「高収入の相手と結婚したら後悔するのかな…?」と疑問に思うこともありますよね。
後悔する理由としては「金銭感覚の差・無駄な出費がある」や「高収入なのにケチだと感じた時」が挙げられますが、同じ経験を持つ既婚男性と既婚女性の本音を聞くとそれ以外にも多くの理由が存在しているようです。
この記事では、既婚男女200人に聞いた高収入の相手と結婚して後悔した理由ランキングに加えて、リアルな体験談22選をご紹介しています。
目次
- 【男女別】高収入の相手と結婚して後悔した理由
- 【女性編】高収入の相手と結婚して後悔した理由ランキング
- 女性編1位|金銭感覚の差・無駄な出費がある
- 女性編2位|高収入なのにケチだと感じた時
- 女性編3位|モラハラやマウントを受けた時
- 女性編4位|忙し過ぎて一緒の時間が取れない
- 女性編5位|夫との教養の格差を感じた時
- 女性編6位|遊び癖が抜けず、蔑ろにされた時
- 【男性編】高収入の相手と結婚して後悔した理由ランキング
- 男性編1位|金銭感覚の差・無駄な出費がある
- 男性編2位|モラハラやマウントを受けた時
- 男性編3位|仕事以外のスペックが低すぎる件
- 男性編4位|忙し過ぎて一緒の時間が取れない
- 男性編5位|欲しい物を自由に買えない時
- 高収入の相手と結婚して後悔した理由まとめ
【男女別】高収入の相手と結婚して後悔した理由
順位 | 高収入の相手と結婚して後悔した理由 | |
---|---|---|
女性 | 男性 | |
1位 | 金銭感覚の差・無駄な出費がある | 金銭感覚の差・無駄な出費がある |
2位 | 高収入なのにケチだと感じた時 | モラハラやマウントを受けた時 |
3位 | モラハラやマウントを受けた時 | 仕事以外のスペックが低すぎる件 |
4位 | 忙し過ぎて一緒の時間が取れない | 忙し過ぎて一緒の時間が取れない |
5位 | 夫との教養の格差を感じた時 | 欲しい物を自由に買えない時 |
6位 | 遊び癖が抜けず、蔑ろにされた時 | – |
まずは、男女別の高収入の相手と結婚して後悔した理由からご紹介していきましょう。
famico編集部が行った『男女各100人に聞いた高収入の相手と結婚して後悔した理由アンケート』によると、女性側の1位は『金銭感覚の差・無駄な出費がある』、男性側の1位は『金銭感覚の差・無駄な出費がある』、という結果に。
それでは、女性と男性で分けて高収入の相手と結婚して後悔した理由をご紹介していきます。
【女性編】高収入の相手と結婚して後悔した理由ランキング
順位 | 割合 | 高収入の相手と結婚して後悔した理由 |
---|---|---|
1位 | 25% | 金銭感覚の差・無駄な出費がある |
2位 | 24% | 高収入なのにケチだと感じた時 |
3位 | 18% | モラハラやマウントを受けた時 |
4位 | 17% | 忙し過ぎて一緒の時間が取れない |
5位 | 6% | 夫との教養の格差を感じた時 |
6位 | 5% | 遊び癖が抜けず、蔑ろにされた時 |
その他 | 5% | 上記以外の回答 |
famico編集部が行った『女性100人に聞いた高収入の相手と結婚して後悔した理由アンケート』によると、1位は『金銭感覚の差・無駄な出費がある』、2位は『高収入なのにケチだと感じた時』、3位は『モラハラやマウントを受けた時』という結果に。
割合で見てみると、1位の『金銭感覚の差・無駄な出費がある』が約25%、2位の『高収入なのにケチだと感じた時』が約24%、3位の『モラハラやマウントを受けた時』が約18%となっており、1~3位で約67%を占める結果となりました。
それでは、具体的な体験談と共に女性編の高収入の相手と結婚して後悔した理由16選をご紹介していきましょう。
女性編1位|金銭感覚の差・無駄な出費がある
買い物時の金銭感覚の違いに困った
年上の夫は企業の役員で、収入も私の同級生たちと比べて多い方でした。だから豪快なお金の使い方をします。
スーパーなどに買い物へ行くと、私は値引き商品を優先的に選んだり、お得商品を買うことが多いのですが、夫は値段を見ずに欲しいものをどんどん買い物カゴに入れていきます。また、それぞれを大量に買います。その結果、精算時は見たことのない数字が表示されることも多くて、内心そわそわします。
私は小さい頃から自分のことは自分でし、部活動の部費などの支払いは自分のお小遣いから支払うようにしており、自然と節約を意識するようになっていました。なので、夫の買い方が未だに理解できません…。
