【パパママ別】子育てで怒鳴らない方法は?経験者の対処法

【パパ編】子育てで怒鳴らない方法ランキング

順位 割合 子育てで怒鳴らない方法
1位 29% 口調や態度、言い回しを工夫する
2位 20% メリハリをつけて叱るようにする
3位 19% 子供の気持ちを尊重・共感する
4位 10% 一旦、深呼吸・まずは落ち着く
5位 9% 自分のメンタルケアに注力する
6位 8% 多くを望み過ぎない
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てで怒鳴らない方法アンケート』によると、1位は『口調や態度、言い回しを工夫する』、2位は『メリハリをつけて叱るようにする』、3位は『子供の気持ちを尊重・共感する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『口調や態度、言い回しを工夫する』が約29%、2位の『メリハリをつけて叱るようにする』が約20%、3位の『子供の気持ちを尊重・共感する』が約19%となっており、1~3位で約68%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てで怒鳴らない方法10選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|口調や態度、言い回しを工夫する

口調や態度、言い回しを工夫する

口調は強くても言い方を変えた

うちの子は生まれて7ヶ月です。仕事が忙しいのに夜中もなかなか寝てくれないので、イライラしてついキツイ言い方をしてしまうことがあります。

妻から「赤ちゃん相手なんだから、言い方を変えて」と言われたので、「パパは明日も仕事で忙しいから、そろそろ眠って欲しい」等、短文で説明するようにしました。当然7ヶ月の赤ちゃんは理解できないのですが、これにより「自分が今、何を考えているのか」を客観的に知ることができるので冷静になれます。そして子供の成長を優先する思考に切り替えられるのです。

それからはイライラがダイレクトに伝わることが減ったので、自然と赤ちゃんも落ち着いてきました。あんなに愚図り続けていたのに、今では朝まで起きない日もあります!夫婦仲も良くなってきて、いい感じです!笑

個人差はありますが、まずは自分自身の言い方に気をつけてみてはどうでしょうか。

20代前半/男の子1人/男性

怒らず質問をし続け、子どもに喋る機会を設ける

怒鳴り声に驚いて、子どもが「何が問題だったのか」を理解するのを忘れてしまえば、また同じ過ちを繰り返してしまいます。

私は怒鳴りたくなる気持ちを抑えて、怒鳴りたくなった分だけ質問攻めにするようにしています。「なぜ」それは起きたのか、「なぜ」それを行ったのか、答えが子どもの中にしかないので、聞くしかないと思います。そこで答えが出てきて、全てが解決すれば万々歳です。

答えが出てこなくても、子どもに喋る機会を設けることで、子どもは話しながら何が問題だったか把握します。アウトプットすることで、情報の整理ができるのは子どもも大人も変わらないと思います。

また質問攻めにあうのは子どもも嫌なので、次からは問題を起こすまいと気を付けるようになってきます。

30代前半/男の子1人/男性

否定的な言葉を使わない

同じ内容でも、言い方によって相手の受け止め方にも大きな違いが出てきます。例えば「こうしないから出来ないんだよ」と言いたい所を、「こうすれば出来る」と言われたら、前向きになると思います。

子どももこういう切り口で言われれば、あらゆる事を前向きに取り組む様になっていきますし、言う方も気持ちがいいですよ。

気持ちというものは人から人へ伝染していきますから、マイナス感情を親御さん自身が持っていると、子供にも当然それが伝わってしまいます。

また、中身を伴わない褒め方ばかりしていると、子供から見透かされる場合がありますので、タイミングをよく考える事も重要です。

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|メリハリをつけて叱るようにする

メリハリをつけて叱るようにする

危ないことは少し口調を変えて伝える

誰しも初めは上手くいかないものなので、間違えた事や失敗した事を責めたりせず、「こうするとこうなっちゃうんだね。次は気を付けてみようね」と言うに留めています。ただ、危なそうな事は注意し、その時には少し口調を変えて伝えるように心掛けています。

小さい頃からずっとこの接し方をしているので、子供は小学校高学年に差し掛かりましたが、今でもパパっ子でいてくれています。

一緒に勉強して覚えていく様子を楽しんだり、成長していくのを見る事がなによりの喜びになっています。

怒ることもたまには必要なのかもしれませんが、それはよっぽどの時だけにした方が良いと思います。

30代後半/女の子1人/男性

他人に迷惑をかけない限りは優しく教える

怒ってもしょうがない部分があるので、「小さい時、自分もこうだったなぁ」と思うようにしています。

何度も同じことを言ってやらないのは、大人だって一緒の場合があると思います。何度も繰り返し同じ指導を続けていくと、やがて出来るようになっていくので、その時は褒めるようにしています。

人によっては「甘やかしている」と思われるかもしれません。ですが、繰り返し指導して習慣化できる程度のことであれば、わざわざ怒鳴るようなものではないと考えています。

物を壊す、人を傷つける等、周りの人に迷惑がかかるようなことをした時は、さすがに強く叱らないといけないと思います。でも、日常生活で怒鳴ってもそんなに効果はないですし、自分が疲れて追い込まれるだけだと思うので、普段は優しく教えるようにしています。

30代後半/2人姉妹/男性

パパ編3位|子供の気持ちを尊重・共感する

子供の気持ちを尊重・共感する

「なんでそうしたんだろう」と子どもの立場にたって考えてみる

うちの子は2人兄弟です。仲良く遊んでいたと思えば、次の瞬間には喧嘩が始まってしまうのが日常茶飯事で、来る日も来る日も「だめ!」と言っていました。

怒ることにも疲れたある日、ジーッと子どもたちのことを観察していると、子どもの行動一つ一つに意味や意図があるということに気がついたのです。大人から見ると一見やめて欲しい行動も、子どもたちが育っていくためには必要なことだったのです。

それからは「なんでそうしたんだろう」と子どもの立場にたって考えてみる癖をつけました。そうすることで、少しイライラが消えていることに気がつきました。

子どもたちも心が通ったことが嬉しかったようで、こちらの話もすごく聞いてくれるようになりました!

