生後1ヶ月の吐き戻し対策は?パパママが実践した対処法

3位|汚れても問題ない環境を整える

汚れても問題ない環境を整える

頭の下と首周りにガーゼやタオルを当てる

うちの子は産まれてすぐから吐き戻しが多く、体重も減る一方で、幽門狭窄症(胃の出口が狭くなり、胃の中身が十二指腸へ流れていかない病気です)を疑われる程でした。

私が病院から指導された方法は、「しっかりげっぷをさせること・飲んですぐは頭を少し高くして暫く抱っこをすること・その後、頭を高くしたまま横に寝かせること」です。しかし、いくらげっぷをしっかりさせても、長く抱っこしていても、吐きやすい我が子は気付くと吐いていることが多かったです。

なので、飲む時と飲んだ後は頭の下と首周りにガーゼやタオルを当てておき、吐いても服は汚れないようにしました(どうしても吐きやすいと洗濯物が増えてしまうので)。

また首周りが濡れていることによって肌が荒れてしまうので、汚れたら頻繁に取り替え、また湿ったガーゼなどで拭くようにしていました!

20代後半/男の子1人/女性

戻されてもオッケーな状態にしておく!

1番の吐き戻し対策は「吐き戻しされてもいい状態にしておくこと」です。ゲップの際に出てくることが1番多いと思いますが、私は片面ガーゼ生地になっているフェイスタオルを肩にかけてゲップをさせていました。大さじ1杯くらいのミルクならへっちゃらですし、ちょっと出てしまった時もガーゼ生地の方で口を拭いてあげられるので便利です。

それから、ベッドにはバスタオルを敷き、さらに赤ちゃんの頭が来る部分に大きめのフェイスタオルを敷きました。この時、必ずマットの横幅よりも長いタオルを使う事をオススメします。タオルの端がマットの下に巻き込めないサイズの物だと、赤ちゃんが動いた時にタオルがズレて赤ちゃんの口や鼻を塞いでしまう可能性があるからです。

フェイスタオルなら汚されて洗うことになってもかさばらないので、洗濯物の量が増えすぎることがありません。我が家では多い時は3、4回ほどタオルを交換しましたが、サッと替えられるのであまりストレスになりませんでした。

汚さないようにするのは大変ですが、汚されても大丈夫という対策と心構えをしておくと洗濯も精神的にも楽になります。

30代後半/2人姉妹/女性

スタイをつけてみよう!

初めての出産後、助産師さんから「吐き戻しの時に使ってください」と言われて小さなガーゼをいただき、顔の横に置いておりました。

退院後も入院中と同じやり方でガーゼを使っていたのですが、一回の吐き戻しですぐにガーゼが濡れてしまい、1日に何枚も使っていたため、洗濯物も増える一方でした。

その頃はスタイを使うという発想すらなく、「スタイはあくまでよだれが出始めてから使うものだ」とばかり思っていたのですが、2人目を出産した際にふと「上の子のおさがりのスタイをつけてみよう!」と思いついて実行したら、とても便利で感動しました!スタイはそれなりに生地に厚みがあり、大きさも生後1ヶ月の赤ちゃんからすれば十分すぎるサイズなので、多少の吐き戻しでは服を汚すこともなく、スタイがカバーしてくれました。

まだ首も動かさない時期なので、変に首に巻きつく心配もありません。とても便利なのでスタイの利用をおすすめします!

