彼氏と性格が合わないと交際自体が辛く感じてしまいますよね。イライラが募って別れを考えてしまったり、好きなのに結婚を考えることが出来なくなってしまう事も。
一時的な状態かもしれないからこそ、彼氏と性格が合わない時でも上手に対処する方法が知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、同じ経験を持つ女性100人による彼氏と性格が合わない時の対処法を体験談と共にご紹介しています。
この記事の概要
彼氏と性格が合わない時の対処法ランキング
まずは、彼氏と性格が合わない時の対処法ランキングからご紹介していきましょう。
famico編集部が行った『女性100人に聞いた彼氏と性格が合わない時の対処法』によると、1位は『きちんと思いを伝え話し合う』、2位は『お互いに歩み寄るようにする』、3位は『考え方が違うのは当たり前だと考える』という結果に。
ランキングの詳しい内容は下記となっています。
女性100人に聞いた彼氏と性格が合わない時の対処法
女性100人に聞いた彼氏と性格が合わない時の対処法では、1位の『きちんと思いを伝え話し合う』が約23%、2位の『お互いに歩み寄るようにする』が約20%、3位の『考え方が違うのは当たり前だと考える』が約16%となっており、1~3位で約59%を占める結果となりました。
それでは、項目別で彼氏と性格が合わない時の対処法を体験談と共にご紹介していきましょう。
【1位】きちんと思いを伝え話し合う
一人で悩みを抱え込まずにきちんと相手に自分の思いを伝え話し合う
彼氏と同棲を始めてから三週間も経たないうちに、私は二人の間に気持ちのすれ違いが生じていると感じるようになりました。
そして、それによりストレスが溜まっている自分に気付いたのです。
私は、何かにつけてネガティブに物事を捉えるようになり、「きっと彼は家事が上手くできない私に呆れているのだ」などと、勝手に思い込んでは凹んで泣いていました。
この頃、楽しみにしていたはずの同棲生活は、私にとってとても辛いものになっていたのです。
彼氏も、そんな私の様子に気が滅入っていたのか、以前よりも笑顔や会話が少なくなったようでした。
けれどもある時、彼氏が意を決したように「ちゃんと話してくれないとわからないよ」、「僕は君の気持ちを知りたいし、理解したい」と言ってくれたのです。
そこで私は初めて、自分が落ち込んでいることに彼氏が気付いてくれていたことに気付きました。
一人で悩みを溜め込んでいても、なかなか解決できるものではありません。
それどころか、あまりに考え込んでしまうと、私のようにネガティブな発想をしてしまうことにもなりかねないのです。
私は彼の言葉のおかげで、そのことにようやく気付くことができました。それ以降は、何かに悩んだり、不安に思った時には、自分の気持ちを伝えた上で彼はどう思っているのかを、その都度、きちんと話し合うようになりました。
その結果、無事に同棲生活二年目を迎えることができました。
30代前半/サービス系/女性
多少無理をしてでも相手ときちんと話す時間を作る
彼と付き合い始めてから数ヶ月が経った頃、私の諸事情により、三ヶ月間だけ遠距離恋愛になったことがありました。
その間、私は海外に滞在していたのです。そのため、やり取りは主にLINEで行っていたのですが、十七時間という時差があるせいか、どこか内容が噛み合いませんでした。
時差があるため、なかなか電話もできず、もやもやする日々…。
ですが、ただもやもやしていても仕方がないと、私は日本時間に合わせて早朝に起床し、無理やり電話をする時間を作って、彼とゆっくり話をすることにしたのです。
おかげで、お互いに言いたいことや思っていることを話し合うことができ、内容は違えどそれぞれが悩みを抱え、気持ちの余裕がなくなっていたことがわかりました。
お互いの状況を理解できたことで、私達は、無事に三ヶ月間を乗り越えることができました。
30代前半/流通・小売系/女性
