2歳児が言うことを聞かない…パパママが実践した対処法34選

2 歳 言う こと 聞か ない

「2歳児が言うことを聞かない…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「言い方を変える・逆手に取る」や「子供に寄り添う」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた2歳児が言うことを聞かない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

2歳児が言うことを聞かない時の対処法ランキング

順位 割合 2歳児が言うことを聞かない時の対処法
1位 32.5% 言い方を変える・逆手に取る
2位 30% 子供に寄り添う
3位 13% しばらく様子見・自由にさせる
4位 8% きちんと線引きをして向き合う
5位 2.5% 物で釣って徐々に慣れさせる
その他 14% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた2歳児が言うことを聞かない時の対処法アンケート』によると、1位は『言い方を変える・逆手に取る』、2位は『子供に寄り添う』、3位は『しばらく様子見・自由にさせる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『言い方を変える・逆手に取る』が約32.5%、2位の『子供に寄り添う』が約30%、3位の『しばらく様子見・自由にさせる』が約13%となっており、1~3位で約75.5%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の2歳児が言うことを聞かない時の対処法34選をご紹介していきましょう。

1位|言い方を変える・逆手に取る

言い方を変える・逆手に取る

「残念だなぁ」という雰囲気で働きかける

子供のイヤイヤ期が本格化してきて、親の言う事に何でも一回は反発しようとしている気がします。

毎日対応に迷っていましたが、夫が「こうしたらよかったよ」と教えてくれたことがありました。例えばおもちゃの片付けをして、寝室に行く時間が来た時。子供が「まだ遊びたい」と片付けを拒否した時は、「もうお片付けしないんだね。お母さんが代わりにするね」と言ったり、「じゃあお母さん、先にお布団に行くから、遊び終わったら1人で来てね」と言うようにしました。すると「自分でやりたい」・「1人は嫌だ」と反発し、奪うようにお片付けをして寝室に向かうようになりました(笑)

あくまでも「そうなんだね、残念だなぁ」という雰囲気で働きかけるのがいいように思いました。

以前は途方に暮れていたり、「じゃあ、遊んでたらいいじゃない!」とついかっとしてしまうことがありましたが、ちょっと引くようにしてからは穏やかに過ごせていると感じています。

30代後半/男の子1人/女性

質問をしたりして、話の主導権をこちらに持ってくる

2歳児にもなると、物事に対する興味もたくさん出てくるし、できることもどんどん増えてきますよね。自分でやってみたいこともいっぱいです。

そんな子どもに、「それはダメ」と一つ一つ言っていては、親の方が先に疲労困憊になってしまいます。

そこで「そんなことしたら、困っちゃうな」「〇〇ちゃんがされたらどう思う?」など、一旦、話の主導権をこちらに持ってくるのも良いかもしれません。

または、「ごっこ遊び風」に誘導するのもおすすめ!子どもは「なになに?」と興味を示してくれたりします。大人の持っていきようで、子どもにも変化が起こりますよ。

50代前半/2人兄妹・姉弟/女性

言葉遣いや接し方を変える!

上の息子は弟が産まれてから、いちいち反発したり癇癪を起こしたりするようになりました。それに対してこちらがつい強く言ってしまうことで、ますます子どもをヒートアップさせている事に気づきました。

どうしたらいいのか旦那と話し合い、言葉遣いや接し方を変えてみる事にしました。例えば、「どうして言うこと聞いてくれないの?」ではなく、「ママやパパのお願い、聞いてくれないかな?」と言い換えてみると、「いいよ!」とすんなり聞いてくれるようになりました!

その後は「ママのお願い、聞いてくれてありがとう、助かった」など、大袈裟なくらい感謝を伝えました!そうすると息子もニコニコしながら嬉しそうでした!

