「こどもが4歳の時期におすすめの思いやりが学べる絵本はなんだろう？」と探すこともありますよね。
なるべく物語から思いやりの気持ちを学べる要素があり、それでいて4歳児でも楽しめる絵本を読み聞かせたいと思うママやパパも多いのではないでしょうか？
一言に思いやりが学べる絵本と言っても4歳児にピッタリな絵本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に読み聞かせをしてオススメできる絵本を知りたい方も多いはず！
この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ4歳児におすすめの思いやりが学べる絵本27選＆人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
目次
4歳児におすすめの思いやりが学べる絵本人気ランキング
まずは、4歳児におすすめの思いやりが学べる絵本人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『パパママ500人が選ぶ4歳児におすすめの思いやりが学べる絵本』によると、1位は『ちょっとだけ（84票）』、2位は『どうぞのいす（82票）』、3位は『えんとつ町のプペル（54票）』という結果に！（アンケートの詳しい内容はこちら）
それでは、4歳児におすすめの思いやりが学べる絵本を口コミ＆レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】ちょっとだけ
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | 瀧村 有子 |
|---|---|
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発売日 | 2007年11月15日 |
| 価格 | 990円 |
自分主体から相手を気遣えるようになる本
4歳児には「ちょっとだけ」をお勧めします。
妹ができ、お母さんが大変になったので、主人公の女の子は、今までお母さんにやってもらっていたことを自分でやってみようと頑張ります。
その姿に母への思いやりを感じられ、心温まるストーリーとなっています。
何でもしてもらえるのが当然だと思わず、相手の様子を考え、察知して行動できる女の子の姿を見て、子どもたちにも刺激を受けて欲しいと思う本です。
ayaka.uさん/30代/女性
【2位】どうぞのいす
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | 香山 美子 |
|---|---|
| 出版社 | ひさかたチャイルド |
| 発売日 | 1981年11月1日 |
| 価格 | 1,100円 |
どうぞ、と譲り合う気持ちを育む絵本
かわいいうさぎさんがイスを作ることから始まります。絵のタッチが優しくあたたかいので、小さなお子さんも喜んでくれると思います。
うさぎさんの他にたくさんの動物が登場し、それぞれの動物がそれぞれの思いやりの気持ちを繋げる物語です。
文章が短いため、読み聞かせをするお父さんやお母さんにとっても嬉しいです。
文字を読み始めたばかりのお子さんでも読むことができ、読み終わった後、心がほっこりするお話です。
twig0120さん/30代/女性
【3位】えんとつ町のプペル
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | にしの あきひろ |
|---|---|
| 出版社 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2016年10月21日 |
| 価格 | 2,200円 |
子供に個性を尊重することや、夢を見ることの大切さを教えられる
映画化もされて大ヒットした、親子愛と友情がテーマになっている絵本です。
絵の書き込み量が多いので、プラモデルなど細かいものが好きなお子様の方が気に入るかもしれません。
まず絵が綺麗で引き込まれます。物語は分かりやすく、子供にも十分に理解できます。
描かれる複数の人間関係を通して、人と違うことは恥ずかしいことではないことや、夢をあきらめないことの大切を教えてくれます。
ラストは大人も涙する絵本です。読み聞かせの際にはご注意ください！笑
estrelladoさん/30代/女性
【4位】おまえうまそうだな
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | 宮西 達也 |
|---|---|
| 出版社 | ポプラ社 |
| 発売日 | 2003年3月1日 |
| 価格 | 1,320円 |
分かりやすい絵柄や口調で語られる「本当の愛」について考えることができる
４歳児には「おまえうまそうだな」がおすすめです！
恐竜という4歳児には魅力的な世界観の中、食べられる側と食べる側の関係を超えた愛の物語が始まります。
本当の愛とは何かを、4歳ながらぼんやりと考えることができるでしょう。
本当の親子ではないながらも、両者に段々と芽生える愛情が、分かりやすい絵柄や口調で語られるので親子で一緒に読むことをおすすめします！
Gonchan2001さん/20代/女性
【5位】こんとあき
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | 林 明子 |
|---|---|
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発売日 | 1989年6月30日 |
| 価格 | 1,430円 |
心細くなる描写もあるが、大切な相手との絆の深さを感じられる感動の物語！
あきはおばあちゃんに作ってもらった、きつねのぬいぐるみのこんが大好き。こんには意思があり、しっかりもののお兄ちゃんのようで、あきが赤ちゃんの頃から何をするのも一緒の大の仲良しです。
