海外ファンタジー小説おすすめ21選&読書家500人ランキング

編集部おすすめ:おすすめの海外ファンタジー小説11選

編集部おすすめのおすすめの海外ファンタジー小説
ここまでは、読書家500人が選ぶおすすめの海外ファンタジー小説の人気ランキングをご紹介してきました。

次に、Bookey編集部が選ぶおすすめの海外ファンタジー小説11選をご紹介していきます。中には有名ではない本もありますが、どの本も魅力的な内容でおすすめですよ!

海底二万里

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 ジュール ヴェルヌ
出版社 新潮社
発売日 2012年8月27日
価格 693円

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生き物の精密さと大胆な設定が魅力的

SF小説家として有名なジュール・ヴェルヌの代表作です。

最初は海洋生物が主体の話のように感じますが、やがて大きな秘密を知ることとなります。

技術や作りこんだ設定も十分魅力的ですが、話が進んでいくごとに、次第に特徴的なキャラクター達に惹かれていきます。

先がどんどん気になるし、ネモ船長の正体や目的も気になるポイントです。

jintou0808さん/30代/女性

シルマリルの物語

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 J.R.R. トールキン
出版社 評論社; 新版
発売日 2003年5月1日
価格 3,850円

ロード・オブ・ザ・リングの前日譚で、さらに壮大な世界観を味わえる

ロード・オブ・ザ・リングの前日譚にあたる小説で、ロード・オブ・ザ・リングの世界である中つ国の創世記から、エルフたちの長い長い戦い、それに巻き込まれる人間やドワーフの話です。

世界の始まりから、いくつもの物語が続きます。

かなり分量は多く手に取りづらいかもしれませんが、指輪物語より読みやすい文章で書かれていて、あっという間に読み終わります。

指輪物語をより深く楽しむためにもお薦めですし、単純にファンタジー小説としても楽しむことができる一冊です。

lolnonhirohappysさん/30代/女性

指輪物語

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 J.R.R. トールキン
出版社 評論社; 新版
発売日 1992年7月1日
価格 770円

壮大なストーリーとそれを支える設定の細かさが魅力!

初めて読んだ海外ファンタジー小説だった事もあり、訳文に慣れるまで時間がかかりました。

1巻では状況説明が長く感じたり、いつまで経っても主人公が活躍しなかったりと歯痒く感じましたが、読み進めていく内に各キャラクターの魅力が見えてきて手が止まらなくなりました。

文章でキャラクターやその服装、周囲の情景等すべてが書かれており、その場面が脳裏に浮かんでくる描写が素晴らしいです。

話に直接影響しない部分でも、人種、文化等の細かい設定が奥深く、まさに一つの世界が作られていると感じました。

tomtom@さん/40代/男性

ライラの冒険

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 フィリップ プルマン
出版社 新潮社
発売日 2003年10月29日
価格

児童書のなかに散りばめられる旧約聖書の世界観が深い

ライラの冒険シリーズがオススメです。ニコール・キッドマンで話題になった映画の原作小説です。

残念ながら、映製作費の関係もあり、一作目のみの映画化でしたが、だからこそ「あの映画の続きが知りたい」という方におすすめできる作品です。

本作はティーンエージャー向けの児童書に分類されていますが、その中心にあるテーマの一つが旧約聖書・失楽園の解釈です。失楽園とはなんなのか?アダムとイブが知恵の実を食べたことは何を表しているのか?世界中で進行される宗教の根幹にある考え方にそっと触れる作品です。

このシリーズは三部作ですが、その後日談を描いたお話も原著の英語でならあります。オーディオブックにもなっていますので、もしお気に召した方はぜひ挑戦ください。

麻衣 響子さん/20代/女性

エラゴン

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 クリストファー・パオリーニ
出版社 静山社; 初版
発売日 2011年11月8日
価格 880円

ファンタジー要素の強い、美しい世界観が好きな方にお勧め

第1巻が映画化されている小説です。1冊がものすごく分厚くて最初ひるんでしまいますが、読み始めると美しい世界観に引き込まれて一気に読んでしまいます。

どうしても分厚い本は苦手だ、という方でも、このシリーズは文庫化されているので読みやすいと思います。

魔法やドラゴン、エルフなど、ファンタジー要素の強い、美しい世界観が好きな方にお勧めです!!

sabtp0721agapansさん/20代/女性

エターナル・チャンピオンシリーズ

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 マイクル ムアコック
出版社 早川書房
発売日 2006年3月1日
価格

