「中学生の子育てに疲れた…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。
対処法としては「見守る・本人の意思を尊重する」や「距離感や声の掛け方を見直す」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、パパママ200人に聞いた中学生の子育てにイライラする時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法28選をご紹介しています。
目次
- 【パパママ別】中学生の子育てにイライラする時の対処法
- 【ママ編】中学生の子育てにイライラする時の対処法ランキング
- ママ編1位|見守る・本人の意思を尊重する
- ママ編2位|距離感や声の掛け方を見直す
- ママ編3位|一人の時間を作り、リフレッシュ
- ママ編4位|子供と話し合う・向き合う
- ママ編5位|自分の中学時代を思い出してみる
- ママ編6位|昔の動画を見る
- 【パパ編】中学生の子育てにイライラする時の対処法ランキング
- パパ編1位|見守る・本人の意思を尊重する
- パパ編2位|スルースキルを磨くこと
- パパ編3位|距離感や声の掛け方を見直す
- パパ編4位|肩の力を抜くこと
- パパ編5位|自分の中学時代を思い出してみる
- 中学生の子育てにイライラする時の対処法まとめ
【パパママ別】中学生の子育てにイライラする時の対処法
順位 | 中学生の子育てにイライラする時の対処法 | |
---|---|---|
ママ | パパ | |
1位 | 見守る・本人の意思を尊重する | 見守る・本人の意思を尊重する |
2位 | 距離感や声の掛け方を見直す | スルースキルを磨くこと |
3位 | 一人の時間を作り、リフレッシュ | 距離感や声の掛け方を見直す |
4位 | 子供と話し合う・向き合う | 肩の力を抜くこと |
5位 | 自分の中学時代を思い出してみる | 自分の中学時代を思い出してみる |
6位 | 昔の動画を見る | – |
まずは、パパママ別の中学生の子育てにイライラする時の対処法からご紹介していきましょう。
famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた中学生の子育てにイライラする時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『見守る・本人の意思を尊重する』、パパ側の1位は『見守る・本人の意思を尊重する』、という結果に。
それでは、ママとパパで分けて中学生の子育てにイライラする時の対処法をご紹介していきます。
【ママ編】中学生の子育てにイライラする時の対処法ランキング
順位 | 割合 | 中学生の子育てにイライラする時の対処法 |
---|---|---|
1位 | 30% | 見守る・本人の意思を尊重する |
2位 | 25% | 距離感や声の掛け方を見直す |
3位 | 13% | 一人の時間を作り、リフレッシュ |
4位 | 12% | 子供と話し合う・向き合う |
5位 | 8% | 自分の中学時代を思い出してみる |
6位 | 3% | 昔の動画を見る |
その他 | 9% | 上記以外の回答 |
famico編集部が行った『ママ100人に聞いた中学生の子育てにイライラする時の対処法アンケート』によると、1位は『見守る・本人の意思を尊重する』、2位は『距離感や声の掛け方を見直す』、3位は『一人の時間を作り、リフレッシュ』という結果に。
割合で見てみると、1位の『見守る・本人の意思を尊重する』が約30%、2位の『距離感や声の掛け方を見直す』が約25%、3位の『一人の時間を作り、リフレッシュ』が約13%となっており、1~3位で約68%を占める結果となりました。
それでは、具体的な体験談と共にママ編の中学生の子育てにイライラする時の対処法22選をご紹介していきましょう。
ママ編1位|見守る・本人の意思を尊重する
