【パパママ別】1歳の子育てを乗り越えるコツやポイントを伝授

子育て 1 歳

「1歳の子育てがしんどい…つらい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「あまり深刻に捉えず気楽に構える」や「子供を観察し、寄り添う」が挙げられますが、同じ経験を持つパパやママが実際に対処した方法や1歳児を乗り越えた体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳の子育てを上手に乗り越えるコツやポイントランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法60選をご紹介しています。

【パパママ別】1歳の子育てを乗り越えるコツやポイント

順位 1歳の子育てを乗り越えるコツやポイント
ママ パパ
1位 あまり深刻に捉えず気楽に構える 子供を観察し、寄り添う
2位 子供を観察し、寄り添う 夫婦で無理のない協力体制を築く
3位 環境を変える・外に出る あまり深刻に捉えず気楽に構える
4位 先輩ママ等、共有できる人を頼る たっぷりと愛情を注ぐ
5位 自分にご褒美・息抜きすること 便利な物やサービスに頼る
6位 便利な物やサービスに頼る

まずは、パパママ別の1歳の子育てを乗り越えるコツやポイントからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた1歳の子育てを乗り越えるコツやポイントアンケート』によると、ママ側の1位は『あまり深刻に捉えず気楽に構える』、パパ側の1位は『子供を観察し、寄り添う』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて1歳の子育てを乗り越えるコツやポイントをご紹介していきます。

【ママ編】1歳の子育てを乗り越えるコツやポイントランキング

順位 割合 1歳の子育てを乗り越えるコツやポイント
1位 45% あまり深刻に捉えず気楽に構える
2位 23% 子供を観察し、寄り添う
3位 14% 環境を変える・外に出る
4位 7% 先輩ママ等、共有できる人を頼る
5位 2% 自分にご褒美・息抜きすること
6位 1% 便利な物やサービスに頼る
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた1歳の子育てを乗り越えるコツやポイントアンケート』によると、1位は『あまり深刻に捉えず気楽に構える』、2位は『子供を観察し、寄り添う』、3位は『環境を変える・外に出る』という結果に。

割合で見てみると、1位の『あまり深刻に捉えず気楽に構える』が約45%、2位の『子供を観察し、寄り添う』が約23%、3位の『環境を変える・外に出る』が約14%となっており、1~3位で約82%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の1歳の子育てを乗り越えるコツやポイント42選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|あまり深刻に捉えず気楽に構える

あまり深刻に捉えず気楽に構える

ぐずっているところを笑ったり茶化したりして気楽に捉える!

一歳になって自我が出てくると、やりたいことが出来ない時や、してほしいことをしてもらえない時によく怒ってぐずっていました。

ぐずられるとこっちもイライラしてしまうけど、気楽に捉えることで乗り越えられました。

ぐずっているところを笑ったり茶化したりして「ぐずり」も「遊び」に変えてみたら、子供も笑ってくれるようになりました。

気分が変わればまた一人で遊び始めてくれるので、重く考えずに気楽に考えて行動するととても楽になります!

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

イタズラしても泣いても、とにかく気にしない

娘は一歳になってから自分の思い通りにいかないと泣くことが多く、イヤイヤの毎日でした。

いちいちイラついてもストレスになるだけなので、娘がイタズラしても泣いても、とにかく気にしないことにしました!汚したら拭けば良いと割り切り、物を投げたら『ダメだよ』と繰り返します。そして泣いたらしっかり抱きしめる・・・それを毎日続けました。

すると次第に落ち着きが出てきて、泣きそうになってもぐっと我慢するように!

