時代小説のおすすめ28選&読書家500人の人気ランキング

古き良き時代の日本がテーマになっているような、面白い時代小説を読みたい時もありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる時代小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの時代小説28選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

おすすめの時代小説人気ランキング

おすすめの時代小説ランキング

まずは、おすすめの時代小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの時代小説』によると、1位は『燃えよ剣(86票)』、2位は『鬼平犯科帳シリーズ(32票)』、3位は『竜馬がゆくシリーズ(23票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、おすすめの時代小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/86人がおすすめ

【1位】燃えよ剣

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 司馬 遼太郎
出版社 ‎新潮社; 改版
発売日 ‎1972/6/1
価格 935円

新選組副長・土方歳三の信念を貫き通す生き様がかっこいい!

六千もの書物を読んだという司馬遼太郎さんが書いた、新選組副長・土方歳三の物語です。近藤勇ではなく、土方歳三に焦点をあてている所が面白いです。

激動の幕末、時代の変化を感じつつも、「自分は武士だ。信じるものを信じ通す」といった土方の生き様が、読んでいて本当に痛快でかっこいいです。

また、「鬼の副長」と呼ばれた怖い一面だけでなく、俳句をたしなむ土方の全く別の面も書いており、その人となりが垣間見え、とても興味深いです。

読み終えた後には「近藤もいいが、土方の生き方もすごい!」と思う方も多いと思います。

Rioririさん/50代/女性


自然な語り口なので、ついノンフィクションだと勘違いしてしまう

この『燃えよ剣』が、司馬遼太郎の代表作だと私は思っています。映像化もされていますが、想像力を働かせて読むのが楽しいのでぜひ書籍がおすすめです。

歴史上の人物である土方歳三を主人公に、田舎道場から旗揚げをして新選組として幕末の混乱を戦い抜き、やがて時代は大政奉還へ…。愛する人との出会いや仲間との別れ、土方歳三の波乱の人生が濃密に書かれています。

あくまでもフィクションですが、自然な語り口なのでついノンフィクションだと勘違いしてしまいます。

決してハッピーエンドではないかもしれませんが、読み終わった後は最期まで戦い続けた彼の生き様に思いを馳せるでしょう。

momiji_00さん/30代/女性

時代小説に馴染みのない方でも読みやすく、気軽に楽しめる!

おすすめの時代小説は「燃えよ剣」です。

歴史が好きな方もそうでない方も、一度は学校の歴史授業で学んだ「新選組」。農民出身であった土方歳三が武士となり、動乱の時代を生き抜いた様子が描かれています。

幕末期の日本があったからこそ、今の日本に繋がってるとも言える作品になっています。

上下巻に分かれていて、何となく取っつきにくいと感じるかも知れませんが、読めば確実にハマる作品だと思います。

sirisspiralranさん/20代/女性

500人中/32人がおすすめ

【2位】鬼平犯科帳シリーズ

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 池波 正太郎
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎1974/12/25
価格

鬼平の懐の深さに心惹かれ、流れるように読み進められる

相手への敬語を勉強する際に、この小説を参考にしました。読んでいくうちに、自然とすぐ上の人への接し方や、親や上司への接し方について考えさせられ、改めさせられました。

小説自体も、文章が短く、流れるように読み進められます。

現代では忘れ去られようとしている「人情」や、当時の町民文化にも触れられ、また、鬼平の懐の深さに心惹かれます。

長い文章が苦手な方、時代小説をこれから読みたい方に、お薦めします。

yamayamayamasanさん/40代/女性


刑事物みたいな内容なので読みやすい

時代小説ではあるけど、刑事物みたいな内容なので読みやすいです。

何より、主人公の鬼平を始め、登場人物がみんな魅力的!

密偵達(元盗賊)とも人情や信頼で繋がっているという関係性も素敵で、読んでいて面白いです。

また、池波正太郎の小説はどれもそうですが、登場人物が食べる食事や料理が何だかとっても美味しそうなので、その点にも注目して欲しいです。

9876さん/40代/女性

500人中/23人がおすすめ

【3位】竜馬がゆくシリーズ

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 司馬 遼太郎
出版社 ‎文藝春秋; 新装版
発売日 ‎1998/9/10
価格 825円

日本の将来を考え行動する坂本竜馬の魅力が満載!

この本を読めば、坂本竜馬が好きになること請け合いです。

江戸時代末期の、開国へ向かう日本の時代背景がわかりやすく書かれており、決起盛んな幕末志士のひとりとして、日本の将来を考え行動する坂本竜馬の魅力が余すところなく描かれています。

今の日本に、これだけの熱い心を持って日本の事を考え行動する人がどれだけいるのだろう、と考えると、当時の愛国心の凄さがうかがい知れます。

masssaki7さん/50代/男性

500人中/22人がおすすめ

【4位】坂の上の雲シリーズ

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 司馬 遼太郎
出版社 ‎文藝春秋; 新装版
発売日 ‎1999/1/10
価格 803円

ドラマにもなっていて、重厚な世界観を堪能できる

「坂の上の雲」は、日本を代表する時代小説作家の司馬遼太郎の作品です。

歴史ものに慣れている人にとっては読みやすい小説ですが、歴史背景が見えてこないと、文字だけでは情景が浮かび上がってこない可能性もあります。

おすすめはイメージが湧きやすいドラマから入り、小説で補填するという楽しみ方です。

こうすることで、よりわかりやすく重厚な世界観を堪能できると思います。

mon72さん/40代/女性

500人中/22人がおすすめ

【5位】壬生義士伝

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 浅田 次郎
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎2002/9/3
価格 836円

物語がリアルで、詳しくなくても引き込まれる!

