1歳児がわがまま…パパママが実践した対処法26選

1 歳 わがまま

「1歳児がわがまま…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「泣き叫ばれても揺らがないこと」や「まずは共感・子供に寄り添う」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児がわがまま時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法26選をご紹介しています。

1歳児がわがまま時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児がわがまま時の対処法
1位 26.5% 泣き叫ばれても揺らがないこと
2位 23.5% まずは共感・子供に寄り添う
3位 23% 気を逸らす
4位 10% 理由も含めて丁寧に説明する
5位 3.5% スキンシップをする
その他 13.5% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児がわがまま時の対処法アンケート』によると、1位は『泣き叫ばれても揺らがないこと』、2位は『まずは共感・子供に寄り添う』、3位は『気を逸らす』という結果に。

割合で見てみると、1位の『泣き叫ばれても揺らがないこと』が約26.5%、2位の『まずは共感・子供に寄り添う』が約23.5%、3位の『気を逸らす』が約23%となっており、1~3位で約73%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児がわがまま時の対処法26選をご紹介していきましょう。

1位|泣き叫ばれても揺らがないこと

泣き叫ばれても揺らがないこと

手伝わないで頑張らせる

我が家には6人の子供達がいます。下になればなる程わがままになっていき、1番下の子は自分が1番だと思っています。

みんなは末っ子が可愛いから、つい何でもやってしまいます。だから本人も、「周りは何でもやってくれる」と勘違いしてしまい、出来る事もサボるようになりました。

どちらも我慢比べみたいになってしまいますが、時間がかかっても泣いても、まずはやらせることにしています。手伝わないで頑張らせる事も覚えさせていかないといけないです。

あとはこちらの言っている意味が分かる様になった時に、改めてしつけをしていく様につとめます。そして失敗しても、頑張りは認めてあげて、褒めてあげます。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

アンガーマネジメントを意識する

下の子が1歳半です。機嫌が悪くなったり、眠たくなると、親の腕に噛み付いたり、荒れることが日常茶飯事です。そのことがストレスになり、怒鳴り叱ってしまうこともありました。上の子は穏やかなタイプだったので、つい比べてしまって戸惑う場面も多々ありました。

その時に意識したことが、母親自身のアンガーマネジメントです。叱る前に少し距離をとったり、または抱き締めたり、子どもに触れながら話すことで親のイライラ、怒りも軽減する効果がありました。

私自身が落ち着くと子どもにも連鎖し、穏やかに過ごせる日が増えたように感じます。

とは言っても上手くいかない日も多いですが、母がストレスを溜めて無意識に子どもにあたることを減らし、笑顔で過ごせる時間を増やせていけたらと思います。

30代前半/2人姉妹/女性

わがままを許さず、きちんと言い聞かせる

1歳の時にはまだまだ言葉が通じないことが多いです。しかしなんでもハイハイと聞いてしまったら、どんどんわがままになってしまいます。

なので、ダメなことは泣いてでも教えてあげるべきです。物を与えてごまかすようなことはせず、きちんと言い聞かせるべきです。そのようなことを根気強くしていると「これは良いこと、悪いこと」とわかってくるかと思います。

たまにスーパーでお菓子などが欲しくて泣き喚いている子供がいます。周りへの迷惑になるからと、焦って買い与えてしまってはわがままを助長するだけなので、子供が泣き叫んでも淡々と対応している保護者はしつけをしっかりしているのだなと感心します。

だから私達も、そのような泣いている子を見た際には、温かい目で見守ってあげたいものです。それに、いつかはわかってくれると思います。

40代前半/2人姉妹/女性

声かけを一切せず、子どもの前から少し離れる

わがままは成長段階の一つだと思っていますが、全て許してしまっては子どもの言いなりの親になってしまうので、善し悪しをしっかりと伝えます。たとえ月齢が低かろうと、絶対にわがままは許しません。

以前、私が子どもが欲しくて手に取った物を「買わないよ」と言った瞬間、床に寝そべり泣き喚いたことがありました。その時には心を鬼にして、声かけを一切せず、子どもの前から少し離れていました。

それ以来、いくら泣いてもダメな物はダメだと学習したようで、欲しいものがあっても泣き喚いたりすることはなくなりました。

その代わり玩具屋さんのお試しのおもちゃで遊ばせて満足させるようにしています。わがままを言わずに、それで満足してくれるならそれで良しと思うようにしています。

30代後半/2人姉妹/女性

ゆっくり真剣な顔で「駄目なものは駄目」とはっきり伝える

子供のわがままは必ずぶち当たる壁だと思います。わがままのある方が子供らしく、ある意味安心できますが、過度のわがままはどうにかしないといけないものです。

また、感情を表に出すことは必要なことですが、放置したままでいくと成長して集団生活をする時に、周りから少々浮く存在になりかねません。

そこで、子供がわがままを言いだした時は、冷静に理由やその背景を考えます。そして一度はちゃんと子供の目を見て、気持ちをちゃんと確認します。1歳はまだコミュニケーションがちゃんととれない年齢なので、親が理解してあげるしかありません。感情的にはならず、言葉がたとえまだきちんと理解できなくても、ゆっくり真剣な顔で「駄目なものは駄目」とはっきり伝えることが大事です。

そのうち疲れて寝てしまうかもしれませんし、他のことに興味が向き、静かになるかもしれません。親はその時を辛抱強く待つしかありません。

50代前半/2人姉妹/女性

いくら泣いて騒がれても、こちらは絶対に折れない!

