和風ファンタジー小説おすすめ26選&読書家500人ランキング

日本や和風がテーマの物語、かつ魔法や幻想的な世界観のファンタジー要素を併せ持った、和風ファンタジー小説を読みたい時もありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる和風ファンタジー小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの和風ファンタジー小説26選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

おすすめ和風ファンタジー小説人気ランキング

おすすめ和風ファンタジー小説ランキング

まずは、おすすめ和風ファンタジー小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめ和風ファンタジー小説』によると、1位は『コーヒーが冷めないうちに(57票)』、2位は『わたしの幸せな結婚シリーズ(50票)』、3位は『鴨川ホルモー(47票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、おすすめ和風ファンタジー小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/57人がおすすめ

【1位】コーヒーが冷めないうちに

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 川口俊和
出版社 ‎サンマーク出版
発売日 ‎2015/12/4
価格 1,430円

自分の周りにいる人たちに、素直な気持ちを伝えたくなる

本屋大賞にノミネートされ、映画にもなった作品です。

ある街のある喫茶店の、ある座席には「その席に座ると、望んだ時間に行ける」という都市伝説があります。ただし、そうするためには非常に面倒なルールがたくさんあります。それでも行きたい時間があって、その店を訪れた人達の4つの物語です。

読む人の立場によって、それぞれ心に響く話は違ってくると思います。私は「夫婦」が一番心に響きました。自分のことを忘れていく夫とどんなふうに生きていくのか、過去に戻って夫の本心を知ったからこそ前向きに生きていこうとする妻の姿や、自分の病気を知って妻に書いた夫の手紙が切なくて、涙が出ました。

小説のように時間を超えることはできませんが、だからこそ、自分の素直な気持ちを伝えていきたいなと思える、優しい気持ちになれる本です。

会いたい人に気軽に会えない、話ができない今、周りの人達の大切さを再確認できますよ。

teruhiro71115さん/50代/女性


切ないけど爽やかで、最後に心が温かくなる

人目につかない隠れ家的なその喫茶店には、過去に戻れるという不思議な噂があります。過去に戻りたくて訪れる様々な人々と、彼らにコーヒーを出す主人公の物語です。

過去に戻るにはルールがたくさんあり、過去に戻っても現実は変わりません。そうだとしても戻りたい過去とは何か。そして戻って人は何をしたいのか・・・人間の心を描いた物語です。

続編に『この嘘がばれないうちに』『思い出が消えないうちに』があり、3作一気に読みたくなります!

切ないけど爽やかで、最後に心が温かくなる作品です!

ざみつさん/20代/女性

500人中/50人がおすすめ

【2位】わたしの幸せな結婚シリーズ

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 顎木 あくみ
出版社 ‎KADOKAWA
発売日 ‎2019/1/15
価格 682円

異能という概念を除けば、古き良き日本が舞台で、スラスラ読みやすい

特殊能力を誇る名家に生まれながらも、何の力も持たず、継母や義妹に虐げられて育った美世と、冷酷無慈悲と有名な軍人・清霞との恋愛模様が描かれた和風ファンタジーです。

最初は美世に冷たく接していた清霞が、徐々に心を開いていく過程にきゅんときます。

挿絵がとても綺麗なので、二人のイメージもバッチリ湧き、スラスラ読みやすい小説です。

大正時代頃の古き良き日本が舞台となっており、内容も難しくないので、ファンタジー初心者にもおすすめです。

Kana1120さん/30代/女性


特殊能力ものと恋愛ものを両方楽しめる!

義理の母と妹にいじめられ、肩身の狭い思いをして過ごしてきた主人公が、父親に勝手に縁談を決められたところから話が始まります。

相手の男性はとても美しく優秀な軍人ですが、苛烈な振る舞いが有名で、縁談相手を次々追い出している人でした。

人生のすべてを諦め、背水の陣で嫁いできた主人公でしたが、彼とともに過ごすうちに、お互い心を通わせるようになります。

このお話の舞台は、特別な能力を持つ人間がいる世界で、何の能力もないと思われていた主人公にも実は出生の秘密がありました。

主人公と婚約者の恋愛、そして国を乱そうとする謎の勢力との戦いが絡み合う展開に目が離せません。とても読みやすいので、普段小説を読まない人にもおすすめです。

さと07さん/40代/女性

500人中/47人がおすすめ

【3位】鴨川ホルモー

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 万城目 学
出版社 ‎角川グループパブリッシング
発売日 ‎2009/2/25
価格 616円

京都の魅力と大学生の青春が詰まったファンタジー作品!

