生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く…パパママが実践した対処法

3位|ゲップを出させる

ゲップを出させる

ゲップのさせ方を工夫してみる

私の息子も赤ちゃんの頃、とても吐き戻しが多い子でした。また、私自身が妊娠中に病気になってしまい、その影響でNICU(新生児期に入るICUです)に入院する事になったのですが、その時に色々教えて貰った事があります。

赤ちゃんの胃袋は大人のように三日月型ではなく、風船のような形をしているそうです。なのでまず赤ちゃんを抱き、お腹を片手で押さえながら少し前かがみにさせ、下から上に背中をさすります。それで大概の子はすんなりゲップを出してくれます。

それでもダメなら一度寝かせ、数分後に同じ事をやってみるとゲップを出してくれたりします。

基本的に生後一ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐いてしまう理由は、ゲップが出ずに空気と共にミルクを出してしまう事なので、そこを工夫してみると良いみたいです。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

背中をトントンしてゲップをさせる

授乳の時、助産師さんに「ミルクや母乳を飲んだ後は、背中をトントンしてゲップを出させてあげて」と教わりました。

ゲップを出さない状態で寝かせると吐き戻すことが多いので、縦抱きにして肩に子供の頭を乗せて背中をトントンしてゲップを出させてあげていました。

それでもたまにゲップと一緒にミルクが出る時があるので、肩にタオルをかけておくとミルクが出た時も服にかからなくて済むのでいいと思います。(私は何回か油断して洋服を着替えることになったので、面倒でも一応タオルはかけておいた方がいいと思います。)

ゲップが出るまでの時間はその時によって変わるので、中々出ない時もとりあえず1回は出るまで背中を優しくトントンしてあげていました。

20代後半/女の子1人/女性

ゲップをしっかりさせてあげる!

生後1ヶ月頃といえば、ようやく母乳やミルクを上手に飲めるようになってきたタイミングですね。首のすわりはもうちょっと先ですが、体重も増えて体つきもしっかりしてきたことでしょう。

ゲップを上手に、しっかり出してあげられていますか?吐き戻しが多いということは、母乳やミルクとともに空気をたくさん飲み込んでいるということです。飲むことが上手になって、量も増えて、一所懸命に飲んでいるでしょうから、その分ゲップを出すお手伝いもしてあげましょう。

ゲップのさせ方は色々ありますが、ママやパパの肩にガーゼハンカチを置き、その上に赤ちゃんの頭がくるように対面で抱っこしてあげて、赤ちゃんが大きなゲップをするまでトントンと軽く背中を叩いてあげてください。時には背中を上から下に優しくさすってもいいですね。「げふっ」という大きなゲップは、「今日もミルクおいしかった!」という赤ちゃんからのメッセージです。

また、そのまま抱っこしてあげたり、少し遊んであげたりして、飲んだものがお腹の中で落ち着くのを待つのも良いです。お布団に寝かせる時は、授乳クッションなどをうまく使い、しばらくの間上半身を少し起こさせておくと、さらに吐き戻しが少なくなるので試してみてください。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

背中をさすり、ゲップをさせる

色々試してみて効果があったのは、「お腹のマッサージ」と「背中をさすってゲップをさせること」、「ミルクの量を複数回に分けること」の3つです。

ミルクを吐く対策としては、ゲップをさせることが本当に効果が高かったです。私の子供はお腹のマッサージよりは、背中をさすることでゲップがよく出ていました。

しかしミルクの量が多い場合、それを一度に飲むと、一回ゲップしても吐いてしまうことが多かったです。

そこで考えたのが、ミルクの分量を分けて与えることでした。ミルク1回目を与える→背中をさすりゲップを出す→ミルク2回目を与える→背中をさすりゲップを出す。こうすることで、病気の場合を除けば、ほとんど吐くことは無くなりました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

げっぷをさせてあげる

生後1ヶ月の赤ちゃんは体がまだまだ未熟で、首も座っていない状態です。その上、胃がとっくりのような形なので、ミルクも簡単に吐き出しやすくなっています。首が座ってくれば少しは吐くのも解消されてきますが、最初はげっぷをさせてあげると吐かずに済むようになります。

