1歳児の下痢が気になる…パパママが実践した対処法34選

1 歳 下痢

「1歳児の下痢が気になる時の対処法を知りたい!」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「水分補給を徹底する」や「食事を見直す」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児の下痢が気になる時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

1歳児の下痢が気になる時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児の下痢が気になる時の対処法
1位 32.5% 水分補給を徹底する
2位 18% 食事を見直す
3位 15.5% 病院で診てもらう・薬に頼る
4位 10% まずは症状や状態の確認をする
5位 9.5% 不快な症状の緩和に努める
その他 14.5% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児の下痢が気になる時の対処法アンケート』によると、1位は『水分補給を徹底する』、2位は『食事を見直す』、3位は『病院で診てもらう・薬に頼る』という結果に。

割合で見てみると、1位の『水分補給を徹底する』が約32.5%、2位の『食事を見直す』が約18%、3位の『病院で診てもらう・薬に頼る』が約15.5%となっており、1~3位で約66%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児の下痢が気になる時の対処法34選をご紹介していきましょう。

1位|水分補給を徹底する

水分補給を徹底する

水分をこまめにとらせること

まずはこまめに水分補給をすることだと思います。脱水症状が怖いからです。

また、下痢が続くとお尻がかぶれやすくなります。そのため、こまめにオムツを替えてあげたり、余裕があればシャワーでこまめに洗ってあげるのも有効です。もし荒れてきてしまったら薬を塗るなど、早めの対処が良いかと思います。

そして食事も消化の良いものを食べさせてあげると良いと思います。うどんやお粥なども良いかもしれません。

あとは、よく休息をとらせる事です。普段の体の状態とは異なり、疲れてしまいやすいので、お昼寝や夜眠る時間を確保しておきたいです。

何ごとも早めの対応が早く治る秘訣ではないかと思います。子どもの気持ちに寄り添って対応してあげたいですね。

20代後半/男の子1人/女性

水分を多めに与える

娘が1歳の頃、下痢になってしまい、病院に行きましたが「なにもできません!」とろくに診察もしていただけずに突っ返されたことがあります。その時はワンオペで育児をしていたので、私も精神的に不安定で、ドクターの冷たい態度に泣きそうになってしまいました。

とにかく自分で何とかしないとと思い、いろいろ調べて脱水にならないよう、水分(麦茶や水、アクアライトなど)を多めに摂取させました。

熱がなく元気があったので、食事はそこまで気にしていませんでしたが、消化が悪いもの(例えば肉類など)は避けて、消化のよいものをなるべく選んで出すようにしていました。

お尻がかぶれそうになった時は、ワセリンや市販の亜鉛華軟膏(消炎・収斂作用のある塗り薬)などを塗って予防し、こまめにおむつを交換するようにしていました。

30代前半/女の子1人/女性

水分の補給は頑張って

下痢をすると大量の水分が失われるので、水分補給には気をつける必要があります。大人用のでは一歳児には体への負担が大きいので、小児科や薬局で販売している「赤ちゃん用の飲み物」で水分補給することが望ましいと思います。

また、下痢をするとおしりのただれが気になることが多いと思いますので、出来るだけきれいにしてあげることがいいと思います。温かいタオルでおしりをふいてあげることもいいのではないかと思います。

それらを徹底しても下痢が続くこともありますが、体の中からいらないものが出ているので、様子を見ながら対処しましょう。

どうしても水分が摂れない時には、小児科での点滴による水分補給、栄養補給が安心です。

50代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

牛乳を飲ませるのをやめ、水・茶・スポーツドリンクで水分補給

我が子は時折、下痢になることがあります。牛乳が大好きで、日中の水分補給にも牛乳を要求することが多いのですが、飲みすぎると下痢になることが多々。

その際は牛乳を飲ませるのをやめ、水・茶・スポーツドリンクで水分補給させます。

下痢が何回も続き、量が多い時は、脱水が心配になるので、少量ずつ本人が嫌がらない程度で飲ませるようにしています。

また、下痢が続くと肛門周囲が赤くなってしまうことがあるので、便がゆるい時にはオムツ交換の際に肛門周囲へワセリンを塗布するようにします。赤いのがひどくなってしまうと、ワセリンでは対処できず受診案件になってしまうので、予防も大切にしています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

下痢は無理に止めず、とにかく水分補給をする

一歳児はまだ消化機能が未成熟なので、食べ物によって下痢を起こしやすい傾向にあります。ただ、下痢が細菌やウイルス感染の場合は注意が必要です。代表的な下痢が「ロタウイルス」です。口から菌が入り、腸内で増殖して下痢になります。嘔吐に加えて、白っぽい下痢になるのが特徴的です。

