【パパママ別】子育てをやり直したい…経験者が実践した対処法

子育て やり直したい

「子育てをやり直したい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「気が付いた時に改める・寄り添う」や「色々な経験をさせてみること」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てをやり直したい時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法32選をご紹介しています。

【パパママ別】子育てをやり直したい時の対処法

順位 子育てをやり直したい時の対処法
ママ パパ
1位 気が付いた時に改める・寄り添う 気が付いた時に改める・寄り添う
2位 色々な経験をさせてみること 自分が子供だった頃と比べてみる
3位 可愛い部分や長所に注目する 可愛い部分や長所に注目する
4位 我が子の成長に目を向ける 過去ではなく未来を見据える
5位 気にしすぎず、丸ごと受け止める 先輩パパママに聞いてみる
6位 先輩パパママに聞いてみる

まずは、パパママ別の子育てをやり直したい時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てをやり直したい時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『気が付いた時に改める・寄り添う』、パパ側の1位は『気が付いた時に改める・寄り添う』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てをやり直したい時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てをやり直したい時の対処法ランキング

順位 割合 子育てをやり直したい時の対処法
1位 33% 気が付いた時に改める・寄り添う
2位 20% 色々な経験をさせてみること
3位 15% 可愛い部分や長所に注目する
4位 11% 我が子の成長に目を向ける
5位 10% 気にしすぎず、丸ごと受け止める
6位 3% 先輩パパママに聞いてみる
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てをやり直したい時の対処法アンケート』によると、1位は『気が付いた時に改める・寄り添う』、2位は『色々な経験をさせてみること』、3位は『可愛い部分や長所に注目する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『気が付いた時に改める・寄り添う』が約33%、2位の『色々な経験をさせてみること』が約20%、3位の『可愛い部分や長所に注目する』が約15%となっており、1~3位で約68%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てをやり直したい時の対処法25選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|気が付いた時に改める・寄り添う

気が付いた時に改める・寄り添う

子供の気持ちに寄り添いながらメリハリを付けて子育てする

子供がご飯中に暴れだし、ご飯をばらまいた時に強く叱ってしまいました。今思うと、まだ1歳の子をつまらないことで叱るのはダメだったかなと反省し、やり直したいなと思いました。

周りの親たちはどのようにしつけをしているのかな?と考えましたが、うちはうちのやり方があると思い、これも親としての成長の機会だなと思いました。

子育てのやり方は人それぞれなので、子供の気持ちに寄り添いながら「叱る時は叱る、褒める時は褒める」でメリハリを付けて子育てして行ければいいなと思います!子供がきちんと成長してくれれば、それだけで嬉しいものです。

20代前半/女の子1人/女性

今からやり直す!!

子育てをやり直したいと思ったら、「まだ遅くない。今からやり直そう!」と思うようにしています。

すぐにできなくても、子供が言うことをきいてくれなくても、とりあえず自分がそれを気づけたからOKとして、子供に向き合っています。

言葉遣いひとつにしろ、子供は親のコピーのように吸収していくので、自分がまず直さないといけないなと考えさせられたり、誰でも通る道だと思って、「ダメだ」などとは思わないようにしています。

しつけはしっかりしたいですが、ある程度放置も大事かなと思っています。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

子どもの本音に寄り添う

子どもが不登校になり、毎日自分を責めました。育て方がいけなかったのか…甘やかし過ぎたのか…など、ふさぎ込むことも多かったです。

しかし、医療機関に相談した結果、ASD(自閉症スペクトラム)の特性があると診断され、ストンと腑に落ちました。感覚過敏なところやこだわりが強いところなど、私の育て方ではなく、生まれつきの病気だったのだと知って心が軽くなりました。

それがわかってからは、「靴下の履き心地が悪い!」と癇癪を起こしても、「雨が肌に当たると気持ちが悪いから、今日は外に出たくない」とごねても、叱責せず子どもに寄り添えるようになりました。

私も自分が納得できない事はどれだけ人に咎められようとやりたくないですもの。自分の子どもだから無理矢理にでもやらせたり、思考を変えようとするのは無理なんだと悟りました。それは、障害のある無し関係なく、誰でもそういうところがあると思います。