子供が歩み寄ってくるまでは見守ること
中学2年になった頃の息子の反抗期には戸惑いしかありませんでした。娘だったら、自分の経験をもとにうまく対処できたかもしれませんが、男の子は未知過ぎて毎日が戦いでした。特に長男は小さい頃からこだわりが強く、思い込みも激しい上にどこか頼りなく、いつまで経っても心配だったので、つい口を出し過ぎていた部分もあったかもしれません。
ある時、息子と主人が殴り合いの喧嘩をしました。私は必死で止めましたが、2人とも私の事なんて目に入っていない状態・・・。それ以降、主人との関係は悪化していくばかりで、家の中がどんよりしていました。
その後、主人と何時間も息子について話をしました。私が行き詰まっている事も打ち明けました。すると主人から「俺たちは親であいつは息子。なにがあってもそれは揺るがないから、今は見守れ。何かあれば絶対歩み寄ってくるから、そのタイミングを逃すな。その時は受け入れてやれ」と言われ、何かが吹っ切れました。
口を出すのは簡単。見守る事はその倍以上難しい事。子供も葛藤している今、親である私達も葛藤しながら成長する時間だ!と思える様になりました。
40代前半/2人兄弟/女性
何も言わずに見守る
子どもが中学生になってから、友達や先輩の意見ばかりを尊重し、親の言うことは全く聞かない時期がありました。叱ってもダメ、褒めてもダメで毎日イライラし、この子はどうなってしまうのだろうと悩んでいました。
そんな日々に疲れてしまった私は、ある時「この子の人生はこの子のもの」と腹を括り、ただ見守ることにしました。もちろんたまには口出しもしましたが、極力本人の意思に任せていました。
高校生になってからは子どもも落ち着いてきて、友達や先輩との関係も何が良くて何がいけないのかを考えられるようになりました。
何を言ってもきかないと思って諦めていましたが、きちんと自分で考える力が身について少しホッとしています。
40代前半/2人姉妹/女性
生意気な態度にいちいち反応しない
娘が中学に入ってから、ちょっとした反抗期がありました。そこまで甚だしくはないのですが、何となく素っ気なくなっていましたね。
先日、テストがあったので結果を聞こうとすると、「別にいいじゃん、まだ中1だし進路関係ないでしょ」と自室に行ってしまいました。口の利き方も悪くなってきて、あまりいい気持ちはしませんでした。
旦那と相談した結果、「赤ちゃんじゃあるまいし、手取り足取り世話しなくても勝手に育つんだから、ある程度は放置しよう」ということになりました。
それまでは生意気な娘の態度にいちいち反応してしまっていましたが、「あ、そうなんだ」で済ませるようにしたら、あまり気にならなくなりました。また、娘も話したいことがある時にしっかり話しかけてくるようになりました。
30代後半/女の子1人/女性
子どもの成長を認め、1人の大人として扱う
娘は1人っ子で、いつも家族一緒に過ごしていましたが、中学に入った頃から少しずつ1人の時間を欲しがるようになりました。会話が減り、態度も悪くなり、口喧嘩も頻繁にするようになりました。反抗期とはこういうもの…とわかっていたつもりですが、以前との変わりっぷりに疲れてしまいました。
そこで「自分が中学生だった時はどうだったろう」と考え直してみました。その結果、これぐらいの年齢の時は、子ども扱いされることが1番イヤだったことを思い出しました。
それを機に、娘に話しかける時は頭ごなしにではなく、1人の大人として接しはじめました。するとだんだん落ち着き、娘が自分から話しかけてくることが増えました。
反抗期は子どもの成長を実感できる大事な時期です。少し寂しいですが、そう考えれば乗り越えられますよ。
40代前半/女の子1人/女性
忍耐強く見守ること
中学1年生の娘は周りの目が気になるようで、ひどく容姿を気にするようになりました。「クラスの男の子から容姿について言われている気がする…」と、毎日何時間も鏡を見て泣いたり、思い詰めたりしていました。