合わないと思った時点でとことん話し合う
恋人同士といえど、違う環境で育った他人同士なのですから、性格が合わないのは当然です。
付き合い始めは、まだ相手に対して「好きだ」という思いの方が強いため、多少我慢できてしまうところもあるでしょう。
しかし、やはり付き合いが長くなると、自分の意見を主張したくなるものです。
私の場合は、合わないと感じた時点でとことん相手と話し合い、お互いの意見をしっかり伝え合うようにしています。
その上で、お互いの妥協点を探しながらそれぞれが相手の意見を尊重し合えるのならば、この先も上手く付き合っていくことができるでしょう。
しかし、もしも、どちらか一方でも、自分の意見ばかりを押し通そうとし、相手を尊重できないのであれば、一旦距離を置くか、別れることを検討した方がいいかもしれません。
40代後半/自営業/女性
直接会って話をする時間を作った
今の彼とはSNSで知り合いました。
私達はお互いに仕事が忙しく、不規則な生活をしていたため、仕事の合間にSNSで近況を確認したり、深夜に帰宅してから電話で話すことがほとんどでした。
しかし、疲れていると、どうしても電話での会話を億劫に感じてしまうものです。
お互いにそのような気持ちでいたためか、次第にせっかくの電話にも関わらず、嫌な雰囲気が漂い始めました。
このままではまずいと思い、私達は少しでも顔を見て話す時間を取ろうと相談しました。
幸い、家が近かったこともあり、仕事終わりに迎えに来てもらい、コーヒーを飲みながら会話をすることにしたのです。
面と向かって相手と話す機会が増えたことで、相手との距離も縮まり、以前より円滑にコミュニケーションが図れているように思います。
やはり、直接会って目を見て会話をすることは大切なのだなと改めて実感しました。
40代前半/サービス系/女性
相手の本心をきちんと聞き出すようにした
彼と付き合い始めてから、私も時々、彼氏の発言にイラッとすることがあります。
しかし、それだけで相性が悪いと決めつけるのはまだ早いのではないでしょうか。
私達の場合、彼の言った言葉の意味をもう一度詳しく聞き返してみると、自分が思っていた意味とは全く違うニュアンスであったということがよくあります。
そのため、相手が本当はどんな意図でその言葉を使ったのかをきちんと確認することが大切なのです。
そして、もしも彼の本心を聞いて、それでも嫌だと思ったり、不快に感じることがあれば、その時は自分の思いをきちんと伝えるようにしています。
以前は、相手の言葉にイラッとし、知らず知らずのうちに、自分の価値観を押しつけようとしている時もありました。
けれども、これが彼なりの価値観なのだと受け入れられるよう心がけたところ、喧嘩も少なくなり、以前よりも良好な関係を築くことができました。
20代前半/大学生/女性
相手のことを深く知るためにまずは自分をさらけ出した
彼とは、付き合い始めた当初から、笑いのセンスが合わないなと感じていました。
私が面白いと思うことに対してはあまり反応をしないのに、逆に「そこでそんなに笑う?」とこちらが疑問に思うようなところで爆笑するので、いつも違和感を感じていたのです。
一旦そのような違和感を感じ始めると、笑いのセンス以外にも理解できないと感じる部分が数多く出てきました。
彼は決して悪い人ではないのですが、「もう彼と付き合っていても上手くいくことはないのかな」と、私はとても悩んでいました。
しかし、この時はまだ交際を始めてからさほど経っていない時期だったため、「彼のことをきちんと知りもしないうちに結論を出すのは早すぎる」と、なんとか思いとどまったのです。
そこで、彼のことを深く知るためにも、私はまず自分の事をさらけ出すことにしました。その甲斐もあってか、次第にお互いの共通点を発見できるようになったのです。
自分を知ってもらおうとさらけ出したことで、彼が私の好きなものを覚えていてくれるようにもなりました。
おかげで、以前よりも彼を好きになることができ、悩むこともなくなりました!
