【パパママ別】3歳の子育てを乗り越えるコツは?経験者に聞いた

【パパ編】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントランキング

順位 割合 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 45% 子供に寄り添う・向き合う
2位 21% 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
3位 14% しつけも忘れない
4位 7% 今だけだと温かく見守る
5位 6% 適度に気を抜く・無理しない
その他 7% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート』によると、1位は『子供に寄り添う・向き合う』、2位は『褒めて伸ばす・やる気を尊重する』、3位は『しつけも忘れない』という結果に。

割合で見てみると、1位の『子供に寄り添う・向き合う』が約45%、2位の『褒めて伸ばす・やる気を尊重する』が約21%、3位の『しつけも忘れない』が約14%となっており、1~3位で約80%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント14選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|子供に寄り添う・向き合う

子供に寄り添う・向き合う

顔を合わせて冷静にゆっくり話を聞き、子供の望みを引っ張り出す

言葉の意味を理解し始め、自分の言いたいこともはっきり主張するようになる3歳児。「あれはイヤ!これもイヤ!」など、自分の思い通りにならないと気が済まず、買い物に行った時なども泣いたり叫んだりして大変でした。

親も一緒になってガミガミ叱ってみたり、抱っこして慰めようとしたりしましたが、何をやってもダメな時もあります。

やはり顔を合わせて冷静にゆっくり話を聞き、子供が何がしたいのか?何を望んでいるのか?を引っ張り出すことが大切だと思います。

けれどそればかりしていると調子にのります(笑)臨機応変に飴とムチをうまく使って、親も一緒に成長すればいいのかなぁと思っています。

40代前半/3人兄弟/男性

色々なことを「一緒にしようか?」と声掛けし、関わる時間を増やす

3歳にもなると、こちらの言っていることがよくわかるようになってきます。それを実感して、色々なことを「一緒にしようか?」と声掛けし、関わる時間を増やすことでなんとか乗り切りました。

おしゃべりもまだまだ拙くて可愛いので、いっぱいお話をして、可愛い言葉を聞き逃さないようにしたりもしました。

お手伝いもわかるようになり、3歳の誕生日に子供用の包丁とまな板をプレゼントし、「一緒にお野菜切ろうね」と言うと、すごく嬉しそうに「うん!」とお返事してくれました。

理解力はばっちりあるので、一緒に何かをすることが本当に大事だと思います。

30代後半/女の子1人/男性

時間を決めて一緒にゲームを見て、感想を教えて貰った

うちの子はイヤイヤ期があまりひどくなく、魔の3歳児とは思えない程に穏やかな子でした。

ゲームをすること自体よりも、RPGを見る事が好きだったようで、時間を決めて「〇時まで一緒に見ようね」と膝に乗せて一緒に遊んでいました。

ゲームが終わるくらいの時間にはだいたい膝の上で寝てくれたので、そのままお昼寝に突入。

まだ物事の良し悪しはわからない頃合いですので、言うことを聞けなかったからと言ってゲームをしなかったり、「ゲームをしたら〇〇しようね」といった声かけはせず、タイミングが合った時には一緒に遊ぶ、ということを心掛けていました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

子供と同じ目線で一緒に成長することを心がけていた

息子は伝えたい気持ちがあるけれど伝えられないもどかしさからか、よく私のことを噛んできていました。

こういう時、私はあえて叱ったりせず思いっきり噛ませて、「えーんえーん、痛いよ~」とウソ泣きしながら赤くなった歯型を妻に見せていました。すると、妻は黙って我が子を見つめます。それを繰り返すうちに次第に噛む力が弱くなり、噛み癖が無くなりました。

次第に単語を話し出し、自分が伝えたいことを発声するようになりました。私や妻が「ジュース飲むの?」「だっこ?」と反復する形で確認すると、笑顔で「うんうん」とか「ちゃう」とか言うようになり、次第に意思疎通ができるようになりました。

子供と同じ目線で一緒に成長することを心がけていたせいか、親も子も健やかに育っています(笑)人を噛んでばかりいた息子も、今では下の子に「どうしたいの?」と聞くくらい成長しています(笑)

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

一人の人格を持った対等な人間として扱ってあげる心の広さを持つ!