初めはなかなか悩みを打ち明けてはくれませんでしたが、親子2人の時間を持つようにして、いつでも話を聞ける状態を作ることで、少しずつ打ち明けてくれるようになりました。
子どもが悩んでいる姿を見ると、早く解決してあげたい気持ちになりますが、根掘り葉掘り聞こうとするよりも、安心して話すことのできる環境を作ることが大事です。
優しく見守って、必要とされた時に手を差し伸べるのがポイントです。とても忍耐のいることですが、子供自身が気持ちの整理をすることもできるので、解決への近道だと思います。
30代後半/3人兄妹・姉弟/女性
できるだけ口出しせず様子を見る
中学生の子どもは、それなりに自分の意思を持ち、干渉されるとあまのじゃくな動きをしがちです。
そこで、できるだけ口出しせず様子を見るようにしました。そして、ここぞという時だけそっと手を差し伸べたりしました。それまでは過干渉気味でしたが、グッとこらえることによって子どもにも自立の気持ちが芽生えたと思います。
必要な時だけきちんと指導するようにしたことで、間違ったことをしていても軌道修正がしやすくなりました。
また、子どもがしんどそうだと感じた時には、私も自分の仕事の悩みを話してみました。それから、「あなたはしんどいことはないか?」と聞いたら、悩みをサラッと話してくれたことがあります。
50代後半/2人兄妹・姉弟/女性
隣で寄り添うように見守り、信じてあげる
何を言ってもやる気を出さない我が子。自分の限界を自分で作ってしまい、そこから抜け出せなくてもがいているように見えました。
受験目前でも何を考えているのか全くわからず、こちらは不安になるばかりでしたが、本人は「自分はもう大人だ」と思っているようで、何を言っても響きません。
仕方ないので、隣で寄り添うように見守り、信じてあげることしかできませんでした。でも、そうして信じてあげることが、子供にとっても安心につながったようで、頑張る原動力になっていきました。
中学生は、親が思っているより大人なのでしょうね。
50代前半/2人兄弟/女性
ママ編2位|距離感や声の掛け方を見直す
声のかけ方を工夫する
現在、中学生の息子は反抗期です。「勉強しなよー」と言えば「は?今やるんだけど」、「早く寝なよー」と言えば「分かってるし!」など、常に反抗的な言葉が返ってきます。舌打ちまでついてくることも。
こちらも、ダラダラしている息子を見かねてつい言葉に出してしまい、互いにイライラしていました。
このままでは距離が開く一方だと思い、声のかけ方を工夫することにしました。例えば「今日も遅くまで部活がんばったね!」「おやすみ」「ここきれいにしてくれたら助かるなー」などと言い方を変えてみました。そうしたら、だいぶ反抗的な言葉が返ってこなくなりました。
そして、息子に反抗的な態度を取られてイライラした時は、別の部屋に移動し「あー、もうやだやだやだー!」などと声に出して一人で愚痴ってからリビングや台所に戻ります。心にイライラを抱えたままいるよりも、声に出すと少しスッキリします。
40代前半/2人兄弟/女性
ちょっとしたことでも「ありがとう」と伝え、ほめる
私の娘も中学生の時は反抗期がひどくて、心身ともに疲れ切っていました。どんなに優しく話しかけてもまともに返してくれないので、毎日イライラが止まりませんでした。きっと娘も、私に怒鳴られ続けて疲れていたと思います。
そんなある日、娘の幼い時の写真を見て「そういえば最近、まったく娘の笑顔を見ていないな」と思いました。それどころか、どんどん自分に自信のない性格になっていっていることにも気付きました。私が小さいことを咎めすぎているせいかも知れないと思い、娘に一方的な理想を押しつけていたことを反省しました。
それからは部屋が汚くてもだらしなくても目をつむり、怒ることをやめました。そしてちょっとしたことでも「ありがとう」と伝え、ほめるように心掛けました。そうしたら娘も徐々に優しく接してくれるようになりました。しかも褒められるようになったことで成績も上がっていき、現在も仲の良い親子関係を保てています。