20代後半/IT・通信系/女性
【2位】お互いに歩み寄るようにする
自分の考えが全て正しいという考えをやめて相手の意見にもきちんと耳を傾ける
付き合い始めのうちは、誰でも少なからず猫を被っているものです。
私達も、交際当初はお互いに猫を被ったままの状態だったため、喧嘩はほとんどありませんでした。
ところが交際開始から一年程が経つと、お互いの素が出るようになり、喧嘩が増え始めたのです。
時には喧嘩がヒートアップしてしまい、私が「もう別れる!」と口にすることもありました。このような状況に悩んだ私は、ある時友達に相談してみたのです。
すると、友達は「何もかも自分が正しいと思うのではなく、相手の意見にも耳を傾けることが大事」、「他人なんだから、考え方が違うのは当たり前」、「そういう考え方もあるんだなと、一旦言い返すのを思いとどまってみて」と、アドバイスをくれました。
友達の言葉は私の胸にストンと落ち、私はそれまでの自分が相手の言い分を全く理解しようとしていなかったことに気付いたのです。
それ以降は、彼と意見が食い違ったとしても、自分の意見ばかりを押し付けるのではなく、お互いの考え方をきちんと出し合った上で、そこからよりよい解決方法はないかと考えるようになりました。
あの時、良い友達に相談して、本当によかったなと思っています。
20代後半/公務員・教育系/女性
無理に考え方を一致させようと思わずお互いの妥協点を探すようにする
私と彼は、とにかくあらゆることが正反対です。
例えば、彼は、休日には一日中外出して街を歩きたいタイプですが、私は一日中家で好きなことをしていたいタイプです。
また、金銭感覚においても、外食や服などに結構お金をかける彼と、できるだけお金を使いたくない自分で、全く考え方が違います。
そのため、一緒に生活をしようとすると、どうしても衝突が起こってしまいます。以前は、こうした違いにより、頻繁に喧嘩をしていました。
しかし、これではいけないと思い、全面的に対立し合うのではなく、「今日、一緒に出掛ける代わりに、来週は一緒に家でのんびりしよう」などと、お互いに妥協し合うようにしたことで、喧嘩が減ったと感じています。
しかし、中にはどうしても譲れない考えやこだわりもあります。そのようなケースにおいては、無理に考えを一致させようとは思いません。
その際は、自分がなぜ相手の意見に賛同できないのかを冷静に伝えた上で、彼のような意見もあるのだなと、数ある考え方の一つとして捉えるようにしています。
30代後半/専業主婦/女性
相手の感情が高ぶっている時は決して応戦しない
交際当初、彼はとても優しい人だったのですが、三ヶ月程経った頃から、ちょっとしたことですぐに腹を立てるようになりました。
私には「今の何がいけなかったの?」と全く理由が分からないほど、突然怒鳴られるのです。
話し合おうにも「話したくない!」の一点張りで、部屋を出ていってしまったり、電話を切られたりと、為す術がありませんでした。
さっきまで笑っていたはずなのに、一瞬でキレてしまう彼に、私は本当に困惑していました。
理由が分からなければ、同じことの繰り返しだからと話しても、「お前は俺を怒らせる天才だな!」と言われる始末…。そんなことの繰り返しで、さすがに私も辟易としていました。
しかしある時、私は、彼が穏やかな時を見計らって、「あの時は嫌な気持ちにさせてごめんね」、「話をしたかったけど、私が何かを言うとまたあなたに嫌な思いをさせてしまうのではと思って、話せなくて…」
と、伝えてみたのです。
それまでの経験上、彼に「どうして怒ったの?」、「なんで?」と聞いてしまうと、再び怒り始めてしまうことが多かったため、「嫌な気持ちにさせてごめん」という言葉を選んだのです。
すると、彼も次第に怒った理由を話してくれるようになりました。
その理由は様々で、中には私にはどうしようもないものも含まれており、正直、「完全なとばっちりではないか!」とイライラさせられたりもしました。笑
自分にはどうすることもできないことでこちらに当たられても、私には、ただ彼が落ち着きを取り戻すのを待つしかありません。
そのため、それ以降私は、彼の感情が高ぶった時には応戦しないようにしようと心に決めたのです。
私は、決して彼と喧嘩をしたくて一緒にいるわけではないのです。そのように接していたところ、喧嘩も苛立ちも、かなり減ったように思います。
