1歳児が歩かない…パパママが実践した対処法

3位|手を繋ぐ・親が誘導する

手を繋ぐ・親が誘導する

子どもと向かい合った状態で両手を繋いで一緒に歩く!

うちの娘は、ちょうど1歳の誕生日を迎えた頃に、一人で2、3歩歩けるようになりましたが、そこから先がなかなか上手くいきませんでした。ちょうどその頃、歩く練習に効果的な方法を聞いたので、早速試してみました。

まず、子どもと向かい合って立ちます。子どもの両手を握って、「いち、に、いち、に」と声をかけながら一緒に歩くと、歩く練習になってとても良いそうです。

何日間か続けてみたところ、歩き方に少しずつ安定感が出てきた上に、一人歩きできる歩数が少しずつ増えていったのを覚えています。あっという間に一人でスタスタ歩けるようになりました!

あとは子どもから少し離れた所に親が待機し、「ママのとこおいで!」等、呼びかけるのも効果があったと思います!

30代前半/女の子1人/女性

2人の大人がそれぞれ子どもの手を持って一緒に歩く

1歳を越えると歩き出す子どもが多い中、うちの子はつかまり立ちはするのですが、進む手段がハイハイなままでした。ハイハイし出すのも遅かったので、歩き出すのも遅いのかなと感じていましたが、やはり歩き出さないと不安ですよね。

そこで、ファーストシューズを買った機会に家族で外に行き、子供の両手をそれぞれ大人が持ち、横並びで歩いたところ、ヨタヨタとしていましたが、子供も一緒に歩くことができました。

何度か同じ方法で散歩していると、子どもも歩き方の方法がわかってきたのか、1人で少しずつ歩けるようになってきました。

ハイハイからなかなか歩かなかったのは、歩くコツがわからなかったからなのでしょう。大人と一緒に楽しく散歩しながら、コツを掴んで歩けるようになって一安心しました。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

両手で手を繋いで歩く練習をする

うちの息子は1歳になっても歩くどころか寝返りもせず、ハイハイもしない子でした。座った状態のままお尻で移動する「シャフリングベビー」でした。シャフリングベビーは、運動機能や知的な発達に遅れがあるとかではなく、稀にいるみたいです。

座った状態で移動しているため、ハイハイと違って上体も起き上がっているため、本人は満足しているようで一向に歩く気配がありませんでした。「寝返りもハイハイもしないのに、歩くようになるのかな」「あの子はうちの子より後に生まれたのに、もう歩いてるし走ってる…」と他の子と比べてしまい、不安になる時ももちろんありました。でも、赤ちゃんにも個性があるし、一人一人成長のスピードも違います。なので、お子さんの今という可愛い瞬間をしっかり目に焼きつけ、焦らずゆっくりその子の成長を見守ろうという気持ちで穏やかに過ごすのが一番大事だと思います。

うちの子の場合は、テーブルでつかまり立ちをさせてみたりするようになってから、両手で手を繋いで少し歩いてみたりして、歩くことに慣れさせていきました。

1歳3ヶ月を過ぎたあたりで「おいで」と手を広げると、1、2歩前屈み気味で歩きました。そこからしっかり歩くまでは早かったです。3歳になった今ではたくさん歩き、走り回っています。

30代後半/男の子1人/女性

毎日、湯船の中で足を上下に動かす

長女は寝返りも毎日1度しかせず、1歳になっても歩く気配がまったくありませんでした。何か重い病気なのではないかと不安になり、病院に行ったのですが、どこも悪くないと言われました。

どうにか歩かせようと、大好きなお菓子を遠くに置いてみたりしたのですが、這いずって取りに行く始末でした。

そこで、毎日湯船の中で子どもの脇に手を入れ、浮かせてみたのです。すると子どもが少し足をばたばたさせたので、それから毎日主人と協力して、湯船の中で足を歩くように上下に動かす運動みたいなことをやりました。そうして手を離すと、自分で足を上下に動かすようになりました。

これの効果があったのかは定かではありませんが、それから間もなく、たどたどしく歩くようになりました。

50代前半/2人姉妹/女性

児童館などに行って少し大きい子供たちが上手に歩いているところを見せる

寝返りやはいはい、つかまり立ちは他の子供よりも早かった長男ですが、一人歩きに移行するのが遅かったので心配していました。つかまり立ちは上手にできるのに、そこから一歩踏み出すのがうまくできず、グラグラして結局尻もちをつく…の繰り返しが続きました。でも、つかまり立ちをするということは、立つことに興味があって、やる気はあるんだなぁとポジティブにとらえました。

そのまま保育園に入園しましたが、お兄さんお姉さんが楽しそうに歩いたり走ったりしているのを見て影響を受けたのか、歩くことだけでなく、おもちゃの遊び方や泣き方、返事の仕方までだんだん変わっていきました。

