【パパママ別】子育ての仕方が分からない…経験者が教える対処法

子育て わからない

「どうしても子育ての仕方が分からない…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「焦らず、悩まず、どっしり構える」や「経験者や専門家に相談する」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育ての仕方が分からない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法30選をご紹介しています。

【パパママ別】子育ての仕方が分からない時の対処法

順位 子育ての仕方が分からない時の対処法
ママ パパ
1位 焦らず、悩まず、どっしり構える 一緒に成長するつもりで接する
2位 経験者や専門家に相談する 経験者や専門家に相談する
3位 同じ目線で丁寧に対応する 子供を信じて任せてみること
4位 ネットやSNSを活用する 同じ目線で丁寧に対応する
5位 子供を観察、分析する

まずは、パパママ別の子育ての仕方が分からない時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育ての仕方が分からない時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『焦らず、悩まず、どっしり構える』、パパ側の1位は『一緒に成長するつもりで接する』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育ての仕方が分からない時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育ての仕方が分からない時の対処法ランキング

順位 割合 子育ての仕方が分からない時の対処法
1位 35% 焦らず、悩まず、どっしり構える
2位 19% 経験者や専門家に相談する
3位 18% 同じ目線で丁寧に対応する
4位 11% ネットやSNSを活用する
5位 10% 子供を観察、分析する
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育ての仕方が分からない時の対処法アンケート』によると、1位は『焦らず、悩まず、どっしり構える』、2位は『経験者や専門家に相談する』、3位は『同じ目線で丁寧に対応する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『焦らず、悩まず、どっしり構える』が約35%、2位の『経験者や専門家に相談する』が約19%、3位の『同じ目線で丁寧に対応する』が約18%となっており、1~3位で約72%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育ての仕方が分からない時の対処法26選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|焦らず、悩まず、どっしり構える

焦らず、悩まず、どっしり構える

焦らずゆっくりと我が子と向き合う

3番目の娘が1歳を過ぎた頃、親戚の方やママ友等から「まだ喋らないの?」「お姉ちゃん2人いるのに遅いね〜」と言葉の遅さについて指摘されることが増えました。私はそんなに気にかけていなかったのですが、会う度に言われるので「このまま喋らないのか?」と不安になる日が続きました。

お姉ちゃん2人が通っていた幼稚園に満3歳児クラスから預けましたが、言葉が出るスピードは変わりません。市町村の3歳児検診で相談をして、月1で言葉のリハビリも受けましたが、大きな変化はありませんでした。

そんな時、幼稚園の先生と親との個人懇談が行われ、担任の先生から「〇〇ちゃんは、お姉ちゃん達から大切にされていますね。言葉が遅いと感じるのは、お姉ちゃんが〇〇ちゃんが答えやすいように『これいる?』とか『どっちがいい?』という風にすぐに答えられるように声かけされているからだと思いますよ」と教えてくださいました。

確かに三女は、首を縦か横に振るだけで会話してる!と思い、それからは上の子達との発達時期について比較することはやめました。この子はこの子なりに学習してくれるはず、とゆとりを持つ生活を送りました。すると少しずつ言葉が出てきて、徐々に喋れるようになり、今となっては姉妹の中で1番のお喋りな子になりました。何に対してもそうかもしれませんが、その子のペースがあるから誰かと比較するのではなく、焦らずゆっくりと我が子と向き合う事が大切だなと実感しました!