でも赤ちゃんの力ではげっぷが出来ないので、母親や家族がそれを手伝ってあげないとなりません。げっぷさせる事によってミルクが上がってきてしまう事を防いでくれます。

大人でもげっぷが出る事で胃のもたれた感じや不快感が楽になります。赤ちゃんもそれと同じで、げっぷ出来ると楽になり、吐かずに済むわけです。

ミルクをあげた後、すぐに抱っこした状態で、背中を軽くトントンと叩いてあげます。これで大抵の場合げっぷが出ます。

50代後半/2人姉妹/女性

4位|専門家の指示を仰ぐ

専門家の指示を仰ぐ

大量に吐いた時は小児科を受診する

下の子は生後1ヶ月までよくミルクを吐いていました。吐くたびに病気ではないかと不安になりました。

ある日、ミルクを飲んだ途端、マーライオンのように大量に吐いたので、すごくびっくりして焦りました。マーライオンのように吐くのは病気だと聞いたことがあったので、すぐに小児科に電話して受診しました。すると「吐いた後普通ならそんなに焦らなくて大丈夫。体重が順調に増えているから病気の可能性は少ない。お腹が張っているため、空気をたくさん吸ってしまうから吐くのだろう」とのことでした。

そのため、その日から綿棒浣腸をミルクの前にして、まずはガスを出させたり、哺乳瓶の空気をしっかり抜いてからあげたりと気をつけるようにしました。そしたら徐々に吐くことも少なくなりました。

大量に吐いたのには驚きましたが、あの時病院に行って本当によかったと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

心配であれば小児科や地域の保健師さんに聞いてみる

生後1ヶ月頃の一時期、私の息子もミルクを吐き戻していました。実は私もミルクアレルギーで、毎回値段の高いミルクを飲んでいたので、もしかしたらと不安になりました。

ちょうど地域の保健師さんの訪問相談があったので相談すると、「ミルクアレルギーの子は飲んだ後、噴水状に飲んだものを全部吐き切るくらいの量が出るので、口から吐き戻す程度でいつもと変わらないならば大丈夫」とのことでした。ただ「飲むのがあまり上手じゃなくて、空気も飲んでしまっているのかも」と言われました。

その後、ゲップを上手にさせてあげると、吐き戻しはあまりしませんでした。どうしてもゲップが出ない時は、吐き戻しが窒息につながらないように右側を下にして寝かせると良いみたいです。少し口から溢れる程度なら、生後1ヶ月は満腹中枢がないので飲み過ぎて赤ちゃん自身が量を調節しているとのことだったので、あまり心配ないそうです。

ですが、飲んでる途中に噴水状に吐くとか、苦しそうにしているなど、他の症状の場合はその他の病気の可能性も出てくるので、心配であれば小児科や地域の保健師さんに聞いてみると確実だと思います。

20代前半/男の子1人/女性

臍ヘルニアの治療をし、便秘を解消させる

うちの子は産まれてからずっとミルクを吐くことがなかったので、大丈夫だと高を括っていたのですが、ある時から急に吐き戻しをするようになりました。

少し便秘気味ということを除けば、特にいつもと変わりなかったのですが、小児科へ行った時に話すと、「臍ヘルニア(でべそ)」のせいだということがわかりました。

どうやらうちの子の便秘はこの臍ヘルニアが関係していて、便秘でもミルクを吐くことがあるいうことを知り、急遽、臍ヘルニアの治療をすることに!テープを3日に一回ぐらい変えて、綿棒で浣腸をして出してあげたりしました。

臍ヘルニアが治るとミルクを吐くこともほぼなくなりましたよ!

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

5位|原因を探る・よく観察する

原因を探る・よく観察する

まずはミルクを吐いてしまった時の赤ちゃんの状況を考えてみる

産科で勤務していた経験から、実際に吐き戻しの赤ちゃんに行っていた方法をお伝えします。

生後1ケ月の赤ちゃんはまだミルクの飲み方が上手くできない子もいると思います。まずはミルクを吐いてしまった時の赤ちゃんの状況を考えてみましょう。もし授乳をしてからミルクを飲んで吐いてしまった場合は、もしかしたら母乳を十分に飲めているのかもしれません。その時は少しミルクをやめて、母乳だけにしてみましょう。母乳はミルクよりも消化が早いので、授乳時間は短くなってくると思いますが、母乳だけでいければ経済的にも助かります。

