【男女別】結婚なんてばかばかしい!独身200人の正直な本音

結婚 ばかばかしい

近年では結婚を選択しない人も増えてきており、その中には「結婚なんてばかばかしい…」と感じる人が多いことも事実です。

その理由としては「ペースが乱れる・自由がなくなる」や「家族の存在がストレスや妨げに」がよく挙げられますが、独身男性や独身女性の本音を聞くとそれ以外にも多くの理由が存在しているようです。

この記事では、独身男女200人に聞いた結婚なんてばかばかしいと感じる理由ランキングに加えて、リアルな体験談と共に正直な本音32選をご紹介しています。

【男女別】結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間

順位 結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間
女性 男性
1位 ペースが乱れる・自由がなくなる 家族の存在がストレスや妨げに
2位 家族の存在がストレスや妨げに デメリットの方が目立つから
3位 ネガティブな話しか見聞きしない ネガティブな話しか見聞きしない
4位 デメリットの方が目立つから ペースが乱れる・自由がなくなる
5位 法律上の夫婦に価値を感じない 相手を大切にできる自信がない

まずは、男女別の結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間アンケート』によると、女性側の1位は『ペースが乱れる・自由がなくなる』、男性側の1位は『家族の存在がストレスや妨げに』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間をご紹介していきます。

【女性編】結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間ランキング

順位 割合 結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間
1位 40% ペースが乱れる・自由がなくなる
2位 21% 家族の存在がストレスや妨げに
3位 16% ネガティブな話しか見聞きしない
4位 10% デメリットの方が目立つから
5位 5% 法律上の夫婦に価値を感じない
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間アンケート』によると、1位は『ペースが乱れる・自由がなくなる』、2位は『家族の存在がストレスや妨げに』、3位は『ネガティブな話しか見聞きしない』という結果に。

割合で見てみると、1位の『ペースが乱れる・自由がなくなる』が約40%、2位の『家族の存在がストレスや妨げに』が約21%、3位の『ネガティブな話しか見聞きしない』が約16%となっており、1~3位で約77%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の結婚なんてばかばかしいと感じる瞬間18選をご紹介していきましょう。

女性編1位|ペースが乱れる・自由がなくなる

ペースが乱れる・自由がなくなる

自分の時間を大事にできないのではと考えてしまうから

私は現在、YouTubeのチャンネル活動をしつつ、趣味であるアニメ、ゲーム、漫画に忙しくも楽しい時間を送っています。「YouTubeは忙しいよ」と話には聞いていましたが、録画に編集などすべてをしなければならないので本当に目が回る忙しさです。

しかし楽しいので生きがいのような感じになっています。この楽しい活動が、結婚で滞ってしまうのは寂しくもあり、恐ろしくもあります。

また、子どものお世話をしなければならない、と考えると、自分の時間を大事にできないのではと考えてしまいます。

私はそもそも「家族以外の誰かと過ごすこと」が苦手です。昔から友達も少なく、人付き合いも悪いです…。そんな私が誰かと付き合い、結婚し、子どもを作る…というイメージがわかないことも、結婚に前向きではない理由です。

20代後半/自営業/女性

仕事や趣味など諦めないといけない部分がある

男女平等が叫ばれる昨今の世の中ですが、日本はまだまだ女性が家事や育児を担当しているイメージがあります。共働き家庭が多いといえど、大半は女性はパート、男性は社員としてバリバリ働く…というのが当たり前。

小さな子供を育てながら社員としてバリバリキャリアを積む女性もいますが、世間はそういう人に対して「家事を疎かにしているんじゃない?」とか「育児をちゃんとやってんの?」というマイナスイメージを抱きがちです。

だから本来自分がやりたいことを全うできずに、パートと家事・育児の両立をしている人が多いと感じます。

それが幸せなら良いですが、私は結婚したことで仕事ややりたい夢を諦めるのは絶対に嫌。社会との繋がりを持ちつつ、社会に貢献したい意欲を我慢してまで、焦って結婚するのはナンセンスだと思います。

30代前半/専門コンサル系/女性

1人の時間が1番楽しく楽だから

自分の趣味の時間や生活リズムを壊されたくないので、誰かと生活を共にすることは苦でしかないです。私は家事のこだわりも多いので、それを崩されたり邪魔されるとイライラしてしまいます。