何度も下痢をすると心配になると思いますが、整腸剤は使っても下痢止めを使うのはやめましょう。腸内の下痢菌は出してしまうことが肝心です。

水分が摂れれば、少しずつ摂取させます。水分を摂るとまた下痢をするかもしれませんが、気にせず摂取させましょう。下痢より脱水状態となる方が心配です。

嘔吐を繰り返したり血便になったり、ぐったりするようなら早めに病院を受診しましょう。また、下痢のウイルスは感染しやすいものが多いので、手洗いや手指消毒をしっかりして、兄弟や親御さんも感染しないように注意しましょう。

40代後半/2人兄弟/女性

脱水にならないように、水分をたくさん摂らせる

長男は胃腸が弱く、下痢になる事が多かったのですが、1度脱水症状になって入院してしまいました。その時はまだ母乳を飲んでいて、体調が悪いからかいつも以上におっぱいを飲みたがりました。頻回に咥えさせていたので安心していたのですが、咥えているだけであまり飲んでおらず、水分の量が全然足りていなかったみたいです。

下痢が治らず受診した時、「脱水になっているから、入院して点滴をした方がいい」と言われ、3日程入院しました。

その経験を踏まえて、下痢の症状がある時には、1歳児から飲めるミネラルウォーターを飲ませるようにしました。食事もできるだけ水分を含んでいるおかゆや野菜スープ、りんごをすりおろしたものを食べさせるようにしていました。

うちには3人の子がいますが、その対処法を実践してからは下痢による脱水になった子はいません。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

いつも以上にこまめに水分補給をする

下痢が気になった時、まず心配なのは脱水です。脱水を起こさないように、いつも以上にこまめに水分補給をするように心がけていました。

また、『二次性乳糖不耐症』のリスクが高まるので、「下痢気味の時には乳製品を控えたほうが良い」と保育園の先生からきいたことがあり、乳製品をあまり摂取しないように気を付けました。わが子はヨーグルトや牛乳が大好きなので、多少うんちがゆるくても欲しがっていましたが、ゼリーや他のおやつで気分を紛らわしたりしていました。

食事については、新しい食材や普段食べなれていない食材は避け、うどんやおかゆ、柔らかく煮た野菜など、消化の良いものを食べさせました。

すぐにいつも通りのうんちに戻ればよいのですが、下痢が続いたり、回数が多い時にはすぐに小児科に相談できるよう、うんちの色や形態、回数はいつもよりも注意深く観察していました。

30代後半/2人兄弟/女性

しっかり水分を摂らせる

下痢をするのは大抵、体調不良を起こしている時のことが多かったです。発熱し、繰り返し下痢が出ることが多かったので、しっかり水分を摂らせるようにしていました。

うちの子は麦茶が好きだったので、ストローマグに入れてすぐ飲めるようにしていましたね。本人も辛いのか、ゴクゴク飲んでいました。

ご飯は食べたがらないですが、ゼリーやボーロなどのお菓子は食べようとするので、何も食べないよりはマシかと思い、食べたいだけ食べさせていました。

たまに、発熱がなく固い便が出た後に下痢する時がありましたが、その時も水分はしっかりあげるようにしていました。水分が充分摂れているかどうかは、オシッコが出ているか、汗をかいているかで判断していました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

こまめに水分補給

赤ちゃんはあっという間に脱水になってしまうので、痛がったり嘔吐が無いようであれば、授乳やスプーンでこまめに水分補給していました。唇とかも注意するといいですよ。

また、頻回の下痢の場合、おしりふきは使わずにシャワーで流すようにしていました。ただでさえ下痢で皮膚が弱くなっているので、おしりがあっという間に赤くなってしまうからです。

おむつ替えはペットシーツの上でやるようにしていました。その際、うんちの色も逐一、確認していました。余裕があれば写真を撮って、小児科を受診する時に先生に診てもらっていました。

あとは、お腹が痛いと泣くので、お腹に手をあてて温めてあげると安心してくれていました。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

水分補給のタイミングを見て飲む量を調整

1日に2~3回であれば、水分補給のタイミングを見て飲む量を調整します。あまり冷たいものでなく、出来れば常温かお湯で割るような形にして飲ませていました。

下痢をしているからと言って極端に水分量を減らし過ぎてしまうと、脱水症状になる場合もあるので、子供の様子を見ながらやっていました。ご飯も固形物ではなく、うどんや雑炊のような胃腸に負担にならないものを食べさせたり、寝かせる時もなるべく左側を下にして横向きに寝かせてみたりと、色々と工夫をして過ごしていました。

