「妻が家事をしない…」と悩むこともありますよね。家事の分担すら出来なかったり、共働きなのに家事を協力してくれないとイライラが募って離婚を考えてしまう事も。
すぐに離婚という選択肢を選ぶことは避けたいからこそ、嫁が家事をしない時でも上手に改善する方法があれば知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻が家事をしない時の対処法を体験談と共にご紹介しています。
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妻が家事をしない時の対処法ランキング
まずは、嫁が家事をしない時の対処法ランキングからご紹介していきましょう。
famico編集部が行った『男性100人に聞いた妻が家事をしない時の対処法』によると、1位は『自分が率先して動く・期待しない』、2位は『してくれた事を褒める・感謝する』、3位は『分担やフォローについて確認する』という結果に。
ランキングの詳しい内容は下記となっています。
男性100人に聞いた妻が家事をしない時の対処法
男性100人に聞いた妻が家事をしない時の対処法では、1位の『自分が率先して動く・期待しない』が約29.9%、2位の『してくれた事を褒める・感謝する』が約16.8%、3位の『分担やフォローについて確認する』が約14.3%となっており、1~3位で約61%を占める結果となりました。(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、項目別で嫁が家事をしない時の対処法を体験談と共にご紹介していきましょう。
【1位】自分が率先して動く・期待しない
自分が家事をする
妻が家事をしない時は、妻はその状況を問題視しておらず、自分だけが問題だと思っている状態です。
そういう時は、妻に「やって」というのではなく、自分がさりげなく家事をします。自分が動くと妻も「私がやるよ」と言ってくれることが多いので、その時は甘えます。
家事をしないのは、妻が「まだやらなくても大丈夫」と判断しているだけのことです。あまりお願いするような形になると却って喧嘩になるので、さりげなく自分が動くのがおすすめです。
30代後半/IT・通信系/男性
黙ってやることをやる
ウチは基本的に家事は半分ずつ請け負っています。
その日は朝から妻の機嫌が悪いと感じていました。年齢のせいか、妻にはたまにそういう日があります。
そういう時は家事に身が入らないようなのですが、「これは君の分担だからちゃんとやってよ」などと言っても喧嘩になるだけです。
無用な争いを避けるため、そういう日は私が黙って何でも家事を行なうようにしています。
50代前半/サービス系/男性
率先して自分がする
家内が家事をやりたがらない時、私は自分から率先して家事をするようにしています。
そして、少し大袈裟なくらい「がんばっているアピール」をしながら家事に打ち込みます。
こうしていると、普通なら家内も手伝いに来ますが、どうしても手伝わない時は娘にも家事を手伝わせます。二人でおしゃべりしながら楽しそうに家事をしていると、仲間に入りたいのか、妻も手伝いに来ます(笑)。
50代後半/メーカー系/男性
「全て自分がやること」という前提でいる
お互いが「手伝う、手伝ってもらう」という意識だと、相手がやってくれないと腹が立ちます。
なので、まず前提として「全て自分がやること」という意識でいます。その上で、夫婦それぞれ得意不得意がありますので、得意なことは言われなくても積極的に自分から家事をするようにしています。
こうすることで、妻も自分が得意なことを進んで引き受けてくれるようになりました。
自然と役割、家事の分業ができるようになり、どちらかができない時はそれも引き受けられるようになりました。
40代後半/自営業/男性
とにかく自分で家事をこなし、その背中を見せる
我が家は共働きで、お互い帰る時間が遅くなりがちです。妻の方が遅くなることが多く、基本的には私が多くの家事をやっていますが、特に不満はありません。
しかし、私も不調や疲労で家事が捗らない時があります。特に残業が続いているときは、妻にももう少し協力して欲しいと思うことがあります。
そういう時でも「疲れているけどがんばります!」の姿勢を背中でアピールしています。すると、妻も「今日は私がやる」と言ってくれたりもします。
とはいえ二人の暮らしなので、これからもうまく協力していきたいと思います。
30代後半/メーカー系/男性
「この子は何も出来ないから仕方ない」とあきらめる