また、仕事以外の家や休みの時間は自分の趣味に没頭したいので、誰かと暮らすことは考えられないです。

あと、子供が苦手で絶対産みたくないし、自分で育てられる自信もないので、その点を含めても結婚にメリットを見い出せないです。

さらに、周りの既婚者たちからは、いつもご主人の悪口や家庭、家事の大変さに関する愚痴ばかり聞かされるので、そういうところも憧れがなくなる理由だと思います。最近は離婚する方も多いため、昔よりは結婚の必要性を感じられません。

30代後半/サービス系/女性

自分の時間が減る

私は彼氏がいてもいなくても、自分の時間がないと無理なタイプです。お付き合いの時ですら、毎週会うなんて正直しんどいです。もちろん彼氏とデートするのは楽しいですしドキドキしますが、友達とも会いたいし趣味の時間も欲しいし、お休みの日はだらだらだってしたいです。

結婚となると、配偶者とずっと一緒にいて家事の量も増えます。ましてや子どもが生まれると、より一層自分の時間がなくなるのかと思うと面倒ですし、やっていける自信があまりないです。

周りの結婚の話は嫌でも聞きますし、自分の年齢を意識したり親のことを思うと、「したほうが良いかな…」と考える時もありますが、結婚していなくても自由で楽しいですし幸せです。

逆に結婚して不自由になるかと思うと、そっちの方が不安だなと思います。

20代後半/専門コンサル系/女性

生活のスタイルなどをあまり崩したくない

別に結婚という形をとらなくても、事実婚でいいのではと思います。結婚するともし別れるとなった時にお互いにバツがついてしまうし、周りへの報告や手続きがめんどくさそうだなと思います。

私は子供を育てたり、一生誰かの世話ができるほど寛容な人間ではないので、結婚は一生無理だなぁと考えてしまいます。

また生活のスタイルなどをあまり崩したくないですし、他人にどうこう言う勇気もないので、別居婚が一番いいのではないかと思っています。自分の時間も大切にしたい派なので、干渉されすぎると疲れてしまいます。

出費も増えて金銭面も不安しかないですし、特に結婚に何のメリットも感じないので、無理にする必要はないと思います。

20代後半/自営業/女性

誰かと財産を共有したくない

昔からの悪しき風習で、「結婚後は何が何でも、女性が家に入って食事を用意したり、洗濯や家事をしたりしなきゃいけない」と考えている人が未だに多いです。

昔よりも共働きしている人が増えたとはいえ、根本的な考えが変わらない男性が多いので、働いていても家事をしなきゃいけなかったり子供の世話をメインでみなくてはいけなかったりと、不公平が多すぎます。

また、結婚したら自分の収入が家族のものになるのもなんだか嫌です。万が一、離婚した時に、財産分与したりしなきゃいけないのも嫌です。

結婚して自分の好きな時間が無くなるのもまだ嫌ですし、誰か他人と暮らして生きていくのも想像がつかず、自分はとことん結婚には向いていないなと心から思います。子供嫌いというのも相まっています。

30代前半/医療・福祉系/女性

何でも一人で楽しむことを覚えてしまったから

私の周りには、離婚したいけど経済力が無いがために離婚に踏み切れない友人が何人かいます。「養ってあげている」と言うモラハラ夫や浮気、ギャンブルばかりする夫などなど、理由はそれぞれです。

私は子供の頃から一人が好きでした。仕事柄、常にお客様と接している為、仕事から解放されたら人と話したくないです。家に帰って人がいることがストレスです。

誰かと一緒にいなくても済むように力を蓄えてきたので、当然一人で生きていく為の経済力はありますし、終活もしています。何でも一人で楽しむことを覚えてしまって、結婚への憧れは全くありません。

とは言え、生存確認し合う気心の知れた友達はいますので、全く一人ではありません。「結婚=幸せ」という発想は、二十歳前後の錯覚ですね。

40代後半/自営業/女性

自分のしたいことを優先する暮らしを送りたいから

うちは母がほぼ家事をしており、父は手が空いている時でも非協力的だったため、あまり結婚生活にいいイメージはありませんでした。

その後、海外に行くと「平等」というスタンスのパートナーが多い印象で、「女は家で、男は外で」という昔ながらの価値観が覆り、新鮮な気持ちになりました。

環境によって「こうでなきゃいけない」という決めつけを植え付けられている自覚があるので、海外に行って違う価値観を学べたことはとてもよかったです。

今は結婚がすべてではないと思っています。しばらくの間は、自分のしたいことを優先する暮らしを続けるつもりでいます。

20代後半/サービス系/女性

女性編2位|家族の存在がストレスや妨げに

家族の存在がストレスや妨げに

キャリアアップの妨げになる気がする

私には「社会人になったら海外で働きたい」という夢があって、色々な国とかかわる仕事がしたいと思っています。そのため、頻繁に引っ越しをすると思います。そのときに家族がいると、お互いの仕事の都合や子供の転校など、様々な問題が付きまといます。

