【パパママ別】共働き子育てがしんどい…経験者が教える対処法

【パパ編】共働き子育てがしんどい時の対処法ランキング

順位 割合 共働き子育てがしんどい時の対処法
1位 37% 話し合う・協力し合う
2位 28% 配偶者を気遣うこと
3位 11% 配偶者に感謝する
4位 10% 今だけだと思うこと
5位 9% 親を頼る
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた共働き子育てがしんどい時の対処法アンケート』によると、1位は『話し合う・協力し合う』、2位は『配偶者を気遣うこと』、3位は『配偶者に感謝する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『話し合う・協力し合う』が約37%、2位の『配偶者を気遣うこと』が約28%、3位の『配偶者に感謝する』が約11%となっており、1~3位で約76%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の共働き子育てがしんどい時の対処法10選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|話し合う・協力し合う

話し合う・協力し合う

自分以上に相手もしんどいと認識すること

仕事と家事を両立するのはとても難しく、大変な労力を必要とします。特に女性は家事もしなくてはならない場面も多く、仕事を終えてから料理と子供のお守りをするのはとてもしんどいはずです。

男性は「仕事に責任があるから」、「パートとは違う」、「自分の方が疲れている」という認識の人が多い傾向にあると思います。

同じ人間ですし、人それぞれストレスの感じ方や疲れ方も違います。というか、基礎体力自体は男性の方があるので、「仕事で疲れているから、子育ては出来ない」という発言は、ただ妻に甘えているだけのように聞こえます。

稼ぐ金額は違うかもしれませんが、賃金を得ていることに変わりはないので、自分だけが疲れていると思わず、協力し合うことが大切です。

40代前半/2人兄弟/男性

子供と家庭にしっかり向き合い、妻にも子供にも愛情を注ぐ

私は日中仕事で、夕方~夜の時間帯に家に帰ります。でも妻は24時間仕事です。寝ている時でも子供が起きたら一緒に起きて、待機状態。そしてそれが当たり前で、仕方のないことだと思っている節がありました。でも私はそういうのが嫌でした。

私は物心ついた頃には父親がいなかったので、父親や母親の役割などは良く分かりません。でも、子供からしたらどちらも「親」なわけであって、我々にとっては皆が家族です。だから立場の違いなど、微々たるものだと思っています。

確かに授乳は母親しか出来ませんが、その間に父親は何か他の仕事が出来るわけです。常にどちらかが家のこと、子供のこと、家族のことが出来ていれば、過不足なく家庭が回ります。そうやって育った子供は、気遣いのできる優しい人に成長すると思います。

子供と家庭にしっかり向き合い、妻にも子供にも愛情を注ぐ。それが父親に出来る役割ではないでしょうか。

30代前半/3人兄弟/男性

家事を分担し、フォローしあいながら進めていく

現在、4歳の双子の子どもを育てている共働き家庭です。

基本的な家事の分担を決めていますが、どちらかが体調不良を起こしたり、仕事を持ち帰ってきたりなどで、担当分をこなせないこともあります。なので互いに「一応の決まりは作るけど、その通りにしないといけないわけではない」と捉えるようにしています。

妻が疲れている時や家事をしたくない時は必ず出てきますので、フォローしあいながら進めていくことが一番大事だと思います。

例えば夕食が冷凍食品だったり、決められた家事ができていなくても、責めずに翌日以降に回すようにしています。頑張りすぎないことで、互いのストレスが軽減しました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

実際にやってみながらお世話の担当を決める

私たちは夫婦とも医療関係者です。現在2歳になる子供がいますが、初めての子供で私も父親になったばかりなので、とても苦労しています。

生まれた当初は、夜子供がミルクで泣いた時に授乳する当番を1日ごとに交代することにしました、もう一人は別室でゆっくり寝て、当番は子供と一緒に寝て、起きた時にミルクを作って飲ませるなど工夫をしてやることにより、次の日の仕事で寝不足の影響が出ずに仕事を続けることができました。

妻が復職してからは、実際にやってみながらお世話の担当を決めていきました、私はお風呂を付ける当番、妻は食事、家事担当など決めて、極力負担を2分割するように意識して生活するようになりました。

私も積極的に子育てに介入しているからか、子供から「ママじゃないとダメ!」とか言われることなく、コミュニケーションがとれております。

30代後半/女の子1人/男性

パパ編2位|配偶者を気遣うこと

配偶者を気遣うこと

妻の何気ない話にも耳を傾け、自分が出来る精一杯で動く

どうしても妻の方が子供といる時間が長いので、よくストレスを溜めていたのを覚えています。妻はあまり体力が無い方なので、余計にしんどかったと思います。

僕の帰宅時間はまちまちですが、早い時は午前中で仕事が終わるので、保育園のお迎えや夕飯の支度、洗い物など、出来る限り妻のフォローに回りました。

妻はストレスを溜めると喧嘩腰になるので、普通の話し合いが言い争いになることもありました。これは子供にとって悪影響だと反省し、妻の何気ない話にも耳を傾け、自分が出来る精一杯で動くようにしました。そうすると妻も喜んでくれますし、両親が笑顔になれば子供も笑顔になるので、自分の出来る限りを目指しました。最近は妻も私の想いに賛同してくれるようになりました。

そして保育園の年長さんになった娘にも、感謝や愛情を伝えることを忘れません。いつも寝る前に「パパとママの二人の子供に産まれてきてくれてありがとう。パパとママを幸せにしてくれて、本当にありがとう」と言うと、娘はニコニコしてくれるので、これからも続けていきたいと思っています。