子どもの「本音」に寄り添い続けることが大切なんだと、日々気付かされています。

30代後半/2人姉妹/女性

時は戻らないので、今から出来ることを考える

過ぎたことはもう戻らないので仕方がないです。今から出来ることを考えましょう。

私はイライラして子どもに怒鳴ってしまうことがたまにあります。しばらくして我に返り、悪かったなと思い「さっきはごめんね、ママが悪かったね」と言うと、子どもは許してくれます。

夫など大人が相手だと、こちらに落ち度があったとしても、謝りたくないと思ってしまうことがありますが、子どもに対しては冷静に判断することが出来ています。

あとは、1人目の子供のトイトレの時に、全然進まなくて子どもに怒ってしまった事があるのですが、2人目の時は「トイトレで怒る事は絶対にしない」と決めて、今はゆるーく2人目のトイトレを実施しています。焦らなくても、いつかできますしね。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

一緒にお風呂に入ろう

日々仕事や育児に追われています。現代に生きる親御さんは皆そうなのではないでしょうか。

割と手がかからなくなった小学生と幼稚園、未就学児の子供がいますが、下の子達の世話をしていると1番上の子の最近の出来事や思いを聞く時間があまり取れません。ふと昔のアルバムなんかを見返すと「あの時はお風呂でいっぱい話してたな」とか「幼稚園の帰り道、いろんなところへ寄り道したな」とか思い出して、少し胸が締め付けられるような感じがします。手がかからなくなったとはいえ、もっと濃い時間を過ごせるはずなのに忙しさに逃げている気がしてしまい、自己嫌悪に陥ります。

よく「小さい頃はあっという間だ」と言いますが、本当にその通りです。子供も自分も大切にする、そのバランスが難しいなとつくづく思います。

まずはじめの一歩として、明日は一緒にお風呂に入ろうかなと思っています。

30代前半/3人兄弟/女性

子どもと一緒に無邪気に遊んでみる!

我が子は2歳から3歳の頃がイヤイヤ期で、特に困ったのが眠たいのに「お昼寝したくなーい」と泣き叫ぶことでした。その頃は体力もありますが、まだお昼寝が必要な状態でしたので、私も頭を抱えておりました。

そんな時は、公園で私自身も砂まみれになって遊んだり、思いっきり滑り台を滑ったりして、「子どもと同じ目線になって思いっきり汚れて遊ぶこと」を意識しましたね。

いつもでしたら遊んでいる我が子を「見守る」というスタンスでしたが、自分自身も我が子と一緒に参加してみたのです。すると子どもの満足度や疲労度も充実したものになり、すんなりこちらの言うことを聞いてぐっすりお昼寝もしてくれるようになりました。

体力的に大変な面はありますが、お互いに思いっきり遊んでたくさん笑うことがなにより子どもへの愛になり、子どもにとっては最大の充実した時間になるのだと感じました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

自分の口調を真似してしまった子供の話し方を矯正していく

娘が3歳になり「その話し方嫌だな…」ということが増えました。私はなるべく気をつけて話していたつもりなのですが、よーく聞いて観察していると…「あれ?小さい私?」と思うところも。笑

最初に「もー」と言ったり、「〇〇するからでしょ!」と言うところなんか、私そっくり。周りからは「ママのコピー」とまで言われます。もちろんそれでいいこともあるのですが、保育園で真似してしまったらどうしようと恐怖です。お友達や先生が傷つかないように、なるべく直していきたいです。

下の子も話すのが上手になって、お姉ちゃんを真似することが増えたので、上の子が言わなかった事も1歳なのに一丁前に話します。生意気口調になってしまっているので、こちらもしっかり直していかないとなぁととても反省しました。

育児って上手くいきませんね。そこは真似しなくていいよ!といつも思います。笑

20代後半/2人姉妹/女性

その後のフォローを精一杯やっていく

私は産後の肥立ちが非常に悪く、退院後はしばらく夫の実家で娘を見てもらって、自分は療養していました。生まれてすぐ~2週間程度の娘の様子を知らないので、「お世話が無理でもせめて近くには居たかったな…」と後悔する事があります。