30代後半/3人姉妹/女性

親が出来るだけリラックスしながら楽しんでみる

娘が習い事を嫌がる様になり、行きたがらなくなってしまうことが多く、困っていました。

ひとまず私が楽しんで娘の習い事の練習や勉強に付き添うようにしたところ、楽しそうに見えたのか、娘もやりたいと言うようになり、やる気を取り戻したことがありました。

強制してしまったり自分がイライラしてしまうとますます窮屈になってしまうと思うので、出来るだけリラックスしながら楽しんで家で過ごしてもらえるように心がけています。お互いが機嫌良く日々を楽しんで過ごせば、良い方向に道は開けるのだと思います。まぁそれが難しいのですが…。

子供は嘘をついたりサボる生き物なので、「できないこと、やらないことが当たり前」と思えば、気長にやれるかなと思います。

30代後半/2人姉妹/女性

うまくいかないことがあれば、少しひいてみる

次男が幼稚園の年少になった頃、自分からご飯を食べず、着替えもしないことがありました。本当は一人でできるのに・・・と思い、悩んでいました。

何をしても伝わらないとイライラしてしまったので、少し放っておいて、次男が好きな動画を一緒に見て笑ったり、外で思いっきりボール遊びをしたりして、一緒に楽しい経験をすることにフォーカスを当てた日々を送っていました。

すると、ある日次男が自分から着替えをするようになったのです。イライラしても何もいいことはない、と心から思った瞬間でした。

それ以来、何かうまくいかないことがあれば、少しひいてみるということを意識して過ごしています。ママの笑顔が子どもにとって一番ですよね。前向きに過ごしましょう!

30代後半/2人兄弟/女性

ひとまず親の休憩を!!

シングルマザーで2歳の娘を育てながら、家事・育児・仕事を全部こなしております。離婚する際は覚悟を決めて親権を勝ち取りましたが、やはり時々子育ての仕方で悩むことがあります。

周りに相談したとこで、親一人一人育て方や考え方が違うので、まずはお母さんの休憩をおすすめします。誰かに甘えられる環境であるなら1時間、いや30分でもいいから一度子供と離れ、自分を甘やかしてください。

難しいなら自分にご褒美をあげましょう!私の場合、月に一度お取り寄せデザートを買って、娘が寝てからルンルンで食べるというデブ活(息抜き)をしています笑

自分に余裕が出来てくると、自ずと「なんでこんなことで悩んでたんだ?」と、思うようになるかと思います。結局子育てなんて、なるようにしかならないので、ゆっくりまったり平和に生きていきましょう!

20代後半/女の子1人/女性

おおらかな気持ちで子どもを見守り、いちいち子どもの行動に反応しない余裕を持つ

子育ての仕方がわからないことは、親にとって本当に日常的にある悩みだと思います。おむつの替え方、授乳の仕方など、ある程度皆に共通する知識やスキルの場合は、信頼できる人に相談したり、書籍を読むことである程度解決することができます。

ですが、本当に親として悩んでしまうのは、子どもの反応や振る舞いなど、親から見てどうしてそうなのかが理解できなかったり、あまり好ましくないと感じてしまったりする場合だと思います。特に専業で子育てをしている場合は、余裕がなく、悩みに飲み込まれそうになることもあるでしょう。

でも、子どもは日々成長しています。特に、このような悩みを感じる時は、子どもが一段階成長する時期に顕著になると思います。親は子どもの変化に戸惑うと思いますが、それは自然なことです。その成長段階を越えると、急にまた落ち着いたりすることも多いです。その悩みがずっと続くと考えずに、今だけのことかもしれないと、おおらかな気持ちで子どもを見守り、いちいち子どもの行動に反応しない余裕を持つのも効果的だと思います。

子育てに従事されている方は、大変だけれど本当に大切な尊い仕事をされていると思います。時には自分を優先して満たしてあげながら、子どもや家族に愛を注いでいってくださいね。

40代後半/男の子1人/女性

癇癪が出た時は、一歩引いて接する

イヤイヤ期が始まり、何かしたいことを言い出したら止まらず、癇癪が始まると、もう手がつけられない状態に陥りました。かまってもダメ、放っておいてもダメで、夜だろうとドライブに連れて行ったり、近所を散歩したりした事もありました。正直、大声を上げたり一緒に泣いてしまったりすることもあるほどでした。

しかし、このままではダメだと思い、距離感を大事にしようと思いました。

他人の子には同じ様なことをされてもこんなに怒る事もないし、もっと優しい気持ちというか、冷静な判断で接する事ができると思うので、癇癪が出た時は、一歩引いて接するように心がけました。

毎回うまくはいきませんが、心が軽くはなりました。やはり、親の心にゆとりがないと、イヤイヤ期は過ごせないと実感しました!

