思春期の時に女の子ならば誰もが経験しますが、父親との接し方に多いに悩みます。
それは父親も同じなのかもしれません。
同じ言葉を言われても、母親の言葉なら素直に聞けても、なぜか父親のいう事には逆らってばかりだった青春時代でした。
子供の時は、なぜ父親に対してあれほど腹が立ったり、イライラしたのか分からないものなのです。
そんな私も母となり、実の子供の思春期を経験したからこそ分かることもたくさんありました。
そこで今回は、思春期の時に年頃の娘さんとどういう風に親子としての関係を築いていけば良いのかを、ご紹介したいと思います。
1.態度を変えない
思春期の頃は、急に不機嫌になってしまうものです。
これは、ホルモンバランスが少しづつ変わっていく段階だからです。
朝起きたら、急に不機嫌になっている事は珍しい事ではありません。
そんな時に、父親は態度を変えてはいけません。
どれだけ娘が不機嫌でも、そこに対して怒ったり、逆に機嫌を取るような態度をとったりすれば、逆に反感を買います。
こういう時だからこそ、いつもと同じで良いのです。
2.無理に接触しない
娘が反抗期になると、家庭の中でも距離を感じるものです。
会話が皆無になったり、視線を合わせてもくれなくて、父親としては寂しい時期となるかもしれません。
ですが、辛いのは実は娘さん本人でもあるのです。
父親として出来る事は、無理に接触しないようにする事が大切です。
3.気にする事は言わない
そして、年頃的に気になる話題というのがありますよね。
例えば、体重の事やダイエット、更には彼氏の事。
しかし思春期だからこそ、触れられたくない話題というのがあります。
父親としては、悪気はないのかもしれませんが、「最近、太ったじゃないか?」、「彼氏は出来たのか?」そう聞かれるだけで、娘は嫌になってきます。
確かに、そういった話題はテレビや雑誌などに載り、会話の糸口になればと思うのかもしれませんが、思春期の娘には、絶対にしてはいけない内容なのです。
4.さりげなく助言をする
そして、時には娘が困っている状況に直面する時もあると思います。
ですが、その事をどう訊ねたら良いのか、娘も困っているのです。
そんな時には、さりげなく人生のアドバイスをしてあげましょう。
娘は、聞いていないように見えて、ちゃんと聞いています。
親として、大人としてのアドバイスをしてあげましょう。
5.じっと待つ
思春期は、いつか終わります。
まるで嘘のように、親に対する気持ちが柔らかくなるのです。
その時期をじっと待つのも大切な事です。
そして、何事もなかったように接する事も大切です。
著者:ゆう
性別:女性
年齢:43歳
思春期の頃。父親とは何かと衝突してきましたが、思春期を終えてからは良好な関係です