彼氏が貧乏…結婚?別れるべき?経験者100人の赤裸々な本音

彼氏 貧乏

貧乏な彼氏との将来を真剣に考え始めた時に気になるのが「お金の問題」ですよね。どれだけ彼氏のことを好きだとしても、結婚や今後の付き合いを考える上で経済的な問題は切り離せません。

このまま結婚を考えても良いものか、それとも好きだとしても彼氏が貧乏な場合は別れるべきか悩む女性も多いはず。

この記事では、同じ経験を持つ女性100人による彼氏が貧乏な場合のアドバイスを体験談と共にご紹介しています。

貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事ランキング

貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事ランキング

まずは、貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事ランキングからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『女性100人に聞いた貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事』によると、1位は『付き合いは楽しかったが結婚は考えられなかった…』、2位は『結婚して良かったと感じる!』、3位は『早めに別れるべきだった…』という結果に。

ランキングの詳しい内容は下記となっています。

女性100人に聞いた貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事

女性100人に聞いた貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事

女性100人に聞いた貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事では、1位の『付き合いは楽しかったが結婚は考えられなかった…』が約39%、2位の『結婚して良かったと感じる!』が約18%、3位の『早めに別れるべきだった…』が約16%となっており、1~3位で約73%を占める結果となりました。(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、項目別で貧乏な彼氏と交際(結婚)して感じた事を体験談と共にご紹介していきましょう。

【1位】付き合いは楽しかったが結婚は考えられなかった…

付き合いは楽しかったが結婚は考えられなかった…

お金で揉めるのが嫌で結婚しなかったがお金よりも自分を大切にしてくれる相手と結婚すべきだった

当時、高卒であまりお金がない彼と長く付き合っていました。

彼のことは好きだったのですが、やはり結婚をするとなると彼の収入と貯蓄額では不安があり、お金で揉めるのは嫌だったため、別れることを選んだのです。

現在は彼の倍近くの年収の男性と結婚しましたが、お金に余裕はあっても、正直、とても幸せとは言えません。

やはり、価値観や性格が合わないと本当の幸せを感じることは難しいようです。

相手にお金がないのなら、自分で稼げばいいのです。

結婚相手には優しくて自分のことを一番に考えてくれる人とするべきだと今は思います。

30代前半/専業主婦/女性

お金に余裕がない状態で結婚すると喧嘩も多くなるためどちらかが日々のお金を管理するべき

まだ結婚をする前はお互いにアルバイトという身分ではあったものの、あまりお金のことを気にしたことはありませんでした。

お金に余裕があったわけではありませんが、誕生日やクリスマスにはディズニーランドに連れて行ってくれたり、水族館に連れて行ってくれるなどしてくれ、楽しく過ごせていたのです。

私を喜ばそうと様々な方法でサプライズを仕掛けたり、プレゼントを用意してくれる彼を、本当に優しい人だなと思っていました。

しかし、結婚して子供ができた今はお互いに気持ち的にも金銭的にも全く余裕がない状態のため、喧嘩をすることが増えてしまいました。

そのため時々、「付き合っていた頃に戻りたいな」などと考えることもあります。

20代前半/専業主婦/女性

金銭的な余裕がないと気持ちの余裕もできないと実感した

当時交際していた彼とお互いにまだ学生だったため、授業や部活動が忙しく、アルバイトもできない状況でした。

しかも、お互いに一人暮らしで奨学金で生活をしていたのです。

そのため友達からの誘いも、「お金がないから…」としばしば断っていました。

ところが彼は「友達が奢ってくれるから」と言い、よく外食に行っていたのです。

彼に奢ってくれる友達は本当に優しいと思うのですが、私にはだんだんと彼が友達の優しさにつけ込んで甘えているようにしか見えなくなってしまいました。

その上、私とのデートではお家デートの際の食費なども一切出さず、私が毎回払っていました。

しかも、出したメニューに文句こそ言わないものの、いつもとあまり代わり映えしないメニューに満足していない表情ばかりだったのです。

初めのうちは「それでも彼が好きだから」、「バイトができるようになったらきっと少しはお金を出してくれるだろう」などと思っていたのですが、3ヶ月程経つと「なぜ私だけ…!」という気持ちが強くなってしまい、彼との別れを決断しました。