共働きなのに、妻は全く家事をしません。怒ってもだめでした。甘えても褒めても効果なしで、腹が立ちすぎます!(笑)
しかし、仕事の終わる時間などが違うため、なんとかなっていました。彼女がやるのは、ゴミをまとめるぐらいで、それすらも最近は「しんどいから」と言ってしません。
責めると機嫌が悪くなるので「この子は何も出来ないおバカちゃんだから仕方ない」とあきらめてます。そうすることで、気が楽になりました。
30代前半/医療・福祉系/男性
【2位】してくれた事を褒める・感謝する
やってくれたら、そのたびに感謝の言葉を伝える
やってくれたら、そのたびに感謝の言葉を伝えると良いですね。挨拶や2人で協力する姿勢が大事だと思います。
被害者意識を捨てて自発的にやれば、相手も自ずとやるようになります。
行動を変えないと習慣は変わりません。誕生日だけでなく、何もない日にサプライズなど緩急をつけるのもオススメです。
相手を責めないことが一番だと思います。
30代前半/自営業/男性
普段の感謝の気持ちを伝えて、できる範囲で行う
うちではほとんどの家事を妻がしておりますが、お風呂掃除など簡単なことだけ夫の私がしています。
妻が家事をしなくなることはほとんどないのですが、よっぽど怒った時などは休止状態になることがあります。
そんな時はなるべく出来ることをやってみますが、妻のルールと違うやり方で掃除などすると、かえって怒りを増幅させてしまいます。
なので、普段やってもらっている家事に感謝していますよ、という感じでこそこそと出来ることをやりつつ、言葉でもちょっとずつ伝えるようにしています。
50代前半/医療・福祉系/男性
褒めながら一緒に家事をする
妻は普段、毎日家事を行っていますが、疲れている時は「何もしたくない」と言って家事をしなくなったりします。
そんな時は「二人でやれば早く終わるし、一緒にやって二人でゆっくりしよう」と言って、一人での負担を減らして家事をやるようにしています。
ポイントは「いつもありがとう」と言う感謝の気持ちを言ってあげると効果的だと思います。
40代前半/流通・小売系/男性
【3位】分担やフォローについて確認する
気付いた方がやると決めておく
共働きだと妻が疲れて先に寝る日も多いので、夕食はどちらかが作り、食器洗いは食洗機で済むので深夜に入れて洗います。
「妻が」・「夫が」という概念がウチにはないので、家事は気づいた人がやります。
相手を動かそうなどという姑息なアピールをしないことで、うまくいっているのかも知れません。
40代前半/流通・小売系/男性
やるべき家事の認識を共有しておくこと
まずは自分が積極的に家事を行うことだと思っています。横でバタバタ家事をしてると、妻も何か家事をしようかと思うのか動いてくれる気がします。
それでもダメなら、時間や人出が足りない等、困っていることをはっきり伝えます。
家事一つ一つは大した作業ではなくても、溜まると大きな仕事になるので、早めに認識の共有をしておくことが大事だと思います。
お互い言わずに察するのは難しく、誤解や誤認が喧嘩を引き起こします。
30代後半/メーカー系/男性
まずは自分ができる範囲を伝え、それ以外をお願いする
家事といっても料理、掃除、洗濯、育児などジャンルが多岐にわたり、それぞれの得意・不得意があると思います。
我が家は、例えば「平日料理→夫、休日料理→妻」、「キッチン掃除→妻、浴室トイレ掃除→夫」、「洗濯干し→妻、洗濯たたみ→夫」という風に家事の好き嫌い、適性を考慮し、お互いに好き・得意と思っている分野を積極的に手掛けるようにしています。
ですので、互いの領域を守り尊重しあえば、あまり不満に思うことも少ないように思います。
40代前半/不動産・建設系/男性
【4位】うまく乗せて、一緒にやる
できるだけ同じタイミングで家事を行う
妻が家事をしない時は、基本的に妻が動くまで何も言いません。妻はご飯を食べ終わってもダラダラしてしまうのですが、そこはあえてダラダラさせます。
そして起き上がって何かをしようとした時(例えば、妻がトイレに行こうとした時や冷蔵庫を見に行った時など)に、「僕は皿を洗うから、洗濯物を畳んで!」と同じ時間に家事をするようにしました。そうするとお互いに「自分ばっかり!」と思わなくて済み、ありがとうを言い合える環境になります。
できるだけ同じタイミング同じ作業を共有する事が良いと思います!「相手が家事をやってるから、こっちも何かしないと!」と思わせることができるのでオススメです。
20代後半/サービス系/男性
ゲーム感覚で、一緒に楽しみながらする!