相手は金銭感覚が同じくらいの人の方が上手くやっていけるのだと思いました。
30代前半/医療・福祉系/女性
相手が浪費し過ぎる
旦那の収入は月によってかなり波があります。ですが後先考えずにロレックスの時計やエルメスのバーキン、金のネックレスなど、資産価値の高いものを集めたがります。
まあ売れば儲けになるので私も黙認していたのですが、ある日、ロレックスの時計の箱が2つ並んでいたので驚きました。問い詰めると1本欲しかったが、2本提案されたのでどっちも買ったとのこと。
「娘の進学でお金がいるのでやめてほしい」と言うと、「お前にもプレゼントがあるよ!」と、金の喜平ネックレスを渡されました・・・。どう見てもその筋の方がつけているようなデザインで私には似合わないし、そもそも「そうじゃないよ!」と思ったので、速攻売りに行ってお金に変えました。
30代前半/不動産・建設系/女性
家計や貯金を考えず、機能性の無い高級車を買い漁っている姿を見た時
とにかく金銭感覚が違います。夫は全く機能性のない高級車を数台所有していますが、さらにもう1台欲しいと言い始めました。
私はオートマ限定しか免許がありませんので、その高級外車を乗り回すこともできないですし、何よりスーパーカーで車体が低いため、少しの段差も乗り上げることができません。子供や動物も一緒に乗せてあちこち行きたいのに、荷物は入れられないし2人乗りなのでペットも厳しい。そんな機能性のない車を何台も所有するってどうなのかなぁと腹立たしく思います。
本人が稼いだお金なので文句は言えませんが、経費で支払うことができない食材については私が払うこともあるので、家計のことはほとんど考えていません。夫は金持ちですが、老後の資金も貯めていないためとても心配・・・。
見た目は華々しい感じがしますが金銭感覚が狂っていて、長期計画でお金を運用することをしていないので、そういう面では後悔しています。
40代前半/医療・福祉系/女性
税金が恐ろしく高いのでキツイ
高収入なのはそれなりに嬉しいのですが、やはり税金が高いです。所得税や住民税はもちろんですが、国民健康保険料はとんでもない金額です。毎月税金の支払いに、頭を悩ませています。
累進課税制度だから仕方ないと理解していますが、想像以上の金額を取られるので、本当に生活がしんどいです。年収2,000万円を超えて、こんなにも毎月の支払いが苦しいとは、結婚前は想像もできませんでした。
そろそろ今年の支払い金額確定の通知が来る時期なので、戦々恐々としています。
30代前半/専業主婦/女性
女性編2位|高収入なのにケチだと感じた時
かなりのケチで夢見ていた贅沢なイベントが一切ない
お見合いで出会った彼からのアタックで結婚することになりました。私も高所得者には憧れがあったので、私には勿体ない人だと思い、幸せな出会いに感謝しました。
しかし結婚してわかったのは、彼がかなりのケチだということ。この性格ゆえに多額のお金を貯められたのかもと思っています。ケチすぎて初めは少し戸惑いましたが、とりあえず私もあわせて生活しています。夢見ていたような贅沢なイベントは一切なく、一般人より節約した生活を送っています(笑)
が、普通にお金は使います。時々、夫からのツッコミも入りますが、私は合わせすぎることが出来ない性格なので、断る時は断ります。
夫とは仲が良いので、「節約の習慣ができた」と前向きに捉えています。
30代後半/流通・小売系/女性
ものすごいケチで、生活が不自由だと感じた時
30歳をすぎてから行った婚活パーティーで今の主人と知り合いました。13年上だったのですが「金に苦労はさせない、幸せにする」等言われて、流されるまま結婚しました。
しかし結婚してから、彼がものすごい節約家というかドケチだったと分かりました。服は新しく買わない、風呂の水も週一でしか変えられない、箱ティッシュはポケットティッシュ(無料でもらってきたもの)で代用など、付き合っていた時には隠していた部分がみるみる明るみに出てきてかなり辛い日々です。
付き合っていた時は優しいと思っていましたが、結婚後そうではなかったと分かり、見抜けなかった自分を後悔するのみです。精神的に追い詰められて脱毛症になり、今も治療中です。
30代後半/メーカー系/女性
高収入なのに異常にケチで、家計にお金を入れないと知った瞬間
高学歴でエリートの夫と結婚しました。当然、年収も一般平均より上でしたが、結婚してから異常なケチであることに気付きました。