彼との付き合いを通じて、学生であっても、お金に余裕のない人とは長く一緒にいられないと実感しました。

20代後半/医療・福祉系/女性

ただお付き合いしているだけならいいが結婚して子供を持つことを考えると無理だと思った

学生時代からお付き合いしていた彼とは社会人になっても交際を続けていました。

しかし、彼には本当にお金がなく、いつも金欠状態だったため、色々と苦労したこともありました。

例えば、一緒に旅行に行った時のことです。

私達はものすごい登り坂に遭遇しました。

かなりの距離があったため、本当ならばレンタカーやタクシーを使いたいところなのですが、そんなお金がない私達はただひたすら歩いたのです。

また、誕生日にペアリングを貰った際も、「お金がないから半分出して」と言われ、折半しました。

しかしそれでも、当時の彼との時間を楽しく過ごせていました。

ただし、結婚となると話は別です。

将来的に子供が欲しいと思っていたため、そんな生活を子供にまで強要することはできないと思い、彼とはお別れすることを選びました。

30代前半/専業主婦/女性

質素なデートでも楽しむことはできるが結婚を考えるのなら金銭感覚のすり合わせが大切

以前、お金がない彼と交際していた時、デートは専ら、公園デートやウィンドウショッピングでした。

それでも、写真をたくさん撮ったり、見たものについて話すことで彼との会話も弾み、まるで本当に買い物をしているかのようなデートでとても楽しかったのを覚えています。

ただし、やはりお金に対する価値観が彼とは違ったため、会話をしていても、彼の金銭感覚に違和感を感じることがありました。

相手の金銭感覚がすぐに改善できるのなら結婚を考えてもいいと思いますが、あまりにも価値観がかけ離れているのなら、お付き合いを楽しむまでにとどめておいた方が賢明でしょう。