40代前半/男の子1人/女性

何事も自分で抱え込まずに、視野を広くする

うちには1歳の男の子がおります。初めての育児で不安もたくさんあり、悩みはつきません。よくネットで我が子の状態を検索したり、ほかの子と比べたりしては落ち込みました。ネットで見る母親父親たちは、私とは比べ物にならないほど家事育児が得意っぽく、きらきらして見えるので、親としても凹みました。

でもふと「我が子が今1歳…私も母親1歳…」ということに気づいてからは、「母親だから出来て当たり前」なんてこれっぽっちも思わなくなりました!ネットで見かける素晴らしい方たちを妬むのではなく、尊敬に変わったんです。

子育てって本当に人それぞれです。でも、自分の育児に自信を持つのが大切だと思います。

何事も自分で抱え込まずに、視野を広くすることを心がけています。

20代後半/男の子1人/女性

気長に構え、ご機嫌取りをしながら回避する

我が家は年子の男の子兄弟です。今は5歳と4歳。イヤイヤ期も乗り越え、楽になるかと思いきや、パワーアップして毎日朝から暴力ありきの喧嘩三昧で、どちらかが泣くということが起きます。

しかも次男は発達障害グレーゾーンの診断を受けており、時々、日本語が通じません。というより、お話が聞けないのです。故にパニックのように泣いたりすることも。

そんな時は「〇〇しよう!」というような言い回しで回避するようにしております。特に食べ物にはかなり惹かれる次男なので、アイスなんかでつるとぴたっと泣き止んでくれます。本当はよくないんですが、上手に取り入れることで親はラクできます。

気長にいるのが1番子供にとっても親にとっても心に優しいかと思います。

30代前半/2人兄弟/女性

わからないのは当たり前と開き直る

最初の頃は、なんで泣くのかわかりませんでした。ミルクを飲ませたり、抱っこしてゆすってみたり、オムツを変えたり、洋服を変えてみたり、おくるみに包んでみたり…何をやっても泣き止みませんでした。

この子を泣き止ませることができないのは、お母さんとして失格なんじゃないかとマイナスなことばかり考えていました。

しかし、泣き止まない我が子を見ながら思い出したことは、「赤ちゃんが0歳なら、お母さんも0年生」という言葉です。そこから、わからないのは当たり前なんだと思うことができました。そして「最初からわかる人なんていない。これからわかっていけばいいんだ」と自分を奮い立たせることができました。

それから、何を試しても赤ちゃんが泣き止まない時は、「赤ちゃんは今、泣きたいんだな」と受け入れることができ、泣く姿も微笑ましく思えるようになりました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子育ては100人いたら100通り!と思うようにする

子育てについてはたくさん悩んだ経験があります。育児書を読んだり、悩んだことがあればいつもスマホで検索していました。検索した内容でそれぞれ意見が違ったり、自分はこんなこともできていなかったのか…と落ち込んだりすることも多かったように思います。

しかし、ある方に「大人だって得意不得意あるじゃない。個性も違うでしょ。子供だって、みんな個性やペースが一緒だったら怖くない?」と言われて、ハッとしました。

大人も100人いたら100人みんな違う性格で、考え方や得意不得意もそれぞれ。子供だってそれは同じなんだ!と気づいた時に、「あれができない」「これができない」「人と違うし、どうしよう」だなんて悩む必要はないのだな、と感じました。