主人公がノリで入ったサークルは、鬼を使って敵チームと戦う「ホルモー」という謎の競技をする由緒正しい団体だった・・・という奇想天外な話ですが、すごく引き込まれます。

ユニーク過ぎる儀式や呪文がクセになりますし、鬼や式神が出てきたり、京都の景色の描写も素敵だったりと、不思議な魅力にあふれたファンタジーです。

出てくる4大学は実際に京都にある大学なので、リアリティがあります。つい、「京都の大学には本当にホルモーがあるのかも」と思ってしまいます!笑

su113さん/20代/女性


京都の有名な場所がたくさん出てくるので、ちょっとした旅行気分を味わえる

大学生の青春と、謎の部活動を描いたバトルファンタジーです。

舞台は平成時代の京都。浪人してようやく京都大学に入学できた主人公の安倍は、ある日、某サークルの新歓コンパに誘われます。

最初は気乗りしませんでしたが、そこに現れた安倍好みの美人に近づきたい気持ちだけで、入部を決めてしまいます。そのサークルが”オニ”と一緒に戦う部活動とも知らずに・・・。

作中に京都の有名な場所がたくさん出てくるので、ちょっとした旅行気分を味わうことができます。

主人公の安倍は”安倍晴明”に由来していたり、”オニ”が出てきたりするので、妖怪や陰陽師などといった日本のオカルトが好きな人にはとにかくおすすめです!!!

松本夏帆さん/20代/女性

明らかに架空の世界なのに実在してそうで、一気に引き込まれる

京都の鴨川で、熱い大学サークルの戦いが繰り広げられるストーリーです。

教科書の古文の授業で出てくるような京都の町の描写が、架空と現実を行ったり来たりする世界観を味わうのに一役買っております。

また、登場人物名も関西の地名にちなんでおり、まさにその土地の雰囲気を具現化した性格で、関西人ならその人物像を可笑しいくらいに想像しやすくなっています。

主人公は鬱屈を抱えていますが、その屈折した思考も「あるある」「わかるわかる」と感情移入して読めました。「大学生あるある」をファンタジーの世界に落とし込むと、小説「鴨川ホルモー」になります(笑)

特に、かつて大学生活を経験した人、京都の地を訪れたことがある人や関西人は、共感し「ふふっ」と笑えることでしょう。

citronorangeさん/40代/女性

500人中/45人がおすすめ

【4位】夜は短し歩けよ乙女

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 森見 登美彦
出版社 角川グループパブリッシング
発売日 2008年12月25日
価格

趣き深く、癖の強い不思議なストーリーに引き込まれる

主人公である「先輩」は、後輩の「黒髪の乙女」に恋をしています。奥手で妄想癖のある主人公と黒髪の乙女の視点が交互に入れ替わって、はちゃめちゃなストーリーを展開していきます。

たった一晩だけのお話なのですが、京都が舞台になっていて情緒があり、不思議なストーリーにどんどん引き込まれていきます。

好きな人はとことん好きだと思います。出てくるキャラクターも濃いです。

文体にクセがあるので、それを受け入れられるかどうかが分かれ目だと思います。

hodaruさん/40代/女性

500人中/30人がおすすめ

【5位】また、同じ夢を見ていた

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 住野 よる
出版社 ‎双葉社
発売日 ‎2016/2/17
価格 1,540円

終盤に明かされるこの世界のカラクリに驚き、涙する!

この作品は、他とは少し違う「日常系ファンタジー」です!

ファンタジーといえば魔法が使えたり怪獣と戦ったりというイメージですが、この話は主人公の女の子の日常が舞台。

少し周りの子とは違う感性を持つ女の子。学校の友達とはあまり上手く馴染めませんが、そんなのお構いなし。だって、彼女には大切な友達やご近所さんがいるから。学校が終わると彼女は仲良しの黒猫と一緒に、友達やご近所さんを巡ります。

これだけだと、どこがファンタジー?と思うでしょうが、読んだ最後にはそのカラクリに感動すること間違いなし!

ざみつさん/20代/女性

500人中/29人がおすすめ

【6位】屍鬼

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 小野 不由美
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2002/1/30
価格 880円

ホラーとファンタジーの要素が楽しめる

小さな田舎町で死体が見つかるところから話が始まります。しかしただの犯罪ではなく、ある恐ろしい存在が関与していました…。

過疎の村や病院が出てくるのですが、関東にモデルになった村があるんだとか。その描写がとてもリアルなため、日本のどこかに残っていそうな雰囲気抜群で、スリルがあります。

有名なホラーゲーム・SIRENは本作の影響を強く受けているらしいですよ。

lunaartemis_18f1さん/50代/女性


実話のような凄みのあるストーリーに引き込まれる

小野不由美先生の、日本を舞台にしたホラーファンタジーです。

田舎に抗いたい若者たち、習慣を大事にしたい大人達…様々な人々の思惑が渦巻きつつ、何とか謎の屍鬼を倒そうと躍起になる人々と、それを嘲笑うような屍鬼達…。

田舎独特の陰鬱とした雰囲気が上手に描かれていて、実話なんじゃないかな?と思わせる凄みのあるストーリーです。

圧倒的な筆力にとにかく引き込まれて、寝落ちするまで本から目が離せなくなります。

pandamaru28さん/40代/女性

500人中/28人がおすすめ

【7位】ぼくは明日、昨日のきみとデートする

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 七月 隆文
出版社 ‎宝島社
発売日 ‎2014/8/6
価格 737円

真実を知ったとき、切なくて泣ける!