反抗期に悩んでいる方はお子さんに冷たい態度をとられても、優しく接してあげてください。そしてなるべく何でも「まあいいか」と思うようにすれば、少しは気が楽になると思いますよ。
40代前半/2人姉妹/女性
子どもと適度な距離をとるようにし、あまり考え込まない
「子どもが反抗するのは成長している証で、親に自分という存在を認めてほしいからだ」と自分に言い聞かせて、怒らないように努力しています。
常識の範囲内であれば、できるだけ子どもの主張を聞いてあげるようにし、衝突や言い争いを避け、良好な関係を維持できるようにしています。
また自分自身も疲れたら、子どもと適度な距離をとるようにし、あまり考え込まないようにしています。
あとは「マインドフルネス」がとってもお勧め!これを行うと、必要以上に子どもの言動に反応しなくて良くなります。また子どもという存在自体を認めて感謝できるようになり、子どもにとっても良いと思います。
40代前半/3人兄妹・姉弟/女性
緩急をつけて向きあう
中学生になると、母親の言う事にいちいち反発してくるようになってきます。なのである程度は放っておいて、親は親なりに自分の時間を楽しむといいかなと思っています。
でも「これだけは絶対だめ」等、譲れない部分ははっきりきっぱり、きつめに言うようにしています。気迫で負けちゃだめなので、あまりに子供の態度が酷い時には、本気で叩く事もありますね。体罰は良くないという意見もあるでしょうが、言葉で言ってきかせるだけではどうにもならない場面もあります。緩急をつけて親が真剣にぶつかれば子供もわかってくれますし、それ以上の争いに発展せずに済みます。
普段は離れすぎず構いすぎずの適度な距離が必要だなと感じています。こちらがのんびりしていると、学校でのエピソードや悩み事など子供から話しかけてきます。
話は目を見てきちんと聞いてあげて感想を言うぐらいにしています。その際、子供が求めていないアドバイスはしないよう気を付けています。
50代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性
適度に衝突して、物理的に距離を取る
思春期の中学生は、感情を自分でコントロールするのが難しくなるものだという認識を忘れない事です。ピリピリしているなと思ったり、反抗的な態度をとってきた時には、適度に衝突をしてあとは親の方から物理的に距離を取ります。
適度に衝突する事で、子供の負の感情を小出しで発散させることが出来ます。そして、これ以上は適度じゃなくなるなと思ったら、その場から離れます。
子供がリビングで不機嫌を撒き散らしている時は、そっと洗濯物を取り込みに行ったり、別の部屋に行ったりして自分の視界に入らないようにします。視界に入らなければお互い気に障る事も無いので、不必要な衝突を避けられます。
心は寄り添っているけど、物理的に距離を取る事で思春期をやり過ごしました。
40代後半/3人姉妹/女性
単なる怒りから出た言動があれば、反省する
何度も同じことでぶつかり、感情に任せて子どもを傷つけたことがあります。子どもからキツイことを言われたりした時は、ダブルパンチで凹みます。
「私も人間だし、カッとしてしまうのは仕方ない」と納得することもありますが、しつけではなく単なる怒りから出た言動があれば、反省するようにしています。
あとは「もっと楽しい母親になれたら良いな」と思っています。シリアスになるのは真剣にしつける時だけにすれば、子どもも私も今より楽に、楽しく過ごせるかな、と思っています。
その場しのぎですが、逃げない事が大切だと思います。
40代後半/男の子1人/女性
ママ編3位|一人の時間を作り、リフレッシュ
子育てを頑張っている自分を褒めてあげること
中学1年の息子は、小学校高学年頃からずっと反抗的でとても疲れます。例えば病院に行く予定の時など、学校帰りに「今日は病院だから◯時になったら出掛けるよ」と確認のため伝えても、ギリギリの時間までゲームをしていて、声を掛けるまで準備をしません。何度も声を掛けると、「うるさい。しつこい」と反発します。