育児書やネット情報と比較するのではなく、「わが子と同じ子はいない、そしてその親も、自分だけなんだ!」と考えて接することで、子育ての仕方について、大きく悩むことはなくなりました。

30代後半/男の子1人/女性

ママ編2位|経験者や専門家に相談する

経験者や専門家に相談する

分からない時は色んな人に聞いてみる

子育ての仕方が分からない時、成長に伴って気になることや分からないことが出てきて、迷うことが多々ありました。

まず身近な親や義父母、姉妹などに聞いてみたり、友人やSNSで同じような悩みを持っている人を探して参考にさせてもらいました。一人で悩んでしまうと解決できないことや今特有の悩みもあるので、子育ての先輩ですでに解決している人に話を聞いて、そんなに深く考えなくてもいいのではと思えるようになりました。

育児書とか硬い本などはあまり参考にせず、「例外もある」と大きく構えていくと、子育てに余裕もできて、変化も楽しめるようになってきました。

初めての経験でも慌てず、一緒に成長していくことが大切だなと思います。

30代後半/女の子1人/女性

親や知人、ネット上の経験者のアイディアをインプットする

何で注意したことと逆のことをするのか?何でおかずを食べてくれないのか?何でウソをつくのか?などなど、毎日上手くいかなくて悩み、落ち込んでいました。

こんな時、自分一人で何とかしようとしても、何が正解なのか分からなくて自己嫌悪に陥るだけでした。

そこで「自分の中の【子育ての引き出し】は圧倒的に足りない」と割り切り、自分の親に相談したり、育児に関する本を読む、ネットでママさんが書いている記事を読むなどして、アイディアをインプットすることにしました。

「悩むのは子供のことを想っている証拠ですよ、がんばってますね!」といった励ましの言葉に救われたりします。

30代後半/3人姉妹/女性

学校の先生、スクールカウンセラーに相談する

長女は現在、高校3年生です。春休み前に学校に行くのが辛くなり、不登校になってしまいました。2年生の3学期くらいから、「学校に行くのが嫌だ」とか、「友だちと会話が合わない」などと愚痴を言っていたのですが、それがまさか不登校の前触れだとは思いもしませんでした。

初めのうちは、自分の子が不登校になってしまった現実を受け止めることができず、今まで自分がしてきた子育てのどこが誤っていたのかと自問自答ばかりしていました。主人の前で泣いたこともありました。

しかし、担任の先生から頻繁に電話で連絡があり、いろいろな話ができるようになってきたので、娘にどう接したらいいのか迷っていることを打ち明けたところ、すぐに学校のカウンセラーの先生と連絡を取って下さり、娘と二人でカウンセリングを受けることができました。そのおかげで私も娘も少し気が楽になり、現実を受け止め冷静に考えることができるようになりました。

今までは、学校の先生やカウンセラーの先生をあまり当てにしていませんでしたが、いろいろとお世話になり、心強い存在だと感じました。子どものことで悩んだ時は、家庭だけで解決するより早めに学校の先生、カウンセラーの先生に相談すると気持ちが楽になりますよ。

40代後半/2人姉妹/女性

わかる人に聞くのが一番

子供が離乳食を食べ始めてから、わからないことばかりで悩みました。それまでは母乳やミルクだったため、娘が飲まなくなったら満腹の合図だとわかったので困りませんでした。

しかし、離乳食になってからは娘がいつ空腹なのか、好みな食材ではないため食べないのか、味が好みではないのか、食感が嫌で食べないのか、それとも満腹なのかはっきりとわかりませんでした。その一方、食べたら食べたで、どのくらいまで食べさせたら良いのか、一日の必要な栄養は摂取できているのかなどわからないことばかりでした。実際、育児の本を見てもわからなかったです。

