1歳児がご飯を食べない…パパママが実践した対処法34選

1 歳 ご飯 食べ ない

「1歳児がご飯を食べない…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「無理に食べさせず、様子を見る」や「楽しめるよう工夫する」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児がご飯を食べない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

1歳児がご飯を食べない時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児がご飯を食べない時の対処法
1位 23% 無理に食べさせず、様子を見る
2位 20.5% 楽しめるよう工夫する
3位 15.5% 一緒に食べる・美味しがる
4位 15% 味付けや調理法を変えてみる
5位 12% 食べるもので栄養を摂取させる
その他 14% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児がご飯を食べない時の対処法アンケート』によると、1位は『無理に食べさせず、様子を見る』、2位は『楽しめるよう工夫する』、3位は『一緒に食べる・美味しがる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『無理に食べさせず、様子を見る』が約23%、2位の『楽しめるよう工夫する』が約20.5%、3位の『一緒に食べる・美味しがる』が約15.5%となっており、1~3位で約59%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児がご飯を食べない時の対処法34選をご紹介していきましょう。

1位|無理に食べさせず、様子を見る

無理に食べさせず、様子を見る

まぁいいやと考え、あまり悩み過ぎないこと

一時、子供の偏食が心配で、病院の先生に相談したことがありました。先生曰く、「うちの息子は一時期グレープフルーツばかり食べていて、他の物を食べてくれなかったから、最後はご飯にグレープフルーツをかけて食べさせていたよ〜。でも、いつか食べるようになるから心配しなくて大丈夫!」と言われました。

色々工夫して作っても捨てるはめになるのが続いて、参ってしまっていたのですが、先生の言葉で気が楽になったのを覚えています。

息子はアレルギーも多く大変なこともありますが、まぁいいやと思うようになって少ししたら、食べる量も増えてきました。

「新しい味がいや」、「離乳食より母乳がいい(うちの息子はこのパターン)」等、子供にしかわからない理由もあると思いますが、今思えば一番よくないのはお母さんが悩み過ぎてしまうことだと思います。微妙な母親の心境は赤ちゃんにも伝わるのかもしれません。

40代前半/2人兄弟/女性

食事が嫌いにならないように寄り添う

うちの子は離乳食時代から、食事よりも遊びや他のことに興味があって、なかなか食事に集中できないタイプでした。なので、1歳くらいの頃は好き嫌いで苦労したというより、食事に向かわせること自体に苦労していた状態です。

まずは遊んでいるおもちゃを全て片付けて、テレビも消して、食事に集中できる環境作りをすることを心がけていました。メニューの中には必ず食べるものを一つ用意して、それをモチベーションアップに繋げていました。

元々、私自身が食に対する興味が薄く、少食で食べるのも遅かったタイプで、無理やり食べさせられる給食が苦痛でした。なので、子供が完食せず途中で飽きてしまっても、あまりしつこくせず、「じゃあ、この食事はこれでおしまい」と割り切るようにして、食事自体が嫌いにならないように気を付けていました。

30代後半/男の子1人/女性

気持ちは大きく、様子を見る!

子どもがご飯を食べないと、心配ですよね。私はご飯を食べない時には、「今はお腹が空いてないんだ、満足しているのだな」と思い、食事の時間を終わりにしていました。

最初はどうにか食べさせようと、言葉をかけながら頑張っていましたが、食べない時は本当に食べないのですよね。私も子どももイライラしてしまうので、無理することもやめて、ごちそうさまをしていました。子どもがそれで元気に過ごしているなら、問題はないと思います。

食べなくて機嫌が悪かったりすると、心配ですよね。病気なのか疑うことも必要だと思いますが、問題なければ「今は食べたくない時!」と割り切って、様子を見てもいいと思います。

それでも気になる時は、思い切り一緒に体を動かすと、さすがにお腹が空いて食べたりもしますよ。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

無理せず、本人が食べたくなったタイミングでご飯を与える

長女がご飯を全く食べません。悩み続けましたが、本人が食べたくなるまでご飯を与えないことにしました。一応、食卓に用意はしますが、ご飯粒1つにしたりしています。それも箸やフォークや指で刺して終わる事が日常になってきています。