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

寝かしつける際にあごの下に必ずガーゼを当てる

うちの子は生後1ヶ月を過ぎるまではミルクを飲むのがとても苦手で、うまく飲み込めず、よく吐き戻していました。そのため、ミルクを飲んだ後はしっかりゲップをさせるように意識していました。

飲み終わった後は縦抱きで背中を15分ほどトントン叩いたりさすったりするのはもちろんのこと、それでも出ない場合はそこからさらに15分縦抱き。

それだけやっても出ない場合は、さすがにこちらも疲れてしまうので、寝かしつける際にあごの下に必ずガーゼを当てて寝かせています。他の子はわかりませんが、うちの子はとても静かに吐き戻すため、吐いていても気づくまでに時間がかかってしまうからです。

ガーゼを当てるようになってからは首元がミルクで汚れることもなく、吐き戻しても泣く回数が減ったのでとても助かっています。

20代後半/男の子1人/女性

大判のタオルなどを敷いておく

生後1ヶ月頃は、母乳やミルクを飲んだあとにゲップを促していると、ゲップと一緒に「ゲポッ」と出てきてしまうことが当たり前のような感覚でした。服が冷たくなるほど吐くとは知りませんでした。

直接お布団などにたくさん吐かれてしまうと洗濯が大変なので、子どもの寝る場所に大判のタオルなどを敷いておいて、吐いてしまった時には交換していました。

また、洋服の首元などが濡れてしまうことも多々あったため、ガーゼを挟んでおいたりスタイを使用したりして、これも濡れてしまったら交換するという形にしていました。

月齢が進むにつれて吐く回数や量も減ってくるので、この時期だけと思いながら、吐いた時の対策、洗濯を繰り返して乗り切るといいと思います。

20代後半/3人兄弟/女性

赤ちゃんのそばにいつも着替えやシーツを置いておく

吐き戻したら不潔なので、とにかくこまめに着替えさせていました。

私は帝王切開だったこともあって動くのが大変で、悪露も続いており、下を向くとめまいや吐き気がしていたため、父親など他の大人がこまめに手洗いで吐き戻した衣服を綺麗にしました。

吐き戻し自体はどうしてもするので諦めて、赤ちゃんのそばにいつも着替えを置いておき、すぐに着替えさせる対策も取っていました。服だけでなく布団なども吐き戻しで汚れることがあるので、シーツの替えなども用意しておき、すぐに対処できるようにしていました。

あとは吐き戻しで窒息しないように、顔を横向きにして寝かせることも有効でした。

20代後半/女の子1人/女性

4位|飲ませる量や時間を調整する

飲ませる量や時間を調整する

誤嚥性肺炎や窒息予防のためにもゆっくり飲ませる

うちの子も吐き戻すことがありました。「吐き戻しは誰もが通る道で異常ではない」という事を念頭に、ミルクを飲ませる時と飲ませた後の対処を徹底的に勉強しました。

ミルクを飲ませる時の体勢も重要です。平行にしすぎるとミルクが気管に入ってしまうので、絶妙な角度を意識しました。こういったことは産後に授乳指導で教えてもらいますが、疲れや慣れでつい平行体勢にしがちになるので、特に気を付けていました。

あとは、飲ませている時に、少しでもむせたらミルクを離して、背中をさすりながら落ち着くまで様子をみて、落ち着いたら再度ミルクを飲ませるようにもしていました。赤ちゃんはミルクが唯一の食事ですから、お腹が空いている時は勢いよく飲みます。そうなると当然、むせる事があるので、落ち着かせてから飲ませた方がいいです。

生後1か月頃は、むせや吐き戻しが上手くできない時期ですから、誤嚥性肺炎や窒息予防のためにもゆっくり飲ませるようにしたほうがいいです。

20代後半/男の子1人/女性

小分けにして飲ませる!

私の子供も生後1ヶ月の頃は、吐き戻しが多かったです。生まれた時から体が大きかったので、医師や看護師から他の子に比べて多く飲ませるように言われていました。

だから吐き戻しをされてしまうと、吐いたことに対しての心配と、「その分お腹が空くんじゃないか?でもどれくらい追加で飲ませたらいいのかわからない…」と、心配だらけでした。

生後1ヶ月だとお腹が空いた空いてないに関わらず、あげただけ全部飲んじゃうんですよね。なので、「一気に飲めないなら分けてやればいいんじゃ?」と思い立ち、あげたい分のミルクを小分けにして時間を30分おきと決めてあげるように変えてみたんです。