暗く重たい雰囲気や独特の倫理観などクセのあるお話を読んでみたい人におすすめ

「法」と「混沌」を司る神々の争いの駒として翻弄される定めの者(エターナルチャンピオン)の冒険を描いたシリーズです。

主人公たちはあくまで神々の駒であり、その行動の一つ一つが世界の法と混沌のバランスをどちらかに傾けてしまうということについては自覚がありません。

周りの人間や世界や己に力を貸す神との関わりに悩み、苦悩し、傷つけられ、時には親しい者、自分の味方であったものに裏切られたりもします。その絡み合う物語たちには、児童向けファンタジーとはまた違った暗くおどろおどろしい魅力があります。

異なったシリーズの中のチャンピオンたちが一堂に会する話があり、読むとその物語の収束に「ああ・・・」と思わず感嘆してしまうかもしれません。しかし、作者のムアコックはチャンピオンたちにそう簡単に安らぎは与えてくれず、また法と混沌の争いの世界に放り込んでしまうのでした。

一味違うファンタジーを読んでみたい方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

Nたちばなさん/40代/女性

ガフールの勇者たち

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 キャスリン ラスキー
出版社 メディアファクトリー
発売日 2006年8月1日
価格

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フクロウが活躍する独特な世界観と、緻密なストーリー構成が面白い!

フクロウが支配している世界を舞台としたお話です。

主人公のメンフクロウ・ソーレンは、ある日巣から蹴り落とされてしまい、孤児院に連れて行かれるのですが、その孤児院は恐ろしい秘密を抱えていました。

ソーレンは孤児院から逃げようと奮闘するのですが…!?という、少しダークなエピソードから始まるシリーズは、ソーレンの成長と共にどんどん冒険心をくすぐられる内容となっています。

児童書として親しまれているシリーズですが、大人が読んでも楽しめると思います。

kknmtn0928さん/20代/女性

コララインとボタンの魔女

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 ニール・ゲイマン
出版社 角川書店
発売日 2003年6月30日
価格

家族というものについて考えさせられるちょっとホラーなファンタジー

映画化もされた結構有名なファンタジーですが、大人も子供も楽しめてオススメです。

引っ越し先での退屈な日々にうんざりしている、よくキャロラインと名前を間違えられるコララインという女の子が、ある日違う世界に移動してしまいます。

その世界は面白いけど、ママの代わりに魔女がいるのです。

理想の世界とは何か?理想の家族とは何か?コララインを通して色々なことを考えさせられる作品で、面白いです。

Noreさん/30代/男性

ネバームーア

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 ジェシカ・タウンゼント
出版社 早川書房
発売日 2019年12月4日
価格 2,090円

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不思議な魔法世界と登場人物が魅力的!

海外でも人気を博しているネバームーアシリーズがオススメです。読んでみると、あっという間にその独特の世界観に引き込まれます。

呪いの子と忌み嫌われていた主人公モリガンが、死ぬとされる運命の日にジュピターという不思議な人物に助け出され、不思議な国ネバームーアに行くところから物語は始まります。

ネバームーアの住人は誰もが個性的かつ魅力的な上、ストーリーもハラハラドキドキさせるような展開で、読んでいてとてもワクワクさせられます。

まだ日本では二巻までしか発売されていませんが、続きが楽しみな本です。ファンタジー好きには是非読んでほしいシリーズです。

Haru255さん/30代/女性

星空からきた犬

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
出版社 早川書房
発売日 2004年9月10日
価格

元異星人の目で人間社会を冷静に見る主人公の語りが魅力

児童書ですが、大人でも楽しめるファンタジー小説です。

主人公は異星人で、無実の罪により地球に追放されてしまいます。しかも犬として生まれ、記憶を失ったまま生きていきます。

子犬時代に母犬から引き離され、兄弟と川に投げ捨てられるなど、人間社会を犬目線で見ていき、現代の問題も扱っています。

太陽や地球とも会話をし、元異星人の目で人間社会を冷静に見る小説です。

miyufuuさん/40代/女性

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

  • 読み応え度   :
  • 物語の満足度  :
  • ファンタジー要素:
著者 ランサム・リグズ
出版社 潮出版社
発売日 2016年12月10日
価格 748円

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少しダークでスピード感があり、面白い

こちらの小説は写真を見ながら読み進めていくという、変わった構成の小説です。

物語は少しダークで、非常にスピード感があり、面白いです。

親とすれ違い生活を送る主人公が、年を取らない子どもたちと力を合わせて敵と戦う話だけど、読んでいると主人公の心の成長を垣間見ることができて、勇気が出ます。

いぬねことりさん/30代/女性

まとめ

読書家500人が選ぶおすすめの海外ファンタジー小説では、1位は『ハリー・ポッター』、2位は『星の王子さま』、3位は『夏への扉』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

今回は、読書家500人が選ぶ海外のおすすめファンタジー小説21選&人気ランキングを口コミと共にご紹介してきました。

【アンケート調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年07月22日~08月06日
回答者数:500人