思い返せば、入園前から児童館などで他の子たちが立って歩いているのをまじまじと見たりしていたので、周りの影響を受けて成長が促進されることもあるんだと実感しました。

それ以降は、「見てみて!あの子、上手に歩いているね〜、楽しそうだね」と声をかけるように心がけていました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

歩く練習の時に手に物を持たせる

赤ちゃんの歩き出す時期には、個人差があると思います。

長女は1歳2ヶ月で歩きました。足腰を強くするために歩行器を使ったり、両手を繋ぎながら歩かせたりしていました。次女がくせ者で、1歳6ヶ月でようやく1歩だけ歩きました。児童館でも同じ月齢の子はすでに走り回っていましたが、立つこと自体が嫌いで、ずっと座っておしり歩きをしていました。

三女は1番活発な子で、1歳の誕生日の次の日に壁から手を離し、1~2歩歩きました。1週間経つとさらに歩けるように。三者三様で面白いですね。

色々試しましたが、全員に効果があったのは、物を持って歩いてもらうことでした。歩く練習の時に手に物を持たせると、普段よりたくさん歩くことができました。壁を掴んで歩いているつもりなのかも知れません。歩かなくて悩んでいる方に試してもらいたいです。

30代後半/3人姉妹/女性

4位|たくさん褒めてやる気にさせる

たくさん褒めてやる気にさせる

出来た時に褒める

1歳くらいの小さな子供は言葉で誘導しようとするよりも、出来た時に褒めるというか、一緒に喜んであげると自ら動けるようになると思います。

語弊を恐れずに言うと、ワンちゃんの躾と似たところがある気がします。人も動物も褒めることで、自分で「こうしたら褒めてもらえる」みたいに考えて行動できるようになると思うんです。

あと、両親はしっかり話し合って、子供の躾について対応を統一することも大事だと思います。お母さんは良いと言ったのに、お父さんはダメとかだと子供が混乱するからです。

物心がついていない乳幼児期はこのスタイルを遵守し、道理が分かってくる年齢になったらそれぞれの考えで接しても問題ないように思います。

50代前半/2人姉妹/男性

大げさに「すごいすごい」と褒めまくる

1歳前に歩き始める子もいれば、1歳を過ぎてもなかなか歩かない子もいます。一人ひとり身体つきも違えば性格も違うのだから、歩きはじめの時期もそれぞれのはずです。まずは、親が焦らないことが大事だと思います。

我が家の娘も1歳を過ぎてもなかなか歩かず、かなり心配しました。立てるけれど歩かなかった時期、私達夫婦はよく娘の後ろ側について、親の足の上に娘の足を乗せ、親の足を動かすことで歩く動作を教えていました。両手を持って支えれば歩いている感じにはなっていたので、足の病気などはなさそうに思えて、気長に時期がくるのを待てた覚えがあります。

1歳4ヶ月になった時、立ち上がっていた状態からたまたま体が前に傾いて片足を踏み出し、そのまま2、3歩進んで膝をつきました。その時、大げさに「すごいすごい」と褒めまくったところ、また立って数歩、さらに歩数を増やしてと、その数分で家の中を1周しました。1週間後には、買い物などに普通に歩いて連れて行けるようになりました。

歩けるようになるには、筋肉やバランス感覚などの身体能力が育ってきていることだけでなく、本人の気持ちも関係している気がします。医学的に治療が必要なケースでなければ、楽しく運動しながらのんびり待つのが近道かもしれません。

50代後半/2人姉妹/女性

ちょっと歩いた時にめちゃくちゃほめて大騒ぎする!

下の子は抱っこが大好きで、なかなか歩いてくれませんでした。そこでよくやっていたのが、ちょこっと歩いた時にほめまくって、きゃーきゃー大騒ぎすることでした。

歩きそうなそぶりをした時も、「えっ、えっ、歩いちゃう?」と大騒ぎをし、歩いたら「わー、歩いた!」と大きな声で喜びながら頭を撫で、「すごい!すごい!」と大騒ぎ。すると、どや顔でどんどん歩いてくれていました(笑)

私がそうやっていると、上の子も「歩いたねー」と下の子の頭をさすっていたので、ますます「どや顔行進」するように。

夫は初めはそんな私を引いて見ていましたが、下の子がどや顔で歩く姿見たさに同じように騒ぐようになりました。ちょっとしか歩かなかった時でも「すごいわ!」とすかさずほめていました。さぞかし、ご近所さんは騒がしい親子だなと思っていたに違いありません(笑)