舞台や映画などでも取り上げられたことがあるので、ご存知の方も多いと思います。

幕末の新撰組隊士である吉村貫一郎が主人公の物語ですが、吉村自身の場面と彼を知る人物が当時を思い出して語る場面とが交互になって物語が進んでいきます。

新撰組と言うと、近藤や土方や沖田などを思い浮かべますが、あまり有名ではない吉村が主人公という所が面白いと思いました。

私は新撰組や幕末にあまり詳しくないので、当時の言葉遣いや方言、用語などが少し難しくて、調べながら読みましたが、それでもどんどん引き込まれるほどリアルでした。

幕末に生まれた彼の苦悩や生き様は、現代をのほほんと過ごしている私たちには重く感じるかもしれませんが、今を一生懸命生きようと思える心に響くお話でした。

kluv31mさん/20代/女性

500人中/18人がおすすめ

【6位】吉原御免状

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 隆 慶一郎
出版社 ‎新潮社; 改版
発売日 ‎1989/9/28
価格 880円

剣の果し合いから女心まで、描写が冴え渡っている

主人公の誠一郎は、宮本武蔵に育てられた剣豪で、後水尾天皇のご落胤でもあります。

彼が武蔵の死後、吉原に来て、柳生の魔の手から家康の「御免状」を守る話で、「家康 影武者説」が取り入れられています。

剣の果し合いの描写が冴え渡っています。

吉原を舞台にしているだけに女性の心理描写も多く、男性の作者が「よくここまで女心がわかるな」と思うはずです。

のぎく06さん/50代/女性

500人中/17人がおすすめ

【7位】村上海賊の娘

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 和田 竜
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2013/10/22
価格 2,980円

臨場感溢れる戦闘シーンと主人公の設定が魅力的!

この「村上海賊の娘」は今の広島と愛媛の周辺で力を誇示していた海賊「村上水軍」の娘のお話です。主人公の「景姫」は、長身と怪力を武器に自らも船に乗り、男たちに混じって剣を振り回すという女傑です。

特筆すべきは、主人公が醜女という設定。しかしそれは当時の価値観によるもので、「スレンダーで欧米人のように大きな目と高い鼻」といった特徴から、現代ではかなりの美人だと感じ取れる部分が面白いです。

また戦闘シーンが圧巻で、臨場感に溢れているので迫力満点です。

水軍たちが敵にもかかわらず、人情味ある交流をするのも読んでいて楽しいです。

poohpooh1さん/30代/女性

500人中/17人がおすすめ

【8位】雲霧仁左衛門

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 池波 正太郎
出版社 ‎新潮社; 改版
発売日 ‎1982/6/29
価格 1,045円

盗賊の美学と絶対的正義との駆け引きが楽しめる

怪盗・雲霧仁左衛門一味と、それを追う火付盗賊改の攻防を描いた非常に長い小説です。中井貴一さんが主演でNHKでテレビドラマ化されていますので、名前を知っている方も多いのではないでしょうか。

何年も前から計画を練って、豪商の家に盗賊に入る雲霧一派と、それを追いかける火付盗賊改役の安部式部との駆け引きが非常に面白いです。

前半は雲霧の圧倒的で鮮やかな盗賊としての手腕を火盗改に見せつけますが、徐々に追いつめられていきます。

時代背景、世界観を忠実に描いていますので、違和感なく読み進めていくことが出来ます。

めんちりさん/40代/男性

500人中/16人がおすすめ

【9位】真田太平記シリーズ

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 池波 正太郎
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎1987/9/30
価格 825円

輝きながら敗れ去った勇士の物語に男のロマンを感じる

池波正太郎さん原作の長編歴史小説です。過去にNHKでドラマ化もされています。

舞台は戦国時代、猛将といまだに語り継がれる真田一族の、昌幸、信之、幸村の3名にスポットを当てたストーリーです。

特に、大坂夏の陣、圧倒的な戦力を誇る徳川勢をあと一歩まで追い詰めた幸村の生涯は、「長いものに巻かれない。自分の輝く道を行く」男のロマンを感じます。

hamazouさん/50代/男性

500人中/15人がおすすめ

【10位】歳月

  • 読みやすさ   :
  • 読み応え    :
  • 時代背景の面白さ:
著者 司馬 遼太郎
出版社 ‎講談社; 新装版
発売日 ‎2005/2/15
価格 924円

江藤新平の生き方に感銘を受け、孤独を抱えながら信念に生きることの難しさも学べる

幕末から明治時代前期の混乱の中で異彩を放った、江藤新平の物語です。

彼は貧しい暮らしの中にあっても、人の目を気にすることなく学問を続け、才能を開花させます。佐賀鍋島のお殿様から勤皇の志士たち、西郷隆盛まで、時代を動かした人たちと渡り合う姿から、合理的で民主主義の視点を持っている稀有な人材だということを感じました。

しかし、その合理性や人間を平等な立場に置く考え方には後ろ盾がなく、孤軍奮闘という感じです。

長州藩や薩摩藩出身者の自己欺瞞を見抜き、自分の理想を実現するための法整備を、政府の中核で急いで進める彼を、大久保利通は見逃しません。

司馬遼太郎さんは、二人の本質的な共通性を一つの視点として、征韓論で政治を二分する対立と政争を描きます。悲劇的な結末に向かう展開から、目が離せなくなりました。深く心に残る小説でした。

ncmsk523さん/50代/男性