子ども自身の用事で遅れないよう声をかけているだけなのに、素直でない反応についカッとなって言い返したくなります。でも、お互い熱くなって言い合いすると際限がないので我慢して飲み込みます。
イライラしていても、いったん子どもと離れてお茶などを飲みながら小さかった頃の姿など順番に思い出していると、段々落ち着いてきます。そして「赤ちゃんの頃はただ泣くしか出来なかったのに、出来る事がたくさん増えて、すくすく健康に育っているのは、十何年育ててきた私のおかげ!」と自画自賛します(笑)
子育ては大変な事ばかりなのに、人から褒めてもらえることもないので、自分の心の中で頑張っている私を褒めてあげます。
40代前半/2人兄妹・姉弟/女性
何十分かでも一人きりの時間を作って気分転換を図る
うちには子どもが三人います。子どもの頃から性格は三人三様で接し方も少し違いました。たくさん話したい子にはウンウンと返事をして話を促し、のんびりな子にはじっくりと話を聴く感じでした。
中学生になると、こちらが全てに目を配って口を出すと嫌がられました。自分の世界も出来、友だちとの関係も広がったので、心配しながらも少し距離を取り、小学生の頃よりは離れた視点で見守るようにしました。
トラブルがあったり困ったことがあった時には声を掛けますが、元気に言い返して来るようならまだ大丈夫。自分の力で何とかやれそうな時です。本当にまいってしまうと、言い返すこともありませんでした。そんな時は解決できるように一緒に真剣に考えました。
中学生は思春期に入り、小学生の頃よりも親子の関係も難しくなりますよね。時には衝突して疲れてしまうかもしれません。そんな時は、何十分かでも一人きりの時間を作って気分転換を図りましょう。珈琲や紅茶など、好きな飲み物やお気に入りのスイーツでリフレッシュしてみてください。
50代後半/3人兄妹・姉弟/女性
自分の好きなことに没頭する
中学生の女の子の反抗期は言葉がナイフのようで、そのまま受け止めると心が平常心を保てませんでした。言い返すこともしましたが、それは自分が疲れるだけなので、主に流していましたね。
どうしても言いたい時は、自分の反抗期を思い出しながら、「ママは、ばあばとこんな喧嘩したんだ」など面白おかしく話したりすることもありました。そうすることで、娘も平常心に戻ることがありました。
反抗期がひどい時は、基本的には深く関わらずにそっとしていました。そして読書や犬の世話など趣味に没頭したり、いつも片付けないところを細かく掃除したりしていました。
おすすめは模様替えや壁紙の張り替えなど、大規模なDIYリフォームをすること。達成感に繋がるし、作業中は無になって集中できるので、よかったと思います。
40代後半/3人兄妹・姉弟/女性
ママ編4位|子供と話し合う・向き合う
親の気持ちを押し付けず、改善すべき所や方法を子供と話し合う
子供には「できない、しない理由」を聞いて、改善すべき点やその必要性、解決策を一緒に話し合っています。頭ごなしに親の考えを押し付けてしまうと反発しか生まれないし、その場しのぎの表面的な行動しかできない子供になってしまうと思うからです。
また、子供の行動や表情を観察しながら接しています。話して、理解や反省をしてくれたならそれ以上は追及しません。表情や行動に活気がなければ、さり気なく声をかけて話を聴いたり、楽しませたり、励ましたりします。その上で「いつも大切に思っている。傍で見守っている」としっかり言葉で伝えて、いつでも味方がいるという安心感を持ってもらえるように接することで、信頼関係も築くことができると思います。
それでも、どうしても頭に来ることもあります。そういう時は「子供が無事に産まれてきてくれたこと」に感謝するようにしています。そして自分の至らない点に思いを馳せ、子供のことも寛容に許さなければならないと思って接しています。
感情的に怒ってしまったら、すぐにスキンシップを図りながら冷静になって、お互いの悪かったことを反省しながらすぐに仲直りしています。
40代後半/女の子1人/女性
まずは子どもと楽しみを共有する!
