2歳児が野菜を食べない…パパママが実践した対処法34選

3位|当事者意識を持たせる

当事者意識を持たせる

収穫体験で興味を持たせる

うちの息子は、知っている味の物しか食べたくないタイプ。苦手な物を口に入れると「おえっ」となってしまうので、せっかく作ったのに全く手を付けてくれなくて悲しい思いをしたことは数知れず・・・。

ところがある日、おじいちゃんの家の庭で苦手なミニトマトを一緒に収穫したことがありました。自分で洗ってお皿に盛ると、なんだかいつもよりもおいしそうに見えたようで「一口だけ食べてみたい」と自分から言ってきました。そして実際に食べてみると「おいしい!」と言って、収穫分全部平らげてしまいました!

それ以来、「一口だけ食べてみたら、トマトみたいにおいしいかもよ?」を合言葉に、色々な野菜にチャレンジしていきました。

中学生になった息子は今、苦手な野菜はほとんどなく、最近はジャンルが海の幸に変わり、日々チャレンジしています。

30代後半/男の子1人/女性

一緒にクッキングしてから食べさせる

野菜独特の苦味は、子どもには食べにくいもの。2歳児ならなおさらです。無理に食べさせようとすると、親子ともどもストレスになり、食事の時間が苦痛になってしまう可能性もあります。

それではよけいに食べなくなってしまうので、まずは調理を工夫するのが良いかと思います。カレーやお好み焼きなど、好きなものに入れてみたり、小さく刻んでハンバーグやチャーハンに入れてみたり。子どもの好きなものにさりげなく混ぜると、抵抗感が薄くなるし、栄養も摂ってもらえますね。

それでもダメな場合にオススメなのが、一緒に料理をすることです!2歳では包丁は難しいかもしれませんが、ちぎったり混ぜたりはできますよね。サラダの野菜を一緒にちぎったり、「みじん切りを混ぜ混ぜして!」と頼んでみたり。塩などの味付けをお願いしたり、野菜を洗うということもできるし、2歳でも意外とできることはあります。

調理前に野菜の形をしっかり見せておくと、「この野菜を自分がお料理したんだ」と認識できるし、自分で作ったものって不思議と食べてくれるんです!上手くできなくて片付ける手間がちょっと増えちゃうかもしれないので、時間に余裕がある時にお試しください!

40代後半/3人兄妹・姉弟/女性

野菜を見せて、料理を手伝ってもらう

子供が食べたくなるように、食べてほしい野菜の名前を入れた替え歌を歌ったり「お口の中に〇〇入れられるかなー?」とこちらもテンション高めに声をかけたりしています。

他にも調理する前の野菜を見せて、触らせて、洗ったり皮を剥いてもらったりして手伝ってもらいます。

その後、食べる時に「さっき洗ってくれた〇〇だよ」「ちぎってくれた〇〇だよ」「△△ちゃんが作ってくれたから、今日の〇〇はすっごくおいしいよ!」と褒めて、とりあえず口の中に入れてもらいます。

口の中に入れたら意外とそのまま食べてくれることも多いので、量は少なくても何とか口の中に入れてくれるよう、あおりまくっています(笑)そして食べたことを大袈裟に褒める!これの繰り返しです。

30代後半/女の子1人/女性

4位|嫌いな理由を探り、工夫する

嫌いな理由を探り、工夫する

何が好みじゃないか探ってみる

下の子の野菜の好みが掴めず苦労しました。例えばキャベツ。離乳食のペーストやポタージュは喜んでいたのに、形がわかる大きさはダメ。でも生のキャベツは大丈夫で、キャベツを抱えてちぎって食べます。

なぜだか分からず、知り合いの和食屋さんに聞いてみたら、野菜1種類だけで調理することをお勧めされました。生、網で焼いただけ、オーブン、フライパンで炒める、蒸す…一度に全部試すのは大変なので、少しずつ。どれが好みか探るゲームみたいなものです。うちの場合は、網で焼いて香ばしい香りがするものを好むと判りました。ちょっと面倒でしたが、子供の分は焼き野菜にしておいて使い回しました。