20代前半/大学生/女性

交際はできても結婚となるとお金で揉めることも多いと思うため私は無理だと思った

以前、20歳程年上の人と付き合っていました。

当時、20歳くらいだったので相手は40歳以上だったと思います。

彼とは付き合い始めてすぐに同棲をすることになりました。

多少の喧嘩はあったものの、彼との生活はとても楽しかったです。

ところがある日、彼に突然「家賃を払わないと今月で出て行かなければならない」と言われたのです。

その時初めて、彼がかなりの間、家賃を滞納していたことを知りました。

そんなことを急に言われても、他に住む場所もないため、仕方なく彼にお金を貸しました。

元々、2人の間で家賃は彼が払っているから、私が食費を全額負担するということになっていたのです。

そのため「彼に嘘をつかれていたんだ」というショックと「言っていることが違う!」という怒りが込み上げてきました。

それ以降、彼を信用できなくなり、将来を考えるどころか一緒にいるのも無理だなと思うようになってしまったため、別れることを選んだのです。

20代後半/専業主婦/女性

将来を考えるならば安心して生活をするためにもやはりそれなりに収入がある人の方がいい

私が以前お付き合いをしていた彼は交際当初はそれなりに収入のある人でした。

しかし、私の収入を知ったことで少しずつ私に頼るようになり、仕事が上手くいっていなかったこともあって、ある日突然、仕事を辞めて帰ってきてしまったのです。

その後、彼はしばらくの間ニート状態だったため、私がお金を出していた時期もあり、「こんな状態がずっと続くのでは」と思うと不安でたまらなくなってしまいました。

そのため、彼との将来に恐怖を感じた別れを切り出したのです。

あの時の彼に比べ、現在の旦那はそれなりに稼いでおり、お互いにお金の管理もしっかりしているので安心して毎日を過ごすことができています。

20代後半/医療・福祉系/女性

お金がない人と結婚してしまうと将来子供が欲しいという夢まで叶えられない可能性がある

当時、お金がない彼と交際していましたが、お互いに若かったこともあり、あまり気にせずにできる範囲で楽しくお付き合いができていました。

プレゼントなどはありませんでしたが、一緒に街をブラブラするだけでも、彼と一緒にいられれば楽しかったのです。

けれども、この先の将来を考えた時、彼との未来をあまり明るく考えられずにいました。

絶対に子供が欲しいと思っており、子供が小さいうちは専業主婦として子供の近くにいてあげたいと考えていました。

しかし、彼と結婚した場合はそれが叶えられないだろうと判断したのです。

そのため、彼とのお別れを選びました。

30代前半/専業主婦/女性

貯金が趣味の男性には要注意

以前交際していた男性と金銭感覚が合わずに別れてしまった経験があります。

その彼はあまりバイトをしないにも関わらず、食費や交際費を切りつめて生活をすることでわずかな貯金をするのが趣味でした。

そんな彼ですから、クリスマスや誕生日などのイベントの際にも、私のためにお金を使ってくれることはありませんでした。

貯金にまわすため、ケーキさえなかったのです。

私がバレンタインデーにチョコを渡しても、もちろん、お返しはありませんでした。

貯金は良いことだと思いますが、やり過ぎは気持ちが冷めてしまう原因になりますね。

30代前半/専業主婦/女性

相手の金銭的な状況に合わせた我慢に耐えられないのなら結婚は厳しい

私が以前付き合っていた彼は最初に就職した会社が合わずに退職し、しばらくの間フリーターをしていました。

そんな彼は元々貯金がゼロである上に奨学金の返済もしていたため、かなり質素な生活をしていたのです。

一方で社会人になったことで金銭的な余裕もでき、テーマパークやお洒落なレストランにも遊びに行きたかったのですが、彼と一緒に行くことができず、だんだんとストレスが溜まっていきました。