そんな中、長女は生まれた時から食の細い子だったことをふと思い出しました。そんな娘に「食べなさい!」と厳しく言っても通じるはずもなく、こちらがイライラして逆効果になってしまっていると感じました。

なので、本人が食べたくなったタイミングでご飯を与えるようにしています。

30代後半/2人姉妹/女性

強要せず、時間を置いてから食べさせてみる

子供だってご飯を食べたくない時もあるだろうし、好みでなければ食べません。無理に食べさせようとしても、食べない時は食べないので、食事は楽しい時間であることを分からせるために、食べさせることを強要してはいけないと思います。

一緒に食べている親が「美味しい美味しい」と言って食べている姿を見せたり、それでも食べなければ少し時間を置いてから食べさせてみます。

うちでは嫌いな食べ物をご飯の下に入れたり、混ぜ込んだりしてごまかしながら食べさせています。野菜を食べない場合は、細かくしてスープに入れたり、玉子焼きやオヤキに混ぜると、ガツガツ食べてくれます。

周りには、「そのうち食べるようになる」と必ず言われるので、その時を気長に待ちながら、工夫して食事を楽しんでいます。

30代前半/女の子1人/女性

ある程度時間をおいてからまた食べさせる

スープ類などで栄養を摂らせる努力はします。一応、何度か口には持っていきますが、無理をさせてまで食べさせるようなことはしません。

無理やり食べさせて、ストレスでおなかを壊したりするとよくないですので、ある程度時間をおいてからまた食べさせる方が効率よく食べてくれることも多いです。

あまり心配しないで、無理な時は無理をさせないようにします。与えるタイミングなども大事かなと感じます。

40代後半/2人姉妹/女性

無理に食べさせようとしない!

子どもが1歳になった頃、ご飯を食べないことが多くなりました。メニューが気に入らないのか、調子が悪いのか、原因が全く分からず、食べてくれない子どもにイライラしてしまうこともありました。

主人に相談すると、「ちょうど保育園に行き始めたから、環境が変わって色々と興奮しているのかもね。保育園で昼食を食べているのなら心配しなくてもいいんじゃない?」と言ってくれました。

それまでは何が何でも食べてほしい!という気持ちが先行していたのですが、「ちょっと食べないくらいで死にはしない」とおおらかに構えられるようになりました。

そして保育園に慣れた頃には、またご飯をたくさん食べてくれるようになりました。ご飯を食べないのは一時的なことも多いと思うので、無理に食べさせようとせず、時間が解決してくれるのを待つのも一つの手だと思います。

20代後半/女の子1人/女性

一旦ご飯をやめ、本当にお腹が空いた時に食べさせる

お腹が空いていないのか、なかなかご飯を食べてくれなかったり、ご飯で遊んだりする時があります。

そういう時はぬいぐるみなどに食べさせるふりをして見せたり、私が「美味しいよー」とリアクションしながら食べたりして様子をみます。

それでもダメな時は一旦ご飯をやめ、本当にお腹が空いた時に食べさせたりします。食事の時間に食べる癖をつけないと、子供に「いつでも好きな時にご飯がもらえる。周りは自分に合わせてくれる」と思われてしまいます。それはよろしくないので、遊んで食べない時は食事を切り上げて片付けてしまいます。そうすると後から本当にお腹が空いてきて、ものすごい量を食べてくれますし、子供も満足してくれます。

あとは「ご飯の時間は楽しい時間だ」と分かってほしいので、嫌いな物を食べなかったりしても怒らずにやっていきます。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

2位|楽しめるよう工夫する

楽しめるよう工夫する

ご飯前におもちゃや絵本で遊ぶ時間を設ける

我が子は朝ごはん限定であまり食べませんでした。昼と夜は普通に食べるのに、朝ごはんだけ全然食べないんです。ひどい時は一口も食べずに全て床に撒き散らし、顔に塗って遊んでいる始末。心が折れかかったことは幾度となくありましたが、なんとか朝ごはんを食べてもらうために試行錯誤しました。

