【パパママ別】2人育児を乗り越えるコツは?経験者に聞いた

【パパ編】2人育児を乗り越えるコツやポイントランキング

順位 割合 2人育児を乗り越えるコツやポイント
1位 29% それぞれを尊重・愛情を注ぐ
2位 22% うまく誘導・あたたかく見守る
3位 21% 自分も一緒に成長する気持ちで
4位 8% 子供を通して広がる世界を楽しむ
5位 7% 上の子を頼りにする
6位 6% 夫婦で協力し合うこと
その他 7% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた2人育児を乗り越えるコツやポイントアンケート』によると、1位は『それぞれを尊重・愛情を注ぐ』、2位は『うまく誘導・あたたかく見守る』、3位は『自分も一緒に成長する気持ちで』という結果に。

割合で見てみると、1位の『それぞれを尊重・愛情を注ぐ』が約29%、2位の『うまく誘導・あたたかく見守る』が約22%、3位の『自分も一緒に成長する気持ちで』が約21%となっており、1~3位で約72%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の2人育児を乗り越えるコツやポイント13選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|それぞれを尊重・愛情を注ぐ

それぞれを尊重・愛情を注ぐ

相手の性格によって育て方を変える

うちは上が男の子で下が女の子ですが、性格は正反対でした。

息子は活発で、小学1年生からソフトボールをやっていて、今はバスケをしています。また、勉強も言われなくても自発的にやっているため、成績優秀です。娘は内向的な性格で運動は苦手です。また、飽きっぽいところがあり、勉強も言わなければやらないので成績は良くなく、塾に行ったりして何とか頑張っています。

同じ親から生まれた兄妹でもだいぶ違うなとしみじみ思います。

子供の性格によって育て方を変えるしかないかなと思い、息子に対しては日頃の努力を誉め、娘にはウザくない程度に声をかけて机に向かえるよう導いています。

50代前半/2人兄妹・姉弟/男性

子どもも1人の人として捉える

私の子どもは一姫二太郎と一般的に育てやすいという家族構成。しかしながら思うようにいかないのが子育てです。

子どもにはそれぞれ個性があり、夫婦の考え方も一致しないことが多いです。

とは言え、子どもも大人の言うことや感情はちゃんと理解しています。ですので、子どもだからという視点ではなく1人の人間として関わることが大事かなと思います。

2人が争った時、子ども同士で何が嫌だったのか、それぞれの意見を聞きます。その上で親の考え方を伝えるようにし、子どもが納得することを大事にしています。

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

それぞれの個性を見出して導く

長男(小学校低学年)と長女(幼稚園年少)の二人兄妹ですが、性格はバラバラです。長男はまじめですが甘えん坊で人見知り、長女はマイペースですが興味のあることには積極的。

学習について例を上げると、二人を同じ4歳の頃と比較しても、同じような教え方ではうまく行きませんでした。ですが、私が勉強や読書をしていると長男はマネをするようになり、学力が上がってきました。

一方、娘は自分の気分が乗らないと勉強を始めないので、お歌や言葉遊び、お絵描きの延長で勉強をするようになりました。娘の場合は特に写真や動画で勉強をしている姿を残すと「おじいちゃんやおばあちゃんに頑張っているところを見せるんだ」と言って張り切ります!

勉強に限らず、それぞれの個性を見出して二人ができるようになったことが増えていくと「成長したんだな」と思い、嬉しくなります。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

メリハリのあるしつけと愛情表現をする

現在、3歳の男の子と1歳の女のを育てています。

ひとつひとつ大げさなリアクションを取るようにしています。例えば上の子が下の子の遊び相手になっていたら、ただ「えらい!」とほめるのではなく「〇〇できてえらい!」と言いながら抱きしめてあげます。そして私も一緒になって遊ぶことにより、上の子にも楽しんでもらえるようにしています。

また怒るときはとことん怒るようにしています。甘やかしはあまりしません。

とにかくメリハリがある子に育ってほしいからです。

30代前半/2人兄弟/男性

パパ編2位|うまく誘導・あたたかく見守る

うまく誘導・あたたかく見守る

楽しい目標を家族で作り、それに向けてみんなで話したりする習慣を作る

来年、高校受験がある娘がいます。どの学校にしようかと悩んでいます。最初は一人で考え込んでいたようですが、話を聞いてあげ、いろんな道があるとアドバイスを交えながら話していたらスッキリしたようです。