30代前半/2人兄弟/男性

なぜこんなことをするのか思考する癖をつける

私は幼稚園教諭として働いていました。幼稚園には様々な子どもが通っており、毎日何かしらのトラブルが起こっていました。また先生方も激務が続き、疲れやストレスが溜まっているので、子どもがしつこく聞いてきたり悪戯をすると、少なからずイラッとしてしまう場面があります。

そんな時に怒鳴らないために、まずは1度頭で考えます。「この子はなぜこんなことをするのか、どうすれば解決するのか」を思考すると段々と冷静になれるので、自然と怒鳴らなくなります。

子どもがわがままを言ったり悪さをした時、すぐに「こらっ!」と口に出してしまうなら、まずは口を塞ぎ、頭で思考する癖をつけることをお勧めします。そうすることでとりあえず大声を出すということにはならないかと思います。

20代前半/3人兄弟/男性

パパ編4位|一旦、深呼吸・まずは落ち着く

一旦、深呼吸・まずは落ち着く

他人からどう見られているか考えてみる

我が子は4歳から5歳の間が1番大変でした。言うことを聞かなくてイライラしてしまい、軽いことまで怒鳴っていました。

でもある時、「自分は子供に満足な躾ができるほど大した人間なのか?言うことを聞かないくらいでイライラして怒鳴るような人間が、子供を躾けるなんてありえない」と思いました。

「親だから言わなきゃいけない」なんて思い込みだと思い、視点を変えて我が子を1人の人間として見るようにしたら、イライラしなくなり、子育ても順調にいきました。

たまに外出先で怒鳴っている親をよく見かけます。そういう人達を観察してみると、大体は余裕のなさが滲み出ていますし、器の小ささを曝け出しているように見えることが多いです。ですからまずは「自分は他人から、子供を怒鳴れるほど出来た人間なのか?と思われている」と考えてみましょう。そうすれば、恥ずかしくなって怒鳴れないので、是非やってみてください。

50代後半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編5位|自分のメンタルケアに注力する

自分のメンタルケアに注力する

夫婦間での負担を出来るだけ分担、軽減して余裕を持つ

現在、1歳半の男の子を育てています。ある程度の物事がわかるようになってきて、こちらの言っていることも少しは理解していますが、まだ自分の気持ちをうまく伝えられず、よく泣きます。そして我慢をするのは難しい年頃です。

私達夫婦が実践しているのは、お互いが余裕を持つことです。睡眠時間、金銭面、健康など、普段の生活でできるだけ工夫しています。

子供のわがままを許すのがいい訳ではありませんが、親の都合の良いように叱ったり怒鳴ったりしてしまうのはもってのほかです。いけないことはいけないと伝えますが、子供がやりたいことをできる限り邪魔してはいけないと考えました。

自分達に余裕を持つことで、許せる範囲が広がるはずです。そのために夫婦で協力し、夫婦間での負担を出来るだけ分担、軽減するようにしています。

20代後半/男の子1人/男性

パパ編6位|多くを望み過ぎない

多くを望み過ぎない

健康に生まれてくれたことに感謝をすること

僕には1歳の娘がいます。妻と協力して家事・育児をこなしていますが、疲れている時はイライラしてしまうこともあります。

例えば離乳食を与える際、娘が口に入れたのを出して全然食べないのを見ると、つい「食べろよ!」と怒鳴りたくなります。

そんな時は「この子は人間だから、自我があるのは当然。何でも言うことを聞くのはロボットだ」と自分に言い聞かせます。そして「ワガママが出てきたのは成長している証だな」と考えます。

また、妻が一生懸命産んでくれて、健康に生まれてくれたことに感謝をすれば、自然と怒りが静まります。一度深呼吸するのも落ち着くのでオススメです。

20代後半/女の子1人/男性

子育てで怒鳴らない方法まとめ

この記事では、子育てで怒鳴らない方法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てで怒鳴らない方法アンケートでは、ママ側の1位は『子供の気持ちを尊重・共感する』、パパ側の1位は『口調や態度、言い回しを工夫する』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てで怒鳴らない方法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てで怒鳴らない方法を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てで怒鳴らない方法
1位 38票 子供の気持ちを尊重・共感する
2位 20票 メリハリをつけて叱るようにする
3位 16票 自分のメンタルケアに注力する
4位 12票 一旦、深呼吸・まずは落ち着く
5位 4票 心の中だけでガス抜きする
6位 3票 多くを望み過ぎない
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】子育てで怒鳴らない方法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てで怒鳴らない方法を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てで怒鳴らない方法
1位 29票 口調や態度、言い回しを工夫する
2位 20票 メリハリをつけて叱るようにする
3位 19票 子供の気持ちを尊重・共感する
4位 10票 一旦、深呼吸・まずは落ち着く
5位 9票 自分のメンタルケアに注力する
6位 8票 多くを望み過ぎない
その他 5票 上記以外の回答