感じ、不思議とイライラすることも減りました。

もちろん「投げたらダメだよ」ということは気長に根気強く伝えつつも、あまり気にしすぎず、おおらかな気持ちで見守ってあげられたら良いと思います。

20代後半/女の子1人/女性

子供の感情を代弁しながら共感してあげる

悪いことだと叱る・怒るのではなく、子供の気持ちを代弁しながら共感してあげるのがよいです。

1歳の子供は、喜怒哀楽が豊かになるものの、自分の感情を言葉にできずモノに当たってしまうことがあります。自分で何かをしたい気持ちが芽生えるのですが、やろうとしてもできないことの方が多くストレスを溜める子も多いです。その時にモノを投げたりするのですが、怒ったところで一時的な行動抑制にしかならず、結局同じことを繰り返します。

そこで、モノを投げた時に「なぜ投げたの?」と問い詰めるのではなく、「できなくて悔しかったの?」「お腹が減っちゃったの?」「眠たいのかな?」と、感情を代弁しながら子供の気持ちを受け止めてあげると、モノを投げる頻度は減り、泣いていても落ち着けるようになってきました。

つい毎度怒ってしまうパパママは、一旦落ち着いて、アプローチを変えてみてはいかがでしょうか。

30代前半/女の子1人/男性

しっかりと遊ぶ時間を持つようにして、子供の不満を満たしてあげる

うちの子供も一歳頃から物を投げる時期がありましたが、このまま物を投げ続ける子になったらどうしよう?とか、人にあたって汚したらどうしようなどと思い、不安視していました。

しかし三歳になった今は、言葉の意味が分かってきたこともあり、投げたら危ない、怪我する、壊れる等を理解してくれるので、収まってきました。

それでもやめない時は、きっと他に理由があるのだろうと思います。もっと遊んでほしいとか、注意を引きたいとか、要は愛情や接触回数などが足りてなくて不満があるんだな、と思い、しっかりと遊ぶ時間を持つようにしています。子供の不満を満たしてあげると、こちらの要望も聞き入れてくれますよ。聞き入れてくれない時は、まだまだ愛情や接触回数が不足しているというサインだと思っています。

まだ一歳ならそこまで神経質にならなくてもいいと思うので、「投げたら嫌だ」という意思表示だけしておく程度でいいと思います。だんだん理解ができるようになってくるので、その時にしっかり理由を教えればいいかと思います。

40代後半/女の子1人/男性

子供に寄り添い、自分から気持ちを伝えられるように声をかける

私は保育士としてたくさんの子供たちを見てきましたが、言葉の発達が遅い子が自分の伝えたいことが上手く伝わらず、イライラして物を投げることがありました。

そこでその子に寄り添い、時間がかかったとしても自分から気持ちを伝えられるように声をかけたり、フォローをしたりして接してあげていました。

その経験を活かし、自分の子供が物を投げる時も「投げたら痛いから投げないで。ママと一緒にお片付けしよう。これをお家に返してあげようね」と声をかけました。それでも嫌がる時は、抱きしめて子供の気持ちを受け止めてあげたり、どうしたいかを一緒に考えたりしました。

その子の個性を大切にしながらも、自分で気持ちを伝えることの大切さも学んで欲しいため、フォローしすぎず適度な距離感を作りながら接していきたいと思います。

20代後半/男の子1人/女性

「どうして物を投げるの?」と問いかける

娘は少し気に食わないことがあると、物を投げることが多いです。ただ、気に食わないことがない時も、遊び感覚で高い所から物を投げて遊んでいることもあるため、むやみに怒ることはしていません。大人でも不意に投げたりしちゃうこともありますしね。

でも、気に食わないことがあって物にあたっている時だけ、「どうして物を投げるの?」と問いかけるようにしています。「ダメだよ!物は投げないよ」とだけ言うと、余計に投げたりするので、問いかけるように心がけています。

「どうして投げたの?人形さん、投げられると痛いよ?」と質問し、物が壊れたりすることや物を大事にすることを教えていきたいと思っています。

20代後半/女の子1人/女性

5位|安全な環境を作り、気楽に対処

安全な環境を作り、気楽に対処

いい意味で放置し、様子を見る

子供が癇癪を起こした時、怒った時、何かを訴えたい時に、物を投げることがありました。冷静になれば「物を投げることで、子供はなにかを訴えているのだ」とわかりますが、その時は周りにも迷惑になるし、公園や施設に行くのも控えるほど悩んでいました。

1歳くらいの頃はろくに話せないし、親の言うことも全てを理解できていないと思います。なので、うちの子が投げた時は、とにかく黙って回収するようにしていましたね。初めは怒っていましたが、そうすると余計に投げてました(笑)

途中からはいい意味で放置し、投げても危なくないものであれば怒らず、様子を見守りました。さすがに怪我しそうな時や、危ないものは怒りましたね!わざと赤ペンで血を書いて「痛い痛い…」と演技したこともありました!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

投げてもOKな環境作りをしてみる

長男はなんでも投げてみる子でした。そのため、テレビの画面には液晶パネルガードを取り付け、ガラスの置物なども撤去して、おもちゃなどを投げても大丈夫なような室内環境を作っていました。