その分、息子のお願いもしっかり聞いて、できることはやっています。たまに「お願い、聞いてくれない?」と言っても「えー、やだ」と言われる時がありますが、私が「それじゃあママも、〇〇くんのお願い聞けないよ?」と言うと、「いいよ」と言ってくれます笑

20代後半/2人兄弟/女性

口調を変えたりして子供が興味を持つような言い方をする

言うことを聞いてくれる時の方が珍しいので、まず前提として言うことを聞いてもらえると思わずに声をかけます(笑)

数回言っても「イヤイヤ」な時は、言い方や口調を変えてみたり、テンション上げ気味に言ってみたりします。

それでもだめなら、ぬいぐるみや子供の好きなキャラクターを巻き込んで「〇〇が〇〇して欲しいんだって!できるかな?」といった感じの声掛けをしています。

声をかけるタイミングも大事だと思うので、子供の中で気持ちの切り替えができるように配慮します。例えば、遊んでいたりテレビを見ていたりする時なら「今やってる〇〇が終わったら、これをやろうね」「〇〇ができたら、こうしようね」など、キリが良いところまでは邪魔せず、一段落したら次の行動に移るよう促しています。

30代後半/女の子1人/女性

2歳児に理解できるような言葉を使って繰り返し伝える

息子は2歳の頃から我が強く、思い通りにいかなかったり、こちらが叱ったりするとすぐ泣きわめいて「やだやだ!」と繰り返していました。

そういう時は「ダメ!」と叱るよりも、「〇〇だから、自分がされたら嫌な思いするよね。悲しい気持ちになっちゃうよね」と冷静になって話しかけてあげることで、聞いてくれます。

言うことを聞かない子供に対してイライラする気持ちも理解できますが、ただ「ダメ!」と否定するだけでは子供は納得できません。「なんでダメなのか」が理解できないといけないと思ったので、子供でもわかりやすい理由を伝えています。

そして「もし自分がされたら…」と、子供にも当事者意識を持たせながら、根気よく言い続けてあげることがポイントです。

20代後半/男の子1人/女性

何かになりきって演技し、興味を引く

イヤイヤ期真っ只中の2歳児がいます。お風呂イヤ、歯磨きイヤ、お片付けイヤ・・・と、イヤイヤばかりです。

「泣いて騒いでのイヤイヤ」は安全に気を付けながら放置です。泣き叫んでいる時に声掛けをしても耳に入らないので、あまり意味がないからです。

ふざけた感じで、こちらのやって欲しい事を拒否する場合は、親の演技力の見せどころです。例えば歯磨きでは、歯ブラシと歯みがき粉を擬人化し、「〇〇ちゃんが歯みがきやってくれないね〜」「なんだか悲しい気持ちになるね」「うん、せっかく美味しい物食べたのに、虫バイ菌が来たら痛いのにね」「ぼく、〇〇ちゃんのお口の中に入りたいな〜」などとセリフ仕立てで会話させます。そうすると、面白そうに興味を示して、やらせてくれます。

他の時でも、何かになりきって演技をするようにします。ポイントは「〇〇ちゃんと△△したい」などのように、子供に絡んだ事を言うことです。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

2歳児もひくほど、うろたえてみせる

自宅で「もっとテレビを観たい」とか「お菓子をもっとほしい」とかであれば、ある程度本人の気持ちが落ち着くまで好きに騒がせることがあったのですが、問題は店の中や公共の場でのイヤイヤです。とにかくうちの娘は声が大きく、泣き声も耳を塞ぎたくなるほどうるさかったので、外で他の人の迷惑になることが何よりも気がかりでした。

放置するわけもいかず、一喝することもできず、なだめるとよけいに泣き出したりします。かと言って、「こういった場で騒げば、親は自分の希望を簡単に叶えてくれる」と間違った認識を持たせるわけにもいかず、悩みました。

そこでとっさに思いついた作戦が「2歳児もひくほど、うろたえてみせること」でした(笑)ある日、娘が大好きなアンパンマンのお菓子が売り切れで、例のごとく泣きそうな顔になった途端、私が間髪入れずに「まぁっ!何てことなの!ア、ア、アンパンマンが・・・〇〇ちゃん(娘の名前)の大好きなアンパンマンのお菓子が・・・ないじゃない!!あ〜どうしよう。ママはとっても悲しい。涙がでちゃいそう。あーーーーー」と打ちのめされたかのような小芝居をした途端、娘は私の背中をさすりながら「ママ、だいじょーよ、だいじょーよ(大丈夫よ)」と声をかけてくれました。