娘はお転婆で、今でもやりたい放題やっていますが、毎日明るい笑顔を見せてくれます。我慢が出来るようになったので、目下、片付けの仕方やご挨拶の仕方を練習中!イヤイヤせずに頑張っています。

20代前半/3人兄弟/女性

家事はなんとかなるので、適度に手抜きをして子どもを優先する

家事はなんとかなるので、子どもが泣いていたら抱っこしたり、じっくり関わるようにして、そちらを優先するようにしました。

本当に疲れた時は手抜きもたくさんしました。「掃除や洗濯はやらなくても生きていける!ご飯も無理して作らず、買えばいい」という気持ちで過ごしていましたね。

1歳児はずっとぐずったり、理由もわからず泣き続けることもあるので、少し放っておくこともありました。そうすると、いつの間にか二人とも落ちついたりしました。

ストレスが溜まった時は少しの間、家族に子どもを見てもらい、外出して気分転換もしました。

子どもも自分も大事にしながら、子育てを乗りきりました。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

みんなが通る道で一生続くわけじゃない、と長い目で見る

1歳を越えるとどんどん自我が出てくるようになります。我が子がどういう風に思うのか分かるのが嬉しく、面白いと思う反面、イヤイヤの激しさが増し、大変なことももちろん増えます。

成長するごとに大変さは変わっていきますが、それはみんなが通る道です!一生続くわけじゃないし、長い目で見たら本当に短い期間です。だからあまり気負わずにいきましょう!

たとえば、せっかく作ったご飯を投げたりして食べないのが心配だったとしても、保育園に通っている子なら何かしら園で栄養摂取出来ているはずなので、無理して食べさせなくても大丈夫です。

たまには力を抜いて、子どもと楽しい時間を過ごせたらいいですね。頑張るお母さん、一緒に乗り越えましょう!

20代後半/男の子1人/女性

世間の声に惑わされず、完璧さを求めない

長男が1歳の時に第二子を妊娠しました。当時は頼れる人も近くにいなかったので、つわりなどで体調のすぐれない中、長男の相手もしなければならず苦労しました。

家で子供と二人でいる時間が長すぎるとお互いにとってストレスなので、とりあえず午前中は買い物のついでに毎日のように近所の保育所、児童館に遊びに行きました。職員の方に相手をしてもらったり、昼寝をしたらアッという間に夜で、時間が経つのが早く感じたものです。

長男は体を動かすことが好きな活発な子供でしたが、怪我をしたり人に迷惑をかけない限り、なるべく好きなようにさせていました。また、家事も気合を入れすぎないようにし、食材がカットしてある宅配セットなども片っ端から試しました。

世間の声に惑わされず、完璧さを求めないことで楽になれると思います。

40代前半/2人兄弟/女性

怪我さえしなければ子どもが思うようにやらせてみる

今、5歳の娘は、もう大人と同じで、こちらが言うことには反抗もしますし、交換条件を出してきたりもします。洋服も自分で選び、こちらがいいと思うものは着てくれなくなりました。

2歳の息子もよく話すようになり、イヤイヤ期真っただ中で、なかなかこちらが思うようには動いてくれません。

2人が1歳の頃、「こんなことはダメよ!」と怒ってしまったりしていましたが、今にして思えばあまり制止しすぎず「見守る」ことも大事だったかなと思います。

ハラハラしますが、怪我さえしなければ子どもが思うようにやらせたらいいと思います!

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもが毎日元気ならそれでいいと割り切って楽しむ

私は保育士で、今までいろいろな子と関わってきたのですが、初めての子育てでは困惑することが多かったです。

自分の子どもはまた違う生き物のように感じてしまい、最初は苦手意識や「なんで?」の繰り返し。SNSやネットを見るたびに、キラキラした子育てをしている人たちの姿が目に付いて嫌になり、「なんで私は・・・」と自己嫌悪の毎日でした。

でもある日、吹っ切れました。「トイレのトレーニングが進まなくても、離乳食を食べてくれなくても、子どもが毎日元気ならそれでいいし、この子はこの子」と思うようになってから、肩の力が抜けました。

