【パパママ別】子育てで怒鳴ってしまう…経験者の対処法

【パパ編】子育てで怒鳴ってしまう時の対処法ランキング

順位 割合 子育てで怒鳴ってしまう時の対処法
1位 45% 子供の立場に立ってみる
2位 20% 距離を取って落ち着く・深呼吸
3位 11% 改めて子育てのコツを学ぶ
4位 10% 緩急をつけて叱る
5位 9% 子供に期待しすぎない
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てで怒鳴ってしまう時の対処法アンケート』によると、1位は『子供の立場に立ってみる』、2位は『距離を取って落ち着く・深呼吸』、3位は『改めて子育てのコツを学ぶ』という結果に。

割合で見てみると、1位の『子供の立場に立ってみる』が約45%、2位の『距離を取って落ち着く・深呼吸』が約20%、3位の『改めて子育てのコツを学ぶ』が約11%となっており、1~3位で約76%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てで怒鳴ってしまう時の対処法10選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|子供の立場に立ってみる

子供の立場に立ってみる

子供に視点を変えて考えてみる

三歳の子供がいるのですが、好き嫌いが激しく困っていました。最初は「パパ(もしくはママ)の作った料理おいしー」と言って食べてくれるのですが、すぐに箸が止まり、遊んだりお話したりと他の事に意識が行き、食べることをやめてしまいます。

またかと辟易し、つい怒鳴ってしまっていたのですが、ある時、「自分の子供の頃はどうだったのか」と思い返し、親に聞いてみました。すると、私も我が子と全く同じ行為をしていたとのこと(笑)自分もそのような時期があったと再認識する事で、気持ちも大分楽になりました。

また、子供が食事に集中できない理由を考えてみると、いくつかの共通点(食材が大きすぎる、固い、背もたれのない椅子に座らせている等)がありました。そこで「大人でも食べたくない物はある」と割りきり、毎日小さな改善を続けたおかげで、大分集中して食べてくれるようになりました。

「子供の目線に立つ」とよく言いますが、振り返るのも大事なことです。「あの時の自分はどうして欲しかったのか」を考えると、気持ちも楽になり、子育ての喜びも増すと思います!

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

自分が子供の時は出来ていただろうかと考えてみる

下の息子は小学5年生です。学校や塾の宿題をしっかりやるのは良いですが、字を丁寧に書かないため、何回も先生方から指摘を受けています。

その度に、何度同じことを言われたら気が済むんだと怒りたくなりますが、「そもそも自分は子供時代にこんなに勉強したっけ?」と考えてみます。その結果、ほとんどやらないで毎日友達と遊び回っていたと気づきます。そして「息子は良くやっているから、まずは褒めてあげよう」という気持ちになります。

その後に、「もっとこうすると良くなるよ」とアドバイスするようにしています。

まずは誉めてあげることで子供は嬉しい気持ちになるので、その後のアドバイスもすんなり聞いて、実行しようとしてくれるようになります。

40代後半/2人兄弟/男性

頭の中で「怒鳴る必要があるのか?」と自問自答してみる

我が子はまだ1歳2ヶ月ですが、いけないものを食べようとしたり、危なっかしい行動を取ることがあります。

子育てをしていると夫婦共に疲れ、ストレスを溜めてしまいます。そういった状況だと、まだ良し悪しの分からない子どもに、つい怒鳴ってしまいそうになる瞬間があります。

そういう時は、瞬間的に頭の中で「怒鳴る必要があるのか?」と自問自答します。車に轢かれそうになった場合などは、必要なことかもしれませんが、まずは諭す方向で子どもへ言い聞かせる事が大事だと思います。

誰しも人から怒鳴られるよりは、落ち着いて言われた方が良いと思います。我が子だからと言って何でも言って良いわけではなく、1人の人間として接してあげる事が大切だと思います。

20代後半/女の子1人/男性

自分が同じ間違いをしてしまっていた頃の心情を思い出す

子供が危ないものを触っていたり、口に入れそうになったりした場合は、怒鳴ってでも止めるべきだと思いますが、そうでない場合は大概、それほどの事態でないことが多いです。

こちらの精神状態が悪い時、例えば仕事でうまくいかないとか、何度言っても同じことをしてしまってイライラしているとかだと思うので、相手が子供であること、自分も同じ間違いを何度もしてしまっていた頃の心情を思い出すのがおすすめです。

「自分だって出来なかった頃があったよな、自分でもなぜ出来なかったのか理由も分からず怒られていたな」と考えられて、しょうがないから根気よく教えていこうと思えます。

子供もなんで出来ないか、なんで同じ間違いをしてしまうのか理解できていないので、こちらが少しずつどこで躓いているのか探る努力も必要ですね。

30代後半/女の子1人/男性

同じ目線で子供の目を見て話すこと

以前は言うことを聞かないと強い口調で怒ってしまっていました。ただそれでは子供が萎縮してしまうだけで、根本的な解決や成長にはならないと気付きました。

一番は同じ目線で子供の目を見て話すことですね。一度言ってダメでも、何度でも繰り返し伝えることが大切だと実感しています。

子供は日々成長しているので、親が諦めなければいつかは必ず出来るようになります。ただそれには親の我慢強さ、忍耐力が求められますね。

親も一人の人間なので腹も立ちますし、グチの一つも言いたくなります。いかに負の感情を表に出さないようにするかは大切なところですね。まあ「それをしてくれないと悲しい気持ちになる」くらいは言っても良いと思います。