私の芝居があまりにも大げさすぎて、店員さんが駆け寄って来られた時もあり、非常に恥ずかしいこともありましたが、効果テキメンでしたので、興味と勇気と演技力のある方にはおすすめです!少しイカレタ大人に見えてしまうかもしれませんが・・・(笑)

40代前半/女の子1人/女性

次の工程の楽しみポイントを考えて語りかける

私は子供が反発しそうな時は極力、次の工程の楽しみポイントを考えて語りかけるようにしました。例えば、公園から帰る時は『帰ったら好きなおやつ食べよう』『帰る途中におやつでも買っていく?』と新たな楽しみを匂わせます。ご飯を食べる時は『大好きな〇〇(キャラクター)のお茶碗だよ』、お風呂に入る時は『ぞうさんじょうろで遊ぶ?』、寝る時は『今日はどのぬいぐるみと一緒に寝ようか?』等、随所に楽しみポイントを織り込みます。

今やっている楽しいことに夢中になっていて、その次のことなんて考えられないのが2歳児です。しかし新たな楽しみポイントを耳にすると、意外とすんなり『やったー!やるやる!』となってくれることもありますよ。

しかし、なかなか聞かない時もあります。多分、そんな時は疲れ過ぎていたり、眠かったり、お腹が空いていたり、といった身体的要因があった気がします。そういう場合は、思い通りにしようとしてもこちらがしんどいだけですから、諦めることも必要です。諦めるというのは、『仕方ないね、もう少し遊んでもいいか』で済むこともあれば、目的を断念してその状況から物理的に離れること(お店で暴れるなら、その日は小さいお菓子の一つでも買って、なるべく早く去る等)もあります。

まだ2歳児ですから、マナーを身に付けさせるのは難しいです。年齢不相応のしつけは、本人にとっても親にとっても苦しいことだらけですので、肩の力を抜いても良いと思います。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

なぜダメなのかを説明することを意識する

娘は2歳頃から言うことを聞かず、お風呂の後に体が濡れたままでリビングを走り回ったり、危険な所に行こうとしたり、危険な物に触ろうとしたりしていました。

私も子供時代にダメとよく言われていた記憶があり、その時は「楽しそうなのになぜダメなんだろう?なんでお母さんは怒っているんだろう?」と感じていた事を覚えています。なので、娘には「濡れたままリビングで走ると、滑って転んで頭を打ったり、怪我することがあるんだよ。もし怪我をしてしまったら、パパもママも悲しいよ」と説明しています。

それも聞く時と聞かない時がありますが、子供はそういうものだと思っていますので、何度も何度も説明する事が大事なのではないかと思います。また、いずれは落ち着くだろうとも思います。

ただ「ダメ」と言うのではなく、なぜダメなのか、ダメなことをしたらどうなるのかを説明してあげたら、いつかは理解してくれるんじゃないかな、と期待も込めながらやっている毎日です。

20代後半/2人兄妹・姉弟/男性

「〇〇したら終わりね」と事前に約束する!

我が家の長男はイヤイヤ期が早く、2歳前から前兆がありました。2歳を過ぎてからは、本当にどうすればいいのか分からないぐらいのイヤイヤ爆発で、めちゃくちゃ苦労しました。

スーパーでは食べられない食材や果物を掴んだり、レジ前で暴れたりして言うことを聞いてくれません。公園に遊びに行くと、数時間は帰らないで遊び続けてしまうので、なかなか帰れなくて大変でした。

「帰ったらジュースとお菓子食べようか?」と物で釣ろうとしても「イヤ!」だったので、「滑り台、あと一回したらやめようね」と約束をしてから公園に行くことにしました。すると一回すべった後、素直にやめてくれました。

スーパーでも「お菓子は一個だけだよ、商品は触っちゃダメだよ」と約束してから行くと、効果がありました。

30代前半/2人兄弟/女性

熱くならず、淡々と諭す

子供が危険な場合は、「ダメ!」とはっきり強く言いますが、それ以外の時は、「嫌よねー」と同調しながら、「私も、この状態が嫌だー」と子供と同じレベルで言っていました。そうすることで、子供も多少聞く耳をもってくれるし、「自分は親だから、きちんとしつけなければ!」という思いが薄らいで、気持ちが楽になりました。

