1歳児が噛む…パパママが実践した対処法23選

1 歳 噛む

「1歳児が噛む…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「軽く噛んでみる・痛いと教える」や「別の伝え方を指導・歯固めを渡す」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が噛む時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法23選をご紹介しています。

1歳児が噛む時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児が噛む時の対処法
1位 36.5% 軽く噛んでみる・痛いと教える
2位 19% 別の伝え方を指導・歯固めを渡す
3位 15% いけない理由を根気よく伝える
4位 7.5% 噛む理由に着目して対処する
5位 7% 冷静に対応する
その他 15% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児が噛む時の対処法アンケート』によると、1位は『軽く噛んでみる・痛いと教える』、2位は『別の伝え方を指導・歯固めを渡す』、3位は『いけない理由を根気よく伝える』という結果に。

割合で見てみると、1位の『軽く噛んでみる・痛いと教える』が約36.5%、2位の『別の伝え方を指導・歯固めを渡す』が約19%、3位の『いけない理由を根気よく伝える』が約15%となっており、1~3位で約70.5%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児が噛む時の対処法23選をご紹介していきましょう。

1位|軽く噛んでみる・痛いと教える

軽く噛んでみる・痛いと教える

ちょっとだけ子どもを噛んでみる

何か伝えたいことがあるのに、それを伝えることできないので、イライラして噛むことなどがあるのかもしれないです。噛まれてしまった時に、ものすごい勢いで泣いてみるのはどうでしょうか。そしたら「これは相手にとって痛いことなんだな」とわかるかもしれないです。

それが効かない場合、可哀想かもしれないですけど、ちょっとだけ子どもを噛んでみたらやらなくなるかもしれないです。その場で「痛いからダメだよ!」と怒るのも良いかもしれないです。

自分だけならともかく、お友達を噛んでしまったら大変なので、よく見ていないといけないです。

根気強く伝えていたらダメということもわかってくると思いますので、めげないで伝えてくださいね。

40代前半/2人姉妹/女性

甘噛みで噛み返して強さを教える

うちの子は口で言っても笑って余計に噛んでくるので、甘噛みで噛み返してみました。噛むことをやめさせるんではなく、甘噛みを覚えさせることに転向しました。

噛んでくる時は遊んで欲しいとか歯が痒いとか理由があると思いますし、言葉がわかるようになるとずっと噛み続けるということはないので、理由を聞いて気持ちによりそう姿勢を見せます。

また、コミュニケーションの噛み付きなら、強さの加減を教えようと思いました。

今でもたまに噛んできますが「歯が気持ち悪いの?」とか聞くと、答えてくれるようになりました

30代前半/2人姉妹/女性

噛みついて、痛いと言う事を伝える

長男の時が噛みつきぐせがひどかったです。家で見ている時には「だめ!痛い!」とその都度伝えていたんですが、保育園に行き出してからも、お友達に噛みついたことが何度かありました。

その時には、私も息子に噛みついて、痛いと言う事を伝えました。これが良かったのか分かりませんが、その後から徐々に減っていき、噛み付かなくなりました。

だけど、下2人も1歳ぐらいの時には噛み付いてきていました。お友達に噛み付くまでは無かったのですが、抱っこしていると首を噛まれたり、腕枕していると腕をかまれたり。よく「赤ちゃんは歯が生え始めてかゆいのよ」と言いますが、やはり噛まれたら痛いです。また、噛まれる度に私が「痛い!」と言ってしまうので、その反応が楽しいのかも知れません。

だけど自然と無くなりますので大丈夫です。お友達を傷つけないなら、痛いと毎回伝える事で理解していくと思います。

30代後半/3人兄弟/女性

同じことをし、噛んだら痛いと教えておく

うちの子にも噛む癖があり、どうしたら治るんだろうと悩んでいた時がありました。

ある日、子供に噛まれてとても痛かったので、 軽く同じことをしてみました。すると、 噛まれたら痛いのが分かったのか、次第に噛む回数が減ってきて噛むことがなくなりました。実際に痛みを味わうことによって、相手の痛みも分かるようになるので、経験は大事だなと思いました。

一歳ぐらいの子は歯が生えてきて痒いのかもしれません。でも、噛んだら痛いことを経験し、勉強することも大切だと思います。

もし、噛む癖が治らなかった場合、保育園などでお友達を傷つけたりする場合があります。そうならないように 「噛んだら痛いんだよ」と教えておくことも大切だと思います。

20代後半/3人兄弟/女性

強めに叱ってやめない時は同じことをする!