当時は医師の勧めもあり、仕方のない事でしたが、産後で大変な中、お世話を頑張っている他のママさんを見ると罪悪感があります。

そういった意味で、子育てをやり直したいと思う事がありますができないので、今の生活の中で精一杯フォローしているつもりです。

やり直したい理由は人によってさまざまだと思いますが、重要なのはマイナスな事に関してどれだけフォローできるかだと思います。

30代前半/女の子1人/女性

基本的には穏やかに見守り、問題がある時は一緒に考える

子どもがおもちゃで遊んでいる時に、私はキッチンで離れて様子を見ています。どうしてもダメなことがあれば、その場で話します。まず「なぜそのような行動をしたのか」と子どもに行動の理由を聞き、悪いことでなければ褒めますが、気になることに関しては「ここをこうすればいいと思うよ」とアドバイスを行います。

悪いことをしたら「なぜ悪いことなのか」を注意をします。例えばおもちゃを乱暴に扱った時は「おもちゃが痛いよ?〇〇くんがおもちゃだったらどう思う?自分のおもちゃをお友達に乱暴に扱われたらどう思う?」などと言うと、子どもはそこで一瞬反省します。

でもすぐに忘れるので、一通り注意やアドバイスをしたあと、最後にフィードバックでポイントを聞いています。すると答えてくれるので、その場で褒めてあげます。答えられなかった点はもう一度、一緒に考えながらアドバイスを加えて話します。

それでもすぐにやる時はやるので、その時は「あれなんだったかなぁ?〇〇くん、前におもちゃ投げた時さ…」とクイズ方式で反省会です。そうすると子どももハッとするので、日々私も子ども達も勉強です。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編2位|色々な経験をさせてみること

色々な経験をさせてみること

何事も経験させて、自分で学ぶ機会を増やす

待望の長男の誕生に、私も旦那も嬉しくて、大事大事に育てていました。赤ちゃんの頃はもちろん、2歳を過ぎても扱いは変わらず、危険と思われることは極力避けて育てていました。

虫もなんの病気を持っているかわからないから触らせませんし、砂や石も口に入れると危険だから持たせないようにしていました。そんな育て方をしてしまったせいか、息子が自分から好奇心を持って色んなものに触れたり挑戦したりすることがとても少なくなりました。

保育園の先生からは「〇〇くんはとても慎重な子ですね」と言われ、義父母には「綺麗好き」と言われ、肯定的な言葉をもらうことも多いのですが、経験してみないとわからない虫の感触、石や砂の感触、重さ等を知る機会を奪ってしまったことに気づき、反省しました。

そこに気付いてからは何事も経験させて、自分で学ぶ機会を増やすようにしました。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

子供の人見知りを習い事で克服

息子が産まれた時期がコロナ真っ只中で、人と関わる機会が極端に少なかったことや、私自身が人見知りで児童館や公園などになかなか行かなかったせいか、息子が一時期酷い人見知りになってしまいました。知らない人はもちろん、何度か会っているおじいちゃんやおばあちゃんでも、1日一緒にいないと慣れないので、子供を預けないといけない用事がある場合は非常に大変でした。

また、小さい子の輪にもなかなか入れず、一人でポツンと遊びたがる息子を見て、もっと小さい頃からたくさん人と関わらせてあげれば良かったと思い悩みました。

そこで、息子に一つだけ習い事をさせることにしました。大丈夫かなと思っていましたが、毎週同じ子が一緒なので、息子も少しずつお友達に慣れ、同じ年の子と関われるようになりました。私自身も毎週同じ教室のママさんと話す機会があるので、自分の人見知り克服にもなって通わせて良かったと感じました。

保育園や幼稚園に通えば、自然と人見知りを克服出来るようになったのでは?とも思いますが、子供の人見知りで悩んでいる方は習い事もありかと思います。

30代後半/男の子1人/女性

いろんな人と触れ合う機会を作る

現在2歳の男の子がいますが、生まれて半年で世はコロナ禍になりました。自粛自粛の毎日でなかなか遊びに連れて行けなかったせいなのか、パパとママとしか過ごさなかったので、すっかり人見知りな子になってしまいました。