もしも彼と結婚することになった場合、生活の質が落ちることは明白でした。

それに耐えられる覚悟がなかったため、彼と別れてしまったのです。

20代後半/メーカー系/女性

お金の使い方に関する価値観が合わないければ良好な関係は長くは続かない

以前、お金がない彼と交際をしていた時のことです。

彼とのデートは大抵、お金を使わずに済むお家デートでした。

本当は彼ともっと色々な場所に行きたかったのですが、彼のことが好きでしたし、彼に無理をさせてはいけないと思い、我慢していました。

そんなある日、彼が性行為に及ぼうとした際、「避妊具がないから、避妊具なしで」と言ってきたのです。

その瞬間、ようやく目が覚めました。

このような無責任な発言をする彼の無計画さに呆れると同時に、この人は私のことを大切に思ってくれていないのだなということがわかったからです。

お金がない人全てが無計画な人であるわけではありませんが、お金の使い方に関する価値観が合わなければ、どちらにしろ長続きはしないと思います。

20代後半/流通・小売系/女性

子供ができたため結婚をしたが交際中の段階でもっと相手のことを知っておくべきだった

彼はバツイチで当初彼との結婚などは全く考えていませんでした。

しかし、付き合い始めた頃の彼はお金の羽振りが良く、色々なものを買ってもらえたため、とりあえず付き合っていたのです。

ところが、そんな中で彼の子供を妊娠し、結婚することになりました。

その段階になって、ようやく私達はお金関係の話をきちんとすることにしたのです。

そこで初めて、実は彼にはあまりお金に余裕がないことを知りました。

正直、ショックではありましたが、隠し事なく全てを話してもらうことにより、ある程度の覚悟をすることはできました。

しかし、本当ならば結婚する前の段階でもっと相手のことを知っておくべきだったと思います。

30代前半/サービス系/女性

努力もしないで貧乏を嘆いているような相手ならば結婚はしない方がいい

私が当時付き合っていた彼は収入が特別多いわけでもないのにこだわりが強く、自分が欲しいと思ったものはたとえ手持ちが少なくても買ってしまう人でした。

そのため、私が立て替えたり、奢ったりすることも多々あったのです。

そのことに対して感謝をしてくれるのならまだいいのですが、次第に「それが当たり前」というような態度を取られるようになり、それがとても嫌でした。

私自身に彼を援助できるだけの経済力があり、納得して支払っているのならいいのですが、残念ながら私にはそこまでの金銭的な余裕はありません。

万が一、この先自分が経済的に困った時にも、彼が相手では助けてもらうことができないかもしれないという不安を抱えるようになりました。

その後も、彼が将来についてきちんと考えているとは思えず、自分の欲求を優先する言動についていけなくなったため、別れることを選んだのです。

頑張っているけれども収入が低い人ならば、人柄でカバーできるかもしれませんが、頑張りもしないで貧乏を嘆いているような人ならば、結婚はやめておくべきです。

50代前半/専業主婦/女性

自分自身に相手を強く支えられるだけの覚悟と自信があるのならば結婚もありなのでは

以前、夢のためにとにかくがむしゃらに働いている男性とお付き合いをしていました。

彼は夢を叶えるために自己投資にお金を使う代わりに生活費を切り詰めていたのでいつもギリギリの生活をしていましたが、人間性や考え方はとても魅力的な人でした。

ただし、当時は私もまだまだ未熟だったため、彼を支えきれるだけの精神的な余裕がなかったのです。

そのため、次第にすれ違いが増えていき、最終的には自然消滅のような形で別れることになりました。

お互いがもっと成熟した状態でお付き合いできていたならば、結果は違っていたのかもしれません。

20代前半/大学生/女性

自分が妊娠出産をする時のことを考えるとお金がない相手との結婚は賢明ではないと判断した

当時、俳優になるという夢を追いかけ、アルバイト生活を送っている男性とお付き合いをしていました。

交際当初の若い頃は夢を追う彼を眩しく感じ、心から応援していたため、貧乏でも気になりませんでした。

しかし、年齢を重ね、周りが結婚や出産をするようになると彼との将来に不安を感じるようになったのです。

結婚自体はできたとしても、もしも、自分が妊娠して働けなくなってしまったらと考えると彼の収入ではとてもやっていけないなと思いました。

それ以来、彼への見方が変わってしまい、彼の収入に合わせた節約デートや、叶いそうもない夢を追う姿をみっともなく感じるようになってしまったため、お別れをしたのです。

30代前半/専業主婦/女性

【2位】結婚して良かったと感じる!

結婚して良かったと感じる!

お互いに隠し事をせず相手の借金などもきちんと把握した上で2人で協力して遣り繰りするべき

彼と付き合い出してから半年程で同棲を始めたのですが、すぐに違和感を感じるようになりました。

彼のお給料は年齢的には普通より少し高い方なのですが、それにも関わらず、彼はいつもお金に余裕がなかったのです。

それを、とても疑問に思っていました。

そんな中、ある日、彼名義の借金の明細を見つけました。

驚いて問い詰めると彼は前職で親交のあったお客さんに騙され、彼名義で借金をさせられたことを白状したのです。

その証拠となるものも見せてもらい、彼に洗いざらい全てを話してもらった上で2人で返済をしていこうと決意しました。

喧嘩も多かったですが、今年に入りようやく完済の目処が見え始め、家計も落ち着いてきたので現在は結婚式に向けて楽しい節約に励んでいます。

このようなお金に関するピンチが訪れた際に、「この人とはやっていけない」と思うならば、すぐにでも別れるべきです。

なぜなら、借金を2人で背負うということは想像以上に辛いことだからです。

相当な覚悟と相手を思う気持ちがなければ、2人の関係は成り立たないでしょう。

ですが、もしも乗り切ることができたなら、2人の絆は借金が発覚する前以上に深まるのではないかとも感じています。

彼も、「こんなにも辛い時期に親身になって支えてくれた彼女を手放すものか!」言ってくれています。

今は2人の幸せのために頑張ってくれているので悪いことばかりではないかもしれません。

20代前半/専業主婦/女性

相手を好きだと思う自分の気持ちを信じて貫き通すことが大切

私達はお互いに若くお金もありませんでしたが、2人でいる時間はとにかく幸せでした。

周りの友達は旅行に行ったりショッピングを楽しむなどしており、正直、羨ましくも感じていましたが、彼とならばお金をあまり使わずとも、楽しく過ごせたのです。

できちゃった婚で結婚生活が始まったため、苦労はしましたが、彼に頼りきらず、自分もフルで働き、責任を持って日々の生活を送ることで精神的にも強くなりました。

あの時の苦労があったからこそ自信もつき、現在の穏やかな生活があるのかなと感じている毎日です。

若くして結婚したため3人の子供達は既に社会人となり、今では昔のようにお金に困ることもなく、2人で旅行に行ったり、美味しいものを食べに行くなどして、楽しんでいます。

40代後半/医療・福祉系/女性

どちらかがお金の管理をきちんとすることで貯金する余裕ができるはず

彼は確かにお金を持っていませんでした。

私自身もそれほどお金に余裕はなかったので全く大変ではなかったかといえば嘘になります。

しかし、彼とお付き合いを開始し、一緒に住み始めた時から、彼も私も結婚を意識して貯金を始めたため、結婚をする時には多少ですが貯金することができていたのです。

そもそも、彼がお金を貯められなかった原因の一つはお金の管理が苦手だったことです。

そこで同棲中のお金の管理を全て担当し、生活費には彼の給料を使い、私の給料は全て共同の通帳に貯金するようにしました。

そのようにしたおかげで少しずつですが貯金ができるようになったのです。

その後、籍を入れてから結婚式を挙げるまでの1年程の間もコツコツと貯金を続け、結婚式の費用を作ることができました。

ですから、どちらかがきちんとお金の管理ができるのならば、貧乏であることはそれほど問題ではないと思います。

30代前半/専業主婦/女性

周りと比べるのではなく自分達の小さな幸せを大切にすべき

私達は彼には借金があり、就職に失敗してからずっとフリーターという、お互いに貯蓄がない状態で結婚をしました。

彼よりも8歳年上なのですが、やはり周りと比べてしまい、羨ましく思うこともありました。

「プレゼントにブランド物のバッグを貰った」、「夜景の見えるレストランでプロポーズされ、婚約指輪を貰った」、「結婚式を有名な式場で挙げる」、「子どもが生まれた」等々、これらは私達には到底無理なことばかりです。