あとはミルク後のげっぷが上手くできず、横になった時にげっぷが出てしまうと、一緒にミルクも吐いてしまうということもあります。ミルクを飲んでゲップが出なかった時は、タオルなどを使って少し上半身を上げて寝かせてみましょう。寝ている間にげっぷが出ても、背中が上がっているとミルクの吐き戻しは軽減されると思います。

吐いてしまってミルクが気管に入ると窒息の危険がありますので、寝かせた時は顔を横にして寝かせるようにしましょう。吐き戻しの回数が多かったり、体重が増えないといった心配がある時は、早めに病院や助産師さんへ相談してみましょう。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

慌てずに冷静に理由を考えながら行動に移す

生まれたての赤ちゃんの臓器は、まだ稼働したてです。看護師さんから「赤ちゃんの胃袋はおよそピンポン玉くらい」と教えてもらいました。従って、赤ちゃんが一度に飲める量も限られています。

赤ちゃんが吐いてしまう要因はさまざまですが、まずは飲み過ぎてしまっていることを疑います。体の大きさに反して多く飲んでしまったら、もちろん吐いてしまいます。最初のうちは、何時にどのくらいの量を飲んだのかを記録するといいでしょう。泣いているからミルクを飲ませるのではなく、大体の時間(2~3時間)は空いているのを確認しましょう。

もう一つは、ゲップがうまくできないまま、ミルクを飲んだ後に横になってしまったこと。大人でも食べた後や飲んだ後にすぐに横になると、体調が悪くなる時があります。赤ちゃんだって、ミルクを飲んだ後すぐに寝かせられたら、気分が悪くなってしまいます。ゲップが出なかったとしても、ミルクを飲ませてしばらくは縦抱きにして休ませてあげましょう。

とにかく、吐くことには理由があります。ママは慌てずに冷静に理由を考えながら行動に移すべきです。

40代前半/2人姉妹/女性

6位|吐いても良いようにしておく

吐いても良いようにしておく

戻してもすぐに取り替えてあげられるようにしておく

うちの子は毎回飲んだミルクを吐いてしまいました。1週間検診や1ヶ月検診、地域の訪問検診の時に、産婦人科の先生や看護師さん、保健師さんに相談しました。その際、ゲップをさせる、布団に少し角度をつけてみる等教えて頂きましたが、ほとんど効果はありませんでした。

毎回吐いてしまうのは心配ですし、自分は睡眠不足で少しでも眠りたい時なのでイライラしてしまうこともありました。

あまりにもたくさん吐いてしまうようでしたら、病院へ行った方が良いと思いました。うちの子の場合はそんなに大量ではなかったので、寝かせる時はバスタオルを敷いたり、抱っこの時も肩にタオルを乗せたりして、戻してもすぐに取り替えてあげられるようにしていました。

半年になった今は、ミルクを飲んでずり這いしていると吐いてしまいますが、だいぶ吐かなくなりました。

30代前半/男の子1人/女性

横向きで寝かせたり、スタイをつけて汚れ防止

赤ちゃんは大人の胃とは違い、筒に近いような胃の形をしているため、どうしても吐きやすいです。大きくなるにつれて胃の容量も大きくなり、ゲップも上手になるので吐くことは落ち着いてきます。

我が子も吐き戻しが多かったので、ゲップをしっかり出し、飲んだ直後は頭を少しあげた体勢にしていました。それでも吐く場合は、吐いたミルクが気道を塞ぎ窒息しないよう、横向きで寝かせたり、スタイをつけて汚れ防止をしていました。

横向きで寝かせる際は、完全な横向きだと赤ちゃんが動いた拍子にうつぶせになってしまうかもしれないので、背中の下にタオルを挟んで45度くらいの角度にしていました。

スタイをつける際は、スタイがひっくり返って赤ちゃんの顔を覆ってしまわないように注意していました。どちらも長時間目を離さないように意識して行っていましたよ!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法アンケートでは、1位は『ミルクの与え方を見直す』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法
1位 55票 ミルクの与え方を見直す
2位 44票 縦抱きにする・暫く横にしない
3位 31票 ゲップを出させる
4位 19票 専門家の指示を仰ぐ
5位 12票 原因を探る・よく観察する
6位 11票 吐いても良いようにしておく
その他 28票 上記以外の回答