中学時代の我が子は親の言うことを全く聞かなくなり、友だち優先、ネット優先・・・。自分の子育てが間違いだったのかと落ち込むこともありました。
大事なのは「実の子どもでも別の人格だと理解すること」です。子どもの将来に親の夢はありますが、それを押し付けると子どもはいずれ苦しむことになります。
勉強や課題をしないとか、部活や塾をサボる、親に嘘をついて友達と遊んでいるなんて、そう大したことではありません。ただ「なんで親に言わないのか」は考えるべき問題です。
私は、子どもの好きなゲームやYouTubeの話をしたり、ライブに一緒に行ったり、楽しいことを子どもと共有しました。そうしていたら、子供も自分の考えや困ったことなどを少しずつ話してくれるようになりました。
40代後半/2人兄妹・姉弟/女性
二人きりで胸の内を明かす機会を設ける
娘はあまり自己主張せず、親の顔色を窺う事が多い子でした。2歳下の弟がいて、私も娘もお互い下の子に振り回される日々が続いていました。
私は私で仕事や家事、学校関連の事で手一杯になる事も多く、多感な年頃の娘のことを気にかけてあげられないというストレスが溜まり、常にイライラしていました。
幸いにも近くに親がいたので、下の子や家の事を任せ、一度、娘と二人きりで胸の内を明かす機会を設けました。じっくり話し合ってみると、娘もたくさんのストレスを抱えていたことがわかり、胸が苦しくなりましたが、以前より距離を縮めることができました。今では仲良く漫画やアニメの話が出来るようになっています。
これからもストレスは感じて行くのでしょうが、話し合うことで少しずつ乗り越えていけると信じています。
30代前半/2人兄妹・姉弟/女性
ママ編5位|自分の中学時代を思い出してみる
自分が中学生の時に親に言われて嫌だった事を思い出す
子育てに疲れた時は、親自身も子供の身になってみる事だと思います。子供の頃にかえってみる事で、「自分もたいして出来なかったな」とか、「親の言う事に反抗したな」とか振り返る事ができるはずです。
ほとんどのことはこれでスルーできますが、「スマホ依存」は看過できません。
そこで息子とルールを決めています。「勉強時間には私にスマホを預ける」、「自分の部屋に持っていかない」、「勉強した分、スマホ時間が増える」など工夫しています。ガミカミ怒ってばかりだと疲れてしまいますからね。
50代前半/3人兄弟/女性
自分の中学生時代のことを振り返ってみる
親があまりにも「頑張らなくっちゃ!」と思い詰めてしまうと、反抗期の子供は鬱陶しがるようになります。
なので少し距離を置いて、一人時間を多めにとって、リフレッシュしましょう。
そうして自分の中学生時代のことを振り返ってみます。すると自分にも反抗期があったし、一人になりたかった時も多かったと思えてくるので、少し心が落ち着きます。きっと視野も広がって、疲れもとれてきます。
親友のところへ顔を出したりすると、またいい答えが見つかると思います。
40代後半/2人姉妹/女性
ママ編6位|昔の動画を見る
子どもが小さい頃の動画を見て可愛さを再認識!
中学生になった頃から、息子の反抗的態度がパワーアップしました。私の心を抉るような言葉遣いや態度なので、頭では「思春期だからホルモンのせいなんだ!」と分かっていても、軽くいなすことができず、苦しみました。
ある時、時間があったので、撮りっぱなしになっていた子供たちの動画を整理することにしました。それは小学校低学年の頃からの動画でした。
編集しながら「この頃は可愛かった!けれど今も種類(笑)は違えど、わが子として可愛いことには変わりない!」と感じました。
それ以来、傷ついたり疲れた時には、子供たちの動画を見ることにしました。特にしんどい時は、生まれた直後の動画が効きます(笑)
40代後半/2人兄弟/女性