共働きなのに旦那が何もしない…女性100人が実践した対処法19選

何 も しない 旦那 共働き

「共働きなのに夫が何もしない…」と悩んでしまう事もありますよね。

対処法としては「うまく誘導してその気にさせる」や「希望を伝える・具体的に指示」が挙げられますが、同じ経験を持つ既婚女性が実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、女性100人に聞いた共働きなのに夫が何もしない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法19選をご紹介しています。

共働きなのに夫が何もしない時の対処法ランキング

順位 割合 共働きなのに夫が何もしない時の対処法
1位 26% うまく誘導してその気にさせる
2位 20% 希望を伝える・具体的に指示
3位 15% タスクを文字にする・可視化する
4位 14% 素直に打ち明ける・話し合う
5位 9% 下手に手を出さない
6位 8% 自分が率先してやる・期待しない
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた共働きなのに夫が何もしない時の対処法アンケート』によると、1位は『うまく誘導してその気にさせる』、2位は『希望を伝える・具体的に指示』、3位は『タスクを文字にする・可視化する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『うまく誘導してその気にさせる』が約26%、2位の『希望を伝える・具体的に指示』が約20%、3位の『タスクを文字にする・可視化する』が約15%となっており、1~3位で約61%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に共働きなのに夫が何もしない時の対処法19選をご紹介していきましょう。

【1位】うまく誘導してその気にさせる

うまく誘導してその気にさせる

交換条件やご褒美を作ってお願いする

私はいつも家事や育児をお願いする時は、「自分はこれをして手が回らないから、あなたはそれをやって欲しい!」とお願いします。

また、夫の好きなことややって欲しいことをご褒美にして、「これやってくれたら、今日は〇〇してあげるよ!」などと言ってお願いします。

でも、どうしても自分に余裕がない時や時間がない時は、「〇〇よろしく!ありがとう!助かるよー!」と言ってその場から消えて、返答を待たずに違うところに行きます。

あと、終わった後は必ず「ありがとう!助かったよ!」と言うようにしています。

20代前半/結婚1〜2年目/女性

手伝ったらご褒美をあげる制度を取り入れる

主人は部屋の片づけや家事が苦手です。それを分かった上で結婚したのですが、最初は一割しか手伝ってくれませんでした。このままでは将来子供ができた時、私が病気で入院した時、私が長期で家を空ける時、困るのは子供や主人なので、今のうちから家事・片付けの訓練をすべきだと思いました。

そこで「一緒にお片付けしよう!お片付けしてくれたら、ごはん早めに作ってあげられる!一緒にご飯の用意してくれたら、食器は私が全部洗ってあげる!コーヒー淹れてあげる!」等、手伝ったらご褒美(笑)をあげる制度を取り入れました。そして手伝ってくれた時は必ずすぐ褒めたり、時間が経った後、再度手伝ってくれたことに対して感謝を伝えるようにしました。

その結果、最近では主人が私より先に仕事から帰宅した時は、少しだけですが自発的に家事をしてくれることが増えました。

家事に関しては向き不向きがあると思います。すべてをフィフティフィフティにしようとすると、どうしても得意な人が損した気分になります。なので長期戦になりますが、諦めず一緒にやるようにしていくことが、楽しい夫婦生活を送れる秘訣だと思います。

30代後半/結婚1〜2年目/女性

大袈裟に褒めて、上手に使うこと

カリカリしても仕方ありません。ため息をついたり泣いてみたり怒鳴ったりしても、状況は悪化するだけです。

大切なのは、どれだけ自分の怒りを隠しつつ、「お願い♪」の気持ちを伝えられるかです。

ひょっとしたら旦那さんは「何かしなくてはいけない」と感じつつ、何をしたら良いのかわからないのかもしれません。ですからお願いモードで下手に出て、やってもらえた時は結果が雑だろうと不満だろうと大袈裟に感謝するようにしてみましょう。

大抵の男はちょっと褒めておだてれば、すぐ機嫌が良くなります。ちょろいもんです(笑)

40代前半/結婚21年以上/女性

移動するついでに用事を言いつける

保育士をしています。共働き20年以上ですが、主人は家事や育児は全くやらず、休日はひたすら部屋に引きこもり、一人読書を楽しんでいます。

ついつい私も「あれやって、これやって」と頼み、その度に無視されて喧嘩になります。

何を言ってもダメなので、夕食後に主人が立ち上がって動く寸前に、「流しまでお皿運んで」と言いながら手渡すようにしました。また、主人が新聞を取りに行く時、玄関のポスト前にゴミを置いておき、「ついでにゴミ捨ててきて」と頼むなど、「ゴミを捨てないとポストから新聞が取れない状況」にしてやらせました。