そのため、娘の表情や口の開け方、お腹の張り具合などを見ながら食べさせていました。

乳幼児健診の時に保健師に相談して解決したので、わからないことは専門家や詳しい人に聞くのが一番だと思います。

40代後半/女の子1人/女性

どうしたらいいのか周りの人に相談し、子供ができたらたくさん褒めてあげる

娘が2、3歳くらいの時はイヤイヤがすごく、特にトイトレが1番悩みました。周りの子たちはできているのに、娘がまだできないことが焦りとなって、怒鳴ってしまった日もありました。幼稚園前にはオムツを外したいという私の目標もあって、特に焦りがありました。でもなかなか進まないトイトレ。好きなパンツを選んでも、好きなシール、音が出るおまるなども取り入れましたが、何もかも効果なし。

幼稚園前にはオムツが取れないと分かり、周りに相談しました。すると皆の答えは「ある日できるようになるよ、ママが焦って怒鳴っては駄目」とのこと。幼稚園の先生方も「入園してからオムツが外れる子が多いから大丈夫ですよ、その子その子でペースがありますから」と言ってくれ、気長に待ってみるか…と気持ちを切り替えたら、幼稚園入園後、ある日突然できるようになりました。

できた時、たくさん褒めてあげたところ、初めてトイレができてから2週間でパンツに切り替えることができました。

いけないことは注意するべきですが、このようなトイトレは怒らず気長に待ってみることが大切なんだと感じました。困ったら周りに相談するのも大切ですね。

30代前半/女の子1人/女性

ママ編3位|同じ目線で丁寧に対応する

同じ目線で丁寧に対応する

落ち着いた口調で話し、何度も繰り返し伝える

子供の嘘つきがひどい時期があり、どのように注意すべきか、どのような言葉使い(表現)で叱るべきか、非常に悩みました。例えば、宿題をしていないのに「した」と言ったり、店の商品を勝手に取って食べてしまったのに「自分は知らない」と言うなど様々でした。

もしかしたら家庭環境や学校の影響で、情緒不安定になっているのかもしれないし(当時、私の体調が悪く、あまり構ってやれていませんでした)、子供に理解できて、わかりやすく納得できる言葉選びなどを考えながら、非常に慎重に接しました。

まず子供の話を聞いて、なぜそれはダメなのか、そうすることで誰が傷付くのかなどを落ち着いた口調で話し、何度も繰り返し伝えるようにしました。子供は一度伝えただけではなかなか覚え切れなかったり、行動に移せなかったりするので、こちらも根気強く接しました。それと同時に、「あなたが大切である」ということも一緒に伝え、ゆっくり話す時間を5分でもよいので設けるようにしました。

今では嘘を吐くことは減り、自分でも嘘はダメだとしっかり認識してくれるようになったので、よかったと思っています。

30代後半/男の子1人/女性

子供と一緒に楽しめることをやってみる

話のできる子供だったら、やりたいことを聞いてとりあえず一緒に楽しむことがおすすめです。子供も嬉しいし、「やだ!」が落ち着くと思います。

泣くことが仕事の時期で泣いている意味が分からない時は、自分の好きな音楽をかけて抱っこしながら歌ってみたり、「元気に泣いてるから肺が強くなる(個人的意見です笑)!」とかポジティブな発想で楽しめるように考えることがいいです。

マイナスの気持ちは口に出していなくても子供には伝わります。難しいこともあるかと思いますが、ちょっとずつ自分の気持ちのコントロールができると、子どもも楽しくすくすく育ってくれます。

20代後半/3人兄妹・姉弟/女性

とにかく聞く!話す!