40代前半/女の子1人/男性

さり気なくたくさん動く

初めは家事や育児を細かく分担して、二人でそれぞれ行っていましたが、分担の仕方のせいなのか、互いに不公平感を覚える場面がありました。片方が休んでいる時にもう片方の分担が終わっていないと空気がピリピリします。それが伝わって、休んでいたはずの片方も結局休めていないことが多かったので、細かい分担は次第にやらなくなりました。

最終的に、「家事も育児も、手の空いている方が行う」というスタイルに落ち着きました。

出産から子供が大きくなるまでの期間は、妻のメンタルが不安定になることも想定していましたし、私の方が妻よりメンタルが強かったこともあり、さり気なくたくさん動くようにして、どうにか乗り切りました。

うまくいかないと大きな溝が出来、離婚の原因になるということもあり得なくはなかったので、ただひたすらに自身が動く事で乗り切りました。

20代後半/男の子1人/男性

妻の好きなデザートを買って帰る

妻と私は同じ職場でお互いに正職員として働いております。ですが私は残業が多いため、残業のない妻に「帰ってから行うたくさんのこと」を任せているのが現状です。

私自身、可能な限り残業を少なくし、定時で妻と帰る日を週に何日か設けることで、お互いのしんどさを軽減するように心がけて生活をしております。

また妻の機嫌が悪くなると私もストレスを感じるため、妻に負担をかけているなと感じた日は、帰りに妻の好きなデザートを買って帰るようにしています。そうするとちょっと嬉しそうにしてくれるので、私も安心できます。

このように日々、工夫をして関係を保っております。

30代前半/男の子1人/男性

パパ編3位|配偶者に感謝する

配偶者に感謝する

妻への「ありがとう」の気持ちを忘れない

仕事をフルで頑張ってきても家事が片付いていないのが当たり前で、溜まった皿洗いや干せていない洗濯物を干すなど、私がやるのが当たり前になっています。たまに妻から、「あなたのご飯を作る暇がないから、どっかで食べてきてほしい」なんて言われることもあります。

でも、妻もパートで子どものためにいっぱい頑張ってくれているので感謝しています。

ただ、仕事の付き合いである飲み会に参加しづらいのが痛いところです。妻は当たり前に参加しないことを選択しますが、我々男性はそうはいかないのです・・・。しかし「断れないの?私ばっかり飲みに行けないんだから」なんて言われることもありました。笑

どうにか許してもらえていますが、気をつけるのは酔いすぎないこと。次の日なんにもしない、寝込むなんてことをしたら爆弾投下ですので、「ありがとう」の気持ちを忘れずにいつも以上に精進します!笑

30代後半/3人兄弟/男性

パパ編4位|今だけだと思うこと

今だけだと思うこと

「子供のお世話ができるのは今だけだ」と思うこと

子供が小さい時はミルクだけでも気を使うし、食器ひとつひとつを消毒しなければなりません。オムツもちょくちょく覗いて替え時を確認しなければならず、ひとつ終わらしてもまたひとつ二つ作業が増えます。子供が寝た後もオムツのチェックや夜泣きの寝かしつけ、あぶない寝相をしていないかなどの確認も続きます。

それを仕事として考えるとうんざりします。でも私は「子供のお世話ができるのは今だけだ」と思い、なるべくお世話をしたいという気持ちでいたので、毎日眠くてフラフラでしたが苦にはなりませんでした。

子供はどんどん大きくなり、中学生くらいになると父親より友達と遊ぶようになりますし、会話も少なくなると思います。一緒にいる時間が一番多いのは子供が小さい今だけと思い、この時間にたくさんあやしたりお世話をしたり、話しかけたりしていました。

子供の記憶には残りませんが、この大変さを感じられるのも今だけの貴重な時間と思い、相手にされないその日が来るまで、なるべく楽しんでお世話をするように心がけています(笑)

50代後半/男の子1人/男性

パパ編5位|親を頼る

親を頼る

自分の親に子供の面倒を見てもらう

掃除、洗濯、洗い物など、女性でないと出来ないこと以外は、とりあえず自分一人でやっています。

今までは仕事がテレワークのこともあり、大した負担になりませんでしたが、繁忙期や出社が伴う日は体力的にしんどいです。また二人だけの時間がなくなったこともあり、段々と夫婦仲も悪くなっていると思っています。

そのため、子供を寝かしたあとは二人だけの時間を作り、そこでお互いの不満や日頃の感謝を伝えています。出来るだけ妻を持ち上げて過大にほめます。これを行なっているせいか、大きな喧嘩もなくここまでこられています。

それでも、どうしても辛くて忙しい時は、自分の親に子供の面倒を見てもらうこともあります。

20代前半/男の子1人/男性

共働き子育てがしんどい時の対処法まとめ

この記事では、共働き子育てがしんどい時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

共働き子育てがしんどい時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『無理せず手を抜く・外注する』、パパ側の1位は『話し合う・協力し合う』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】共働き子育てがしんどい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 共働き子育てがしんどい時の対処法を回答
調査期間 2023年09月09日~09月24日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 共働き子育てがしんどい時の対処法
1位 41票 無理せず手を抜く・外注する
2位 30票 話し合う・協力し合う
3位 13票 子供に頼る
4位 5票 家事を「作業」と捉える
5位 4票 睡眠をしっかりとる
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】共働き子育てがしんどい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 共働き子育てがしんどい時の対処法を回答
調査期間 2023年09月09日~09月24日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 共働き子育てがしんどい時の対処法
1位 37票 話し合う・協力し合う
2位 28票 配偶者を気遣うこと
3位 11票 配偶者に感謝する
4位 10票 今だけだと思うこと
5位 9票 親を頼る
その他 5票 上記以外の回答