自粛することももちろん大事でしたが、もっと積極的にいろんな交流の場に連れて行ってあげれば良かったと後悔しています。

ですが、今さらこの子の性格を変えることも出来ないし、まだ2歳なので、まだまだこれからどうなるか分からないので、今からでもいろんな人と触れ合おうと前向きに考えて気にしないようにしました。

4月から通っている保育園の先生にも、気になることがあればすぐに相談しています。自分以外の人に見てもらって、意見をもらうこともすごく大事だと思います。

30代後半/2人兄弟/女性

興味のあることにチャレンジさせ、子供の「気付き」を待つ

4歳になった娘は、ようやく「ひらがな」を読むことに興味を持ち始めました。しかし周りの子はすでに読みだけではなく書くのも出来ています。それも、何て書いてあるのかハッキリ分かるほど上手なのです。周りと比較してはいけないと思いつつ、正直親として少し焦っていました。

しかし、親が焦ったところで伸びることもありませんよね。そこでトランプなどのカードゲームが好きな娘には、「かるた」から始めてみました。最初は読み札を見せながらでしたが、思うようにいかず拗ねてしまうことも多かったです。しかし、やりたいという意欲はあったようで、毎日少しずつ取れるようになってきました。

それからは毎日、娘に絵本を読んでもらうようにしました。まだ濁点などが読めない時、娘が読んだ後に私が正しい文章を読むだけでおしまいにしていました。これを繰り返すうちに、いちいち訂正しなくても、いつの間にか間違いに気付いて読めるようになりました。

子育ては悩むことも多いし、常に手を差し伸べたくなりますが、時には間違いを指摘せず気付くのを待つのも良い方法かもしれません。

30代前半/2人姉妹/女性

子供たちが自分たちでできる環境を少しずつ作っていく

子供が何を言っても言うことを聞かない時、やり直したいと強く思います。同時に「もしかすると子供は言うことを聞かないんじゃなくて、私の言っていることが分からないのかな?」と思いました。そこで「これをこうしてね」とゆっくり話すようにしたら伝わるようになりました。

子育てをやり直すのは無理だけど、教え直すことは出来ます。なので、子供たちが自分たちでできる環境を少しずつ作っています。まだ1人で片付けをしてくれませんが、私が一緒ならやってくれるようになりました。

これからの子供たちの成長のためにも、自分も成長しなきゃと思いました。悩みすぎず、まずは行動に移せるように頑張ります。

それでもどうしようもなく疲れてしまった時は、家事はやらずに休む時間を作っています。外に働きに出てからは自分のやりたいことが出来ているおかげか、子育ても楽しく感じるようになりました。

20代前半/3人兄弟/女性

ママ編3位|可愛い部分や長所に注目する

可愛い部分や長所に注目する

子どもの寝顔を見る

ある時、「自分は子どもに対して間違った接し方をしているのではないか?育て方が間違っているのではないか?」と不安になったことがあります。子どもに道を作ってしまい、個性とか自主性を無くしてしまっているような気がしていました。

「子育ては3歳までにすべてが決まる」と聞いたので、できるものならやり直したいとも思いました。

しかし、年の近い3人の子どもを無我夢中で育てていたので、そんなに自分の思い通りに子育てができるわけがないのもわかっておりました。

そんな自分を癒やしてくれたのは、3人の子どもたちの可愛い寝顔でした。子育てはいろいろなことがあって当たり前だし、やり直すより前を向いて次は頑張ろうと思うようにしました。

60代前半/3人兄妹・姉弟/女性

悪いところではなく、良いところを探す

二人目は本当に目が離せない子だったので、翻弄されてなにもかも中途半端になってしまい、何度も自分を責めました。

その時に「100点満点で無くても大丈夫!きっちり子育てしなくても、勝手に成長する」と、なるべく楽観的に考える様にしました。

悪く言うと放任主義の様になるかもしれませんが、私は真面目で神経質なところがあるので、そこを緩めた感じです。

あまりにも必死に向き合い過ぎると、親も子もお互いに疲れてしまうと思うので、少し力を抜いて、出来ない事を反省するのではなく、出来た事を褒める様に意識して子育てするだけでも、気持ちが楽になるかと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供の得意な事を見つけて、その部分を伸ばしてあげること