以前は、「なんで分かってくれないの?」とばかり思っていました。しかし、果たして私は相手を分かろうとしていたのだろうかと考えるようになり、わからないなりに彼の言い分にも耳を傾けるようになりました。
今では、穏やかに過ごせる時間が増えたことにより、彼も私も冷静に自分を振り返ることができるようになっていると思います。
30代後半/医療・福祉系/女性
よく話し合いお互いの考え方を理解しようと努力する
私が当時お付き合いしていた彼は、どちらかと言うと、おっとりとして、口数の少ない穏やかな性格の持ち主でした。
それに対して、私は物事をテキパキとこなしたいタイプで、せわしなくよく話す、彼とは真逆の性格。そのため、一緒にいてもかみ合わない事が多かったのです。
いつも私が主導で物事を行うことにも疲れてしまい、このまま付き合い続けるのは難しいのではと、感じるようになりました。
しかしある時、私は何かを決める時、彼にきちんと相談していただろうかと、自分の行動を振り返ってみたのです。
すると、自分主導に疲れたと言っておきながら、それまでの私は、彼には何も聞かずに、勝手にさっさと物事を決めていたことに気付きました。
私は、自分で自分の首を絞めていたのです。さらに、彼とよくよく話してみると、実は彼は企画や計画が非常に得意であることがわかりました。
彼に相談すると、旅行などがとてもスムーズにいき、率先して私を引っ張っていってくれる彼をとても頼もしく感じました。
このことから私は、性格は違えど、誰にでもその性格を生かした得意分野があり、お互いの足りない部分を補い合うことで上手くいくのだということを学びました。
そして、そのような関係を築くためにも、よく話し合い、お互いの事を理解しようとする姿勢が大事なのだと思います。
40代前半/専業主婦/女性
お互いの気持ちを尊重し理解するよう心がける
彼氏との結婚を考え始めた頃、私達は今後のために、お互いの人生感や価値観、夢や目標などを真剣に話し合ったことがありました。
その際に、初めてお互いに相手の将来への思いを聞いたのですが、いくつか考え方にズレが生じている部分があったのです。
私はなんとかそのズレをなくしたいと、必死に自分の思いを語りました。しかし、真剣に話せば話すほど、口論になってしまったのです。
この時は、お互いが「相手に分かってほしい、認めてほしい」という気持ちでいっぱいになっており、意見の応酬のような状態になっていました。
しかし、このままでは事態は悪化する一方だと思い、一旦、お互いが冷静になるまで時間を置くことになったのです。
その間、私は自分の意見ばかりを押し通そうとした自分を反省しました。そして後日、お互いに前回の自分を反省し、再び話し合いの場を持つことができたのです。
私達は二回目の話し合いの際、あらかじめいくつかの決め事をしました。まずは、相手の意見もしっかりと聞く姿勢を持つこと。そして、否定から入らずに、なるべく前向きに捉えながら理解しようと努力すること。
それでも、もし譲れない思いがあるなら、あくまでも冷静に、相手を思いやりながら、言葉を選んでその思いを口にすること。
これらを実行しながら話し合いを進めたところ、全てが円満に解決していったのです。
この経験から、私は、感情が高ぶってしまった時には、自分の独りよがりな意見になっていないかどうかを客観視することが大切なのだと学びました。
そして、そのためにも心に余裕を持つことが重要であることにも気付きました。
反省ばかりの日々でしたが、お互いがぶつかり合ったことで学ぶこともあり、今後、この経験が、私達の絆をさらに強くしてくれるだろうと思っています。
性格というものは人それぞれ違って当たり前です。その人の生まれもった個性や、育った環境によって培われるものですから、簡単に変えられるものではありません。良い部分もあれば、悪い部分もあって当然なのです。
それを踏まえた上で、お互いを尊重し、それぞれの欠点を補い合いながら関係を築いていくことが、理想的なのではないでしょうか。
世の中には、本当に様々な性格の人達がいます。自分の中の価値観だけにとらわれず、広く大きな心で接することで、相手の長所を認められるようになるのではないでしょうか。
20代前半/サービス系/女性