下痢の回数が多いと、お尻がただれてしまったり、子供が痛がってお尻をふかせてくれなくなったりするので、お風呂場に連れて行き、ぬるま湯に浸した布で拭いたり、優しく流したりします。

また、薬で下痢を止めようとはしませんでした。身体から毒素を出そうとしているのを止めるのは良くない気がするし、副作用も気になったので、なるべく自然に任せるようにしていました。

20代後半/男の子1人/女性

うんちの色が正常ならば、脱水にだけ注意して様子を見る

私は「下痢は止めるな!」とかかりつけの先生から教わったので、無理に止めたりしません。下痢は体内に入った病気の元を排出している証拠だそうです。

ただし、イチゴジャムのようなものが混じっている場合は「腸閉塞」を起こしているので、急いで受診しなければならないそうです。血液が混ざったような下痢も、念のため受診します。

「それ以外は、脱水にだけ注意して様子を見ていいよ」と教わったので、いつもそうしていました。元気がない時も大体、一日経つといつものうんちになって元気になっていました。

ただ、おう吐下痢になった時は、家族中で「地獄」を見ました(笑)下痢の処理はマスクと手袋が必要なことがあるということを学びました…。

50代前半/2人兄弟/女性

飲めるようなら赤ちゃん用の経口補水液を飲ませる

1歳児だとまだオムツを履いていると思いますが、横漏れ、背中漏れがあると思います。なので、汚れてもいい下着、洋服、パジャマ等を着用させます。

布団に染みてしまうと大変なので、要らないバスタオルやタオル、新聞紙を用意します。そして布団の上に新聞紙、その上にタオルを敷いてから子どもを寝かせると、下痢で汚れてしまってもすぐに対処できます。

下痢だと脱水も気になると思うので、飲めるようなら赤ちゃん用の経口補水液を飲ませます。もし赤ちゃん用がないようなら、大人用のものを薄めて飲ませたり、水でもいいのでとにかくこまめにあげる事が大切です。あとは消化のいい物を食べさせて、ゆっくり過ごさせることが大切だと思います。

長い間下痢が続くようなら、きちんと病院を受診し、整腸剤を処方してもらうと安心だと思います。

20代後半/2人兄弟/女性

食事を柔らかくし、水分を積極的に摂らせる

オムツ交換時は必ず使い捨て手袋をして、オムツ交換後は石鹸で手洗いと除菌を徹底しました。ウィルス性胃腸炎等の下痢の場合、感染力がすさまじいからです。

部屋やトイレの換気も徹底しました。同じ理由から、お風呂はシャワーのみで、一緒に湯船に入ることは避けました。

また食欲があっても、下痢をしていると食べたら食べた分出てしまうので、なるべく少量で形状も下痢の固さに合わせて、お粥などを食べさせました。脱水も気になったので、水分は積極的に摂らせるようにして、おなかを下しやすい牛乳などの乳製品はできるだけ避けるように注意しました。

症状がひどい時は、夜寝ている間も下痢が出てしまったので、家にビオフェルミン(乳酸菌整腸薬)を常備するようになりました。

30代後半/2人姉妹/女性

2位|食事を見直す

食事を見直す

お腹を冷やさないよう、室温や飲食物に気をつける

冷たいものの食べ過ぎや、軽い食当たりなどの原因が考えられると思いますので、与える食事はあたたかいもので、消化の良いおかゆや柔らかい煮物などにします。

お腹を冷やさないよう、冷水や牛乳はやめて、常温の水や麦茶にします。夏場であれば、頻繁に与えているジュースやアイスも控えます。

また、直接冷房に当たりすぎないようにしたり、扇風機を遠ざけたりします。冷房の効いた部屋は足元が寒くなったりするので、床に近いところにいる赤ちゃんは大人よりも冷えているかもしれません。いつも裸足で過ごしている場合、靴下をはかせてあっためます。

他に症状がなく、いつまでも続く下痢でなければ、こうした対処で少し様子をみるようにします。二、三回以上、下痢が続くようなら、病院に連れて行きます。

40代後半/男の子1人/女性

食を見直し、お腹を冷やさないような食べ物にチェンジ

まず、その日何を食べたかの見直しをしていました。原因と思われる食材があった場合は直ちにやめ、お腹を冷やさないような食べ物にチェンジしたり、飲み物も温かいものにしたりしていました。