イヤイヤ期すら面白くて楽しくなり、私がよく笑うようになったら娘もよく笑うようになりました。

小さな幸せが毎日の楽しさに変わります。楽しむことが大事です。

30代後半/女の子1人/女性

「こんな時期は一瞬だから、精一杯可愛がろう」と自分に言い聞かせる

ちょうど歩き始めた頃で、最初こそ成長を感じ「可愛いな」と思っていたのですが、子どものペースで「歩く」「抱っこ」をせがまれたりするのが本当に毎日苦痛でした。

でも「こんな時期は一瞬だから、精一杯可愛がろう」と自分に言い聞かせ、何とか乗り越えられました。

いま下の子が11ヶ月なのですが、やはり2人目となると余裕があり、上の子の時のような気持ちになっても意外とあっさり受け入れられています。

「永遠じゃないから今だけ頑張ろう」と強く思うのは大事だと思います。

20代後半/2人姉妹/女性

好きなようにさせ、満足させてあげる

ベビーカーでの散歩中、子供は必ずといっていいほど降りたがり、アスファルトをハイハイしたがって困りました。

時間のある時は付き合い、危なくないところでハイハイさせていましたが、時間に余裕がない時は、ひたすら抱っこ紐で抱っこしていました。

抱っこ紐なら大人しく、ある程度の時間は大丈夫でした。

そんなことが続くうちに子供もゆっくり歩けるようになり、眠くなれば自分でベビーカーに乗るようになりました。

40代後半/2人兄弟/女性

ネットの情報や育児書に踊らされず、比べない!を常に心がける

我が子は人見知り・場所見知りが激しく、同じ年代の子と溶け込む様子もなかったため、大丈夫かな?と不安になる事も多々ありました。

第一子という事もあり、気になる度にネットで検索し、更に不安要素が生まれて、また調べるの繰り返し…。解決するどころか、「子供にこうなって欲しい!」という気持ちが強くなって、しんどくなるばかりでした。

ある時、「ネットの情報や育児書に書いてある事が全て正しいなんて限らない」と立ち止まる事ができ、それからは「今のありのままのこの子を見てあげよう」と考えるようになりました!

できる事だけじゃなくて、できないことも可愛がってあげればいいんです。こんな可愛い時期は今しかないのに、目を向ける方向を間違えたらもったいない!と気づき、子供との時間を大切にするようにしました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

成長は個人差が大きいと考え、気にしすぎない!

1歳頃は人によって成長の差が激しいので、周りと比べては「うちの子はあれができない、これはできる」など一喜一憂していたような気がします。

うちの子は体が大きい方でしたが、動きはスローで遊び方ものんびりしていたため、色々と心配していました。健診の時は特に気になって、誕生日が近いお友達をジロジロと見てしまいました。

今となっては、余計なことを気にするあまりに可愛い盛りを存分に楽しめなくて勿体なかったと思います。

どうしても気になることがあれば、相談することも大事だと思いますが、気にし過ぎないゆったりした気持ちも必要かなと思います。

40代後半/男の子1人/女性

あんまり気を詰めないこと!

一歳に限らず、子育てに正解なんてありません。なので私は、育児書を読んだりするのはやめました。

もちろん、読んで救われるのなら参考にしてもいいと思いますが、その子にはその子の性格があるので、かならず当てはまることがないということを一番に考えて子育てするのが大切です。

意味のないグズグズも、いつかはおさまるし終わるんです。なので、無理に泣き止ませたりするのではなく、安全を確保して見守るだけの時間も必要だと思います。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもと一緒に成長しようと割り切る!