40代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|距離を取って落ち着く・深呼吸

距離を取って落ち着く・深呼吸

深呼吸して一旦部屋から出る

7歳と4歳の子供がいます。下はイヤイヤ期が続いていて、上は最近強く反論するようになってきました。比較的には割と話を聞いてくれると思うし、手伝いなどしてくれる時もあります。ただ、何故か仕事で一番疲れている時に限って、話を全然聞いてくれない時があります。

例えば、普段はご飯の時間にすぐ来るのに、仕事で少し遅くなった時になると、3、4回呼んでも来ないことがあります。そもそも返事もしないことも。こちらも疲れているということもあって、すぐ大きな声で怒鳴ってしまいます。

そういう時は声を上げる前に一旦深呼吸して、少し子供がいる部屋から出るようにしています。2分程度でいいです。一旦冷静になってから部屋に戻ってご飯を食べだすと、自然と子供たちも集まって食べだします。

疲れる時はすぐイラっとする傾向がありますが、一旦冷静になる方がうまくいくことがあります。

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

「泣く理由」を全て排除したら、放っておく

オムツを変えた直後に大量のうんちを漏らし、なかなか寝てくれず深夜に大泣き、何をやってあげても機嫌は直らず、赤ちゃん大泣き・・・という状況が続いたら、怒鳴りたくなる気持ちは理解できます。しかも、その状況が深夜だとなおさらでしょう。

ただ、イライラを言葉にしてぶつけても、赤ちゃんは言葉を理解していません。全く通じないので、こちらの気分だけが悪くなります。赤ちゃんが泣くには必ず理由があるので、考えられる「泣く理由」を全て排除したら、放っておくのも手です。

「泣いたら構ってくれる」を覚えさせると、エンドレスで泣きまくります。なんなら「暇だから」「構ってほしいから」泣きます。泣く以外のアクションの取り方がわからないので、仕方ないです。

そこを怒鳴ると、こちらの体力が持っていかれます。怒鳴らずに、無視しましょう!

30代前半/男の子1人/男性

パパ編3位|改めて子育てのコツを学ぶ

改めて子育てのコツを学ぶ

どういう接し方をすればいいのか勉強する

イヤイヤ期真っただ中の男の子がいます。毎日、イヤイヤばかりでストレスが溜まり、つい怒鳴ってしまうことがあります。

どうしたら爆発しなくて済むか、インターネットや母、妻に聞きながら勉強しています。すごく大変ですが、息子もきっと泣きたくて泣いているわけではないと思うので、出来る限り優しく声をかけてあげたり、一緒に遊んであげたりすることが1番いいと思っています。

先が思いやられますが、それも成長の1つだと思って、覚悟しながら頑張るしかないかなと思っています。

息子の成長を見守ることが、自分自身の成長にもつながると思います。

30代前半/男の子1人/男性

パパ編4位|緩急をつけて叱る

緩急をつけて叱る

叱るタイミングをうまく使いわける

基本的には、頭ごなしに怒鳴るようなことはしないと決めています。まずは子供の気持ちを聞き、「そっかぁ、◯◯したかったんだね」「そういう気持ちだったんだね」などと共感し、寄り添う言葉をかけます。

その後、「でもこういう風にしたらもっとよかったかもね」などアドバイスをするようにしています。

大人が冷静に対処することにより、子供もちゃんと言い分を聞いてもらえる喜びを感じたり、大人のアドバイスを素直に聞き入れてくれたりします。

ただ、道路に飛び出したり、勝手に火を使ったり、お友達に一方的に危害を加えるなど、危険な場面では大きな声で叱っても良いと私は考えています。共感し寄り添うこと、場面によっては大きな声で叱ること、これらをうまく使いわけることにより、子供も事の重大さや危険度などが明確にわかるはずです。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編5位|子供に期待しすぎない

子供に期待しすぎない

全てを自分主観の認識で決めつけるのをやめる

子供の世話をしている時、子供が自分の気に食わないことをすると怒りたくなります。もしくは自分が子供の時にしていたことができなかったりすると、情けなくなってイライラしてしまいます。

でも、たとえ親子であれ、価値観は違います。それを理解せずに、全てを自分主観の認識で決めつけるのは間違いです。

凡夫である自分の子供に、神のような賢さや理解力を求めるのはやめましょう。自分ですら自分を止められない時があります。幼い子供ならなおさらです。

外観だけで相手を知ろうとするより、表に出さないところで相手が何を考えているか知ることが大事です。

40代前半/2人姉妹/男性

子育てで怒鳴ってしまう時の対処法まとめ

この記事では、子育てで怒鳴ってしまう時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てで怒鳴ってしまう時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『距離を取って落ち着く・深呼吸』、パパ側の1位は『子供の立場に立ってみる』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てで怒鳴ってしまう時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てで怒鳴ってしまう時の対処法を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てで怒鳴ってしまう時の対処法
1位 28票 距離を取って落ち着く・深呼吸
2位 24票 子供の立場に立ってみる
3位 23票 必ずフォローする
4位 8票 いつまでも引きずらないこと
5位 7票 普段と違う言い回しをしてみる
6位 3票 冷静になる・客観的になる
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】子育てで怒鳴ってしまう時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てで怒鳴ってしまう時の対処法を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てで怒鳴ってしまう時の対処法
1位 45票 子供の立場に立ってみる
2位 20票 距離を取って落ち着く・深呼吸
3位 11票 改めて子育てのコツを学ぶ
4位 10票 緩急をつけて叱る
5位 9票 子供に期待しすぎない
その他 5票 上記以外の回答