海外旅行などにも有休をとって気軽に行きたいのですが、家族がいるとなかなか一人で休暇を楽しむことができないと思います。

また、自分の親を見ていると、子育てと仕事の両立がすごく大変そうで、自分には無理だと思います。家事をしながら子育てもして、自分の仕事もやるというのは荷が重すぎる気がするし、何か一つのことに集中したいと思います。

嫁姑問題も結婚をしたくない理由の一つです。

20代前半/大学生/女性

横柄な夫と介護を押し付けてくる義理の両親が厄介でたまらなかった

今は独身に戻ったのですが、私はかつて専業主婦でした。

専業主婦というと楽そうなイメージなのか、夫は部屋を散らかし、飲み呆けて、気に入らないと私を無視し、モラハラやセクハラし放題でした。子供の世話も大変なのに、厄介なおっさんが家にいるだけで家の空気が悪くなり、とても大変でした。夫は家のことは任せると言わんばかりに横柄で、夫の友人も同類だったので、家に来た時は大変な思いをしました。

また夫は「親の介護はしない」と言い張っていたので、義理の両親も息子は当てにならないと考えてか、やたら私に「介護の資格を取れば?」とか言ってくるので、いろいろ失望してしまいました。

私は「自分の親は自分ができる限り面倒をみたい」と思っていた方なので、そんな薄情なことを平気で言う人と一緒になったこと自体バカバカしいなと思いましたし、自分の親も義理の両親も一人で介護しなくてはいけなくなったら、そんな馬鹿な話はないと思いました。

40代後半/サービス系/女性

相手の親族との良好な付き合いまで気にしなければならないから

交際相手の親族から、自身のライフスタイルに口を出される恐れがあるため、その親族と付き合わないように立ち回っています。

今のところは事を荒立てずに済んでいますが、結婚をするとなると挨拶や行事で必ず交流する機会ができてしまうので、不本意なことや価値観の押し付けに遭う可能性が高いです。

もちろん自身と違う価値観の方との交流は良いこともあります。また、先方の心配や「理想の人物であってほしい」という願望も理解できますが、押し付けられるのは健全な関係とは言えません。

私は交際相手には「交際相手に相応しい距離感」、それ以外の他人には「他人という丁度よい思いやりのできる距離感」で接することが気持ちよく生きられると感じるため、大勢と縁を結ぶ結婚に多くのポジティブな意味を見出せません。

30代前半/自営業/女性

旦那や義父母の上から目線と無理解に我慢できない

元旦那は「お金を稼いでいる自分がえらくて、家で子育てしかしていない妻は下」と思い込んでいる男でした。旦那の実家もそうで、何か問題が起こる度に「自分の息子はいつも正しい、嫁が悪い!」と言われました。

また、私が体調が悪くて病院に連れて行ってもらいたい時も、旦那は実家に行ってお義母さんと楽しくおしゃべり、なんてこともありました。

付き合い初めは楽しいし、寂しさも紛れていいことばかりでしたが、結婚となるとお互いの親族、お金の価値観等、生活する上で様々な問題に立ち向かう必要が出てきます。でも、他人同士が一緒に住んで、これから起こる難問を同じ価値観で乗り越えるなんて無理なんです。

どちらかが折れればいいのですが、あまりに価値観が違い過ぎれば、限界が近づくと思います。

50代前半/流通・小売系/女性

女性編3位|ネガティブな話しか見聞きしない

ネガティブな話しか見聞きしない

幸せそうな既婚者が少ないから

結婚適齢期という事もあり、「結婚しないの?」と聞かれる事が多いです。相手がいないという事もありますが、実際の結婚生活はどうか尋ねると、ほとんどの方が愚痴ばかりで疲れてしまいます。

明るく幸せなエピソードがあれば「結婚も良いかも!」と思えるのですが、実際は真逆な意見ばかりなので、結婚する意味が分からなくなってしまいます。

「一緒にいたい、この人とならどんな壁も乗り越えていける!」と思ったから結婚したと思います。でも、お互いに歩み寄る事もなくなるくらいなら結婚しなくてもいいのでは?と感じてしまいます。