3歳児だと、まだ理解力に難がある子も多いでしょう。

問題を起こした時に叱るだけでは理解できず、こちらの言うことに従わなかったり、また従ったとしてもわだかまりが残ってしまい、歪んだ性格に導いてしまう可能性があると思います。

その場合、子供と同じ目線に立つことが大事です。

もし自分が同じような満たされない欲求を持ったり、間違った行動をしてしまった場合、どのように感じどのように解決するだろうかと、自分に置き換えて考えた上でアドバイスや指導をするのがよいと思います。

60代前半/男の子1人/男性

子供が真似してもいいように、普段の口調を気を付ける

3歳の我が子が親の話し方や口調の真似をしていたので、普段からしっかりとした言葉使いを意識しました。

また、親同士で話をしている時の口調をしっかりと聞いているように感じましたので、子どもと話をする時以上に気を付けました。

俗に言う「いやいや期」だったのでなかなか大変でしたが、それも言葉のかけ方次第でした。親として「どうすればいいのか」と真剣に考え、いろんなことを試しました。

やはりなぜ子供が「いやいや」と言うのかをしっかり理解する必要があります。

30代前半/2人姉妹/男性

子供に寄り添い、言い方等を工夫して理解してもらえるように勉強をした

普段から子供に理解してもらえるように、言葉を選びながら話していました。グズグズ言っていても大人がイライラしないで優しく語りかけていれば、すぐにご機嫌が直り遊んでいました。

僕は基本的に、子供に対して怒鳴ったり手をあげたりしません。もちろんイライラする時もありますが、子供に寄り添って何度も話をしていれば子供には伝わると思いました。

ポイントは気長に接して、どれだけ大人がイライラしないかです。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|褒めて伸ばす・やる気を尊重する

褒めて伸ばす・やる気を尊重する

褒めてやる気にさせる

とにかく褒めまくりました。自分でおもちゃを片付けた時も、上手く服を着れた時も、大げさなくらい褒めました。そして、たくさんのハグ。

特に「さすが!4歳!」とわざと年齢を1つか2つ間違えて褒めると更に喜んで、何でも(3歳児のできる事ですが)やってくれました(笑)

息子も私に褒めて欲しくて、少し難しい事にも自分から挑戦し、「こんな事ができるなんて4歳みたい?5歳みたい?」と、報告に来てくれるようになりました。

「〇〇やって」とお願いすると全くやろうとしてくれませんが、褒めてやる気にさせる事はとても役に立ちました。まだまだ単純な3歳児。効果は絶大だと思います。

30代後半/男の子1人/男性

子供の主張ややりたい事を否定せず尊重する

一番上の子が3歳の頃、妻が2人目を出産しました。0歳児の世話は、時間も人手もどれだけあっても足りないくらい大変です。そのため、上の子が何かやりたいと主張しても「今は無理」「できない」と断っていました。

ある日、両親から相手をしてもらえないストレスからか、上の子が「もう嫌!!」とかなり大きな癇癪を起こしてしまいました。それから何かしたいことがあったとしても、「これしたらダメだよね」と断られる前提な話し方をするようになってしまいました。

妻とも話し合いをし、子供が何かしたいと主張した時は必ず肯定をしてから、今できない場合の理由を説明することにしました。また、時間がかかっても、やりたいと言ったことは必ずさせるようにしました。