1歳児は自分で動きたいなど、意志がどんどんはっきりしてくるので、赤ちゃん期と比べると思い通りにならずにイライラ、疲れ果ててしまうことも多かったです。

でもある時、「この子は1歳半だけど、私も母親1歳半」と思ってから、肩の力が抜けました。

自分も一緒に成長しようと思えてからは、困ったことがあっても子どもと向き合って、どこまで伝わっているか分からなくても相談してみたり、いい方向に考えることが出来るようになりました。

30代後半/2人兄弟/女性

「生きてるからいいか」と前向きに捉える

現在、1歳児の子育て真っ最中です。1歳児は少しずつ自分でできることが増えるし、意思表示も上手になってきます。いろんなコミュニケーションが図れるようになった分、子育ては楽しくなりますが、イヤイヤも増えて大変です。

そういう時、私はいつも「生きてるからいいか」と思うようにしています。

ご飯を食べなくても、「とりあえず今日は生かす事ができた」と考え、スーパーで泣かれて人目が気になっても、「しっかり呼吸して泣いてるな。よし、今日も生きてる」と前向きに捉えます。

親が客観的に物事を捉えて毅然とした態度で接すると、子供も落ち着くようになります。

20代後半/男の子1人/女性

とにかく肩の力を抜いて適当に楽しむこと!

1歳児は動ける範囲が一気に広がり、人の言っていることが少しずつわかってくる年ですね。

歩けるようになった子供は親の言うことなんて耳に入らず、あっちこっち動き回り、どこかへ行ってしまいます。

食べムラも出てきて、好き嫌いをするようになったりしていましたが、私は「まあ心配しなくても子供は成長する精神」で乗り切りました。

現にすくすくと育っていますので、最低限のことだけをしっかりして、あとは自由気ままに子育てをしていました。

20代後半/女の子1人/女性

子供が安全で元気に育っているなら合格と考える

一歳の赤ちゃんは、日に日に目まぐるしく成長しますよね。一歳未満はただ寝ているだけのことも多かった赤ちゃんが、一歳ぐらいから自分で動く行動範囲が爆発的に広くなります。

まだ歩けなくてもハイハイで移動しますし、自分で歩き出したなら、勝手に転ぶしぶつかるし…勝手に開けるし、取り出すし…。でも、それが楽しくてしょうがないんでしょうね。阻止しようものなら全身の力を振り絞り、のけぞって抵抗されます。

ですから、保護者は「超!我儘なVIPのSP」になったつもりで、先回り先回りでVIPの安全を確保することに徹するしかありません(笑)

とにかく、ご飯だとか睡眠だとか子供との関わり方だとか、あまり難しく考えすぎず、子供が安全で元気に育っているなら合格と考えましょう!

30代後半/男の子1人/女性

疲れ切らないように、対応にメリハリをつける

全てが「初めて」ばかりの1歳児。ママも1年目で、分からないことばかり。何で泣いてるの?何がほしいの?何で寝てくれないの?と、次から次に悩みが湧いてきますが、全てに反応して対応していたら疲れ果てます。

なので私は、自分がへとへとの時は少しくらい泣いても放っておいたり、余力があればとことん要求を聞いてあげたりと、自分の中でメリハリをつけました。

ママも人間なんだから、たまには息抜きも必要だと思います。

30代後半/2人姉妹/女性

完璧を求めずのんびりを意識する

日中は私と2人きりでいることが多いせいか、子どもの後追いが激しくなり、何でも「お母さんと一緒じゃないと」状態になってしまいました。

家事をしたいのに少しそばを離れたら大泣きするのが聞こえてくるので、どうしていいか分からずしんどくなってしまいました。

そこで夫とも相談して、身の回りの家事は最低限にすることに決めました。子供のそばにいて一緒に遊ぶことに全力を注ぐようにすると、部屋は少し散らかっていても小さな変化にもすぐに気づけるし機嫌もいいので、毎日を楽しめるようになれました。

そのうちテレビや1人遊びに夢中になってくれて、後追いはかなり減りました。

30代後半/男の子1人/女性

なんとかなるの精神で!