そして下痢の時はだいたいお尻も赤くなっているので、普段以上に清潔にし、お尻にパウダーや炎症を抑える塗り薬を塗っていました。

下痢が水っぽくて、初めのうちは布団を汚してしまった時もあったので、布団にタオルを二重に敷いたりして対処しました。

また、保育園も休むようにして、なるべく出かけないようにしていました。

下痢があまりにも続いた時は、病院で薬を処方してもらっていました。

20代前半/男の子1人/女性

食事内容を見直す

下痢になった際には、水分の摂りすぎがなかったか、消化に悪いものを食べてはいないか等、食事の見直しを行いました。

特に夏場は元気でも下痢だけしていることが多々あり、大抵が冷たいお茶、ジュースの飲み過ぎ、ゼリーやアイスクリームの食べ過ぎが原因であることが多かったです。脂肪が多く含まれているフライドポテトや唐揚げ等も食べたくなりますが、1歳児にとっては消化に負担がかかるので、食べる量に注意が必要です。

また、冷房の効き過ぎた部屋やプール遊びの時も、下痢をすることがありました。

夏場は楽しい事が満載で羽目を外しがちですが、管理しやすい場所に体温計や薬、嘔吐セット等を常備し、おおらかな気持ちで子どもの体調に気を配る余裕を持つことが大切だと感じます。

30代前半/2人姉妹/女性

消化にいいご飯にする

子供が1歳の頃に下痢になり、結構長引きました。一日に5回以上してしまって、その度に横漏れや背中漏れがあったので、毎度洗濯が大変でした。さらに保育園から預かれないと言われたため、仕事を休む事になりました。

なるべく消化にいいものや温かいものを食べさせるようにして、うどんやおじやなどいろいろ工夫して作っていました。また、病院で貰った飲み薬を嫌がったので、お茶に溶かしてあげたり好きなものと一緒に食べさせたりしていました。

お腹を下す回数が多く、おしりが赤くなって痛がっていたので、軽く拭いたらあとはシャワーで流してあげたり、ワセリンを塗ってできるだけのケアをしてあげるようにしていました。

寝る時は布団をはいでしまうので、スリーパーを着せたり、お腹が冷えないように工夫していました。

20代後半/女の子1人/女性

消化に良い食事を作る

まずは胃腸を休ませたいので、お腹に優しい食事(くたくたに煮たうどん、野菜入りのおじや、お味噌汁のお豆腐、擦ったりんごなど)を中心に献立を立てるようにしていました。

食欲があれば、あまり食べさせすぎない範囲で普通量で出して、様子を見るようにしていました。

下痢による脱水症状が怖いので、ぬるく冷ました白湯や麦茶も用意するようにしています。「チビチビと10分に1回1口をベースに、時計を見ながら水分補給をすると良い」とお医者さんに言われたので、よく実践していました。

あとはお尻が荒れないようにこまめなオムツチェック、感染症の可能性を考えて、いつも以上の入念な手洗い・消毒を心がけて、親子共にゆったりと過ごすようにしています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

消化に良いものを食べさせる

下痢気味な時は乳製品を控えて、消化に良いものを食べさせます。うちでは、うどんやおかゆに細かく刻んだにんじんを入れます。にんじんには下痢を落ち着かせる効果があるそうです。他には、擦りりんごも与えることが多いです。

食欲がない時は無理に食べさせず、水分だけはしっかりと摂らせます。食べない時は低血糖が怖いので、ジュースは常に常備してあります。

また、お尻かぶれがひどくなってしまうので、お尻拭きウォーマーで温めたお尻拭きで優しくふきとります。余裕があればシャワーで流して、しっかり保湿することが大切です。

下痢の時はうんち漏れすることも多いので、手の届く場所にオムツ、着替え、お尻拭き、ビニール袋を置いておくと安心です。

20代後半/男の子1人/女性

食事の調節をする

下痢をした時に気を付けていることが二つあります。

一つ目は食事です。うちの子は乳製品が好きで、毎日たくさんの牛乳を飲みます。牛乳だけならまだお腹を下したりはしないのですが、ヨーグルトや水分の多い果物なども欲しがります。言葉で説明しても理解できないので、半分だけ与えるようにしています。

その他、食物繊維のものはなるべく避けて、下痢が続かないような対策をしています。

もう一つはお尻のケアです。下痢をした時はお尻かぶれもしやすく、痒がったり痛がったりしてますます機嫌を損ねてしまいます。小まめにおむつを変え、拭く時は優しく、水分の多いウェットティッシュで拭いています。

30代前半/2人姉妹/女性