【パパママ別】子育てにうんざり…経験者が実践した33の対処法

【パパ編】子育てにうんざりした時の対処法ランキング

順位 割合 子育てにうんざりした時の対処法
1位 35% 適度に手を抜くこと
2位 24% 対応の仕方や見方を変えてみる
3位 13% うちだけじゃない・今だけだ
4位 12% リラックスタイムを設ける
5位 11% 子供の目線に立って対応する
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てにうんざりした時の対処法アンケート』によると、1位は『適度に手を抜くこと』、2位は『対応の仕方や見方を変えてみる』、3位は『うちだけじゃない・今だけだ』という結果に。

割合で見てみると、1位の『適度に手を抜くこと』が約35%、2位の『対応の仕方や見方を変えてみる』が約24%、3位の『うちだけじゃない・今だけだ』が約13%となっており、1~3位で約72%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てにうんざりした時の対処法8選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|適度に手を抜くこと

適度に手を抜くこと

子育ての手を抜き、休むこと

子育てにうんざりしてきた時には、子育ての手を抜き、休みましょう。

世間の大人は「あらゆる物事に手を抜くのはけしからん!」という思考を持っている人が非常に多いのですが、実は手を抜かない事のほうがけしからんのです。理由は「常に完璧主義・全力主義」で暮らしていると、ストレスと肉体的な過労が合わさり、予期せぬ病気を発症する恐れが大いにあるからです。

うんざりしながらも我慢して子育てをし、病気になっては元も子もありません。子育てはパートナーに任せきりになり、治療のために出費が増えて、家族の仲も不穏になってしまうでしょう。下手をすればストレスが爆発し、犯罪行為に手を染めてしまう恐れもあります。総合的に考えて、明らかに手を抜きながら生活していった方が、みんなにとってメリットがありますよね!

一昔前なら「何事も手を抜かず、真剣に生きる事が美学だ!」という風潮がありましたが、今はその限りではありません。正直な話、子供はご飯さえ食べさせていれば勝手に大きくなりますので(笑)、過保護にならずゆっくり休んで下さい。そして身体や心の疲れが取れたら、また子育てに励めばいいのです。

40代前半/2人兄弟/男性

子育てをサボる日を作る!

子育てで疲れているのであれば、「仕事が休みの日でも子どもを保育園に預ける」というのはありだと思うのです。私は保育士ですので、本当はこのようなことを言ってはいけないのですが、無理をすべきではありませんし、実は私自身もそのようにすることがあります。

例えば小学生以上であれば、保護者が平日休みでも基本的には学校があります。しかし乳幼児期はその限りではありません。その上、乳幼児期は手がかかる、イヤイヤ期や反抗期があるなど子育ての難易度が高いのです。

そこで、あらかじめ仕事の休みを取っておき、「この日は自由に過ごす!」という日を決めて、気分を切り替えるのが効果的だと思います。もちろんそれだけで子育ての悩みは消えないでしょうが、保護者の「心の健康」は良い子育てにつながるのです。

ただしこの方法はあまり続けて行うと、保育園によっては目を付けられることもなくはないです。またお子さんの発熱などで職場に連絡を入れられて、「今日は休んでいる」ということが発覚する可能性もあります。ですのであくまでたまに行うようにし、その日は連絡ノートに「今日の連絡は、直接携帯に」など書いておき、早めにお迎えに行くなどするのが良いでしょう。

40代前半/男の子1人/男性

あえて「放っておく」ようにし、無理に全てを対応しない

親も人間なので、子育てに疲れることがあります。特に新生児の時はとにかく泣きまくるので、うんざりしてしまう人も少なくない気がします。

泣いたら、お腹が空いていないか、オムツが汚れていないか、洋服が乱れていないかを確認して…一通り全部確認しても、まだ泣き止まないなんてことは頻繁にあると思います。

1日や2日、数日程度なら、なんてことないかもしれませんが、ここに寝不足が加わり、家事も溜まっている上、家族がフォローしてくれない…みたいなことになったら、いよいよカオスな状況になると思います。こんな状況が数日続けば、うんざりしておかしくなるのも当然です。

なので、あえて「放っておく」を積極的に行いましょう。無理に全てを対応しないことで、かえってやるべきことが見えてくる場合もあります。

30代前半/男の子1人/男性

パパ編2位|対応の仕方や見方を変えてみる

対応の仕方や見方を変えてみる

穏やかに接し、子供の言動をうまく誘導する

子供が3歳になった頃から、「気に入らないことがあるととにかく大きな声を出す」という恐ろしい手段を覚えました。家の中ならまだしも、外でこのモードになられた時は、周りの目もありもう大変です。

初めのうちはこちらもイライラしてしまい、つい叱ってしまっていましたが、それでは何も改善しませんでした。

妻と相談し、「優しくお話ししてね」をキーワードにしつつ、大声を出している時の主張は取り合わないようにしました。そうすると、大声を出してもどうにもならないことに気付いたのか、少しずつ自分の気持ちを冷静に伝えてくれるようになりました。

子供が伝えてくれた後は必ず、「優しくお話ししてくれてありがとう」とお礼を伝えることで、お互いに少し優しくなれた気がします。

30代前半/2人姉妹/男性

不快な言動をネタとしてSNSに公開し、世間の反応をフィードバックする

子供にはなるべくネガティブな言葉は教えないように育てていたのですが、ある程度の日常会話が出来るようになってきた2歳ぐらいの頃、どこで覚えたのか汚い言葉や卑猥な言葉を発するようになりました。