当初は仕方なくやってくれていましたが、そう云うことを一つずつ増やしていくうちに、だいぶ役に立つようになりました。

50代後半/結婚21年以上/女性

褒めるところを探して、良い気分にさせてから頼む

夫が全く家事や育児をしていなくても、仕事をしていれば「今日もお仕事お疲れ様、いつもありがとう」と毎日言います。

次に、夫のことをよく観察して、どんなに小さな名もなき家事でもやっていれば、それを褒めます。例えば「トイレットペーパーの芯、捨てといてくれたんだね、ありがとう」「リビングのエアコン、消しておいてくれたんだね、ありがとう」等です。これらはあまりに小さな家事すぎて見落としがちですが、私は夫を褒める材料探しのために、自分がトイレに入った時に注意してトイレットペーパーの残量を見ています。

とにかく絶対に夫をけなすようなことは言いません。なんとかして褒めるところを探して、良い気分にさせてから頼みごとをします。「今日、子どもとお風呂入ってもらえると助かるなぁ」等です。これで入ってくれたら必要以上に褒めます。「ありがとう。助かった。おかげでお皿洗いがいつもより早く終わったの。〇〇ちゃんもパパとお風呂入ってすごく楽しそうだったね」と盛大に喜んでおきます。

そして少しずつ時間をかけて夫の家事を増やしていきます(笑)

40代前半/結婚3〜5年目/女性

【2位】希望を伝える・具体的に指示

希望を伝える・具体的に指示

率直にやってほしい家事を伝える

夫は仕事から帰るとスマホでゲームばかりしています。共働きで、仕事をしている時間や出勤時間・帰宅時間は2人ともほぼ一緒なのに、放っておくと私ばかり家事をしている状況となります。

悪気はないようなので、私は率直にしてほしい家事を伝えるようにしています。夕ご飯時は「ご飯を食卓に運んでほしい」、「食器を洗ってほしい」、休日は「平日のご飯の作り置きを作るのを手伝ってほしい」、「掃除をしてほしい」などと伝えます。

言わなくてもやってほしいところですが、出来るだけねちっこくならないように伝えることを意識しています。

20代後半/結婚1〜2年目/女性

タスクを分けてどちらか好きな家事を選ばせる

まず、今日やらなければならない家事を仕分けし、2択で選んでもらいます。例えば「洗濯と掃除どっちが良い?」と聞き、相手に選ばせます。

複数の家事がある場合は、数ではなくバランスよく仕分けして、やはり相手に選んでもらいます。これで片方ばかりに負担がかかる事はありませんし、得意な方の家事をやってもらうことでストレスも減ります。

面倒ですが、とにかく大事なのは「察して」を避け、「見える化」をすることです。

私は手荒れが酷いと訴えるようにしているので、水仕事は夫が進んで引き受けてくれることもあります。

30代前半/結婚6〜10年目/女性

「〇〇してくれると助かる」と言う

結婚当初は、家事に非協力的な夫に対して「私ばっかり!」や、「なぜ家事を手伝ってくれないの!?」と非難してばかりで、喧嘩になることもしょっちゅうでした。

でも夫は私よりも長い時間働いていて給料が高いですし、持ち帰りの仕事などもあって家事をする時間がないことに思い至ったので、ガミガミ言うことをやめてみました。

すると、家事こそしないものの、家のDIYをしてくれたり、ネットで子供たちのおもちゃや服を頼んでくれたりと、夫が家族のためにたくさん時間を使ってくれるようになりました。

これだけでも助かりますが、もちろん家事をして欲しい時もあるので、そういう時は素直に「〇〇してくれると助かる」と言うようにしています。素直に話をすれば、相手も気持ちよく聞いてくれます。

30代後半/結婚3〜5年目/女性

便利な家電を購入することを相談してみる

他人の行動を変えるのはかなり難しく、甘えた口調でお願いしたりしてもほとんど効果は見込めません。と言うか、ハッキリ言って労力の無駄だと思います。

また、「家事を分担したい」、「この時間にこれをやってほしい」というのはあくまでもこちらの主観なので、夫はさほどその必要性を認識していない可能性もあります。

そのため、いっそ「家事を分担する」という考え方を捨ててみてはいかがでしょうか。

自分もやらなくて済むようにと、家事を減らすための家電を購入することを夫に相談した方が、本音が聞けそうです。

30代前半/結婚6〜10年目/女性