ある時、私がお菓子を買わなかったことに怒って、子供がスーパーの入口に寝転がり、バタバタ泣き叫んでいたことがありました。私が遠巻きに見ながら、「お菓子買ってもらえなかったのー?可哀想にー。辛いねー、よく泣くねー」と言っていたら、ある瞬間ふっと我に返って諦めました。それ以降、泣き叫んで要求を通すことはなくなりました。いくらごねても無駄だと悟ったようです(笑)

子供の熱量に引っ張られて、親も熱くならず、俯瞰で捉えるくらいがいいと思いました。

40代後半/男の子1人/女性

声掛けの仕方を変える

我が子が何をしても嫌!と言うので、どうしたらいいのか途方に暮れていました。毎朝、保育園に送っていくのも遅くなってしまい、困っていました。

ネットで調べると、声掛けの仕方を変えるだけで子供の対応も変わってくると知りました。「〇〇しようね〜」と言うと断られますが、「これとこれ、どっちにする?」や、「今日はどの服を着るー?」など、子供に選ばせるようにしました。すると日々のイヤイヤが緩和されました。

どうしても言うことを聞かずに泣き続ける場合は、子供に寄り添って気持ちに共感してあげることがいいとのこと。

一度、「そうだよね、嫌だよね」と受け止めたり、「何が嫌なの?」「これで遊びたいよねー。でも時間だからおしまいにしようね」と聞いたり等、工夫することによって、子供のイヤイヤを大分かわすことが出来るようになりました!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

どうしたらいいと思う?と質問し、子供の自主性をくすぐる

うちの子はずっと反抗期で、よく言えば「自主性が強い」、悪く言えば「我が強い」という子です。この「言い方を変える」という事を、我が子の行動に置き換えればいいのではと考えました。

例えば買い物へ行く時、我が子はすぐにお菓子コーナーに行きたがります。だから、「今日は晩御飯をカレーにしようと思うんだけど、〇〇ちゃんはカレーに何を入れたらいいと思う?」なんて話をしながら買い物をします。カレーに入っているものを考えて、一緒に野菜を選び、晩ご飯の時の話題にしてもいいと思います。最後にお菓子コーナーに行って、「昨日は〇〇を買ったから、今日は〇〇にしようか」など、おしゃべりを楽しんで選びます。

我が強いという事は、自分でやりたい気持ちが強いという事。だから、一緒におしゃべりをすることで、子どもの気持ちを理解してあげようという姿勢を見せられると思ったのです。

買い物に少し時間はかかりますが、一緒に晩ご飯の用意をしている気持ちにもなるし、子どもにとっては嬉しかったようです。そして、家に帰っても買ってきたものを一緒に冷蔵庫に入れたり、晩ご飯の用意をする時に野菜を洗ってもらったりすることで、テレビを見る時間を減らすことにもつながるし、一石二鳥でした。

50代前半/2人兄妹・姉弟/女性

2位|子供に寄り添う

子供に寄り添う

しっかり目を見てわかる言葉をひたすら伝える!

うちの子は好奇心が強く、上手くいかないと物を投げる、叩くなどが多いです。なので「投げたら危ない」、「人を叩いてはいけない」と教える為に、同じ目線でわかる言葉をしっかり伝えるようにしています。

それが功を奏したのか、投げたり叩いたりは徐々に減ってきています。

「食べる時は座る」など、赤ちゃんの頃から何度も伝えてできる様になった事も沢山あるので、とにかく目を見てわかる言葉を何度も伝えるという事は大切にしています。

子供に限らず、怒って感情的に伝えようとすると、相手にはきちんと伝わりません。なので、平常心を保つ事もかなりポイントです!