このような、同じ年代の男女の過半数が経験しているであろうことが何もできずに、私達は結婚しました。

彼は当時20代前半でまだ社会人になって数年しか経っていない時期でした。

しかも、正社員を辞めてしまいフリーターだった彼には無理を言うこともできませんでした。

婚約指輪はもちろんありませんし、結婚指輪も雑貨屋で購入した1000円の指輪です。

高級レストランなど行ったこともなく、行くような服も持ち合わせていません。

貯蓄がない中で子供を作るなどという無責任なこともできません。

ですが、次第に「それでもいい」と思えるようになりました。

ファストフード店でだって楽しく過ごせますし、指輪は結婚記念日が来る度に買い替えをして、毎年新しいデザインの指輪を楽しんでいます。

毎年増えてゆく指輪は私達の経歴のようで見ているだけで幸せになります。

結婚前の若い頃はブランド物も大好きで色々な種類のものを購入していましたが、30代になると「良いものを長く使いたい」、と思うようになりました。

そのため、一つだけ良いものを購入し、そちらを長く使えるよう大切にするようになったのでたくさんのブランド品は不要です。

たとえ、お金を持っていたとしても「主人が冷たい」、「仕事ばかりで団欒がない」という家庭環境では恵まれているとは言えないと思います。

寂しがりやの私にはお金はなくとも、仕事の休日をきちんと確保してくれ、いつも優しく接してくれる主人が一番です。

お金のあるなしに関わらず、主人と結婚してよかったなと思っています。

30代前半/専業主婦/女性

お金も大切だがそれ以上に相手との心の繋がりが大切だと思うのなら上手くいくはず

「お金に余裕がないと欲しいものも買えない」これは事実です。

しかし、本当に必要なものというのは意外と少ないものです。

要は周りと比べて満たされない感情を物欲で満たそうとしたり、贅沢な食べ物で満たそうとしているだけだと思うのです。

このことに気付いてから、彼にお金がないことを受け入れられるようになりました。

痩せたければ、エステなど行かなくとも、食事制限をしたり運動をすればいいのですし、浮いた食費の分、お金も貯まります。

このように考えることで本当に必要なものだけを持てるようになりました。

結局は自分自身がどのような人間になりたいのか、どのような人と人間関係を築いていきたいのかではないでしょうか。

私自身はたとえ貧乏でも彼との穏やかな生活に満足しています。

30代前半/流通・小売系/女性

結婚はお金の有無よりも相手をどれだけ信頼できるかで決めるべき

私と彼は同い歳ですが、彼は一浪しているため、私の方が一年先に就職しました。

ですから、付き合い始めた当初は当然、社会人として働いている私が奢ってばかりでした。

私達と同じようなカップルでも、結婚後に、夫婦共働きで真面目に働けばそれなりに収入もついてくると思います。

しかし、彼の場合は実家が裕福ではなかったので毎月仕送りをするなどもしており、なかなか貯金が貯まりませんでした。

そのため私達は経済的な理由もあり、結局子供を持ちませんでした。

それでも彼と一緒になったことを悔やんではいません。

彼は確かに貧乏でしたが、とても真面目に仕事に励んでいましたし、私を大切にしてくれました。

貧乏でも、価値観が合い、真面目で性格が良い人ならば、結婚しても幸せになれると思います。

50代後半/専業主婦/女性

金銭感覚の違いなど違和感を感じたことはその都度きちんと話し合うことで良好な関係を続けられる

良く言えば、シンプルなライフスタイルの彼。

当初、彼の部屋にはテレビもなければ、冷蔵庫もありませんでした。

そのため、付き合い始めたばかりの頃は「自分とは少し考え方が違うかも…」と彼との交際に迷いや違和感を感じることもありました。

けれども、毎日のように一緒にいるようになると彼の考え方に共感することも出てきたのです。

逆に、彼が私の考えに納得するようにもなり、結果的にはお互いの主張が半分半分となる居心地の良い環境になりました。

揉めることも多々ありましたが、その都度、自分の気持ちを相手に伝え、話し合うことでお互いにストレスを溜めずに良い関係でいられたのかなと思っています。

40代後半/専業主婦/女性