また結婚はお互いの家が関係するため、距離感が合わない親族間の付き合いは息が詰まって爆発しそうだなと感じます。

20代後半/IT・通信系/女性

不仲で離婚した両親を見てきて希望が持てず、傷つきたくないと思うから

私はたとえ恋人が出来ても、子供が出来ない限り結婚する必要はないと思っています。不仲で離婚した両親を見てきたために、この結論になりました。

両親は私が小学校の頃に離婚し、私は父に引き取られましたが、父は事あるごとに母の「ダメ人間ぶり」を愚痴っていました。聞きたくないと言っても聞いてくれず、母を悪者にする父の話で、私は傷つき続けました。

大人になり母にも会えるようになりましたが、母も母で父を悪く言う事があり、がっかりしたのを覚えています。本人達は不仲だったにせよ、私は2人の良い所も知っているので、ひたすら悪く言われるのは悲しかったです。

それで私は結婚に希望や理想はなくなりました。今思えば、傷つきたくないからというのが正しいのかもしれません。

30代後半/自営業/女性

実の両親がものすごく不仲なため

物心がついた頃から、些細なことでよく大喧嘩をしている両親を見ていたので、結婚したいという気持ちにはなりません。

父親は自分が全て正しいと思っている人物だったので、事あるごとに母を怒鳴りつけて、「お前が間違っている」と言い続けていました。母も精一杯頑張って働いている中で、私と妹の面倒も見ているのを一番近くで見ていたので、父の言い分には到底納得できませんでした。第一、特に収入が良いわけでもなく、子供の面倒を見るわけでもなく、ただ威張っている父の姿を見ているとうんざりしました。

母は「あんた達が成人するまでは、離婚したくても出来ない」と言って耐え続けており、「結婚とはそんな思いを何年もしなくてはならないものなのか」と刷り込まれてしまったように思います。

このような長年の経験から、特に結婚することで得られるメリットが感じられず、結婚をしようとは思いません。

20代前半/不動産・建設系/女性

女性編4位|デメリットの方が目立つから

デメリットの方が目立つから

結婚=我慢というイメージで、それより幸せが上回るのは初めだけだと思うから

私は今のところ、独身で不便を感じたり居心地が悪い思いをしたりすることがありません。なので、結婚に対して憧れや焦りは全くありません。

結婚した友人らの殆どは幸せに暮らしていますが、それは夫婦の努力や我慢によって得られた生活だと思います。例えば、自分の考えを相手に合わせたり、自分の時間を犠牲にしたりすることです。私はそういったことは苦手ですし、そこまでして一緒に人生を共にしたいと思えるようパートナーにも出会っていません。

自分の両親含め、性格の不一致で離婚する方々はどうして相手のことを見抜けなかったのか、自分の性格上起こりうる問題点について深く考えなかったのか疑問を感じます。

「結婚して一人前」というような社会の風潮にも馬鹿馬鹿しさを感じます。

30代後半/公務員・教育系/女性

義父母との距離感が難しく、そこまでの苦労をしてまで結婚する意味が分からない

結婚は個人同士だけではなく、互いの家族も結びついて、自分を取り巻く人間関係がより複雑になるということです。特に義理の両親との関係に関しては、悩んでいる人も多いですよね。

私も、母が義父母(つまり私にとっては父方の祖父母)の介護等で苦労していたのを見ています。また、祖父母が元気だった頃も、母は何かと気を遣って大変そうでした。そういう光景を見ていると、私にはとても無理だなと感じます。

また、妹も現在、義父母との距離にすごく悩んでいて、先日もその愚痴を実家の母に電話で聞いてもらっていました。その時、母もなんとか励まそうと色々アドバイスしたのですが、妹はただ話を聞いてもらいたかっただけらしく、結局、母子喧嘩に発展してしまい、電話の後、LINEで妹からひどいメッセージが送られて来ました。

こういう負の側面ばかりが際立って見え、私はこのような苦労をしてまで結婚する意味が分からず、むしろばかばかしいとすら思うようになりました。

30代後半/自営業/女性

女性編5位|法律上の夫婦に価値を感じない

法律上の夫婦に価値を感じない

紙切れに捉われたくない

もう15年ほど一緒に暮らすパートナーがいるのですが、事実婚を選びました。法律上の結婚はただの紙きれだけのことなので、私たちは自由を選びたいと思ったからです。

子どもはおりませんので、特にこれと言って不便なこともないし、もちろん私はパートナーと一生を添い遂げたいと思っています。

でも人生は長いので、もしかすると今後お互いに別のパートナーが現れるかもしれません。そうした時には違う道を歩むことになります。

自由を選んだのだからそれはお互い尊重したいということまで話し合ったので、バカバカしいというよりかは、紙切れに捉われない形にしたということです。

40代前半/自営業/女性