30代後半/男の子1人/女性

子供に共感し、ダメな理由をしっかり説明する

最初は「こうしなさい、ああしなさい、これはダメ」と、ただただ怒っていましたが、それだとますます大泣きし、ヒートアップしていく一方でした。

ネットなどで調べてたどり着いた方法が、子供に共感し、ダメな理由をしっかり説明することです。

うちの子はよく「まだお菓子食べたい!」「まだ遊びたい!」と主張してきました。その時にただダメと言うのではなく、「そうだよね、まだ食べたかったよね、遊びたかったよね」と共感します。その後に「だけど、もう寝る時間だから、また明日ね」と理由を説明し、どうしたらその要求をのめるかを言うようにしたところ、納得してくれるようになりました。

2歳なんて小さいから、まだ大人の言うことは分からないだろうと思いがちですが、案外子供は理解していますよ。

20代後半/男の子1人/女性

怒らず冷静に接する

2歳になった我が子は、分かっているのにわざと言う事を聞かなくなりました。そういう時はこちらも様子を見ながら接していきます。イライラしてしまう時もあるけど、怒らず冷静に接する様にしました。

わざと言うことを聞かないのは、寂しいとか安心したいという気持ちが高まっているからだと思うので、ぎゅっと抱きしめてあげていました。

子供も親を試してみたりする時があるので、優しく話したり、構ってあげるのも効果がありました。

成長するにつれていろいろ理解していったり、イヤイヤ期が過ぎたらだんだん良くなるので、イライラせずに気長に接するしかありません。どんな時も冷静に優しく接するに限ります。頑張りましょう!

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

子供が「なぜ嫌なのか」を聞き、「なぜダメなのか」を説明する

子供のイヤイヤですが、訳も分からず、ただ嫌だと言っているパターンも多いと思います。

なので、親は子供が「なぜ嫌なのか」を聞いてあげた上で、「なぜダメなのか」を説明することが大事だと思います。

また、「何を言っても聞かないから」とあきらめるのは良くないと思います。2歳だとあんまり言葉も上手じゃなくて、体を使って嫌を表現してくる子も多いので大変だと思いますが、安全を確保した上で落ち着くまで見守り、落ち着いたらゆっくり丁寧に寄り添うことが大事です。

「君が嫌だったことはわかった。じゃあ、どうするのか」、「どうすれば、嫌でなくなるのか」を聞いてあげると、子供も納得できると思います。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもの気持ちに共感しながら、話を聞く

息子は嫌なことがあると泣いて叫び、自分の思いが通るまで泣き続けようとします。そんな時は、何をしても全く聞く耳を持ってもらえません。

色々な方法を試してみて、1番効果があったなと思うのは、まず「子どもの気持ちを想像して、言葉にしてみること」です。「〇〇が嫌だったんだね」「〇〇したかったんだね」など、子どもの気持ちを代弁して「そうだね。嫌だよね」「やりたいのにできなくて悲しいよね」と共感してあげられるようにしました。そうすると、子どももこちらの話に耳を傾けてくれるようになり、落ち着いて自分の気持ちを話してくれるようになりました。

その後に、「でもね…」とこちらの言い分も伝えています。すると、無理に押さえ付けようとした時よりも、聞き入れてもらいやすくなります。

大人でも頭から否定されると、相手の言葉を素直に受け入れる気にはなりませんよね。まずは子どもの気持ちに寄り添って、共感してあげることを大事にしていきたいなと思っています。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子供の言い分を最後まで聞いてみる

我が家の2歳女子、今まさに絶賛イヤイヤ期です!何事も「自分で」が口癖で、彼女にはもうすでに自我が芽生えている様子です。

しかし娘は4人目なので、私の方もそれなりの経験を積んでいます。「2歳はイヤイヤしてなんぼ!」とある程度心に余裕があるためか、上の子達がイヤイヤしていた時よりも冷静に対処することが出来ています。

まず、子どもの言うことに耳を傾けてみると、意外にこちらが納得できることを言っていたりします。間違ったことを言っている時も、子どもの言ったことをそのままおうむ返しにして、「〇〇ちゃんは、こう思ってるんだね。でも、〇〇した方がお母さんはいいと思うけどな」と言うと、ただダメと言うより、言うことを聞いてくれます。娘も、「お母さんはきちんと自分の話を聞いてくれてる」と満足するからかも知れません。

親も人間なので、疲れていたり余裕がなかったりすると、子供が言うことを聞かないことにイライラしてしまいがちですが、そんな時こそまずは子どもの言い分に寄り添ってみましょう。そうすると、意外にすんなり言うことを聞いてくれて、自信のストレスも軽減できますよ!