自分の意見も伝えつつ相手の考え方を尊重し理解しようとした
私が過去に五年程付き合った彼氏は、何から何まで私とは性格が真逆でした。
最初は「嫌だ」と思うことがあっても、自分を抑え込んで我慢していましたが、結局はそれがストレスとなり、最終的には爆発してしまいました。
そのため、喧嘩ばかりの毎日で、お互いに気が滅入っていたように思います。
そんな時、「パートナーとは似ている者同士よりも、違う部分がある方がお互いを補い合える」という考え方があることを知ったのです。
そこで、私もこのように考えてみようと実践したところ、普段ならイライラしていたことも「この発想は私にはなかったな」、「面白いな」と思えるようになり、心に余裕ができたように感じました。
おかげで喧嘩も減り、毎日を笑顔で過ごせるようになりました。
お互いに言いたいことはきちんと言いつつも、相手の考え方を尊重し、理解しようとすることで、たとえ性格は違っても最良のパートナーになれるのではないでしょうか。
20代後半/サービス系/女性
【3位】考え方が違うのは当たり前だと考える
人それぞれ考え方が違うのは当たり前だと考え、お互いの欠点をそれぞれの長所で補い合う
彼と交際を始めてから、時間が経つと共に、次々と「合わないな」と感じる部分を発見するようになりました。
私は、穏やかで地味なタイプですが、考えは今風で、色々と気が回る質だと思っています。一方、彼氏はとても男らしいのですが、考え方が少し古風で、かなり不器用な人でした。
けれども、私は、こうした考え方の違いを無理に合わせようとしたり、直す必要はないと思っています。
人それぞれ育ってきた環境などによって考え方が違うのは当たり前ですから、「そういう考え方もあるんだなぁ」と受け入れるべきだと思うからです。
彼の、男らしくリードしてくれるところは、自分には無い魅力的な部分で、私はそのような彼をとても頼もしく感じています。
また、時には、逆に私が細かな気配りで、彼をフォローしてあげることもあります。
このように、お互いの欠点をそれぞれの長所で補い合いながら、上手くバランスを保ってお付き合いしていけばいいのではないでしょうか。
30代前半/専業主婦/女性
価値観や性格は違って当たり前だと考え無理に相手に合わせようと思わない
彼とお付き合いを始めてから、一年近くが経ちました。
私は元々、付き合う前から彼とは性格が合わないであろうことをわかった上で交際を始めました。
そのため、交際当初は、無理に相手に合わせようとして、しんどい思いをしたこともあります。
しかし、ある時ふと、どんなに好きな相手であっても、全くの他人なのですから、考え方や価値観が違うのは当たり前なのだと気付いたのです。
それに気付いてからは、無理に彼に合わせる必要はないのだと心が楽になりました。
そして、それ以降は、どちらかの意見に無理に合わせようとすることなく、それぞれの考え方を尊重しながら、良好な関係を築くことができています。
おかげで、性格が全く違う私達ですが、今までに「別れる」という選択肢を考えたことはありません。
20代前半/専業主婦/女性
別々の人間なのだから考え方が違うのは当然だと考え冷静に受け止める
彼との交際期間が長くなり、一緒にいる時間が増えるにつれ、好みや考え方の違いを感じるようにました。
このような価値観の違いにより、ぶつかり合ったこともあります。しかし、彼と私は別の人間なのですから、考え方が違って当然です。
私はこのように考えることで、たとえ意見が合わなくても「彼のような意見もあるのだな」と冷静に受け止めることができるようになりました。
もしも、それでも許せないことがあれば別れようと考えていましたが、今のところそのようなことはなく、順調に交際を継続できています。
20代前半/大学生/女性
無理に合わせる必要はないのだと考えるようにする
交際当初は、お互いに気を使っていたこともあり、自分達の価値観や性格の違いに気付いていませんでした。
しかし、長く一緒にいると、次第に合わないところが見えてくるようになり「この人は何でこうなんだろう、嫌だな」と思うことが増えてきたのです。
そんな中、付き合い始めてから一年が経ち、私達は同棲を始めようということになりました。
そこで私は、この機会にしっかり話し合おうと、今までの自分の思いや不満を彼に伝えることにしたのです。