生活費は一度も満足にもらえたことがなく、なぜか水道代や食費なども私持ちで、いつも貯金を取り崩していたため、仕方なく私は赤ちゃんを保育園に預けて働くしかありませんでした。しかも、身内に「生活費をくれないから離婚したい」と話しても、夫の学歴が申し分なく社会的にも信用があったため、親族から離婚を止められ、我慢するように言われ続けました。
働こうとしても、保育園の費用は「世帯年収」で計算されるため、夫の年収が高いと最高ランクで計算されてしまい、認可保育園なのにかなり高かったです。どれくらい高額かというと、未就園児二人を保育園に預けると扶養ママさんのパート代がほぼ吹っ飛ぶという、とんでもない状態でした。信じられないかも知れませんが、赤ちゃん一人でも保育園代は6万とかのレベルなのです。なのに、お金を満足にもらえないため、割り切って自力で稼ぐしかなかったです。
高収入の人と結婚する前に、相手が「生活費をきちんと入れてくれる人か」を考えた方がいいです。特に子供を産む前によく考えないと、高収入の配偶者がいて結婚した状態で働くだけで保育園代が高額になり、人生詰むと思います。自分自身に数百万の貯金があったとしても、夫が生活費をくれないなら、あっという間に減っていきます。高収入の夫と結婚しても、もらえないのなら意味は無いので、結婚する前によくチェックするといいと思います。
40代後半/自営業/女性
ケチ過ぎていらない物が片付けられない
夫は裕福な家の長男で優しい人柄の持ち主です。義父母も大らかで付き合いやすいのですが、どうしても理解できないことがあります。それは、あらゆる商品の詰め替え用しか使わないこと。夫の実家に泊まりに行った時、風呂場に封を切ったままの詰め替え用シャンプーとリンスがあったので、「本体はどこですか?倒してしまうと悪いので、詰め替えておきますよ」と声をかけたら、「うちは本体はないのよ。もったいないから」と言われて唖然としました。
考えてみれば、夫もよくアパートの風呂場に、シャンプーやリンスの詰め替え用の封を切った状態で放置していました。掃除の際に倒してしまったりするので、何度か私の方で詰め替えていたのですが、いつも同じことを繰り返していたのは義父母の影響だったんだと確信しました。
実家のお風呂場はそれは広くて、スペースにゆとりがあって掃除には困らなさそうですが、アパートの風呂場は訳が違うんです。服も同様で、クローゼットのほとんどが彼の服で埋め尽くされています。何度も「少し処分してほしい」と頼むのですが、「あれは高かったから、まだ着れるから」と捨ててくれません。きっと彼の実家の収納もとんでもないことになっているのだろうと思うと、頭が痛いです。
育った環境が違うとはこういうことかと思い知らされる日々です。
40代前半/専業主婦/女性
女性編3位|モラハラやマウントを受けた時
「俺がいないとお前は生きていけない感」を押し付けられた時
夫から「収入に見合った豊かな食生活をしたい」と言われ、食事の度に7品ほど作らされます。私は料理が好きなので苦ではないのですが、「安っぽい肉を買うな!」などいつも何かしら文句を言われて嫌になります。
そのくせ、自分ばかり着飾って、私や子供の身だしなみには気を使わず、欲しい物があっても買って貰えません。
ある日、私が「自分で自由に使えるお金が欲しい」と言うと「自分で働け」と言われました。そこで仕事を見つけて再度相談したのですが、「無理だ!やめとけ!」と頭ごなしに言われ続け、もう限界!と思うこともありました。
1度は好きになった人とはいえ、後悔ばかりです。ですが、やはり子供から父親を奪えないので、諦めて今に至ります。幸い、夫は子供への愛が強いのでなんとかなっています。
30代前半/専業主婦/女性
夫のマウントに頭が上がらない
20代前半で年収1000万円の商社勤務の旦那にチヤホヤされ、絶頂気分のままゴールイン。結婚とほぼ同時期に仕事を退職し、新しい仕事を探すことに決めました。
しかし、実際は家中の掃除、買い物、ご飯の支度で1日が終わり、仕事を探す時間すらありません。旦那に相談をしても「無職なのに仕事探す時間もないの?」の一言。結婚後、数年経っても仕事が決まらず、旦那と相談の上、専業主婦になりました。
そのくせ旦那は毎日のように「小遣いを減らす?むしろ俺がお前に小遣いをやってるんだよ。お前が働いていれば、この車一括で買えるのに」と何かにつけて高年収マウント。
これなら低年収でも優しい人が良かったと後悔しました。
20代前半/専業主婦/女性
何でも金で解決しようという発想の人だと気づいた瞬間
私の兄たちは2人とも母へパラサイトしており、そのうち1人は引きこもり状態です。
私は少しでも母を安心させてあげたくて、資産家で高収入の人と結婚しました。その人はお金に苦労した経験がなく、億単位のお金の話を万単位感覚で話すような家庭の生まれです。