うちでは「やられて嫌なことはしない」というのをしっかり伝えたかったので、言葉が分からない時期はまず、嫌なことやされたくないことを子ども自身にわかってもらうことから始めました。

子供が初めて私の腕を噛んできた時、まずはしっかりと「痛い!」と伝えて「それは痛いからいや!やめて!」と叱りました。しかしまだしっかりと言葉が理解できなかったので、同じように子供の腕を少し痛がる程度に噛み返しました(笑)

驚きと痛みで泣いている我が子に「噛まれたら痛いでしょ?してほしくないよね?だったらあなたもしちゃだめ」と伝えました。

その後、1度だけまた噛み付いてきましたが、その時も同じように噛みつき返すと「やだ!」と言って、二度と噛んでこなくなりました。

20代後半/女の子1人/女性

噛んだら痛いことをしっかり伝える

私の子の場合、思いをうまく言葉にできないので、何かを伝えるために噛むということが多かったです。自分のおもちゃが取られた時や遊びたかった時、一緒に絵本を見たい時に「見せて」と言う代わりに噛んだりしていましたね。

ある程度大きくなればしっかり理解できますが、1歳でもダメな時はきちんと注意します。へらへら笑わずに、噛んだら痛いことをしっかりと簡潔に伝えます。

何度も噛むことがあっても根気よく伝え、だめだとわかるように説明し続けます。

また、歯が生える時期なので、ムズムズして何か噛みたいのかもしれないです。スルメや歯ごたえのあるものをあげることで、噛みたい気持ちが収まり、周りの人を噛むことはなくなるかもしれません。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

痛いよ!と怒った表情で伝える

長女が噛んで来た時は、「痛いよ!」と何度も伝えたらやらなくなりました。それでもやっぱり口に手を持っていこうとするので「優しくだよ」と言ってみたところ、手加減をするように「はむっ」とやるようになりました(笑)

まだ1歳だと喋れない子も多いけど、言葉を理解しているということが分かり、言い聞かせるのは大事なことだと改めて実感しました。

次女の方もガッツリ噛み付いて来て、一時期は歯形も付いてしまう強さで噛まれていました。やはり噛まれると痛いということはハッキリ伝えた方がいいと思い、長女の時と同じように教えました。するといつの間にか噛まなくなりました。そして、今まで噛み付いていた所へチュウをするという愛らしさまで身に付けています(笑)

覚えるまでは何度も言わないといけないし、1度では覚えられない事の方が多いですが、いずれ噛まなくなります。なので、そこまで神経質にならなくても大丈夫だと私は考えています。

30代前半/2人姉妹/女性

優しく「痛いよ」と声をかける

うちの娘は現在1歳4か月のなんでも口に入れてしまう時期で、私の指や足などを急に噛んだりします。

妻は噛まれるたびに怒鳴り散らしていますが、私は痛みには強いほうなので「痛いからしちゃだめなんだよ」と優しい口調でそのたびに注意しています。

私と妻の対応のどちらが功を奏したのかわかりませんが、今は噛みついたりすることはなくなり、優しい子になりました。

自分としては、子供を育てるだけでなく、自分も成長することが子育てなのではないかと考えます。なので感情に任せて怒鳴り散らすより、恐怖感を与えずに諭すようにして、いろんなことを教えていけたらいいなと思っています。

20代後半/女の子1人/男性

野太い声で、痛い!と言う

長女はあまり噛む子ではなかったものの、授乳中に噛んだ事がありました。こちらが叫べば叫ぶほど、ニコニコで噛んでいました。(笑)しかし、噛み出してからすぐ卒乳してしまったので、他の部位を噛まれることはありませんでした。

次女は離乳食が始まったら、「ご飯の方が美味しい!」とすぐ卒乳してしまったので、授乳時に噛まれることは無かったです。しかしながらオヤツ等を口に入れてあげる時によく噛まれました。あれの痛いこと痛いこと。(笑)

次女が感情に任せて噛もうとした時は、「私は怒っている!」というオーラを最大限に出して、野太い声で「痛い!」と言うとやめました。それもあってか、次女は噛むのは未遂が多かったです。

三女は授乳中によく噛みました。その度に今自分に出せる最大限の低い声で「痛い!!」と言うのを繰り返したら、噛まなくなりました。最近は、機嫌が悪いと私のお腹や腕を噛んだりしますが、同じ対応を実践し続けています。これで噛むことはダメな事だと覚えてくれると助かります。

30代後半/3人姉妹/女性

「痛い」という表情や手振りをした後で、泣くしぐさを繰り返す

ウチの上の子はなんでも噛んでいることが多かったです。基本的には口に入れると危険なものは、手の届かないところに置きました。逆に噛んでも大丈夫なもの(歯固めのおもちゃなど)は手元に置くようにしていました。

人を噛むことに対しては、怒らないけれど険しい表情やしぐさを繰り返していけないと教えていました。

その頃すでに保育園にも通っていましたが、お友達を噛んだという報告はなかったので、大人相手に反応を楽しんでいるような一面もありました。言葉が未熟ゆえのコミュニケーションかと思い、強くは叱りませんでした。