この話し合いを通して分かったのは、「お互い個性のある人間なのだから全ての考えが一致することはない」ということでした。
当たり前ですが、私と彼では育ってきた環境も積み上げてきた経験も全く違います。
そうして培ってきたことが今の私たちを作っているのであり、性格や価値観というものは、そう簡単に変えられるものではないのだと気付いたのです。
私が彼に対して「嫌だな」と思うように、彼も私に対して不満に思っていたことがありました。
この話し合いにより、私は「この人は今までこう思っていたんだ」と、初めて彼の気持ちを知ったのです。
もちろん、全ての物事に対する価値観や考え方が同じであれば、嫌な思いをしたり、喧嘩になることもないかもしれません。
しかし、お互いに違う考え方を持っていることを理解し、それを無理に合わせる必要はないのだと考えることで、私達の同棲生活は大きな喧嘩をすることもなく、開始から一年が過ぎようとしています。
妥協して彼を受け入れるという選択肢もありましたが、きちんと話し合ったことでお互いに自分の思いを包み隠さず、何でも言い合える仲になることができました。
おかげで、お互いに気持ち良く日々を過ごすことができています。
20代後半/サービス系/女性
【4位】お互いについて改めて冷静に考えてみる
自分と相手の違うところを紙に書き出し改善可能な内容であるかを冷静に分析する
彼氏と付き合い始めてから半年が経ち、会話が弾まなかったり、何かと衝突することが増えるようになりました。
そんな時、私はまず紙とペンを用意して「私と彼氏はどのような性格で何が合わないのか?」を書き出します。
そして、書き出した内容を冷静に分析し、改善できることなのかどうかを考えてみるのです。私は、その結果次第で、今後の付き合い方を検討するようにしています。
20代後半/メーカー系/女性
自分が本当に相手を愛しているのかを改めて考える
彼氏と付き合い始めて二ヶ月程が経った頃から、性格の不一致を感じるようになり、彼は自分が本当に求めている人なのだろうかと不安に思うようになりました。
ただ寂しいからという理由で彼と付き合ってしまっているのではないかと思うようになったのです。
私は、こんな気持ちのまま付き合っていても時間の無駄であると同時に、相手にも失礼ではないかと悩みました。
そんな中、仕事が忙しく、なかなか返信を返せないことがありました。その際に送られてくる彼からのメッセージを、私はとても面倒だと感じてしまったのです。
私の中で、本当に好きな人であれば、どんなに忙しくてもメッセージが来たら嬉しいはずですし、返信を苦痛と感じることもないでしょう。
しかし、彼には失礼ですが、その時の自分は彼氏よりも仕事の方が大事だと思ってしまったのです。
そして、これにより、やはり彼とは本当の愛ではなく、寂しさから付き合っていたためにこのように感じてしまうのだと気付きました。
これを機に、私は改めて自分のタイプと理想をはっきりさせ、本当に自分が心から愛せる人を探そうと決心しました。
20代前半/サービス系/女性
自分の心に余裕がある状態で相手と接し自分の本心を判断する
彼氏と付き合い始めてから三週間程度が経った頃から、会話をしていても話がつまらないと感じ、一緒にいたいと思わなくなりました。
こんな気持ちのまま付き合うのは相手にも悪いですし、時間の無駄であると思い、私はそのまま別れを選択しました。
ところが、それから少し経った頃から、「彼はどうしているのかな」と相手のことが無性に気になり始めたのです。
そして、あの時の自分は、決して彼に対する好意がなくなったわけではなく、相手のことが考えられないくらい、自分に余裕がなかっただけなのだと気が付きました。
しかし、自分から別れを選んだのですから、後悔しても後の祭りです。この時の教訓を生かし、私はそれ以降、恋人と接する時には自分の心に余裕を持って接するよう心がけるようになりました。
30代前半/専業主婦/女性
【5位】新しい世界や価値観を知ることができるのだと考える
性格が合わないからこそ自分の知らない世界を見せてもらえるのだと思う
当時お付き合いをしていた彼氏とは、お金についての考え方や、性格、人との付き合い方等々、大きく違うところが多々ありました。
