【パパママ別】共働き子育てのコツやポイントを経験者が紹介

【パパ編】共働き子育てのコツ・ポイントランキング

順位 割合 共働き子育てのコツ・ポイント
1位 35% 家事・育児の分担を平等に
2位 24% 互いに思いやること
3位 18% 子供の目線に立つ・子供優先
4位 12% 頑張っている姿を子供に見せる
5位 6% 子供の自立を促す
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた共働き子育てのコツ・ポイントアンケート』によると、1位は『家事・育児の分担を平等に』、2位は『互いに思いやること』、3位は『子供の目線に立つ・子供優先』という結果に。

割合で見てみると、1位の『家事・育児の分担を平等に』が約35%、2位の『互いに思いやること』が約24%、3位の『子供の目線に立つ・子供優先』が約18%となっており、1~3位で約77%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の共働き子育てのコツ・ポイント16選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|家事・育児の分担を平等に

家事・育児の分担を平等に

夫婦で役割分担すること

初めて子育てを始めた時は、共働きだったにも関わらず、勤務時間の長さなどから妻に任せっきりになっていました。

しかし、妻に全て子育てを任せてしまうと、夫婦間の関係がこじれてしまい、結果的に子ども達にも良い影響を与えないし、家庭がおかしくなると感じました。

そこで、夫婦で役割分担をしてお互いで負担軽減を行い、子育てに関する悩みを共有するようにしました。そうすることで、夫婦間のいざこざも無くなり、子どもに対しても余裕を持って接することができるようになりました。

子育てをするには、自分達の気持ちにどれだけ余裕があるかで、子ども達への対応も変わってくるかと思います。まずは、子育てについて考える前に、夫婦としてどのように子どもに接していくかを考えることをオススメします。

30代前半/3人兄弟/男性

夫婦で家事を協力する

やはり家事は協力することを忘れずに。どちらか一方に負担が偏ると、ストレスから家庭の空気が不穏になり、子供の成長にも良くありません。

子供との時間は仕事している時より短いため、全力で遊んであげるようにします。いいことは褒めてあげて、悪いことをしたら叱ることを忘れないようにします。また、一緒に散歩にでかけて運動させることで、私自身も運動できるので一石二鳥となってます。途中、スーパーなどに行って商品を覚えさせたりして、子供の成長を見届けています。

親としてイラつくこともありますが、それはこちらがこうしたいという気持ちと子供がこうしたいという気持ちがミスマッチしているからであり、子供を尊重してあげるのが親としての対応だと思っています。

なにかあれば、友人や同じ世代の子供がいる親に相談するのもいいかと思います。子供の成長は早いので、一分一分を大切に見守ってあげましょう。

30代前半/男の子1人/男性

家事、育児を分担にする

共働きでストレスが溜まっており、妻とは喧嘩ばかりでした。今にして思えば、子供に対して悪影響なことをしていましたね。

なので妻と話し合い、家事分担することにしました。妻は料理、私は料理以外全部です。そしたら妻の負担が減って夫婦仲も良くなり、子供達も言うことも聞いてくれるようになりました。

それまでは、反抗したり暴言を吐いたりひどいもんでしたが、私と妻が仲良くしていると子供達みんなでワイワイしているので、全ては親次第なんだなと思いました。

結局「あれやれ、これやれ」とか言っても子供は大きくなれば反発するし、言うことも聞かなくなるので、優しく言い聞かせるのが一番だと思いますね。感情的になって言っても逆効果です。

40代前半/3人兄妹・姉弟/男性

とにかく男も家事に参加する!

うちは授かり婚のため、すぐに育児が始まりました。そのため妻も仕事復帰は早かったです。生後半年から保育園に預けていました。妻もフルタイムで働いており、不規則な勤務でした。私は比較的安定しており、送り迎えなどもほとんど私でした。

子ども中心の生活になると、ごはんも妻を待つわけにいきません。離乳食を作ってやったことも少なくはありません。しかし、なんでもかんでも1人でできるわけではありません。ましてやそれを毎日続けることは本当に難しいことです。仕事の都合で会議があったり、出張もありましたから・・・。

そんな中、助けてくれるのは両親です。両家の両親と仲良くすることで孫をみてもらうこともできるので、親は安心して仕事ができます。

妻と2人きりだと難しかっただろう子育ても、たくさんの親族に見てもらいながら続けることができています。いつも本当に助かっています。

30代前半/3人兄妹・姉弟/男性

夫婦で協力してそれぞれ自分の時間を持つこと

時間の使い方の重要性を感じていました。お互い違う職種なので、出社時間も帰宅時間も違っていたため、子供と触れ合う時間も違いました。

一緒に過ごせる時は楽しく過ごしていきたいので、効率よく家事を回す事により、その時間を増やしていこうと話し合っていました。

もちろん自分の時間の大切さも考慮します。例えばランチや趣味等、ストレス発散の時間も設けていました。そうすることで心が豊かになると思っているからです。

子育てと仕事でイライラしてストレスが溜まる事もあるので、夫婦で協力してそれぞれ自分の時間を持つことが大切だと思っています。

30代後半/3人兄妹・姉弟/男性

しっかり夫婦で話し合って家事の分担や子供達の送迎を考える

共働きをしていると時間に余裕がなくなり、帰る時間もそれぞれ違うので、しっかり夫婦で話し合って家事の分担や子供達の送迎なりを考えるべきだと思います。

夫婦で話し合っていないと喧嘩が絶えず、子供に使う体力を喧嘩で使うはめになるので、なるべく無駄を省いて子供と向き合っていける時間を作る事が大切だと思います。

あとは、子供が大きくなるにつれて、ある程度は突き放すというのも必要な事だと最近気づいてきました。

親も子供と同じように親離れ子離れして、いい距離感で付き合っていけたら、いい子に育つと思いながら子育てを頑張っています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|互いに思いやること