ある日、夫婦喧嘩をした時、私がどうしても許せなくて、「今まであなたといた時間は無駄だった!この無駄な時間を返して欲しいくらいだ!」と叫ぶと、夫は「そんなんできる訳ないだろ!」と叫びました。後戻りできなくなった私が、「どう落とし前つけるのよ!」と言うと、夫は「金か!」と叫びました。その言葉はかなりショックでした。何でも金で解決しようという発想の人と結婚してしまったことに心底後悔しました。
とはいえ、発端は私が自分の家庭を憂いて保険代わりに彼と結婚したことです。結局自分の責任ですが、「どうお互いに歩み寄るか」を話し合える夫婦になるべきでした。
30代前半/流通・小売系/女性
女性編4位|忙し過ぎて一緒の時間が取れない
夫の休みがなく、一人の食事が虚しい
お互いバツ1子連れ(当時は高校生と中学生)同士で、「次は離婚はしない!」と覚悟を決めて再婚しました。
出会った当時から彼は仕事の予定が常にパンパンで、日曜日も祝日も関係なく働いており、何とか時間を作って会っていたのを覚えています。結婚後も相変わらず、土曜日は朝の7時に家を出て帰宅するのは20時過ぎ。日祝日も出勤で、1日休めるのは月に2回あれば良い方です。
子供達との仲も決して悪いわけではありませんが、夫がいないとなんとなく落ち着かない間柄です。そのせいか、食事の時間も集まることなくバラバラ…。毎晩、愛犬の寝顔を見ながら、1人で食べる夕飯は虚しさの極みです。
でも夫は人間的に尊敬できる部分があるし優しいので、「休みたいのは誰でもそうだし、一緒に出かけたいのはお互い様」と思っています。
40代前半/自営業/女性
旦那が忙しく、慣れない育児をほぼワンオペでこなさねばならない時
当時、私は21歳、旦那は33歳、付き合って半年で妊娠が分かり、その後すぐに入籍しました。
旦那は自営業で現場の仕事をしつつ、お休みの日に趣味程度でバーをやっていましたが、本業の現場仕事は時期でムラがあり、忙しい時期は1か月出張に行くというのが日常茶飯事でした。
子供が1歳になる頃までは慣れない育児をほぼワンオペでしていたので、ストレスが溜まっていました。
実家から離れたところに住んでいたということもあって、気軽に帰省できなかったし、買い物に出かけても全然気晴らしにならず、お金がすべてじゃないということが身に沁みました。
20代後半/専業主婦/女性
家族の時間が取れず、寂しいと感じる時
転職をきっかけに、高収入になった旦那。私は同時期に出産したのですが、旦那の帰宅時間が遅くなったので手を借りることができませんでした。
また彼は仕事熱心なので、家事育児は私に丸投げ。子供の成長を共有できないし、私が過労で倒れた際も休みがとれないとのことで、遠方の実家に子供を預かってもらったりしていました。旦那の仕事の為に、それぞれの両親に負担がいってしまうこともしばしば・・・。
高収入だから仕方がないと言われればそれまでですが、正直とても寂しいです。
休みの日に家族で遊びに行くこともないので、結婚しなければよかったと後悔しています。
20代後半/専業主婦/女性
女性編5位|夫との教養の格差を感じた時
英語ができないため、夫との教養の格差に落ち込む
主人の仕事の関係で、外国のお客様を家でおもてなしする機会が年に何度かあります。料理やお土産の準備はなんとかこなせるのですが、当日の会話が全くできません。主人とお客様の会話を、笑顔を張り付けて聞いているだけです。
たまに、気を使って私にも話をふってくれる方がいるのですが、英語で質問されるのでもちろん答えられず、主人が通訳をしてくれる状態です。この微妙な時間が何ともいたたまれません。お客様はとてもいい方なだけに、話せない自分が情けなくなってきます。
英語習得のための勉強をしなきゃと思いながら、できずにいます。元々、苦手意識のある英語が結婚生活で必要とは思ってもいませんでした。
40代前半/専業主婦/女性
女性編6位|遊び癖が抜けず、蔑ろにされた時
結婚早々不倫された時
26歳の時に8歳上の彼からプロポーズされて結婚しました。私の実家は裕福ではなく、幼少期に苦労したので「結婚するならお金に困らない人とする!」と決めていました。
旦那は建築業ということで、朝は早く夜は遅いことが多かったです。だから気づかなかったのですが、結婚して1年目に彼の不倫が発覚しました。自営業だったのでお金も時間も余裕があり、外で遊ぶのは簡単だったようです。
お金の面を重視して選んだ旦那でしたが、結婚早々不倫するような人を選んでしまった自分がバカだったなあと思います。
30代前半/専業主婦/女性