私は家事が好きなので、家事全般を担当しています。それを知っているからか、妻はあまり家事をしようとしてくれませんでした。
しかし私は、2人で住んでいるのだから一緒に家事をすることが大切だと感じました。
そこで、競争をしながら家事をしたり、一緒に遊んだりして、楽しみながら家事をすることに話し合って決めました。
そこからは、妻の方から「前の続きで遊びながらしよう」と声をかけてくれるようになりました!
20代後半/商社系/男性
自分が出来る範囲を伝えた上で、一緒にやろうと働きかける
妻も働いているので、家事をしたくないときがあるのは理解できます。
そんなときは少しだけ一緒にやります。例えば「洗い物たまっているから一緒にやろう。拭いたりするから」「掃除一緒にやろう。道具持ってくるね」「料理だけど、一緒に作らない?サラダは作るよ」などと、自分が出来る範囲を伝えた上で働きかけます。
コツは、一緒に作業するときに楽しい雑談をしたり、道具の買い替えも考えたりすること。あからさまな誘導やお世辞は禁物です。
家事を女性の仕事と思わず、作業してくれることへの尊敬と感謝を忘れてはいけないと日々思ってます。
40代前半/専門コンサル系/男性
【5位】責めたりせず、気分転換をさせる
外出してその日は外食する
妻が食事の準備をしてくれない時というのは、大体、心身的に疲れていて何もしたくない時が多いんです。
そういう時、食事を作ることに触れると妻は気にしてしまうので、あえて何も話さず、ドライブとかに連れ出します。いろいろ景色のいいところなどを見て、最後にさりげなく外食に誘って帰ります。
その際、「食事を作ってくれないから外食した」みたいにはしないよう気を使います。
ちょっと気分転換できれば、翌日からはまたいつもの通り作ってくれます。
40代後半/IT・通信系/男性
【6位】不快だとアピールする
不機嫌であることをアピールしながら、無視を決め込む
妻が家事をしない時の対処法は、とにかく不機嫌であることをこれでもかというくらいにアピールしながら、無視を決め込むようにしています。
そうすることで、自分に非があったということを認識させ、反省を促すことができると思うからです。
実際、この方法はかなりの効果があり、しばらくすると健気に家事をするようになってくれました。
40代前半/法律系/男性
まとめ
男性100人に聞いた妻が家事をしない時の対処法では、1位は『自分が率先して動く・期待しない』、2位は『してくれた事を褒める・感謝する』、3位は『分担やフォローについて確認する』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。
今回は、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻が家事をしない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。
この記事の『【女性版】旦那が家事をしない時の対処法編』も気になる方は、是非以下の記事も合わせてご覧ください。
嫁が家事をしない時の対処法アンケートの詳細
1位(29.9%) | 自分が率先して動く・期待しない |
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2位(16.8%) | してくれた事を褒める・感謝する |
3位(14.3%) | 分担やフォローについて確認する |
4位(13.7%) | うまく乗せて、一緒にやる |
5位(6%) | 責めたりせず、気分転換をさせる |
6位(5.2%) | 不快だとアピールする |
その他(13.9%) | 上記以外の回答 |
※複数回答可
【アンケート調査概要】調査方法:インターネット調査調査期間:2021年02月09日~02月24日回答者数:100人