30代後半/4人兄妹・姉弟以上/女性

なるべく落ち着くまで待って子供に付き合う

息子は1歳8か月頃から自我が強くなり、イヤイヤ期突入でした。服を着せようとしてもイヤ、おむつを替える時は脱がせるのもイヤ、履くのもイヤ。

最初は大変すぎてイライラしたりしましたが、とりあえず一回子供の言う通りにすることにしました。「イヤなんだね、じゃあ着替えやめとこうね」と声をかけて、しばらく様子を見ていると落ち着くのか、案外すんなりと言うことを聞いてくれます。

それからは、時間がある時限定ですが、なるべく落ち着くまで待って子供に付き合っています。焦らず待ってみると、イヤイヤ期なんてかわいいもんです(笑)

30代前半/2人兄弟/女性

優しく声をかけ、心に寄り添いながらお互い折り合いをつける

うちの子は元々我が強く、癇癪持ち。一度イヤイヤが爆発すると、何をしてもダメなタイプでした。なので、いかに爆発させないかずっと気を遣って子育てをしてきたつもりです。

イヤイヤ期とは言いますが、子どもも何の理由もなく反抗するわけではないと思います。子どもなりに「言うことを聞きたくない・聞けない理由」があるので、まずはその気持ちに寄り添い「嫌なんだね」と共感するようにしていました。

その上で「どうして嫌なのか」「〇〇は嫌だけど、△△ならいいのか」など、優しく話をしていき、子どもも大人も納得できる方法を考えていくことがポイントかと思います。

親だからと上から目線で言うことを聞かせるのではなく、子どもも一人の人間だと尊重して関わることが大事だと思っています。

30代前半/2人兄弟/女性

まずは落ち着かせて、子供に説明させる

我が子は2歳児のイヤイヤ期には、ギャーギャー泣いて手がつけられない事が多かったです。スーパーでひっくり返って怒ったり、癇癪が凄かったです。

対処法としては、まず騒がしい所から抱っこして離れて、静かな所に移動します。子供を立たせて「落ち着いたら、お話し聞いて」と両手を持ちながら目を見て言います。2歳になると、本人も大体こちらの言いたい事が分かるので、落ち着こうと頑張ってくれました。

そして落ち着いたら、なんで癇癪を起こしてしまったのか理由を聞きます。大体は支離滅裂な事を言ってきますが、そこはまだ2歳児なのでとりあえず聞きます。

子供が言い終わったら「〇〇くんはこうしたかったんだよね?でも、今は〇〇だから、また今度にしようね」と、なぜ今はダメなのかを説明すると、思ったよりも分かってくれました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子ども自身が納得いくまで説明をする

そもそも、強引に言うことを聞かせようとしている人の言うことなんて、誰でも聞きたくないんではないでしょうか。

なので私は、「必要な意見を取り入れてもらう」という考え方のもと、子どもと接してきました。

そうすることで、おのずと「〇〇しなさい!」から、「〇〇した方が良いとママは考えたけど、どう思う?」と言う言い方に変わってきて、子ども自身が納得いくまで説明をすることで、自発的に行動を改めてくれるようになりました。

かといって、多忙な親が毎度立ち止まって、子どもが理解できるような説明をしていくというのは至難の技ですよね。一度、冷静になってひと息つくことがポイントかもしれませんね。

30代前半/男の子1人/女性

まず子供の声を受け止めてあげる

一番下の子が現在ちょうど2歳で、言葉もなかなか通じないせいか、言うことを聞きません。上の子たちのお世話もあるし、朝は特に忙しいので、毎日のように怒っていました。

そんなある日。保育園の登園前にいつものように怒ったのですが、その日は大泣きで、車の中でもずっと泣いていました。

保育園に到着し、苛立っている私と目が腫れている我が子を見た園の先生から、「お母さん、いつも三人見ていて大変でしょう。すごく気持ちわかるよ。でもね、2歳の子は言葉もままならない中、頑張って自分の気持ちを伝えているんだよ。だから一呼吸おいて、子供が伝えたいことを『うん、うん』って聞いてあげることも必要だよ」と教えられました。その言葉を聞いて、子供に悪いことをしてしまったという後悔と自分の不甲斐なさに涙しました。

それからは、まず子供の声を聞いて、その子がしたいことや伝えたいことを受け止めてあげるようにしています。

30代前半/3人姉妹/女性