一人で抱えていると辛いですし、せっかく両親や姉妹もいるので、毎日の出来事を話し合うきっかけになればと思い、楽しい目標を家族で作り、それに向けてみんなで話したりする習慣を作りました。

そうすることで自然と会話が増えて、件の娘も最近の出来事を話してくれるようになりました。これが他の姉妹たちにとっても刺激になっていると感じます。

良い兆候なので、今後はこれまで以上にコミュニケーションを取ろうと思いました。

30代後半/3人姉妹/男性

子ども同士で遊ばせる

子どもの性格にもよりますが、子どもの人数が1人より2人、2人より3人、数が増えると子育ても大変だと思います。

力を抜くコツは、なるべく子ども同士で遊ばせておくことだと思います。家の中ならAmazonプライムを見たり、Switchをしたり、2人でやってくれたらだいぶ助かります。

「親が相手しないといけない」という変な使命感が強すぎると、ストレスの原因や子育て疲れにつながります。

昔と違い、祖父母と同居していない家庭が多いので、無理せず現代の子どもの遊び相手の機器に頼っていいと思います。

40代後半/3人兄妹・姉弟/男性

危ないことがない限り、2人に任せてみる

うちの子は4歳の男の子、2歳の女の子です。上の子は初めての子だったということもあって過保護に育てました。なので分離不安がひどく、妻がちょっと離れると後追いしたり、泣き出すこともありました。二人目がお腹の中に居る時に妻と「このままだと大変かもしれないから、理解できないかもしれないけど、今のうちに本人に話しとこうか」と相談しました。

そこから二人目が生まれてくるまで「お腹に赤ちゃんいるんだって。どうする?」とか「赤ちゃんと遊ぶ?」とか息子に話して、誕生まで徐々に盛り上げていきました。そして娘が生まれた時どうなるかなと様子を見ていたら、思った以上にお兄ちゃんになり、下の子のお世話をしてくれるようになりました。

それから1年2年が経つと、妹の服を着させようとしたり、自分がやってあげて「こうするんやで」と教えてあげたりしています。娘もお兄ちゃんを見て色々な事にチャレンジしたり、置いていかれそうになると泣いて引き止めたりしています。

時には喧嘩をしていますが、大抵は目を瞑り、こっそり様子を窺っています。息子が娘を強く叩き、私に叱られて泣いていたりすると、娘がお兄ちゃんの頭をなでなでして「大丈夫?」と慰めたりして、また二人で遊んでいます(笑)

お互い任せるところは任せてみて、見守り、危ない時に支えるだけでも、私自身余裕が生まれます。「育てなきゃ」ではなく「私も子供たちも一緒に育つんだ」と感じます。

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編3位|自分も一緒に成長する気持ちで

自分も一緒に成長する気持ちで

自分のこだわりや好きなことを子供に合わせていく

子育てをしながら自分のやりたいことをやる事は不可能だ、と諦めることから始まります。

自分のこだわりや好きなことを子供に合わせていくと、自然とコミュニケーションできるようになりますし、子供の視線も親に向かうようになります。そうすると、本当に教えたいことや伝えたいことも聞き入れてくれやすくなります。

我が家では父親が何の気無しにキッチンに立ち、料理や食器洗い、片付けをするので、子供達はお手伝いの感覚が無く、自分のものは自分で片付けるという意識が定着しています。

40代前半/3人兄弟/男性

家族全員が皆平等であるという前提で、一緒に成長していくつもりで接する

エリートコースを進むことを重視する世の中ですが、私は子供たちに対して、別に偉い人にならなくてもよいので、自分の人生は自分が使命感を感じる方向に進むように自由に決めたらよいと思っています。

ですから、権威主義的な家族関係ではなく、自由主義的な家族関係になるように心がけました。

そのためには家族全員が皆平等であるという前提で、一緒に成長していくつもりで接していました。

そうすると自分も一緒に成長を実感することができ、子育てを楽しむことができます。

60代後半/2人兄弟/男性

パパの好きな遊びに子供たちを巻きこむ

「パパあそぼー」と子ども達が言ってきたら、みなさんはどうしてますか?日曜日の貴重な休み、パパも休みたい・・・それに子供複数の相手は疲れる・・・気持ちはわかります!でも子ども達にとっても、パパとゆっくり遊べるのはパパの休みの日曜日しかありません。