私の娘が1歳の時は、いたずらが激しくて大変でした。引き出しなどにロックをつけても、そのロックごと引きちぎられてしまい荒らされました。

貴重品や危ない物は手の届かない場所にしまっていたのですが、何かしらを台にしてのぼり、触ろうとします。常に掃除や整理整頓を心がけてはいましたが、目を離せず大変でした。

しかし1歳は少しずつ意思疎通もできるようになり、たくさん笑う可愛い時期です。

大変なこともたくさんありますが、癒されながら「大変でもなんとかなる」と思い、乗り越えました。

20代後半/2人姉妹/女性

危ない物は排除して何でも手に取って遊ばせる

一歳を過ぎると自分で歩いて、気になったものを触ったり散らかしたり、急いでいるときに限って愚図ったりで、上手く進まない毎日でした。

その時に悟りました。仏のように広い心持とう!と(笑)

一歳は自我が芽生え、とにかく気になったらやってみたい年頃なので、危ない物は排除して何でも手に取って遊ばせていました。そうすることで集中して遊んでいる間に家事をやったり出来ました。その後の片づけは大変ですが(笑)

愚図って何もできない日もありますが、「そんな日もあるよねー」と開き直ることも大切かなと思っています。 

30代後半/4人兄妹・姉弟以上/女性

ママ編2位|子供を観察し、寄り添う

子供を観察し、寄り添う

まだ言葉は理解できていなくても、コミュニケーションをたくさん取る

うちの子はとにかく甘えん坊で、よく泣く子供でした。人見知りが激しく、環境の変化にも敏感なため、祖父母に抱っこされても大泣きしていましたし、近くの公園に連れていっても私のそばを絶対に離れませんでした。

めげずに公園にたくさん通い、お砂場で使う道具などをお友達と貸し借りしたり、私自身も周りのお母さん達と積極的に仲良くなるように心がけていたら、2歳半になる前にはかなり改善されました。

また、うちの子は言葉を話すのが早かったのですが、なかなか言葉のキャッチボールができませんでした。

そこで絵本の読み聞かせの際、「これは何?」とたくさん質問したり、洋服を見せて「どっちがかわいいかな?どっちが着たいかな?」と訊く機会を増やすなど、普段から質問を多くするようにして、コミュニケーションをたくさん取っていたら、意志疎通がスムーズになりました。

30代後半/2人姉妹/女性

パペットを使って一人で寸劇をして、自分と子供のストレスに向き合う

1歳児は少しずつ人間になっていく時期なので(笑)、できることや理解してくれることが増えて成長がうれしい反面、まだまだ話が通用しません。

うちは完全にワンオペでしたので、二人っきりでいるのも疲れてしまい、話し相手が欲しいと思っていました。

子どもに話しかけてもわからないので、パペットを使って一人で寸劇をして自分のストレスや子どものストレスに向き合っていました。家の中なので誰も見ていませんし、子どもも夢中になって見てくれるのでやっているのも楽しかったです。

この寸劇を通して、言葉も早く覚えたような気がします。

40代後半/女の子1人/女性

いつも我が子の立場に立って考える

どんなに可愛くて癒される我が子でも、新米ママにとってはわからないことだらけで、時には投げ出したくなることもありました。

そういう時は、いつも我が子の立場に立って考えていました。

私は大人だから、辛いことがあっても逃げようと思えばどこへでも逃げられますが、何も出来ないこの子はただ泣くことしか出来ません。そう思うと、「そんな卑怯な事は出来ない、私を一番頼りにしてるのに」と思えるようになり、自然と寄り添い、乗り越えられていたような気がします。

私も、可愛い我が子に教えられる事ばかりで、全力で我が子に頼っていました。まだまだですが、私を母親に成長させてくれたのは、まぎれもなく我が子達です。

40代後半/3人兄妹・姉弟/女性

子供が楽しくなるような遊び、脳にいいと言われるおもちゃなどいろいろ調べて取り入れる

1人目(長男)は周りの子に比べて発語が遅い子で、心配していました。

もしかしたら、知的好奇心をくすぐる物に触れさせる機会が足りなかったからかもと思い、頭を使うようなおもちゃを与えたり、体をいっぱい動かす運動を取り入れ、私も一緒に遊んでいたら、みるみるうちにいろいろな言葉を言うようになってきました。