息子は一人っ子です。幼稚園に行きだし、いろんなお友達が出来て、触れ合うことが増えてきました。

少子化と言われている中でも、周りのお友達には一人っ子がほとんどおらず、なかなか同じような子がいません。兄弟のいる子たちは、喧嘩をするのが日常生活の中ではよくあり、慣れているようですが、のんびり育った息子は喧嘩の仕方がわかりません。負ける経験も奪われる経験もなければ、順番・交代の精神もないので、集団生活はなかなかうまくいかないことも多いようです。

そこで息子が帰宅した時はなるべく時間を作って、今日は何があったのか、嬉しかったことや悲しかったこと、怒ったことを聞き、どのようにすればよかったのかを二人で話し合って、次の日園で実行できるようにアシストしています。

30代前半/男の子1人/女性

ひと泣きさせた後、気持ちを代弁してあげる

2歳ぐらいの頃、うちの娘は一旦癇癪を起こすと泣き止まず大変苦労しました。泣いている時はこちらの声も届かないため、しばらくひと泣きさせていました。

泣き止むまでは抱っこやヨシヨシでなだめつつ、少し落ち着いてきた頃に、「おもちゃ取られたのが嫌だったね」「自分で袋を開けたかったんだよね」など、具体的に話しかけて気持ちを代弁するようにしていました。

そして「おうちで〇〇のお人形と一緒におままごとしよう!」など気を紛らわせたり、私自身に余裕がある時は、失敗してもいいからもう一度最初から自分でやらせてみたりする事で、娘も納得して機嫌が直ることが多かったです。

イヤイヤ期はやるやる期でもあります。後片付けや掃除・洗濯が多少増えても、癇癪を起こされるよりマシ!と考えて乗り切りました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

無理に気持ちを聞きだそうとせず、何もできなくても一緒にいることが大事

子どもが小学校入学前、精神的にふさぎ込んでしまったことがありました。「どうしたの?」と気持ちを聞きだそうとしても、本人も自分の気持ちを上手に伝えることができなかったのか、あまり反応がありません。しばらく黙りこんでいたかと思うと急に泣きだしたり怒りだしたりして、どのように接していいのか分かりませんでした。

何もしてあげられない自分が情けなくて仕方がありませんでしたが、本当につらいのは子ども自身なんだと思い、無理に気持ちを引き出そうとするのは止めることにしました。なぜなら、本人の気持ちを知ってスッキリするのは私自身で、子ども自身がスッキリするわけではないと思ったからです。

それからは、「どうしたの?」「どうしたいの?」と聞くのはなるべく控えて、一緒に散歩に行ったり公園で遊んだりして、少しでも気持ちを紛らわせるように努めました。

小学校に入学してからは、思いのほか学校生活が楽しかったのか、ふさぎ込むことはなくなりました。無理に問題を解決しようとするのではなく、何もできなくても一緒に時間を過ごすということが大事なんだということを知った出来事でした。

40代後半/女の子1人/女性

ママ編4位|ネットやSNSを活用する

ネットやSNSを活用する

SNSを上手く活用する

初めての子育てに戸惑いの連続でした。寝ない、飲まない、ぐずるの対応に毎日奮闘していました。また、夫は毎日仕事が忙しく帰りも遅いので、ほぼひとりでの育児は何が正解なのか分からず、くじけそうになっていました。

そこで、妊娠中から見ていたママさんのInstagramやYou Tubeに何か参考になることがあるのではと思い、SNSを見るようにしました。ちょうど投稿者のママさんと同じようなことに悩んでいたので、寝かしつけの方法や生活環境の整え方など、自分でもやってみようと参考にさせていただきました。

自分だけでなく、他のママさんも悩んでいることなんだと分かり、気持ちが楽になったことも良かった点です。

30代前半/女の子1人/女性

Twitterで同月齢同年齢のママ垢をフォローする!

Twitterなどで、同月齢・同年齢のママを見つけて育児情報を交換することをおすすめします!