50代前半/2人兄弟/女性

5位|手押し車や歩行器を導入する

手押し車や歩行器を導入する

好きなキャラクターの手押し車を押させてみる

1歳の頃は生まれ月によって成長の差がとてもあるのです。娘は比較的早く歩き出したのですが、「〇〇ちゃんは春生まれだから、早く歩けるのね」と言われたことがあります。周りのコメントなんて、大抵はそういう大雑把な判別だから、本当に気にしなくていいのです(笑)

でも、なかなか歩かなくて「足腰が弱いのかな?」と心配になる気持ち、分かります。

そういう時は、好きなキャラクターの手押し車を押させてみてはいかがでしょうか。アンパンマンやプーさん、キティなど、可愛くて音が出て安全な、幼児の興味を引く手押し車はたくさんあります。押す、歩くの運動をすることでよく眠ってくれるし、体力がついて足腰が鍛えられます。また、行きたいところに自分で行ける等、歩く楽しさを知れば、自然に歩き出すと思います。

ただ、大事なのは「抱っこ」をせがんでいる時は、抱っこで対応すること。1歳児をムリに歩かせる必要性はないと思います。疲れても抱っこしてもらえないとなると、子供が歩くことに対してネガティブな感情を抱いてしまう恐れもあります。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

立って歩く練習もかねて歩行器に乗せる

うちの子は体重が重かったせいか歩くのも遅く、なんでもゆっくり成長しました。初めは周りを見て焦ってしまいがちですが、必ず一つ一つできるようになります。一人一人ペースも違うので、不安もありましたが今となっては「あの頃は、どうしてあんなに不安だったのかな?」という感じです。

言葉が理解でき始めると、なんでもできるスピードがあがりますので、焦らなくて大丈夫です。

我が家はハイハイもスピードが遅かったので、立って歩く練習もかねて歩行器に乗せていました。すると面白いことに、歩行器のスピードは半端なくどこでもついてきます。最後にはシャーっと恐ろしい滑りを見せ、おばあちゃんや妹達が驚き、ツボに入るくらい笑っていました(笑)

歩行器は良くないと反対する方もいますが、乗せてみた結果、普通に育っているので大丈夫です。いろいろ試してみてください。

40代前半/2人兄弟/女性

6位|専門家に診てもらう

専門家に診てもらう

専門家に診てもらって、それからどうするか判断する

うちの子供は1歳を過ぎてもやっとつかまり立ちするくらいで、歩こうとしませんでした。

そんな折、風邪か何かでかかりつけの小児科に行き、ついでに歩かない件を相談したら、「市の保健センターに診てもらった方が良い。足の異常などがあるかもしれない」とアドバイスされ、動揺しながら予約を入れました。

運動の先生に診てもらったところ、「足腰もしっかりしているし、お母さんが優しくて泣けば飛んでくるから、自分から動く必要がなかっただけ」と診断されました。その時、先生が「ちょっと試してみましょう」と言って、子供を私から離れたところに置きました。そのまま様子を見ていたら、これまでちっとも歩かなかった我が子が、わあわあ泣きながらこっちに来ました!「こういう練習を積み重ねていけば歩けます。お母さんは泣かれてつらいだろうけど」と言われ、目から鱗でした。

このようなパターンもありますが、足に異常があったりする場合もあるので、まずは専門家に診てもらい、そこから解決に向けて動くのが最善のように思います。私はずっと不安な日々を過ごしていたので、先生に診てもらえて道筋ができて良かったです。

30代後半/女の子1人/女性

専門医の指示に従う

一歳児が歩かない時は、まず“歩かない”のか“歩けない”のかを見極めることが重要になってくると思います。

どの月齢かにもよりますが、住んでいる市区町村の検診に行って指摘されたら、一度お医者さんに診てもらっても良いかもしれません。その結果、身体的な問題があるなら、できるだけ早く治療に取り掛かりましょう。

逆に身体的な問題がないことが分かれば、のんびりゆっくり様子を見ていいと思います。いずれは歩くようになるのだから、今この時を焦らず見守ってあげましょう。

気になるようなら、立たせて手を引いて少し歩かせてみるというのを、子供が嫌がらない程度に毎日少しずつ続けてみると、刺激になっていいと思います。

20代後半/男の子1人/女性

1歳児が歩かない時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が歩かない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

1歳児が歩かない時の対処法アンケートでは、1位は『焦らず子供のペースを尊重する』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

1歳児が歩かない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 1歳児が歩かない時の対処法を回答
調査期間 2023年09月09日~09月24日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 1歳児が歩かない時の対処法
1位 65票 焦らず子供のペースを尊重する
2位 34票 好きな物を活用・遊びを交える
3位 33票 手を繋ぐ・親が誘導する
4位 17票 たくさん褒めてやる気にさせる
5位 11票 手押し車や歩行器を導入する
6位 10票 専門家に診てもらう
その他 30票 上記以外の回答