その経験を活かして、2人目の子にも指先の運動をさせ、体をいっぱい動かす機会を作ったら、長男の時よりも早く発語し始めました。

子供の運動や頭を動かす作業はとても大切なことだと思いました。

20代後半/2人兄弟/女性

子供をよく観察し、気持ちを汲み取る努力をする

娘はよく泣く子で、自己主張の強いタイプでした。好き嫌いがハッキリしているので、まずはよく観察し、表情や仕草などからなるべく気持ちを汲み取るようにしました。

また感受性も豊かな子なので、ママのイライラや普段と違った雰囲気を敏感に感じ取って、余計泣いてしまうという悪循環にハマりがちでした。

そんな悪循環がなくなるよう、私自身のメンタルケアもきちんと行いながら向き合う事で、娘も私も笑顔で過ごせる時間が増えました。

さらに1日のルーティンを作り、その通りに行動する事で、娘の安心感にも繋がり、うまくいきました。

30代前半/女の子1人/女性

子どもの視点でものを見て、ただひたすら待つ事を心がける

うちは二人兄妹です。特に初めての子が男の子だったので、しんどいなと思うことはよくありました。

一歳の頃の息子は、自分の興味のあることに夢中になると絶対に折れず、親子でテーマパークに出かけてもアトラクションには興味なし。ひたすら石を触り続け、これなら近所の公園でよかったよね・・・と思ったりもしました。

でも、大人のペースに付き合わせるのではなく、子どもの視点でものを見て、ただひたすら待つ事を心がけました。親である私たちのことを信頼してもらえるように、なるべく子どもの話を聞きました。

その効果があってか、今では大人の話をよく聞いてくれる子たちに育っていると思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

とにかく子供と同じ時間に寝る!

長男はものすごい勢いで母乳を飲む赤ちゃんでした。ミルクを作っても飲まない子だったので、私はどんどん体力が削られて痩せてしまい、とにかく眠くなりました。

抱っこしていないと泣いていたこともあり、24時間ひたすら抱っこで本当に大変でした。

仕方ないので寝ながらおっぱいをあげて、何もかもすべて後回しにして自分も一緒に寝ていました。そうすることで、どうにか毎日を乗り越えました。

30代後半/3人兄弟/女性

子どもを1人の人間として尊重するように心がける

うちの子は保育園に行き始めた頃から自我がメキメキと発達し、「自分で何でもしたい」と言う気持ちと、「出来ないと悔しい」という気持ちが爆発してよく泣いていました。

言葉を覚えていく途中なので思いをうまく伝えることが出来ず、さらに泣いていたように思います。

私も初めての子育てなのでどうしていいか分からず、途方に暮れることが多かったですが、保育園の先生から「泣いている原因に目を向けて、『びっくりしたね』『悔しいね』『悲しいね』って共感してあげると、落ち着くことがありますね」と教えてもらって目から鱗でした。

当たり前の事なんですが、「こんなに小さくても1人の人間なんだ」ということに気が付き、できるだけ子どもの目線に立って考えるようにしました。

30代前半/女の子1人/女性

他の子どもと比べず、その子のペースでタイミングを待つ

当時の私は育児に関する本やSNSの情報を読み漁り、「育児はこうした方がいい」「こうしないといけない」と思っていました。その一つが卒乳です。母乳は比較的早く卒業しましたが、ミルクや哺乳瓶離れが難しく、ストローマグで飲み物を渡しても全く飲みません。