でも特に被害を受けやすかった私が、10回に1回くらいの割合で大げさに泣き真似をすると、ハッとしたような表情になっていましたね。

40代前半/2人兄弟/女性

2位|別の伝え方を指導・歯固めを渡す

別の伝え方を指導・歯固めを渡す

「子供が何を伝えたかったか」に耳を傾け、別の伝え方を教える

うちでは噛みつきが出始めたのは1歳3ヶ月からぐらいでしたが、新しいアイテム(おもちゃ)がある時や、新しい人と出会った時など、興味を引かれた時に噛むようでした。

大人相手ならまだしも相手がお友達だと大問題なので、「噛むのは、何か言いたいことがあるけど、伝え方が分からんのだな」と仮定して、子供が噛む前に止めるのをゲーム感覚で楽しむようにしました。ずっと見てなきゃとなるとこちらもストレスですし、嫌な雰囲気になりたくもなかったので、いっそ楽しんでしまえと思ったわけです。

その上で、止められた時も、止めきれずに噛まれた時も、「子供が何を伝えたかったか」に耳を傾け、「噛むよりこうしたほうが楽しいね〜」と伝えるようにしました。

家の中で一緒に遊ぶ中で、わざと噛みつきそうなちょっと焦れる感じの状況を作ったり、お願いやお誘いの練習になるように、少しずつ楽しんで伝えたり、噛まれた時に大げさに痛がるなどして、「ダメだよ」と「こうしようね」を教えていきました。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

噛むことに代わる伝え方を教える!

ウチの子供の場合、歯が生え始めた頃から噛み癖が始まり、授乳中のおっぱいを噛んだり、腕や指を噛むようになって困っていた時期がありました。

噛む時は大体、眠いのに眠れなかったり、遊んでほしいのに構ってあげられなかったりという場面で、最初は言葉で「痛いから噛んじゃダメ」と何度も伝えていましたが、全然改善されませんでした。

そこで、噛もうとした際に「〇〇ちゃん、噛むんじゃなくて、頭をナデナデするんだよ」とか「肩をトントンするんだよ」と教えて、してくれたらそれに対して笑いかけて「ありがとう」と言ったり、可能な限り構ってあげたら噛むことが少なくなりました。

子供は私が言葉をかけたり反応することで、「構ってくれてる」と認識していたと思うので、別のやり方で感情を伝える方法を教えてあげるのがオススメです。

30代前半/女の子1人/男性

噛んでも良いおもちゃを与える

うちの子は歯が生え始めた頃から、よくいろいろな所を噛んでいました。パパやママの腕が一番良かったらしく、歯型がつくほど沢山強く噛まれていました。赤ちゃんと言えどもその力はとても強く、我慢できない時もありました。

しかし叱るわけにもいかず、噛むおもちゃを与えるのですが、すぐ飽きるのか長くは続かなかったです。

困り果て、腕の感触により近いおもちゃを探し出しました。良かったものは、赤ちゃん用の歯ブラシ、ソフトトイ、積み木でした。特に赤ちゃん用の歯ブラシはブラシの部分が柔らかいゴムになっていて、チクチクしているのが飽きなくてよかったみたいです。

歯が生え揃うまでの短い時間だったので、今では懐かしいばかりです。

40代前半/女の子1人/女性

歯固めなど代わりになる物を渡す

1歳児は早い子であれば乳歯が生え始め、なんでも口の中に入れて確認したがる時期。タオルや毛布、おもちゃなど、子供によって好みはさまざまです。

子供がパパやママを噛んでしまう時、まずは噛まれた時に「ママ(パパ)、イタイイタイだよ」と言葉で伝えながら、噛んでもいい歯固めや玩具などを渡して、「これなら噛んで遊んでもいいよ」と優しく何回も繰り返し伝えてみてはいかがでしょう?うちの子も噛んでいた時に新しい歯固めを渡すと、喜んで遊んでいました。

余裕があれば、子どもの好きな絵本やおもちゃ、遊びに誘い、気分転換をさせて、退屈しないようにしてあげると、少しずつ噛むことに興味をしめさなくなるかもしれません。噛まないようになったらスキンシップをして「かみかみ、おしまいできたね。エライ、エライ」と褒めることも忘れずに。

一回で噛まないようにするのはなかなか難しいので、根気よく優しく伝えて行くと、子供に伝わって行くと思います。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

赤ちゃんの気持ちを代弁して、伝え方の手本を見せる

噛むことは赤ちゃんにとっての意思表示の一つです。まだうまく言葉が紡げないため、噛むことで表現しようとしているんです。

そこで、まずは親が「これがほしいの?これがしたいの?こうだったの?」と赤ちゃんの気持ちを代弁して、「こういう時はこう話すんだ」というお手本を見せてあげるといいと思います。

また、いつも特定のお友達を噛んでしまったりすると、悩みますよね。そんな時は思いきって、ある程度の期間、相手と接点を断つという方法があります。全く外に出ないとかではなく、噛んでしまう子と時間をずらしたり、違う公園に行ってみたりしてわざと距離を置くんです。

そうすることで、ほんの数日で相手も我が子も成長することがあります。仲のいいママさんなら、理由をお話ししてもいいかもしれませんね。

40代前半/2人兄弟/女性