言葉で注意してもなかなか止めず、手をあげるような真似もしたくないので、どうしたものかと悩んでいました。

そこで子供が何か言う度に携帯の動画に収めておくようにし、時間をおいて本人に見せたりしていました。

親として子供の顔を全世界に公開するのはやや気が引けましたが、後に削除すれば良いかと思い、TikTokなどのSNSで公開して笑いのネタにするようにしていくと、本人も他人からの影響を気にするようになり、徐々に汚い言葉を発する機会が減っていきました。

40代後半/男の子1人/男性

パパ編3位|うちだけじゃない・今だけだ

うちだけじゃない・今だけだ

「子どもを抱きかかえてあげられる貴重な時間」と意識する

うちの子は2歳くらいまで寝つきがあまり良くなく、縦抱きしないと寝てくれませんでした。さらにベッドに優しく寝かせないと背中スイッチが発動して、すぐに目を覚ます子どもでした。

普段から寝不足の日々でしたが、子どもが1歳の頃、妻に同窓会の案内があったので快く送り出しました。その日は母親がいない不安もあったのか、いつも以上に寝つきが悪く、縦抱きしても歩き回っても、何をしても大泣きし続けるという時間が1時間以上続き、さすがにノイローゼになりそうでした。

その時に、「こうやって抱きかかえてあげられるのは、何歳くらいまでなんだろう?」と考え、無理に寝かしつけようとせず、抱っこしている時間を2人だけの貴重な時間だと開き直るようにしました。すると、寝てくれなくても辛い時間ではなくなり、逆に幸せを感じる時間になりました。親の心が落ち着いているのが子どもにも伝わるのか、何とか寝かしつけようとしていた時よりも寝かしつけが楽になったという実感もありました。

子どもの成長はとても早く、もう抱っこしたくてもさせてもらえません。当時は大変なこともありましたが、今では微笑ましくなる良い思い出です。

30代後半/2人姉妹/男性

パパ編4位|リラックスタイムを設ける

リラックスタイムを設ける

「ながら遊び」をすること

子供が親とベッタリ遊ぶのは10年もないです。子供と一緒になっていかに楽しく遊べるかがカギですね。あっという間に時は流れ、大きくなると友達と遊ぶのがメインになり、今度は親が子供と遊びたくてしょうがなくなります。付き合ってくれなくて、寂しいこともしばしば・・・。

なので「子供と遊べるこの瞬間が一番楽しい、大事だ」と思うと良いと思います。子供が大きくなった今、私はつくづくそう思っております。

とはいえ、自分の時間が全くないとうんざりしてきますよね。私もそうでした。私は本を読むことが好きなので、子供と遊びながらたまにアプリを使って「耳」で本を読んでいました。なかなか良いアプリでしたね。読む速度を変えることもできましたし、要約版もあったりと、何かと重宝しておりました。

遊びながらもちょっと自分がやりたいこともする「ながら遊び」はいかがでしょうか。

40代後半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編5位|子供の目線に立って対応する

子供の目線に立って対応する

子どもの目線で考えるようにしてみる

3~4歳頃の子供はとにかく自己主張が激しくなってきます。でも出来ることは限られているので、親子で分かり合えないことも増えてきます。しかも他の子とも比べてしまい、「どうしてウチの子はできないのだろう」と余計にイライラしました。

その頃、ちょうど職場で研修があり、「若手にレクチャーする際は、若手の目線になって考えることが必要」ということを学びましたので、それを子供に当てはめてみました。つまり、子どもの目線になって考えるということですね。先入観や親の目線は完全に捨て去る必要がありますが、子どもの目線になることでストレスも減り、結果として子どもが何を言いたいのか、伝えたいのかが理解できるようになってきました。

また、大人が理解してあげることで子どもにとっても良い環境になったのでしょう、グズることも減ってきました。

子どもはまだ言葉が未熟であり、大人に伝えたくても伝えられないのです。そこに気付き理解してあげることが実は大切なのだと分かりました。自分も未熟だったと反省させられましたね(笑)

40代後半/2人兄妹・姉弟/男性

子育てにうんざりした時の対処法まとめ

この記事では、子育てにうんざりした時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てにうんざりした時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『リラックスタイムを設ける』、パパ側の1位は『適度に手を抜くこと』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てにうんざりした時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てにうんざりした時の対処法を回答
調査期間 2023年09月09日~09月24日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てにうんざりした時の対処法
1位 33票 リラックスタイムを設ける
2位 20票 子供の目線に立って対応する
3位 15票 うちだけじゃない・今だけだ
4位 11票 対応の仕方や見方を変えてみる
5位 7票 周囲を頼る
6位 6票 物理的に離れる・放置する
その他 8票 上記以外の回答

【パパ編】子育てにうんざりした時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てにうんざりした時の対処法を回答
調査期間 2023年09月09日~09月24日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てにうんざりした時の対処法
1位 35票 適度に手を抜くこと
2位 24票 対応の仕方や見方を変えてみる
3位 13票 うちだけじゃない・今だけだ
4位 12票 リラックスタイムを設ける
5位 11票 子供の目線に立って対応する
その他 5票 上記以外の回答