焦っていた時に、旦那に言われた「子どもはいらなくなったらいらないって言う。その時期は必ずくる。タイミングを待とう」という言葉で気が楽になりました。

保育園の同じクラスの子どもたちも、発達の段階は皆バラバラでした。それを見て、「子どものペースに合わそう、気長に待とう」と思えました。

子育てに決まりはないんだと思うことが大切です。

30代前半/男の子1人/女性

ママ編3位|環境を変える・外に出る

環境を変える・外に出る

家に閉じこもらない

うちは私のワンオペ育児でした。実家は遠方の上、アパート住まいで近所付き合いも全くないので、周りに頼れる人がいない状況でした。

1歳児だとそれなりに体力がついてきて、あまり昼寝はしません。しかし、まだ言葉でコミュニケーションを取れないので、ステイホームをしていると、お互いに気が滅入ってきます。

そこで、私は近所の保育所、幼稚園、児童館に日替わりで出かけるようにしました。環境が変わると娘の機嫌もよくなり、私も閉塞感から解放されて、娘に優しくなれました。

密室育児というのはお互いを追い詰めます。なるべく親子共々、外気浴をするのが大事だと思いました。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

外に出て色んな人とコミュニケーションをとる

1歳は何にでも興味がわき、「色々してみたい」と動きだす時期です。危なっかしいことだらけだけど、何事も経験してみないとわからないので、しっかり見守りながら何でもさせてあげるようにしていました。

気を付けることと言えば、まだ歩くのが不安定なので足もとに物を置かないとか、小さい物は誤飲の原因になるのですぐ手が届かない所に片付ける程度で、特別「あれしなきゃ」とか思わないのがポイントです。

また、天気が良かったら公園とか公民館など、同じ世代の子供が集まる所へ出かけて、他の子ども達と触れ会う時間を大切にしていました。

ずっと子供と1対1で向きあっていると息が詰まってくるので、外に出て色んな人とコミュニケーションをとることが肝心です。お互いにリフレッシュ出来て、勉強になることが沢山ありますよ。

50代前半/2人姉妹/女性

とにかく外に出かけるようにする

家にいると力を持て余している感じがある息子でした。

食事も遊びも家にいると片付けが大変なので、歩き始めたことを機に、公園、児童館、お買い物などなど、とにかく外に出かけるようにしました!

私も外遊びの方が楽しくて、子供と向き合う時間が過ごしやすかったので、コンビニで大好きなコーヒーを買って公園のハシゴをした日もありました(笑)

また、私は早めに仕事を始めて息子を保育所に預けたのですが、地元でない土地で育てるにはそれがちょうどよかったようです!いろんな人の力を借りながら育てました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

とにかく外に出て、児童館やキッズルームを探す

1歳児の時は、大体の人が育休取得中だと思います。専業主婦の方もそうですが、家で我が子と2人だけになってしまう、ちょっと孤独な時期とも言えます。

そんな時は、とにかく外に出るようにしましょう!とりあえず、児童館やキッズルームを探すのがおすすめです。出来れば保育士資格のあるスタッフが常駐している場所が良いです。

ママ友の輪を広げようとすると、慎重になってしまう可能性もありますが、スタッフさんはやはりプロ。辛い時もやさしくガス抜きしてくれて、リフレッシュさせてくれます!

30代後半/男の子1人/女性

外に出ていろいろな人と触れ合う

保育園に入るまでは毎日子どもと2人きりで、家にずっといることがすごくストレスでした。

そこで毎日、ショッピングモールにあるキッズスペースに連れて行って遊ばせたり、子育て支援センターに行ったり、友達の子どもと公園に行ったりしていました。

帰りの車の中で寝てしまい、夜なかなか寝なくて苦労したりもしましたが、外に出るといろいろな人が声をかけてくれて癒されました。

特に年配の先輩ママが「今の時期は大変だよね」と話してくれたのが嬉しかったです。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

近所の「子育てルーム」に入り浸る

1歳のイヤイヤ期はどうにもならないので、暇な日はお弁当を持って、1日中近所の「子育てルーム」に入り浸りました。そこは古民家を改装していて、外では泥遊び、中では木のおもちゃで遊んだり絵本を読んだりと、子供が自由に過ごせる空間になっていて、思いきりお友達と遊ぶことができます。