普通の恋愛小説かと思いきや、時間軸が異なる2人の淡く切ない物語になっています。

伏線も多く敷き詰められた読み応えのある作品でした。

少し頭がこんがらがりそうになるのですが、理解できるとかなり泣ける内容になっていると思います。

tommy2020さん/30代/男性

500人中/25人がおすすめ

【8位】夜市

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 恒川 光太郎
出版社 ‎角川グループパブリッシング
発売日 ‎2008/5/24
価格 572円

逢魔が時に、そのまま闇の中に飲み込まれてしまいそうな作品

大学生のいずみはバイト仲間に誘われて、夜市に出かけていきました。ただの夜店と思っていたのに、闇はより深く感じられます。店もどこか不気味な雰囲気を醸し出し、よく見るとそこにいるのは人ではないような・・・?

バイト仲間は言います。「昔、僕はここで自分のやりたいことを買った。ひきかえに、僕は、弟を置いてきたのだ」と。そして今回、彼は弟を探しに夜市に戻ってきたと言います。

恒川光太郎を読むなら、まずはこの作品から体験していただきたいです。ざわざわ、ぞわぞわ、「この話はどこに行くの?」、「この人は誰?」、「え、今なんて言ったの?」、「どうして夜市がホラーになるの?」等々・・・まさに一寸先は闇の世界観がたまりません。

逢魔が時に、そのまま闇の中に飲み込まれてしまいそうな作品です。

けいKeiMITさん/50代/女性

500人中/15人がおすすめ

【9位】有頂天家族

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 森見 登美彦
出版社 幻冬舎
発売日 2010年8月5日
価格 572円

現代日本にごく自然にファンタジー要素が盛り込まれているので、場面を想像しやすい

現代の京都を舞台とした狸達のお話。彼らが人間達の生活に紛れ込みながらも、独自のコミュニティを作り、たくましくも面白おかしく生活していきます。

狸達の中にも人間と同じ様に名家が存在したり、お家争いや狸達のリーダーを決める選挙があったりと、どこか親しみを感じながら読むことが出来ます。

また、狸特有の「何かに化ける」という一種の異能力を使ったファンタジー要素も存分に盛り込まれている作品です。

他にも、不思議な力を使える者達や狸を愛する大学教授、狸鍋を食べる会など、魅力的なキャラクターが目白押しです。彼らが狸達とどのように関わっているのか、彼らそれぞれの信念や思惑が交差し、物語をより重厚なものにしています。

現代日本にごく自然にファンタジー要素が盛り込まれているので、場面を想像しやすく、初めてファンタジーに触れる方も入りやすい作品ではないかと思います。

また、この作品を手掛けている森見登美彦先生の他の作品に出てくるキャラクター達を見ることもできたり、他の作品では明かされなかったことが分かったりするので、森見作品が好きな方はより一層楽しめる作品となっています。

みどりこまさん/20代/女性

500人中/14人がおすすめ

【10位】八咫烏シリーズ

  • 読み応え度   :
  • 世界観の良さ  :
  • ファンタジー要素:
著者 阿部 智里
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎2014/6/10
価格 ¥792円

設定が素晴らしく、想像しやすくファンタジーの世界に引き込まれる

阿部智里の八咫烏シリーズは、ファンタジーながらも世界観がしっかりしているので想像しやすく、小説の世界にすぐに飛び込んでいけます。

あたかも映像を見ているかの様にスラスラと読め、次が気になって寝不足になることもあるので注意が必要なくらいです(笑)

八咫烏シリーズ1作目「烏に単は似合わない」と2作目「烏は主を選ばない」はセットと思ってよいです。1作目の裏話が2作目になるのですが、2作目を先に読んでから1作目を読むのもありだと思います。

登場人物の視点から色々な物事が書かれており、2作を一気に読むと更に理解が深まり面白くなります。

1作目は若宮のお后選びの話で、多くの姫君が登場しますが、煌びやかな世界が繰り広げられ読んでいる者を魅了する場面が多々あります。小説でありながら、美しい世界が眼前に広がるようで楽しいです。

usagin007さん/40代/女性