互いに思いやること

お互いに思いやりの心をもって接することが一番

先に帰宅したほうが、風呂掃除と夕食の準備をするようにしています。大抵は妻の方が早く帰宅するので、私もなるべく早く帰って手伝うようにしています。妻は疲れているとイライラしがちになるので、子供の面倒をお願いする代わりに家事はなるべく私がするようにしていました。

そのうちに幼稚園の準備や学校の準備、朝のお弁当作りなども手伝うようになり、この頃から妻の態度や表情が変わってきたように思います。やっぱり妻への思いやりが、子育てにもいい影響を及ぼしているのかなと思いました。

自分の事は二の次で、妻への思いやりが家庭円満・子育て教育にもいいと思います。おかげさまで、妻も優しく笑顔が増えてきたように思います。

何も難しく考えないで、お互いに思いやりの心をもって接することが一番だと思います。

60代前半/2人兄弟/男性

相手の意見を聞いて、合わせてみる

共働きでの子育てはどちらかが折れることが大切だと考えています。お互いに「こう育てたい、育ってほしい」という気持ちが強すぎると、しつけの仕方や教育方針ですれ違ってしまいます。

自分の好き勝手な気持ちを押し付ける、または相手から押し付けられることが多くなれば、居心地の悪い空間ができて会社でも家でも疲れてしまいます。

相手が折れてくれれば楽ですが、そうは行かないことが多いと思うので、まずは相手がどう思って子供に接しているのかを聞いて、合わせてみることから始めましょう。

自分と違えば自然と方針も変わりますし、合っていればそのままでいいので、夫婦がぶつからない子育てを心がけましょう。

30代前半/女の子1人/男性

妻を労わり、ポジティブな言葉をかける

私は必ず、妻を1日数回褒めています。もうルーティーンになっているので、意識してやっているわけじゃないですけれど、基本的になんでもいいんです。素直に「偉い」、「すごい」、「頑張ってるんだね」、「こんなとこがいい所だよ」みたいな感じです。

こうすることで妻の機嫌が良くなると、家族全体の雰囲気も良くなる気がします。

あとは、ちょっと高級な甘いものを買ってきて、子供のいない時(寝かしつけた後とか)に週1ペースぐらいで一緒に食べています。その時は基本ポジティブな話題を率先して話します。

共働きでお互いしんどいのは当たり前。特に妻には、子育て、家事、仕事とトリプルワークで無理させているので、ごめんよりありがとうを伝え続けています。

30代前半/2人兄弟/男性

お互い気を遣いながら様子を窺って生活する

妻も働くとなると、お互い時間があまり無くなってしまうので、お互い気を遣いながら様子を窺って生活することが必要です。相手がイライラしそうなら家事や育児を代わってあげるなど、自分に出来る限りのことをします。

また、子供が小学生になり、宿題を見るのが大変だということに気付きました。仕事が終わってご飯を食べてから宿題を見ると、結構良い時間になってしまうことがしばしばあります。でも、夫婦どちらかが見られる範囲で宿題を見るようにしています。

子供が高学年になるまで留守番させるのは不安なので、どうしてもおじいちゃん・おばあちゃんの助けが必要になってしまうことは避けられません(親に感謝です)。

30代後半/2人姉妹/男性

パパ編3位|子供の目線に立つ・子供優先

子供の目線に立つ・子供優先

子供がやりたい事などはほぼ全てチャレンジさせる

子供が出来た、もしくは作るというタイミングで、まずは住環境をしっかり整えておくことがすごく重要だと思います。

周りの環境、ある程度の利便性、保育園、幼稚園、小学校へ通う際の距離、小児科のある病院、歯医者、スーパー、ドラッグストアなど、子育てをする上で必要不可欠なものが揃っているか、ない場合に代替が利くかなどをチェックするのは大切です。

また、昔と違い、今は叱るより褒めて育てる時代だという事を学びました。強い言葉を使うと萎縮してしまうため、大らかな子に育たないんですよね。少しくらいの悪さをしても、ガミガミ言わず笑ってあげるくらいの余裕が親には必要です。