元気に遊んだ我が子は14時くらいにはクタクタになり、車で寝ながら帰宅し、そのままお家でお昼寝するというルーティンができました。

親もコミュニティに参加して、子育ての情報交換などができるとストレスが軽減され、子供にも余裕を持って接することができます。

40代後半/2人兄弟/女性

ママ編4位|先輩ママ等、共有できる人を頼る

先輩ママ等、共有できる人を頼る

ママリで相談したり、同じ悩みを持つママさんとコメントのやり取りをする

初めての子育てで不安だらけだったので、何かあれば先輩ママの友人に聞いたり、ネットで検索していました。

そんな中、「ママリ」という無料アプリの存在を知りました。離乳食の始め方や必要な物、肌の乾燥には何が効くのか等、Yahooで調べるよりも先輩ママさんの確かな答えが聞けるので、だいぶお世話になりました。

また、当時の主人は父親の自覚が薄く、土日もワンオペに近い状態でした。疲れや苛立ちでストレスが溜まりすぎて、思わずママリに吐き出してしまった事もあります。その時、「私も同じです!」「ムカつきますよね!」と共感してくれるママさんが沢山いて、それだけで涙が出て救われました。

このような経験を踏まえて、少しでも後輩ママさんの力や助けになればと、今度は私がママリでアドバイスを送っています。

30代後半/女の子1人/女性

Twitterで情報収集

生まれてから育児に対して分からないことがあると、同じ月齢の子を持つママから育児の方法や食事、こういうところにお出かけしたなどの情報を集めて参考にしていました。

たくさん同じような状況の人がいることを知れて安心できましたし、自分だけでは解決できないことや悩みも共有していけるので、勉強になることも多く、助けてもらっている感覚でした。

子供は日々変化して進化していくので、毎日楽しく子育てするのには情報が大事だなと思っています。

30代後半/女の子1人/女性

自分1人で抱えこまず、保育園の先生や先輩ママたちにアドバイスをもらう

子供は基本、甘えん坊なので、かまってくれないと分かると、わざと悪いことをしてみたりして親の気を引こうとします。私は男の子しか育てたことがありませんが、自分のことを見てほしいからこそのいたずらだったりするのです。

当時は私自身も精一杯だったので、叱ってみたりたまに知らん顔したりしていました。今考えると可愛そうだったなぁと悔やんでいます。

3人の息子の育児は本当に大変でしたが、自分1人で抱えこまず、保育園の先生や先輩ママたちにアドバイスをもらっていました。

コミュニケーションは気持ちに余裕を持ってから行うといいと思います。

40代前半/3人兄弟/女性

ママ編5位|自分にご褒美・息抜きすること

自分にご褒美・息抜きすること

自分にもご褒美を

実家も夫の家も頼れず、私はワンオペで家事と育児をこなしています。

うちの子は睡眠が浅いのか夜泣きが酷く、毎日寝られない日々が続いていて、精神的にも体力的にもかなりキツいです。また、1歳児は動くこともできるようになるので日中も目が離せません。

子ども中心の毎日になってしまい、なかなか自分の時間が取れないので、毎日のご褒美として自分の好きなお菓子とお茶を用意することにしたところ、好きなものがあるだけで気持ちが穏やかになりました。

親の休憩も大事なので、積極的に息抜きしてほしいです。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編6位|便利な物やサービスに頼る

便利な物やサービスに頼る

頼れるものには頼って、ムリはしない

私の体力、気持ちに余裕のあるときは、とことん子どもに付き合いました。我が子は外遊びが大好きだったので、気が済むまで遊ばせていました。

時間的に帰らなければいけないときは、「あと一周散歩したら帰ろうね」で切り抜けたりしました。

ただ、私が疲れていて外遊びが難しいときは、テレビやDVDに頼っていました。

母親が笑っているほうが子どももうれしいと思うので、頼れるものには頼って、ムリはしないことが大事だと思います。

40代後半/2人兄弟/女性