匿名なので、リアルでの付き合いのあるママ友より話しやすく、本音で悩み相談ができたり、辛い気持ちを共有したりできます。ストレス解消にもなり、ママの精神安定にもつながります。

色々な人の意見やアイデアに触れる事ができるので視野が広がり、限られた人や公共の相談窓口に相談するよりも解決の糸口が見つかるように思います。

実際に、オムツ替えの時に汚れを防ぐ方法、お尻拭きの便利な取り出しアイデア、家の中にあるものでの簡単なおもちゃ作り、お風呂への誘導など、様々なアイデアに助けられました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

SNSの人気子育て中ママの投稿を見て参考にする

私は子どもが2歳から3歳くらいの時期に、子どものことがかわいいと思えないくらい毎日イライラしていました。強く叱ってしまったり、わがままに付き合ってあげなかった時など、夜子どもが寝た後に自己嫌悪に陥っていました。

これではいけないと、同じ年の子供を持つインスタグラマーの投稿を見て、生活を真似してみることにしました。まず、そのインスタグラマーが「今日一日だけ怒らない日にしてみよう!」と投降した時は、私も真似をして怒らずに過ごしてみました。結果は驚くほど心穏やかに過ごすことが出来たのです。叱る・怒るという行為はかなりエネルギーを使うんだと気づきました。

また、子供の気になる行動ややめてほしい行動も、怒らずにやめさせることができることにも気づくことが出来ました。

他にも、人気の子育てインスタグラマーの投稿で、「手を抜いてもいい」「100均アイテムでおもちゃづくり」「ずぼらお弁当」など、子育てにおいての手の抜き方なども知ることが出来たので、今では気負わずに子育てを楽しむことが出来ています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編5位|子供を観察、分析する

子供を観察、分析する

子どもの言動や表情をとにかく観察して分析!

我が子は5歳頃、とても不機嫌な時期があり、幼稚園の園長先生にも相談にのっていただいたほどでした。

その時はどうしたらよいかわからず、無我夢中でネット検索したり、人に相談したりもしていましたが、意外と有効だった対処法は、不機嫌になった時の子どもの言動や表情をとにかく観察してメモすることです。そして、子どもがまた不機嫌になった日には、(子どもが寝た後などに)そのノートを見返して「以前も同じようなことで不機嫌になったな」「あの時はこうやったら機嫌が直ったんだっけ」などと考えるようにしました。

それを何度も繰り返していくうちに、不機嫌のきっかけになりやすい出来事や上手な対処法がわかっていき、子どもが6歳になった頃には不機嫌もほとんど落ち着きました。

また、そのノートには周囲から受けたアドバイスなどもメモするようにしていたので、今でも大事に保管してあります。

30代後半/男の子1人/女性

あまり情報に左右されず、目の前の子どもと向き合う

子育てをしたことがある人なら、誰でも一度は抱える悩みだと思います。

書店に行けば、育児本や教育本などが売っていて、インターネットで検索すればそういった内容のことが載っています。しかし、子どもは一人ひとり、顔が違えば性格も違います。そのため、育児や教育に正解なんて存在しないと思います。

「育児の仕方がわからない」と悩んでいる時点で、あなたはもう自分の子どもと向き合えている証拠です。あまり情報に左右されず、目の前の子どもと向き合ってください。

「〇〇すべき」や「〇〇であるべき」という型にとらわれず、自分たち親子なりに歩んでいけばいいと思います。

20代後半/男の子1人/女性

子供を観察して、その子に合った育て方を目指す

私は元々、子供が好きではなく、赤ちゃんをしっかり見るのも娘が初めてでした。出産がゴールと考えていて、事前に全く育児の事を考えなかったので、かなり苦戦しました。

育児本も買ったのですが、あまり役に立たず、ある日気付いた事がありました。それは子供を観察して、その子に合った育て方を目指すのが1番だということ。

産院や身内などは「ああした方が良い、こうした方が良い」と言いますが、人それぞれなので、自分がやりやすいようにやるのが1番だなと思いました。

育児というと身構えてしまいますが、本質は保護者と子供が心身共に健康で「過ごす」事だと考えるようになりました。無理をせず、保護者の方がやりやすいようにできたら良いですね。

30代前半/女の子1人/女性