夜中寝ている間には食べ物は与えていなかったので、朝起きた時にはお腹が減っているはず。なのに食べないのは、食べ物が気に入らないから?と思い、和食セット、洋食セットなど主食を変えて出してみましたが、反応はイマイチ。

よくよく食事中の様子を観察していると、ご飯よりもおもちゃが気になっていた様子でした。そこでご飯前におもちゃや絵本で我が子と遊ぶ時間を少し設けました。すると徐々にではありますが、朝ごはんを食べてくれるようになったんです。

我が子の場合、朝はご飯よりも前に遊びたかったため、食べなかったことが判明しました。

30代後半/男の子1人/女性

見た目を可愛くして、食事に興味を持たせる

我が家の長男も食が細い子で苦労しました。しかし食べる様子を見てみると、野菜も食べますし、どうやら味が嫌いなわけではない様子でした。介助すれば食べるのでお腹が空いていないわけでもなさそうですし、かといってずっと介助で食べさせ続けるわけにもいきません。

そこで考えたのが、食べ物に興味を持たせることでした。きゅうりやタコさんウインナーなど、ピンチョスや楊枝に刺して手軽に食べられるようにしてみたり、食事の見た目を華やかにしてみました。

また、食卓に並べる時はなるべく大人と同じ形で、その後子供の目の前でとりわけて食べやすくほぐすように心がけました。当初は食事の見た目が違うことで警戒していたようですが、目の前で準備することで安心感が出てきたようです。少し値段は高くなりますが、アンパンマンなどキャラクターチーズなども好評でした。

1歳というと、離乳食完了の頃かと思います。手づかみ食べも盛んな時期で、いろいろな食べ物に興味を持ち始める時期です。まずは、食事に興味を持たせ、自主的に食事に手を伸ばしてもらうような工夫が必要なのだと感じました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

とにかく褒める

今まで嫌がることなく食べていたのに、突然来る「いや!」「食べない!」「ぷぃ!!」にどうしたらいいのか分からない…ということがありました。無理強いしてもダメな事もわかっているし、いつかは終わることだともわかっていましたが、困ってしまいますよね。

そんな時は、とにかく褒めるようにしました!子どもが好きな言葉である「上手だね〜」「かわいい!」「かっこいい!」を連呼し、とにかく気分良くさせる作戦です。

また、「なぜ食べないのか」も考えます。眠いのか、体調が悪いのか、嫌いなものがあるのか。ただ食べたくないとなれば、ご飯の時間が楽しいと思えるように雰囲気を整えたり、声かけをしたりしました。

でも、自分が疲れてしまってはストレスになるだけです。時には大好きなデザートを口に運びながら、横からご飯を入れるなんてこともOKだと思います。「おいしいね」「上手だね」「すごーい」「かわいい」「かっこいい」といった魔法の言葉を一口食べるたびに言ってみてはどうでしょう。親も子も楽しく!が一番大事です。

40代後半/2人兄弟/女性

好きな番組を見せながら楽しく食べさせる

我が家は次女がなかなかご飯を食べない子でした。こちらが必死になればなるほど悪循環でしたので、もうこの際、次女が好きな番組を見せながら機嫌よく楽しく食べさせて、食べたらひたすら褒めることにしました。すると、パクパク食べてくれました。

大人側も子供の機嫌がいいと心に余裕ができるので、それが子供に伝わって食べてくれるのかもですが、何にせよ楽しく食べてくれて良かったです。

あと、単純に薄味過ぎて食べないという事もありました。手作りの雑炊は食べないけど、ベビーフードなら食べるという事がよくあり、どういうわけか気になってベビーフードを試食してみたら、案外味がしっかりしていることに気づきました。

なので、何をしても食べないと悩んだ時は、味を少し足してみても良いかと思います。

30代前半/2人姉妹/女性

楽しく食べられる雰囲気づくりを大切にする

ご飯の時間が楽しくなるように、盛り付けのお皿を子どもが好きなキャラクターのものに変えました。「〇〇(子どもが好きなキャラクターの名前)と一緒にご飯食べる人〜?」と親もテンションを上げてご飯に誘うと、「はーい!」と喜んで椅子に座ってくれるようになりました。

