旦那と考え方が合わない…女性100人が実践した対処法15選

旦那 と 考え方 が 合わ ない

「夫と考え方が合わない…」と悩んでしまう事もありますよね。

対処法としては「冷静かつ客観的に状況を整理する」や「なるべく譲歩する・諦める」が挙げられますが、同じ経験を持つ既婚女性が実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、女性100人に聞いた夫と考え方が合わない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法15選をご紹介しています。

夫と考え方が合わない時の対処法ランキング

順位 割合 夫と考え方が合わない時の対処法
1位 42% 冷静かつ客観的に状況を整理する
2位 20% なるべく譲歩する・諦める
3位 13% 折衷案を出す
4位 7% 子供を味方にする
5位 6% 丁寧な態度で向き合う
6位 5% 無理に合わせようとしない
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた夫と考え方が合わない時の対処法アンケート』によると、1位は『冷静かつ客観的に状況を整理する』、2位は『なるべく譲歩する・諦める』、3位は『折衷案を出す』という結果に。

割合で見てみると、1位の『冷静かつ客観的に状況を整理する』が約42%、2位の『なるべく譲歩する・諦める』が約20%、3位の『折衷案を出す』が約13%となっており、1~3位で約75%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に夫と考え方が合わない時の対処法15選をご紹介していきましょう。

【1位】冷静かつ客観的に状況を整理する

冷静かつ客観的に状況を整理する

その場から離れて情報整理をしたのち、聞いてみる

5歳の息子への対応で、旦那と考え方が合わないです。「テレビの見せすぎはよくない」というのは共通理解ですが、旦那からある日「タブレットはいくらでもやらせて良い」という意見が出ました。画面を見る行為は同じだし、YouTubeも見られるのになんでタブレットはいいのか理解できませんでした。

ひとまず私は無言になり、その会話は終わりました。そこから私の中で情報整理が始まります。タブレットは小学校でも使われているから?知育系だから?でもタブレットにもゲームや動画アプリは入っています。

旦那の意見の詳細が分からないのでまた改めて聞くと、「知育系なら可、YouTube系なら不可」とのことでした。ある意味、共通認識だったのかもしれませんが、いつも私に考える時間を設けてくれている旦那のほうが一枚上手なんだなと思いました。

20代後半/医療・福祉系/女性

客観的に見てどうすればいいか聞いてみる

特に夫と考え方が合わないと感じるのは、子供のしつけに関することです。夫は厳しく律するタイプ、私はなぁなぁで済ませるタイプです。

子供(1歳)が「テレビが見たい」と泣けば、私はずっと泣かれるのが嫌なので見せてあげようとしますが、夫は「いちいち子供の要求に応えていたらつけあがってしまう。要求がエスカレートするからやめてくれ」と言ってきます。

しかし夫は在宅ワークをしているので、家にいてもほとんど子供の世話が出来ず、基本的に私が面倒を見ることになります。負担が大きいので、「そしたら、この子をどうやって泣き止ませるの?」と尋ねます。

すると夫は、おもちゃなどで子供の気を引いてくれます。そうした対処をしてくれるのであれば、夫の意見に沿うようにしています。

30代後半/専業主婦/女性

ネットで検索して根拠あるデータを確認する!

冷蔵庫の中での卵の置き場所について、夫と意見が分かれました。夫は「冷蔵庫の扉側に元々付いている卵ポケットに入れるのが正しい」と考え、私は「扉側ではなく、温度変化の少ない冷蔵庫の奥側に入れるのが正しい」と考えており、対立しました。

私だけの意見だと説得力がなく夫も納得しないため、インターネットで情報を調べて、いくつかの記事を見せて説明を行い、納得してもらいました。

このように考え方が合わない場合は、根気強くいろいろな情報を提示してわかってもらうことで対処しています。

また、調べる中で夫の意見が正しいと感じる場合もあるため、その場合は謝って夫の考えに同意します。

30代前半/サービス系/女性

メリット・デメリットを箇条書きにして提出する

2歳の子供が風邪を引いた時、鼻水が止まらず夜寝るのも苦しい日がありました。自分でティッシュで鼻をかめる年齢ではないので、代わりに大人が『鼻吸い器』で鼻水を吸う必要があります。この鼻吸い器には手動タイプと電動タイプがあり、当時は安い手動タイプを使用していました。しかし手動タイプは手間がかかり、奥の方までしっかりと吸うことができないため、5分に1回のペースで吸わないといけない状態でした。

これでは他の家事や仕事ができませんし、そもそも夫は仕事でいないため、看病をする私がやりやすいものの方がいいと思い、電動タイプの購入を夫に提案しました。すると夫は『金額が高い』『1週間もすれば治るんだから』『本当に必要?今のでも出来てるじゃん』と取り合ってくれません。腹が立ちましたね~。看病しないんだから文句を言わないでほしいし、夜中5分ごとに起こされて鼻水を吸わされる身にもなってほしいです!でも、それをストレートに言ったらケンカになってしまうことは、もう学習済みの私。

夫は理屈っぽい性格で、自分が納得しないと絶対に認めてくれないタイプです。なので、電動タイプを買うことにより得られるメリット・デメリットを列挙し、紙に記入して夫に提出しました。夫は口で言われるよりも、紙に書かれていた方が理解できるらしく『これなら電動があってもいいかもなぁ』と納得してくれ、見事、説得に成功しました!