子供の成長が他の子供と比べて少しゆっくりだったので、保育園に入園した時はとても不安が大きかったです。やっぱり、周りの友達よりも行動や理解力がゆっくりだったので、保育士から園での様子を聞き、落ち込む事が多々ありました。

しかし我が子は言葉でなく、絵や図にして説明するとすぐに理解してくれる事がわかったので、1日の流れを絵に描いて準備していました。

するとそれを知った園でも、保育士が絵や図を準備してくれて、「周りの友達と同じように動けるようになりました」と言ってもらえたので安心できるようになりました。

他の子供と比べて手はかかり大変ですが、理解してくれた時の喜びは大きいです。これからも理解できるまで、気長に育てていきたいと思います。

20代後半/女の子1人/女性

自分を慕ってくれる点は認め、楽しむ

娘がお母さんべったり期の3歳になった頃、「お父さん嫌!」「気持ち悪りぃね」「きらーい」「あっち行って!」など、父親に対する言葉使いがひどくて困っていました。

思い返せば、育児家事を手伝わない夫に対して嫌悪感を抱いた私が、そういう言葉を発していたことがありました。それが染み付いて、娘はお父さん嫌いになってしまったようです。お風呂も拒否、寝かしつけも拒否なので、結局私が全てをやることになってしまい、家に夫がいたとしても、常にワンオペ状態でした。

すべては身から出た錆だと自分を責めながらも、最初からやり直して、父親に対する嫌悪感を無くしてあげたいと思いました。娘のためでもあり、自分も辛い状況だったので…。

でも、私のことは大好きと言ってくれるので、そこは楽しもうとポジティブに頭を切り替えて生活しました。

30代前半/女の子1人/女性

ママ編4位|我が子の成長に目を向ける

我が子の成長に目を向ける

携帯で子どもたちの小さかった頃の写真を見る

子どもが少食で朝ごはんは特に食べないので心配していました。朝はしっかりご飯を食べてほしいと思って、いろいろ用意するのですが、いまだに食べてくれないこともあります。

思えば小さい頃から少食で、私が「無理してごはん食べなくていいよ」と言っていたせいだと思うので、あの時「半分でも食べよう」とか言っていたら少し違ったのかなと思うことがあります。

自分が凹みそうになった時は、子どもが小さかった時の写真を見て「こんなにかわいかった!今はこんなに大きくなって健康で元気いっぱい。できることも増えたし、スポーツを始めたりしたらまた食べる量が増えるかも!」と思うようにしています。

小さい時の写真を見ると思わず笑顔になり、いつも笑顔でいようと思えてきます!

30代後半/2人兄弟/女性

余所と比べず、子供の成長を楽しむ

分からないことだらけの育児なので、困った事があるたびSNSやネットで調べて何とか対応していました。正解もわからず奔走する中、SNSではキラキラしたママたちが「子供がこんなことをした、あんなことをできるようになった」と報告していて、あまりにうちとは違いすぎて落ち込みました。

何か接し方を間違えたかもしれないと悩むこともありましたが、我が子も毎日出来ること、言える言葉が増えていきました。ご機嫌で私や夫に笑いかける姿を見ているうちに、これがうちのやり方だったのかもしれないと思うようになりました。

「比べるべきはよその子ではなく、昨日までの我が子。そして、反省するべきは自分の行動だ」と再認識し、じっくりと子供と向き合う事が大切だと感じました。

30代後半/男の子1人/女性

他と比べず、子供の成長を楽しみに考える

うちの子はいわゆるADHD(注意欠陥・多動性障害)です。そのため、他の子より保育園での朝のお支度(箸箱をカバンから出す、手帳を出す、コップを出す、タオルを出す)が遅かったり、準備が終えてからも他の子と同じ行動が出来なかったりすることも多いです。