うちの子は1才7ヵ月頃からイヤイヤ期に片足を突っ込み始めたような感じで、それからというもの「ヤダ!」を連発するようになりました。自己主張とわがままの線引きがとても難しく、毎日戦いのような日々です。

さすがにこれはわがままだな、と思った時に「もう終わりだよ」と言っても、すんなり終わりに出来るわけがないので、まだ意味をきちんと理解出来ていないものの「あと3回で終わりにしようね」などと声をかけて、終わりが近づいていることを少しずつ知らせるようにしています。

それでもギャーッと泣くことがありますが、こちらが折れるのではなく、「もう終わりだよ」と伝えています。「泣いたらどうにかしてもらえる」と思わせないことが大切です。

1回ではもちろん理解できないので、これを毎日繰り返しています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

叱る時は叱り、褒める時はしっかり褒める

1歳児ということで少しずつ親の手を借りずに一人で動けることが増えてきて、それと同時に好奇心も旺盛になってきます。まだ物事の安全や危険が理解できる年齢ではないので、そこを理解してもらうことが大切だと思います。

必要以上に厳しくするのはよくないと思いますが、「ダメなことはダメ」、「すごいこと(つかまり立ちや歩くなど)はすごい」としっかり感情を伝えてあげることは、これからの子どもの発育にとってもかなり重要なポイントだと感じています。

また、本当に危ないものや触られて困るものは、確実に手の届かない位置に移動させておくことも重要です。

子どもは本当にそれぞれ個性があるので、自分の子どもに合わせたメリハリを見つけてみてください。

20代後半/男の子1人/男性

メリハリのある対応を忘れない

わがままがひどい時、叶えられる状況なら積極的に聞いてあげていました。

親はけっこうイライラしますが、今まで喋らなかった子が自分の気持ちを伝えようと頑張っているのを意識しつつ、接するようにしていました。
「自分の要求が通った!」という経験をなるべく多くさせて、自信を持たせたいのがあったからです。

しかし、「保育園に行きたくない」など、こちらに時間がなくて対応が厳しい場合は、無理やり連れ出していました。大泣きされても「できない時はできない!」と割り切って対応していましたね。あとはおやつで誘導したりしました。

その後、「わがままをガマンできたね」と褒めるようにしたり、一緒に遊ぶようにして子どもが喜ぶ時間を作るようにしていました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

2位|まずは共感・子供に寄り添う

まずは共感・子供に寄り添う

まずは共感し、その後きちんと説明する

うちの子は1歳後半からイヤイヤ期に突入し、自分の思い通りにならないと、所かわまず寝転んでしまう状況でした。まだ、言葉が理解できない時期なのですが、とりあえず叱るのではなく「〇〇したかったのかな?〇〇できなかったねー」など、まずは共感し、その後「今は出来ないんだよ」とか「後でしようね」と声掛けをしていました。

どうしてもグズグズが酷い時は、お菓子やジュースを常備しておき、渡すようにしていました。

闇雲に叱るのではなく、まずは優しく声掛けをしてあげることが子どもにとっても安心感に繋がってくれるのではないかと思っております。

今は状況を先回りして予測し、少しでもグズグズにならないように努めています。子どもに主導権を握られると、何でも思い通りになると思いこみワガママになる可能性があるため、主導権は親がにぎれるように頑張って対応しています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ちゃんと子供に対して向き合う

うちの子は0歳の時から意思表示がはっきりしていて、1歳の時には意思の疎通は割と出来ていました。我が道を行くタイプで全然言う事を聞かないですし、それに対して悪気もない感じでした。

最初は怒ったりもしたのですが、親として沢山本を読んだり子育てについて調べた結果、「怒る事は合理的ではなく、親の都合で子供にあたっているだけだ」と思い、考えを改めました。

親にも気持ちや都合があるように、子供にも気持ちや都合があって、子供は自分の能力を伸ばすために一生懸命だという事がわかったので、怒ることなく優しく何度も説明したりして、ちゃんと子供に対して向き合うようにしました。私が怒っていた時は子供も癇癪を起こしたりしていたのですが、怒らなくなってから自然と子供の感情も安定してきました。

親として、どうやったら子供の為になるのかをちゃんと調べて考えることは必須だと思います。その上で、親の都合ではなく子供の気持ちを考えてあげると、それは本当にわがままなのかがわかってくると思います。