ある日、こんの腕がほつれてしまい、おばあちゃんの家までこんを直してもらう為、電車に乗って出かけます。
道中、様々な困難が訪れますが、こんとあきがお互いのことを思いやっていることが感じられてほっこりさせられます。
最後は無事におばあちゃんの家までたどり着き、腕も直って一件落着！
子どもに大好きな人やものへの思いやりの大切さを伝え、直してくれたおばあちゃんへの感謝を感じられるおすすめの本です。
tomomidori29さん/50代/女性
【6位】どんなにきみがすきだかあててごらん
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | サム マクブラットニィ |
|---|---|
| 出版社 | 評論社 |
| 発売日 | 1995年10月1日 |
| 価格 | 1,430円 |
大好きな人に好きの大きさを伝えたくなる絵本！
大きなウサギと小さなウサギが、好きの大きさを競い合うお話です。
好きの大きさはどんどん大きくなって、最後には月まで行ってしまいます。
とても優しくて穏やかな陽だまりのようなお話なので、読み終わると心がほんわかして幸せな気持ちになります。
大人になっても、たまに開いて癒される一冊です。自分の好きな人に、好きの大きさを伝えたくなりますよ。
lyontomさん/50代/女性
【7位】わすれられないおくりもの
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | スーザン・バーレイ |
|---|---|
| 出版社 | 評論社 |
| 発売日 | 1986年10月1日 |
| 価格 | 1,320円 |
大切な人とのお別れと、それを受け入れる過程を、優しく悲しく教えてくれる本
みんなの大好きなアナグマさんが、ある日、トンネルの向こうへ行ってしまいます。残されたものたちが、彼の思い出を話し合い、お別れの悲しみを乗り越えていきます。
悲しい冬が終わり、季節がめぐり、残されたものたちの心が癒されて、アナグマさんから受け取ったわすれられないおくりものを胸に、温かな日を迎えます。
命には必ず終わりがあります。そんな死をトンネルの向こうへ行ってしまったアナグマさんが優しく悲しく教えてくれる本です。
こころ温まる物語を読んで、優しさを感じてもらえたらと思います。
yahata.sachiyoさん/50代/女性
【8位】よるくま
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | 酒井 駒子 |
|---|---|
| 出版社 | 偕成社; 第2版 |
| 発売日 | 1999年11月1日 |
| 価格 | 1,100円 |
自分よりさらに小さい子どもに目が向くようになる
小さい男の子のベッドのそばで、黒いクマの子が泣いています。どうやらお母さんとはぐれてしまったようで、2人は一緒に探しに出かけます。
小さい子どもが、自分よりさらに小さい子どもを助けてあげる気持ちに、逞しさや優しさを感じます。
2人は夢のような体験をしながら、お母さんを探して行き、再会の場面では安堵と嬉しさが込み上がります。
子どもに思いやりを教えてあげられる一冊です。
oshigoto2021さん/40代/男性
【9位】しんせつなともだち
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | 方 軼羣 |
|---|---|
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発売日 | 1987年1月20日 |
| 価格 | 990円 |
ともだちへの優しさを感じられる
「しんせつなともだち」は、ともだちへの優しさを感じられる内容でおすすめです！
寒い山の中で、うさぎさんが見つけてきた２つのかぶ。１つは自分で食べますが、もう１つは「寒くて食べ物が無いと困っているだろう」と、ともだちのろばさんにおすそ分けに行きます。
ろばさんは留守だったので、そのまま置いて帰るのですが、食べ物を見つけて帰ってきたろばさんは思いがけない届け物に驚き、そのまたともだちのやぎさんに、そのかぶをおすそ分けに行きます。
友達を思う優しさがループし、最後にはその優しさがうさぎさんの元へ返ってくる素敵なお話で、思いやりの心を学ぶきっかけとなると思います。
mizuka0720さん/30代/女性
【10位】はじめてのおつかい
- こどもの夢中度：
- 絵本の面白さ ：
- お話の満足度 ：
| 著者 | 筒井 頼子 |
|---|---|
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発売日 | 1977年4月1日 |
| 価格 | 990円 |
主人公の頑張りの他、家族の温かさや優しさも感じられる
幼い女の子がおつかいに行く物語です。牛乳を買いに行く中で、何人かの人との出会いや、お店の人とのやりとりなどがあり、応援したくなります。
主人公の一生懸命さが伝わって、純粋な気持ちになれると思います。
また、家族の温かさや優しさも感じられるので、小さなお子さんにはぴったりだと思っています。
優しいタッチのイラストも可愛くて、不思議と何度も読み返してあげたくなります。
かやねさん/30代/女性
妹や弟ができる時に読んで欲しい絵本
4歳児に読んで欲しいのは『ちょっとだけ』です。妹や弟が産まれて、自分だけが「お母さんの特別」ではなくなったお兄ちゃんお姉ちゃんの気持ちを絵本にしたような感じでした。
これまでと違う状況への戸惑いや、お母さんに甘えたい葛藤もあるけれど、少し背伸びをして頑張る女の子。だけど眠い時はちょっとだけ、と言いながらお母さんに甘えに来ます。
女の子の成長と、お母さんや弟との距離感が穏やかに描かれ、優しい気持ちを芽生えさせてくれます。
nankurunaisa0708さん/30代/女性