そしたら吐き戻す回数も減って、最後は吐き戻さなくなったので、私の子供には小分けが合っていたみたいです。

20代後半/女の子1人/女性

飲ませ過ぎない

何もないのに赤ちゃんが泣くタイミングといえば、眠いか空腹だと思っていた私。助産師さんにも「母乳は欲しがるだけあげて良い」と言われたので、赤ちゃんが欲しがるだけ、寝るまで飲ませていました。

しかし、私の母乳の出がとても良かったのもあり、次第に吐き戻しをする様になりました。本人の体調はもちろん心配だし、洗濯物が増えることにも辟易していました。

そんな時に先輩ママから「飲ませすぎでは?」と言われ、半信半疑で量を減らしてみたらピタリと止まりました。

大人は胃が横長ですが、赤ちゃんは食道の下に縦長についていて、ちょっとした動きで物理的に流れ出てきてしまうとのこと。これを知ってからは赤ちゃんのお腹の大きさをイメージしつつ、げっぷのあとの寝かせ方も気をつけて、吐き戻しが激減しました。

30代後半/男の子1人/女性

授乳のタイミングや量を加減すること

育児書には「新生児は授乳のたびにゲップをして吐き戻すことが多い」と書かれています。月齢ごとの授乳量や、離乳食の与え方など成長に合わせて丁寧に書いてあります。

第1子の時は、育児書の通りに授乳のタイミングや量を加減していました。第2子の時は、本を開いている暇がなかったので、子どもの様子をよく観察しながら授乳していました。

おかげで、第1子も第2子も粉ミルクに切り替える頃には、ゲップはしても吐き戻しはほとんどありませんでした。

第3子の首が座る生後1か月頃、旦那や長女に授乳を任せる機会が増えました。育児書をほとんど読んだことのない旦那は、「欲しがっているから大丈夫だ、哺乳瓶を離さないから」といつまでも飲ませて、気づいた時には吐き戻すことがよくありました。3人目だからと油断をしてしまい、基本をおろそかにしていました。旦那にはすくに育児書を読んで、勉強し直してもらいました。

40代後半/3人姉妹/女性

5位|子供は吐くものだと理解する

子供は吐くものだと理解する

「子供は吐くものだ」と思っておく

吐き戻しの一番の対処法は「慣れること」だと思います。新生児の頃は溢乳でもびっくりしておどおどしていた私でしたが、我が子は毎日吐き戻していたため、徐々に慣れていきました。

子供は消化器の構造上、絶対吐く生き物です。ゲップした時も戻したりします。強いていうなれば腹8分目を心がけた飲ませ方をした方がいいのでしょうが、お腹いっぱいにならないと子供は寝ないし、満腹中枢が未熟なので本人もどれだけ飲めばいいか分かっていません。なので「子供は吐くものだ」と思っていた方が、気持ち的に楽だと思います。

あとは万が一、吐いた時に誤嚥しないように、顔を横に向けて寝かせることを心がけていました。

大きくなるに連れて次第に吐かなくなってきますので、生後半年くらいまでは忍耐強く待ちましょう。

30代後半/女の子1人/女性

生後1ヶ月の吐き戻し対策まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた生後1ヶ月の吐き戻し対策を体験談と共にご紹介してきました。

生後1ヶ月の吐き戻し対策アンケートでは、1位は『ゲップさせ、すぐに横にしない』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

生後1ヶ月の吐き戻し対策アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 生後1ヶ月の吐き戻し対策を回答
調査期間 2023年09月09日~09月24日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 生後1ヶ月の吐き戻し対策
1位 74票 ゲップさせ、すぐに横にしない
2位 41票 赤ちゃんの寝姿勢を整える
3位 31票 汚れても問題ない環境を整える
4位 20票 飲ませる量や時間を調整する
5位 5票 子供は吐くものだと理解する
その他 29票 上記以外の回答