共働きで寂しい思いをさせているので、やりたい事などはほぼ全てチャレンジさせてやるのも良いと思います。

40代前半/男の子1人/男性

二人で子供中心の生活を心がけていく

私たちは二人とも大の酒好きだったので、ずっと晩酌をしながら子育てをしてきました。

酒飲みにとっては当たり前のことですが、飲んでから子供と遊ぶ、勉強を教える、説教をする…というのは、もったいないなと思うようになりました。

アルコールが入っていると、どうしても頭がぼーっとなりますからね…。やはり、子供との貴重な時間を無駄にしない為にも、二人ともシラフである事が1番だと思います。

子育て期間は短いので、二人で子供中心の生活を心がけていく事が大切だと思います。

40代前半/3人兄弟/男性

夫婦どちらかが怒ったら、どちらかはフォロー役になる

親とは言え、心に余裕がない状況では、子供の理不尽なわがままに感情を抑えられないこともあると思います。そんな時、心のままに怒りをぶつけてしまうと、子供は委縮したり感情を表に出さないようになってしまいます。

そこで、どちらかの親が叱ったら、もう片方の親は優しく抱きしめるようにしました。または、子供の意見を否定しないで聞いてあげます。子供が落ち着くまで聞いてあげるというのは根気のいることですが、徐々に子供もわかってくれます。

あとは離乳食が終わったら、子どもと親は基本的に同じ食事を摂るようにします。大人だからと言って、自分たちだけアルコールを飲むようなこともしません。

同じ食事を囲むことで距離が近づくので、子どもと一緒に会話をしたり食事を楽しむことが出来ます。

30代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編4位|頑張っている姿を子供に見せる

頑張っている姿を子供に見せる

親が楽しそうにしている姿や、辛そうだけど頑張っている姿を見せること

お互い仕事をしていて家事もあるので、色々と分担していても、ついつい忘れてしまうこともあると思います。そういう時にイラっとしてキツイ言い方をしてしまうと拗れるので、笑って注意しあったり「忘れたら罰ゲームね!」等、面白い方法で解決するのをおすすめします。

お互いの仕事の大変さや、家事の大変さは人それぞれ個人で差があります。なので、決して相手と自分を比べたりしないこと。

子供は親を見ています。子供にあれこれ言ってしつけることも多少は必要かと思いますが、まず親が楽しそうにしている姿や、辛そうだけど頑張っている姿を見せることが実は1番説得力があったりもします。子供からの反応はないですが、必ず伝わっています。

子供が小さくて子育てに悩んでいる方、子供も大人もできないことは同じようにあります。大きく広い心で子供を見てあげてください。

30代後半/3人姉妹/男性

活き活き働いている姿を見せ、子供の勤労観の醸成を大切にする

あれこれ言葉で伝えると、「こうしなさい」「これをやりなさい」と指示的な表現になり、子供もへそを曲げるので、見守ることを心掛けています。

また子供の勤労観の醸成を大切にするために、仕事については活き活きと働いている姿を見てもらおうと意識しています。最近は在宅ワークが多くなったので、子供自身が自宅で仕事する親の姿を見ているので、会議中の言動も含めて、すごく注意を払うようにしています。

自宅で仕事の愚痴をこぼす時も、「今日は課長に叱られちゃった」に加えて「でもすごく勉強になったので次は頑張れるよ」などと、ポジティブな表現を付け加えたり、素直にうれしかったことや、やりがいなどを日常会話で話すようにしています。

共働きなのでそれぞれの職業観を話すところがポイントだと思います。

40代前半/女の子1人/男性

パパ編5位|子供の自立を促す

子供の自立を促す

子供には、自分で出来ることを自分でやらせる

とにかく子供には「自分で出来ることを自分でやる」ということを徹底させていました。

共働きとなると、どうしても手が離せない時などもあるので、子供自身が自分でやるという事を意識させて、出来ても出来なくても必ず褒めます。出来なかった時にはどうして出来なかったのか一緒に考えて、「次は出来るようにしよう」とお互いに理解し合えるように夫婦で協力し、子供と向き合ってきました。

また、遊ぶ時は思いっきり遊び、勉強する時は集中して勉強することも徹底していました。私自身もそのように行動し、遊ぶ時は遊び、仕事する時は仕事するという姿勢を子供に対して見せました。

とにかく子供に真剣に向き合い、じっくり話し合う事が良いと思います。

30代後半/男の子1人/男性

共働き子育てのコツ・ポイントまとめ

この記事では、共働き子育てのコツ・ポイントを体験談と共にご紹介してきました。

共働き子育てのコツ・ポイントアンケートでは、ママ側の1位は『家事・育児の分担を平等に』、パパ側の1位は『家事・育児の分担を平等に』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】共働き子育てのコツ・ポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 共働き子育てのコツ・ポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 共働き子育てのコツ・ポイント
1位 36票 家事・育児の分担を平等に
2位 30票 無理しない・頑張りすぎない
3位 16票 互いに思いやること
4位 6票 家族が楽しく過ごせるよう気遣う
5位 5票 頑張っている姿を子供に見せる
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】共働き子育てのコツ・ポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 共働き子育てのコツ・ポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 共働き子育てのコツ・ポイント
1位 35票 家事・育児の分担を平等に
2位 24票 互いに思いやること
3位 18票 子供の目線に立つ・子供優先
4位 12票 頑張っている姿を子供に見せる
5位 6票 子供の自立を促す
その他 5票 上記以外の回答