そんな時に良い方法があります。それは、「パパが好きなこと」を一緒に楽しむこと!例えば、パパが運動が好きなら一緒に運動をすれば良いし、パパがゲーム好きなら一緒にゲームを楽しみます。パパが釣り好きなら釣りを一緒にすれば良いし、パパが楽器好きなら一緒に楽器をすれば良いのです。

子どもはパパとやることなら、なんでも興味をもって取り組むことが多いです。そこから新しい興味、関心が広がってきます。

なによりもパパ自身、思いっきり楽しむことが大切です。

30代前半/4人兄妹・姉弟以上/男性

パパ編4位|子供を通して広がる世界を楽しむ

子供を通して広がる世界を楽しむ

子供達それぞれの成長を感じること

とにかく常にワイワイしていて楽しく思いますし、うるさいと思うこともあります。

しかし子供達の成長は本当に素晴らしいと思います。

とにかく喋る内容が大人っぽくなったなとか、今まで出来なかったことが出来るようになったりとか、どうでも良いことに笑ったり、日常に成長を感じたりすることが、私の生きがいにもやりがいにもなります。

40代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編5位|上の子を頼りにする

上の子を頼りにする

上の子と一緒に下の子のお世話をする

弟が生まれた事でお兄ちゃんにかける時間が少なくなりがちです。そのせいかちょっと赤ちゃん返りのような様子になることも増えました。「お兄ちゃんなのに」という言葉は使わないようにしていますが、心の中ではそう思ってしまう事もしばしばありました。

ある日、私がトイレから戻ると兄弟だけで遊んでいました。その日から下の子にミルクをあげる時やオムツを変える時に、お兄ちゃんに「手伝って」と声をかけるようにすると、意外とすんなり手伝ってくれました。

それ以来、何も言わなくても弟が泣いていたらトントンしてくれたり、遊んでくれるようになりました。

一緒にやることの大切さを学べました。

30代前半/2人兄弟/男性

パパ編6位|夫婦で協力し合うこと

夫婦で協力し合うこと

夫婦で役割分担する

我が家は年子で、上の子はまだ甘える時に乳を吸う程度にしか離乳していません。そのため、下の子の授乳の際にはどうしても「自分も欲しい」と妻に向かいます。

そのため私は良く授乳の時間になると、上の子を連れて遊びに出る機会が増えました。今ではルーティンのように散歩や公園で遊んだりしています。

そのため、下の子の発達の変化は分かりにくくなり残念ですが、上の子が上手に走れるようになったり、ボールを投げたり指差しをするようになったりと、上の子の変化を楽しむことができるようになりました。

妻は妻で下の子に対して全力で向かうことができ、また上の子に対しても甘えに答えることができて、役割分担が成功したと思っています。

30代前半/2人兄弟/男性

2人育児を乗り越えるコツやポイントまとめ

この記事では、2人育児を乗り越えるコツやポイントを体験談と共にご紹介してきました。

2人育児を乗り越えるコツやポイントアンケートでは、ママ側の1位は『それぞれを尊重・愛情を注ぐ』、パパ側の1位は『それぞれを尊重・愛情を注ぐ』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】2人育児を乗り越えるコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 2人育児を乗り越えるコツやポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 2人育児を乗り越えるコツやポイント
1位 31票 それぞれを尊重・愛情を注ぐ
2位 19票 うまく誘導・あたたかく見守る
3位 14票 子供を通して広がる世界を楽しむ
4位 13票 上の子を頼りにする
5位 9票 夫婦で協力し合うこと
6位 6票 自分も一緒に成長する気持ちで
その他 8票 上記以外の回答

【パパ編】2人育児を乗り越えるコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 2人育児を乗り越えるコツやポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 2人育児を乗り越えるコツやポイント
1位 29票 それぞれを尊重・愛情を注ぐ
2位 22票 うまく誘導・あたたかく見守る
3位 21票 自分も一緒に成長する気持ちで
4位 8票 子供を通して広がる世界を楽しむ
5位 7票 上の子を頼りにする
6位 6票 夫婦で協力し合うこと
その他 7票 上記以外の回答