中でも性格は、内向的であまり外に出たくないタイプの私と、外向的で誰とでもすぐに仲良くなれ、賑やかに遊びたいタイプの彼という、全くの真逆だったのです。
このような性格の彼なので、私は、他の人も参加する飲み会に一緒に行こうとよく誘われていました。
しかし、気を使うからやめてほしいというのが、正直な気持ちでした。
けれども、彼につれられて様々な人達と交流を持つようになったことで、次第に、私の気持ちに変化が表れました。
彼のおかげで、私一人では経験できなかったことや、新しい世界を見ることができているんだ、と感じられるようになったのです。
そう思えるようになると、自分にはないものを持っている彼が、それまで以上に魅力的に感じられるようになりました。
現在は彼と結婚し、お互いの強みを活かしながら、楽しく生活できています。相変わらず性格の違う私達ですが、私は今でも彼のことが大好きです。
20代後半/流通・小売系/女性
彼の趣味に乗じて同じ目線で楽しんでみる
私の彼は、四六時中携帯電話を離しません。
交際当初は、デート中に彼の携帯電話で一緒に動画を見る程度だったのですが、次第に、その行動は目に余るものになっていきました。
ある時、食事中に、彼に話しかけても無視をされたことがあり、「何故?」と思っていたところ、なんと、Bluetoothイヤホンを使用し動画を見ていたのです。
またある時は、イヤホンから大音量のゲーム音を漏らしながら、手を慌ただしく動かしてゲームに没頭していたこともありました。
彼にとってゲームや動画に興じることは生活の一部だったようですが、私には彼の携帯依存が理解できず、あまりの生活週間の違いにげんなりしていました。
しかし、このままでは私達の関係は悪化する一方だと思い、私は、彼の趣味に自分も乗じてみようと思い立ったのです。
私は彼におすすめのゲームや動画を聞き、自分も彼の目線に立って楽しんでみることにしました。すると、ゲームや動画を通して、次第に私達の会話が増え始めたのです。
ゲームの攻略法をアドバイスしてくれたり、おすすめの動画を一緒に見ようと誘われたり、彼の方から積極的に話しかけてくれるようになったことが、大きく影響していると思います。
今では、ゲームで白熱した対戦をしたり、一緒に動画を楽しむなどして、良好な関係を築けています。
40代後半/医療・福祉系/女性
彼氏の好みを把握するためにリサーチした
私は話好きで、恋人には自分の事を何でも知っていてほしいと思うタイプです。
しかし、彼氏はあまり喋るのが得意ではなく、こちらからの質問にも「イエス」か「ノー」で答えるのみで、なかなか会話を広げられませんでした。
また、私達は買い物の仕方も正反対でした。私はウィンドウショッピングが好きで、色々と見て回りながらのんびりと買い物を楽しむタイプですが、彼氏は事前に買うものをリサーチをしておき、目的の物を買ったら即終了という効率重視タイプだったのです。
ドライブデートをしても私が一方的に話すだけでしたし、買い物デートも盛り上がらず、私は、どうしたら彼氏と楽しいデートができるのかがわからずに、途方に暮れていました。
極めつけは遊園地でのデートの時でした。私は、ライド系のアトラクションを隅々まで楽しみたいと思っていたのですが、なんと、彼氏はライド系が苦手だと判明したのです。
そのため、せっかく遊園地に来たにも関わらず、お土産を買ってお茶をする以外は、パーク内を歩きまわるだけ…。
私は思わず、途中で帰りたい気分になってしまいました。彼氏の事は好きでしたが、あまりにもデートが盛り上がらないため、悩み、傷つき、悲しくて仕方がありませんでした。
しかし、ふと、その遊園地デートを振り返った時に、私は全く彼氏の好みを把握できていなかったことに気付かされたのです。
初めから彼氏がライド系を苦手だと知っていれば、デート場所に遊園地を選ぶことはなかったでしょうから、あのような事態になることもなかったはずです。
そのため、それ以降は、彼氏の好みを知るために、デート中に様々な質問をして彼氏の好みをリサーチするようになりました。
そして、デート場所や内容は、できる限り彼氏の好みにあった場所にするようにしたのです。
また、彼氏が好きだと言っていた映画や趣味は、自分でも見たり、調べたりすることで、会話を広げる努力もしました。
そのようにしていく内に、デートがつまらないと感じることもなくなり、今では彼氏も私の好きな物を把握し、私の好きな事にも付き合ってくれるようになりました。