自分で食べられるように、ご飯は一口サイズの小さなおにぎりのようにして並べ、子どもがつまんで食べられるようにしました。ふりかけで味をつけることで、パクパク食べてくれました。おかずもなるべく一口サイズにして、手づかみでも食べられる物を多くしました。

そして子どもが自分で食べるたびに、「おいしいね〜」「上手だね〜」とオーバーに褒めたり喜んだりすることで、食べることが楽しいと思ってくれるようになった気がします。

初めは食べる量にムラがありましたが、少ししか食べられなかった日でも、無理に食べさせることは控え、「半分食べたから、いっか!」と考えることで、ストレスもなくなりました。

30代後半/2人姉妹/女性

褒めて楽しく食事させる!

1歳児の食事って、食べ始めから親が戦闘モードになりがちですよね。「あー、こぼれる!あー、服汚れる〜!床がべちょべちょだ〜!」って感じで、子どもの食事以前に気になってしまう事が沢山ですよね!私はまず、そういった戦闘モードが子どもに伝わらないようにしました。こぼれても汚れても「全部、後で掃除しよう」とスルーします。危ない事以外は一旦後回し!

そしてご飯がお口に入ったら、とりあえすオーバーリアクション。手を叩いてパチパチパチ〜や、お人形を持ってきて「〇〇くんすごーい!(腹話術風)」など、とにかく食事が楽しくなるように心がけました。まだまだおぼつかない手先でごはんをお口に運ぶ時は「よっこいしょ!よっこいしょ!あとちょっとだ!〇〇君のお口まであとちょっとだ!」と実況を加え、お口のゴールまでを楽しく演出しました。

私は息子がご飯をこぼしてしまった時、少し愉快に「オーマイガー♪」と言うのが口癖だったので、何故か息子も「オーマイガー♪」と真似するようになりました(笑)これが可愛くて、イライラも引っ込んでいましたね。

とにかくお母さんの戦闘モードや焦りが伝わらないように、楽しい時間になるように心がけたらいいと思います。

30代前半/男の子1人/女性

苦手なものに興味が向くよう、楽しませてあげる

1歳の時は、とにかく食事が楽しいものだと感じてもらうことの方が大切だと思うので、嫌いなものを無理に食べさせないようにしています。

ただ、そのまま「気が乗らない時や嫌いな物がある時は食べなくてもいい」という認識になっても良くないので、苦手なものに興味が向くように、乗り物に見立ててみたり、ぬいぐるみが食べている様子を見せて、一緒に食べてみようと誘ってみたり、工夫するようにしています。

食事のマナーを伝えてあげることも大切ですが、苦手なものに対しても興味が持てるように、色んな角度から声をかけてみたり、色や形を伝えてみたり、切り方を変えてみるのもいいかなと思います。

言葉がしっかり通じない分、関わり方は大変ですが、その分食べてくれた時の喜びも大きいと思います。

30代前半/3人姉妹/女性

歌や掛け声に合わせて食べさせる

うちの子は元々食が細く、お米やうどんなどの主食をあまり食べない子でした。お腹が空くようにおやつの時間を調整したり、外で体を動かす時間を作ってもどうしても食べてくれません。キャラクターのふりかけをかけたり、おかずの味付けを工夫してもダメな時が多々あり、本当にこれで大きくなれるのか不安で仕方ありませんでした。

そんな時、うちの子どもは教育番組の歌が好きなことを思い出して、試しに歌を歌ってみたらとてもご機嫌な様子だったので、その歌に合わせて食べさせてみることにしました。食べる食材に合わせた歌にしたり、おいしくご飯を食べる歌をチョイスして食べさせてみたところ、驚くほど大きな口を開けてもぐもぐと食べてくれたのを覚えています。

4歳になった今でも、嫌いな野菜を食べる時には歌を歌って応援しながら食べさせています。

30代前半/男の子1人/女性