子供は、投げると飛ぶ、落ちる、転がる、そんなことを学びながら、たくさん脳の刺激になっているので、投げることをやめさせる必要はこの年代ではしなくても良いと思います。大人の方が周りに他の子がいないか、危ないものがないかに配慮してあげる必要はあると思いますが、基本的には気が済むまでやらせてあげても構わないでしょう。

ただ、集団生活を送る上で、物を投げる行為は思わぬ事故を招く恐れがありますし、周りからも顰蹙を買うことが多いです。

なので、物心がついて幼稚園に上がる頃には、「投げるとぶつかって危ないんだよ」と、年代に合わせた注意をしていけば良いと思います。

40代前半/2人兄弟/女性

投げられたくないものは子供の手の届かなところへ

息子が1歳くらいの時は物を投げまくっていて、それがすごくストレスでした。とにかく手当り次第、何でも投げました。棚の本は全て外へ、玩具はぽーい、ちゃぶ台は(投げられないので)ひっくり返す・・・まるで、毎日「泥棒が入ったあと?」という感じでした。

子供の投げる後ろから拾って歩いた時もありましたし、どうせ汚れるならと、そのまま散らかしている時もありました。

対策としては、物理的に物を手の届くところに置かないことです。本棚は上の方だけ使い、下はスッカラカン。玩具も投げてもいいもの(ぬいぐるみとか)だけ手の届くところに置きます。ちゃぶ台は初めからひっくり返しておきましょう。

とにかく、壊れて嫌なものや床に傷がつくと思われるものは、全て見えないところや高い位置(棚の上や冷蔵庫の上など)にしまってしまうのがいいです。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

6位|淡々と接して子供の興味を削ぐ

淡々と接して子供の興味を削ぐ

優しく「ダメだよ」と声をかけ続ける!

うちの子も、物や玩具を投げて遊んだりする時があります。そんな時、「ダメだよ」と怒っても逆に楽しくなるのか、ずーっと投げ続けます。

私は、優しく「投げてはダメだよ」と声をかけて、子供から物を受け取ったり、逆にこちらが物を投げ続けるのを見せたりしました。「これはダメなんだよ」と分かってもらえるまでやりました。

子供がまたやり出したり、癇癪を起こして暴れたりしたら、優しく抱きしめてあげて声をかけます。「投げた物が当たったら、痛い、痛いになるんだよ」とも教えてあげます。

時間はかかるかもしれませんが、根気強く負けずに続けていくのがポイントになります。こちら側が困ったり怒ったりしたらダメなので、頑張りましょう。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

低い静かな声で短く「危ない、だめ」などと目を見て言う

1歳児が物を投げる理由は色々あるかと思います。中でも一番多いのは、「投げるという行為そのもの」を楽しんでいることだと思います。「物を投げてはいけない」という概念がないからです。

例えば、投げたものがボールなら、周りの大人たちは「すごーい!上手に投げられたねー!」と褒めてくれるのに、本だと怒られるというのは、何も知らない赤ちゃんにとって理解不能でしょう。

また、何かを投げた時に大きな声で「だめ!あぶない!いけないよ!」などと言うのは、逆効果だと思います。親が喜んでいると勘違いさせてしまう可能性があるからです。

そういう時は、淡々と拾う、もしくは低い静かな声で短く「危ない、だめ」などと目を見て言うのが良いと思います。

20代後半/男の子1人/女性

毎回無言で投げるのを止め続ける

1歳を過ぎると、周りの人を見る力が出てくる時期に入ります。自分が何かをすると褒めらたり、喜ばれたり、叱られたりすることで、相手となる人がどんな人かを見るようになります。

遊びで物を投げてしまった時も、周りにいた人がどんな反応をしたかで子供は学習します。投げても反応が無いとつまらなくなり、反応次第では遊びに発展します。大騒ぎされたりすると「自分が投げたことで、大人が反応してくれた!」と前向きに解釈して、エスカレートすることもあります。

または、叱られなかったことで「投げていいんだ」と認識し、何回も投げて遊ぶようになったり、自分が嫌な感情を抱くと投げなくなったりします。

投げて良いか悪いかは、周りにいる大人の対応を介して理解するので、これを逆手にとって対応しましょう。例えば、毎回無言で投げるのを止め続ければ子供も楽しくないし、遊びにも発展しません。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

1歳児が物を投げる時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が物を投げる時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

1歳児が物を投げる時の対処法アンケートでは、1位は『物や人が痛がっている事を教える』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

1歳児が物を投げる時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 1歳児が物を投げる時の対処法を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 1歳児が物を投げる時の対処法
1位 44票 物や人が痛がっている事を教える
2位 39票 投げて良い物と交換・上手に誘導
3位 33票 目を見て真剣に伝える・根気強く
4位 27票 子供の気持ちに寄り添う
5位 16票 安全な環境を作り、気楽に対処
6位 15票 淡々と接して子供の興味を削ぐ
その他 26票 上記以外の回答