30代前半/専業主婦/女性
【6位】手紙で自分の気持ちを伝えるようにした
自分の思いを冷静且つ誠実に相手に伝えるために手紙でのやり取りを行った
彼氏と同棲を開始してからしばらく経ち、同棲当初に遠慮して言わなかったために蓄積された不満や問題が、次々と現れるようになりました。
生活習慣やこれまでの人生経験の違い、彼氏の病気などが原因で、ぶつかり合うことが多くなり、「性格が合わないのかな」と思うことが多くなったのです。
一緒にいるのに気持ちが伝わらず、分かり合えていないのだから、もう別れてしまった方がいいのかな、とさえ思い、悩みました。
毎日のようにどちらかが苛立ち、口論する日々。「もう終わりかな」と思っていたある朝、彼氏が仕事に行った後で、ふと机の上を見ると、手紙が置いてあったのです。
手紙には、彼氏が自身の病気に対して頑張って向き合おうとしていること、そしてそのためにどのような努力をしているのかが書いてありました。
そして、一緒に暮らしている私への日頃の感謝や、これからも一緒に楽しく暮らしていきたいという彼の思いが書いてあったのです。
その手紙を読んだ私は、今までの自分は、思っていることを伝えているつもりになっていただけで、本当に伝えなければならないことや、感謝の気持ちをきちんと伝えられていなかったことに気付きました。
そして、私も彼氏と共に当たり前の毎日を大切にしていきたいと強く思ったのです。
このことがきっかけとなり、私は同棲当初に抱いていた「彼氏と幸せに暮らしていきたい」という思いを再び思い出すことができました。
そして、彼氏が今の自分の思いや私への感謝を誠実に伝えてくれたように、私も彼氏に自分の思いをきちんと伝えようと思い、手紙を渡すことにしました。
私達は距離が近くなりすぎたせいで、相手を思いやる気持ちを忘れていたのだと思います。
手紙では、会話のように衝動的に言葉を発してしまう心配がありません。冷静に思いを伝え合うことができる、とても良いコミュニケーションツールだと思っています。
今では、週に一度お互いの思いを手紙にして交換し合っています。
30代前半/公務員・教育系/女性
お互いに相手への気持ちを手紙に書いて読み合う
私の彼氏は普段から物静かで、愛情表現の少ない人です。
一方、私は相手に対してストレートに愛情表現をすることが多いタイプでした。
そのため、あまりの愛情表現の差に彼との温度差を感じてしまい、「彼は本当に私のことが好きなのだろうか」と、不安に感じていました。
そんな中、一年目の記念日を迎えた私達。その際に私は、お互いの気持ちを手紙に書き、声に出して読み合おうと提案しました。
すると、普段の彼からは想像もできないような感謝の言葉や愛情溢れる言葉が、次々と彼の口から飛び出したのです!
私は驚きと感動で胸がいっぱいになりました。しかも、彼は手紙だけではなく、サプライズで花束とプレゼントまで用意してくれていたのです。
彼自身も、自分が口下手であるということには気付いていたようで、日頃、なかなか自分の思いを上手く口にできないことを不甲斐なく感じていたようです。
しかし、手紙であれば焦らずにじっくり考えながら自分の思いをしたためることができ、当日はそれを読めばよかったため、本心を伝えやすかったと言っていました。
それ以降、私達は特別な記念日にはお互いに手紙を書き、それを読み合うことで、お互いの気持ちを確かめ合っています。
20代前半/サービス系/女性
まとめ
女性100人に聞いた彼氏と性格が合わない時の対処法では、1位は『きちんと思いを伝え話し合う』、2位は『お互いに歩み寄るようにする』、3位は『考え方が違うのは当たり前だと考える』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。
今回は、同じ経験を持つ女性100人による彼氏と性格が合わない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。
この記事の『彼女と性格が合わない時の対処法編』も気になる方は、是非以下の記事も合わせてご覧ください。
【アンケート調査概要】調査方法:インターネット調査調査期間:2020年05月04日~05月19日回答者数:100人