考え方が合わない時に面と向かって話してしまうと、お互いにヒートアップしがちなので、この方法が私たち夫婦には合っているようです。

30代前半/専業主婦/女性

同意見でないことだけを伝え、相手に訊かれてから説明する

夫と意見が合わなかった時は、二段構えで対処します。

まずは同じ意見でないことを伝えます。その時に大切にしているのは、夫を否定しないことです。「あなたはそう考えてるんだ」で受けて、「私はちょっと違うなぁ」と、同意見でないことだけを伝えます。同意しているという前提で事を進められたら困るからです。

夫は思い込みが強い人で、結婚してすぐは、妻が同じ意見でないというだけで機嫌を悪くしていました。しかし中年になって、冷却期間を置くことを覚えたようで、近頃は私が同じ意見でないことを知ると、私がどう考えているのかを知ろうと思うようになりました。

そこで、夫に私の考えを尋ねられてから説明するようにしています。その方が時短になりますし、私の考えも通しやすいです。

50代後半/流通・小売系/女性

わかりやすく書いたメモを渡し、問題を可視化する

子供が産まれる前はお互いに意見も合って、一緒に暮らしていく上で意見がぶつかることはあまりありませんでした。しかし、子供が産まれてからは子育てや家事に対して考え方が合わないことが増えてきました。

夫は効率を重視したり、自分のやりたいことを優先します。私は効率を考える余裕もなく、自分の時間も犠牲にして家事、育児に取り組まなければなりません。

ところが夫はそのことに対する配慮がなく、「なぜ時間内に家事ができないのか」と言われることが多くなりました。「子育てをしていると時間がない」と口頭で返していましたが、その繰り返しでいつもイライラしてしまっていました。

ある時、一日がどんな感じだったか時系列でメモをして夫に渡し、育児と家事の両立がどれだけ大変か知ってもらうことにしました。状況を可視化したことで、夫も私の苦労がわかったようで、それからはそのことに対して意見がぶつかることがなくなりました。

30代後半/専業主婦/女性

互いのやり方を比較する実験をしている妄想をする

子供の教育において、主人と考え方が合わないことが多々有ります。ぶつかるほどではないのですが、あんまりやってほしくないなーと思ったりすることも。

例えば、子供に何かをやらせる時、私はゴールとなる最終の形を見せ、一度は本人にやらせてみることにしているのですが、主人は失敗のないよう先回りして教えようとします。私はなるだけ子供に失敗させて、やり方を自分で探してほしいと思うのですが、この辺りは違いが顕著です。

もちろん、自分がいつも正しいとは思ってはいませんが、どうしても自分の目線で見てしまうので、主人のやり方にイラッとすることもあります。

そんな時は、「互いのやり方を比較する実験をしている」という妄想をします。そしてその様子を淡々と観察したりしています。

40代後半/自営業/女性

【2位】なるべく譲歩する・諦める

なるべく譲歩する・諦める

どうでもいい件なら相手に合わせる

夫は少々見栄っ張りなタイプで、外に出ると私の意見を突っぱねがちになります。

そこで考え方が合わないと感じた時は、夫に人間としての興味を示し、話を聞くようにしています。なぜ、そう思うのか?なぜ、こだわるのか?ということをよく聞くようにしているのです。

一通り聞いて理解を示した後に、「じゃあ、夫の意見を通そうか」という風に合わせていくと、夫の方から「たまには、お前の意見を聞こうか?」ということになることも多いです。

夫を外で立てるとうちでは話を聞いてくれるので、夫は多分、良心的な部類の人なのだと思います。おかげで助かっています。

30代後半/自営業/女性

もはや意見が合うことはないと思って諦める

夫とは、とにかく何もかもが違います。結婚前になぜ気づかなかったのかと思うぐらいに。

例えば夫は、食べたことのないものに対しての反発が強いです。私が実家で普通に食べていた料理(新じゃがを皮付きで調理したり、煮たキャベツ、魚介類のマリネなど)でも、夫が知らないものを出すと、「なんや、これは!こんなもの食べられん!」とガミガミ叱られてしまいます。

「あんたが知らなかっただけでしょ」と思うのですが、ストレスが溜まるので、初めから夫の知らなそうなものは出さないことにしました。

生活全般でもずっとこんな感じで、いちいち説明していくのは疲れるので、諦めてしまいました。

50代後半/自営業/女性

肯定してから意見し、反発されたら密かにフォローする

以前、彼が取引先の会社への年賀状を印刷して、「これいいだろう」と見せてくれたのですが、ビジネス文章が入っていない「Happy new year」の文言と可愛いイラストのみのものでした。友人や同僚宛てならともかく、取引先に対してこれは失礼だろうと思ったので、私は「うん、かわいいね。でも取引先への年賀状なら、日頃お世話になっている感謝の言葉を入れたほうがいいんじゃないかな」とコメントしました。

ところが「俺はそんな言葉なくても、先方といい信頼関係を作っている!じゃあ、これポストに入れといてくれ」と不機嫌そうな様子で年賀状を渡されました。仕方ないので、私は年賀状に手書きで文章を書き足してからポストに投函しました。

自分が大好きな夫は、否定されるようなことがあると逆上してしまいます。なので、まずは話を聞き、理解してあげた姿勢を見せてから私の意見を理詰めで伝え、納得させるようにしています。

でも絶対に自分が悪い、間違っているとは認めたくない人なので、まず反省の言葉は見込めません。仕方なく、「ごめんなさい」「わかった」などの返事は求めず、放置しています。

30代後半/公務員・教育系/女性