これを続けたことによって、癇癪を起こすことが少なくなり「しょうがないなぁ」と落ち着いてくれる場面も多くなりました。

30代前半/3人兄妹・姉弟/男性

出来る範囲内で子どものしたいことや意思を尊重する

3歳になり、本格的に保育園に行くのが嫌になってしまったことがきっかけで、今まで出来ていたことも嫌々になってしまいました。

なんでも我慢させるのは良くないと感じ、無理に嫌なことはさせず、出来る範囲内で子どものしたいことや意思を尊重することにしました。

そうすることによって、子どもも以前に比べると保育園にも行ってくれるようになり、お願い事も聞いてくれることが多くなったような気がします。

つい大人の価値観を子どもに押し付けてしまいがちになりますが、子どもも子どもなりに考えていることがあるんだなと痛感させられました。

20代後半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編3位|しつけも忘れない

しつけも忘れない

時に突き放す

2歳後半から3歳にかけてイヤイヤ期に突入したり、ワガママな事を言うようになりました。

やりたい事をやらせなければ泣き喚くという、非常に手のかかる状態ではありましたが、甘えさせすぎるのは良くないと考え、時に突き放すということをしました。

理由は、子供でも1人の人間だということを意識して子育てしていた為です。

子供だからこそ許されることもあるとは思いますが、「世の中はそう思い通りにならない」ということを今のうちから教える必要もあると考えました。

20代後半/男の子1人/男性

イヤイヤ状態となっても負けず、我慢させる

上の子は、2人目が生まれてすぐくらいのタイミングで3歳を迎えました。下の子中心の生活となりストレスが溜まったのか、下の子への意地悪も多く、自分の思い通りにいかないことによるイヤイヤ状態に入ると手が付けられないことが多くありました。

その際は根気強く説得をし、状態をわかってもらうように説明することで対処していました。

また、イヤイヤとなった場合でも「イヤイヤをすれば主張が通る」と勘違いさせないように気をつけました。例えば外出先で欲しいお菓子を見つけて子供がおねだりしても、ほいほいと買うことはしません。それでイヤイヤ状態になった場合でも、親が最初にダメと言ったことは曲げずに「ダメ」を突き通し、我慢させることにしていました。

我慢はさせますが、別の妥協点を提示し、理解してもらうようにできる限り対応していました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編4位|今だけだと温かく見守る

今だけだと温かく見守る

癇癪が収まるまで怪我がないように見守る

うちの子は一度「癇癪モード」に入ると、手がつけられなくなっていました。どんな言葉をかけても子供の耳には届かず、癇癪が収まるまで怪我がないように見守る事しかできません。

はじめは、「何とか早く収まらせないと」と焦っていましたが、癇癪は言い聞かせてどうにかなるものではなく、子供自身が納得行くまで収まる事はないようです。

うちの子は、癇癪時に皮膚を掻き毟る行為があったので、怪我をしないように見守る事を心がけていました。

30代後半/男の子1人/男性

パパ編5位|適度に気を抜く・無理しない

適度に気を抜く・無理しない

まずは自分の幸せをキープし、子供に対して期待しすぎず広い心で余裕を持つ

子供に過度な期待をして、「着替えて」とか「座って食べて」、「お風呂に入ろう」などと指示してばかりだと、応えてくれない度にこちらが疲れてしまうことが多いです。そのため、最初から「期待をしすぎない」ことがコツ。

いやいや期は、何でも「断られることが当たり前」。まずは「そうだよね」「いやだよね」と共感してから気持ちを受け止め・落ち着かせ、その次にアプローチに入るのが鉄則です。

たとえば着替えは途中まで一緒にし、お人形やお風呂の擬人化(親がなりきりで吹き替えします)を使ったりして子供の興味を引き、「一緒にすること」「サポートにまわること」に徹します。そうすることで、「いや!」という気持ちを忘れてついてきてくれたり、真似をしてくれたり、お人形やおもちゃに対して「僕がやってあげなきゃ」という気持ちになりやすく、ゴールまでがスムーズな気がします。

あとは、何よりも「自分が幸せでいること」。自分が幸せでいなきゃ、人に優しくなんてなれません。好きなお菓子やコーヒーを味わったり、ネットショッピングをしたり、youtubeで音楽を聴く・・・なんでもいいんです。好きなことで自分を満たしてあげることで、子供に対してもゆとりを持てて、いい関係でいられると思います。

20代後半/2人兄妹・姉弟/男性

3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントまとめ

この記事では、3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントを体験談と共にご紹介してきました。

3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケートでは、ママ側の1位は『子供に寄り添う・向き合う』、パパ側の1位は『子供に寄り添う・向き合う』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 41票 子供に寄り添う・向き合う
2位 16票 今だけだと温かく見守る
3位 13票 親の心身を健やかに保つこと
4位 10票 適度に気を抜く・無理しない
5位 7票 ハグする・愛情表現をする
6位 6票 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントを回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 45票 子供に寄り添う・向き合う
2位 21票 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
3位 14票 しつけも忘れない
4位 7票 今だけだと温かく見守る
5位 6票 適度に気を抜く・無理しない
その他 7票 上記以外の回答