お喋りができるようになってからは、苦手な理由を話してくれるようになりました。後になって判ったことですが、ナス科のものは口の中がイガイガする、甘みの強いトマトは皮を飲み込むタイミングがわからない、キノコを噛むとキュッキュッと音がして怖いとのこと。キャベツの場合は単に生が一番甘さを感じるという理由でした。理由を知れば納得です。

野菜を食べないお子さんも、ひょっとしたら表現できない苦手な理由があるのかもしれません。どれか1種類でも、食べられる野菜だけを食べ続ける時期があっても良いと思います。子供向けの野菜ジュースや青汁などもありますし。悩みも大きいかと思いますが、根を詰めすぎないで欲しいです。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

食べやすくし、親が目の前で食べてから渡す

長女も長男も好き嫌いが激しく、離乳食もまともに食べなかったので、その後の食事に困りました。何を出しても食べなくて、唯一口にしたのが、長女は白米。長男は食パンでした。

野菜も肉も魚も食べなくて困り果てた時、「もしかしたら、素材の味が大人が思うより、よく分かってないから怖いのかもしれない」という考えに行きつきました。「バランスよく食べさせないといけない。色々な味を覚えさせないといけない」と育児の固定観念に縛られているかもしれないと思ったその日から、与え方を変えてみる事にしました。

下茹でした野菜をスティック状に切り、マヨネーズ・ケチャップ・塩・ソース・味噌と、そのままでも食べられる調味料を付けて、私が目の前で食べてから子供に渡してみました。すると今までが嘘のように野菜を食べ始めました。

そこから徐々に色々な野菜を食べるようになり、入園に間に合いました。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

5位|悩み過ぎず、長い目で見ること

悩み過ぎず、長い目で見ること

悩み過ぎず、気持ちに余裕を持って接する

うちの子は食が細くて、食事自体をあまり食べない子供でした。小2の現在もあまり食べません。栄養のバランスを考えて野菜もキチンと摂らせたいと試行錯誤しましたが、なかなか食べてくれず、毎日食事の事を考えると憂鬱でした。

そんな時、保育士の友人から言われた言葉が「野菜を食べなくても死なないし、子供はちゃんと成長するから気にするな」でした。初めての子供、しかも高齢出産だったので何か問題があってはいけないと、マニュアル通りの子育てに捕らわれていた私の気持ちを察しての言葉だったと思います。保育のプロである友人の言葉で、私の気持ちは軽くなりました。

子供は今も野菜は嫌いですが、2歳の頃に比べれば格段に食べる様になりました。特に給食だと、周りのお友達の手前もあってか、好き嫌いをせずに完食出来る様です。

ですから、2歳の今、野菜を食べない事を気にして悩み過ぎずに、「そのうち食べるだろう」と気持ちに余裕を持って接していれば、ちゃんと食べられる様になる日は来ます!大丈夫です!

50代前半/女の子1人/女性

無理に食べさせずに子供の主張を受け入れる

せっかく作ったご飯を子供が食べない時、最初はイライラもしたし悲しくもなりました。でも、大人でも食べる気分にならないことがあるように、子供なりに食べたくない理由があるんだと思います。

そこで、今食べないと死んでしまう!という事態にならない限り、嫌がるなら無理に食べさせずに子供の主張を受け入れるようにしました。

また、『食べなさい!』と言うと『イヤだ!』と反発するので、『どれが食べたい?』と聞いてみたり、何も言わずにひとまず、自分が先に美味しそうに食べる姿を見せると、意外に子供から『それなに?〇〇も食べる!』と言ってくることもあります。

本当に食べない時はカレーに混ぜたり、野菜ジュースをあげたりしていました。

20代後半/女の子1人/女性

2歳児が野菜を食べない時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた2歳児が野菜を食べない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

2歳児が野菜を食べない時の対処法アンケートでは、1位は『好きな物に隠す・調理法を変える』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

2歳児が野菜を食べない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 2歳児が野菜を食べない時の対処法を回答
調査期間 2023年09月09日~09月24日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 2歳児が野菜を食べない時の対処法
1位 102票 好きな物に隠す・調理法を変える
2位 32票 楽しい雰囲気作り・興味を引く
3位 17票 当事者意識を持たせる
4位 11票 嫌いな理由を探り、工夫する
5位 10票 悩み過ぎず、長い目で見ること
その他 28票 上記以外の回答