30代後半/4人兄妹・姉弟以上/男性

怒るのではなく一緒に寄り添う

1歳は少しずつ自分でできる事が増えてきて、出来ない事に対して怒ったり泣き出したりするようになりました。

最初のうちは優しく注意したりする事が多かったのですが、何回言っても結果は一緒だったので、何の理由で泣いてるのか優しく聞いてみることに。そして出来ないことをもう1回やらせてみて、どうしても出来なかったら手伝って本人が納得するまで寄り添うようにしました。

当初はこちらもイライラする事が多かったのですが、一緒に出来ない事に対して寄り添って、子供目線になって考えれば、自然と子供の気持ちがわかるようになりました。

たまには怒る事も大事だと思いますが、今でもなんでワガママを言ったりしているのか聞いたり、考えてから子供に話しかけています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

とにかく1度共感してあげる

もうすぐ2歳の我が子は最近、イヤイヤ期の入口に立っている気がしています。なんでも自分でやりたがり、勝手に私がやるとめちゃくちゃ怒って泣きわめき、ずーっと怒っています。

そういう時は、「何がやりたかった?」「〇〇したかったの?」などと聞くと、素直に答えてくれます。そこで「そっか、〇〇やりたかったね」と共感をしめすと落ち着いてくれます。それからもう一度同じ動作を一緒にやり直したり、危ない行為などの場合は「危ないよ」と説明して、他の興味があるものの話題を出して気をそらします。

とにかく「なんでも自分でやりたい!」という気持ちが強いので、なるべくは見守るようにしています。

なにを言っても聞かない時は、諦めてやりたいようにさせています。きっとそれをやることで何かしらを学んでいる時期だと思うので、片付けを頑張るのみです。言うことを聞かせようと躍起になるよりも、結果的にお互いにいい気がします。

20代後半/女の子1人/女性

一旦受け入れる

内容にもよりますが、わがままを言い出したら親はイライラを見せず、冷静に「わかった。こうしたいのね、◯◯ちゃんの気持ちわかるよ」と言います。そして悩むふりをして、危険な事や迷惑をかける事であれば一緒にどうするか考えて納得させてやめさせます。

それ以外は「まあ、どうしてもって言うなら、仕方ないからしてもいいよ。ただし、1回だけだよ」とか「これで今日はおしまいだからね」と約束し、心の準備をさせます。子供が素直に「わかった」と言ったら、きちんと褒めてあげるようにします。

実は「悩むふり」はとても大事です。親も真剣に考えてくれると思わせるのはとても重要で、「本当はさせたくない事だけど、1回だけなら許す」
と思わせると、子供心に「これはわがままな事なんだ」と理解しやすいんだと思います。

そのうち、「これをあと1回したい」とか「2回だけしたい」とか自分で決めるようになると、わがままも段々言わなくなり、お互いイライラせずに良かったです。

40代前半/男の子1人/女性

寛大な心で受け止め、出来るだけ本人のしたいようにさせる

1歳児はまだ言葉をきちんと使うことが難しいと思うのですが、出来るだけ本人のしたいようにさせてあげました。

また、なぜそうしたいのか?なぜ言うことを聞いてくれないのか?こちら側の意見を押し付けて無いか?を常に考えて行動しました。注意する時には、「〇〇をしないと〇〇できないよ!」ではなく「〇〇したら〇〇できるね!」と言ってみたり、肯定的な声がけを意識していました。

わがままといってもまだ一歳なので、こちらが寛大な心で受け止めてあげるのがお互いに1番効果的だったと思います。なかなか毎回は難しいですが、少しでも子供のやりたいようにしてあげると落ち着いて言うことを聞いてくれる事もあります。

今はしんどいと思う事が多いと思いますが、大きくなると可愛かったなぁと思えることばかりなので、お互いに頑張りましょうね!

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

なるべく子供の気持ちを言語化し、付き合う

まだまだ自分の意思が芽生えて間もない時期。言葉にすることもままならない思いを、グズグズでぶつけてくる息子でした。

私のペースがあるように、この子にもこの子の過ごしたいペースがある!と自分に言い聞かせ、なるべく息子の思いを聞くようにしました。

保育園に迎えに行く→帰らない、家に着く→家に入りたくない、ごはんを食べる→食べずに遊びたい、眠る→寝たくない、などなど普通に生活するだけでことごとくつまづきます。でも、日中は私の都合で頑張って慣れない保育園に行ってくれているので、家に帰ったら一旦欲求を飲みます。「帰りたくないね、もっと遊びたかったね」「お家に入っちゃうのなんか嫌だね、ちょっと歩いてから入ろう」と、なるべく彼の気持ちを言語化するように意識していました。

もちろん上手くいかないこともありましたが、これのおかげか、あまり酷くグズることはなかったと思います。

30代前半/男の子1人/女性