皆は並んで次の作業に行く準備をしている中、その輪の中から外れて遊んでしまったりすることもあり、先生から何度も注意を受けていたため、親としても「どうして出来ないの?」と何度も怒ってしまいました。

けれど、ふと「1番早くできる子が偉いのか?」と考えた時に、「さっさと終えても適当にやっていたり、身につかなければ意味がない」と思いました。そして、一生懸命他の子のやっている事を真似して、遅くても最後までやり遂げる我が子を見て、うちの子だって十分頑張っていると気づかされました。

それからは他と比べず、子供の成長を楽しみに考えるようになりました。

30代後半/2人姉妹/女性

ママ編5位|気にしすぎず、丸ごと受け止める

気にしすぎず、丸ごと受け止める

活発なのはこの子の個性と認め、受け入れる

2人目の女の子はとても活発で、思い立ったら即行動でした。考える前に動いてしまうし、お店の物を勝手に食べたり、すぐ興奮して大騒ぎになるので目が離せずに毎日くたくたでした。

接し方が悪いのか、言葉かけが悪いのかと悩みました。

ある時、ふと「娘は言葉が遅く、自分の思いを言葉で伝えられないから行動にするんだ」と理解しました。そして「この子の個性」と受け止めて、やりたいことはあまり否定せずに見守ってきました。

受け止めて注意や制止をしなくなってからは、不思議と落ち着くようになりました。

50代前半/3人兄妹・姉弟/女性

あまり考え込まずにドンと構える気持ちで臨む

妊娠中からかなり神経質になっていたのですが、子どもが産まれてからは更にそれが悪化し、少しのことでも毎回思い悩んでいました。

例えば他の赤ちゃんよりも体重が増えていないだけで考え込んだり、自分の体調が少しでも悪くなっただけで「このまま赤ちゃんの面倒が見れなくなってしまったらどうしよう」などと不安に思ったり、今考えれば悩んでも仕方がないことで悩み、落ち込むことが多かったです。

今では2人目も産まれ、ちょっとやそっとのことでは動じなくなり、逆に「多少何かあってもどうにかなるだろう」とドンと構えることができるようになりました。

初めての育児で不安になることが多かったけれど、もっと前向きに楽しい気持ちで臨めてたらよかったなと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

精いっぱい育児を頑張ってきた自分のことをしっかり褒めてあげる

今までに本当にいろいろなことがありました。きついこともあって「頑張っているつもりだけど、私の努力はまだ足りないんではないか」などと考えたりすることもあります。

いくら悩んでも前へ進まない時は、一度新鮮な空気を吸ったり、ゆっくり休息をとってリフレッシュする必要もあるのではないかと感じます。

どんな形であれ、精いっぱい育児を頑張ってきた自分のことをしっかり褒めてあげた方がいいと思います。

40代後半/2人姉妹/女性

ママ編6位|先輩パパママに聞いてみる

先輩パパママに聞いてみる

とりあえず先輩ママに相談してみる

言葉の発達が遅れていた我が子は、とにかく言いたいことが伝わらないという状態でした。何を言おうとしているのか分からないし、コミュニケーションが上手く取れず、お互いにイライラしていました。園の先生には素直に応じたりしているのを見ると、「私って子育て向いてないな…」と思い、落ち込んでいました。

だけど、先輩ママの意見を聞いたりInstagramの子育てアカウントを見ていて、子どもといると忍耐力を鍛えられる、気長に分かるまで言い続けるしかないというのを学びました。

とりあえず、毎日淡々と言い続けるというのがポイントです!感情的に言うのではなく、淡々と言い続けることで学習してくれます。そして所々で共感することも大事です。「これしたいよね、面白そうだよね、でも止めようね。あなたが怪我したらお母さん悲しいな」とお母さんの気持ちも伝えてみるのも大切です!

お母さんの素直な気持ちと共感を織り混ぜながら、注意する箇所は淡々と言うのが、子どもにとって一番伝わりやすい方法だと思います!

20代後半/男の子1人/女性