【パパママ別】子育てが報われない…経験者が実践した30の対処法

子育て 報 われ ない

「子育てが報われない…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「期待し過ぎない・温かく見守る」や「うまく手を抜く・余暇を取る」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てが報われない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法30選をご紹介しています。

【パパママ別】子育てが報われない時の対処法

順位 子育てが報われない時の対処法
ママ パパ
1位 期待し過ぎない・温かく見守る 子供の立場に立って対応する
2位 うまく手を抜く・余暇を取る とにかく冷静に対処する
3位 協力者や理解者を見つける 期待し過ぎない・温かく見守る
4位 落ち着いて考える・想像してみる 元気で生きてりゃ良しと割り切る
5位 元気で生きてりゃ良しと割り切る 落ち着いて考える・想像してみる
6位 子供の立場に立って対応する
7位 自分を褒めること

まずは、パパママ別の子育てが報われない時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てが報われない時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『期待し過ぎない・温かく見守る』、パパ側の1位は『子供の立場に立って対応する』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てが報われない時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てが報われない時の対処法ランキング

順位 割合 子育てが報われない時の対処法
1位 28% 期待し過ぎない・温かく見守る
2位 17% うまく手を抜く・余暇を取る
3位 16% 協力者や理解者を見つける
4位 15% 落ち着いて考える・想像してみる
5位 7% 元気で生きてりゃ良しと割り切る
6位 6% 子供の立場に立って対応する
7位 3% 自分を褒めること
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てが報われない時の対処法アンケート』によると、1位は『期待し過ぎない・温かく見守る』、2位は『うまく手を抜く・余暇を取る』、3位は『協力者や理解者を見つける』という結果に。

割合で見てみると、1位の『期待し過ぎない・温かく見守る』が約28%、2位の『うまく手を抜く・余暇を取る』が約17%、3位の『協力者や理解者を見つける』が約16%となっており、1~3位で約61%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てが報われない時の対処法24選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|期待し過ぎない・温かく見守る

期待し過ぎない・温かく見守る

子供に期待をするのを諦め、見守る

うちの子供はトイトレがうまくいかず、私もイライラしてしまっていました。

子供に期待しすぎると、親も頑張って疲れてしまうのではないかと思い、ある程度諦め「いつかはできるでしょう」と温かく見守るようにしたら、自然と外れるようになりました。

いつかは一人で生きていけると信じながら、温かく見守る姿勢が大事なのだと思います。

親子で信頼関係を築き、何でも話せる関係を作ることが一番大事だと思います。

30代前半/女の子1人/女性

全てまじめに受け止めずに流す

子育ては理不尽なことの連続です。「ママやって」と言われたからやったら「やらないで!」と泣きながら怒ったり、「トイレに行きたい」と言われたから行こうとしたら「嫌だ!」と泣かれたり。ひどい時にはそのような荒れ方が一日に何度も起こって、こちらもイライラして怒鳴ってしまいます。

そういう時には開き直って、「ああ、また泣いてるな」と人ごとのように考えるのも必要だと思います。そうしないと自分の心が壊れてしまうので。対処法というよりは、自分を守るためでもあります。

子供の言うことを全てまじめに受け止めずに流すこと、いい意味で距離を置くことは必要だと感じながら育児をしています。

それでも辛くなることは多々あります。そのような時は子供が寝た後に好きなことをして気分を変えます。

30代後半/女の子1人/女性

子どもが成長すればいつか報われると信じる

5歳と2歳の子どもを育てています。上の子がようやく幼稚園に行ってくれるようになる頃、下の子を出産したので、何をするにも子供中心の日々が続いています。

ちょっと美容院に行くにも、旦那の予定に合わせなくてはいけないし、自分のご飯をゆっくり食べられることなんてないし、子どもに後追いされて自分のペースではできないし、毎晩寝かしつけでゆっくり寝れないし・・・自分の生活はほぼ全て子育てに支配されていて、考え出すとしんどいです。

旦那は仕事が忙しく、実の両親や姑などは孫に会いたい時だけ会って、肝心な時やこちらが大変な時には役に立たないので、自分だけがこんなに大変な思いをして、本当に報われないなと時々思います。

でも上の子が大きくなっていくにつれて、私が体調が悪い時に少し手伝ってくれたり、下の子の面倒をみてくれるようになってきたので、「しんどいのは今だけだよね」と信じて過ごしています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供に期待しすぎないと再認識する!

うちの5歳の長男は好奇心旺盛で、習い事も自分から色々な種類のものをやりたいと言い出し、チャレンジする姿勢を見せてくれます。

しかしまだ幼いので、気分が乗らない時は行くのを嫌がったり、クラスに参加したとしても先生の話を全く聞いていなかったり…ひどい時はゴロゴロと横になってしまうことも。見学をしている親としては非常にヤキモキし、習い事終了後に叱ったりして、子供のやる気を削いでしまうことも増えました。

そこで、そもそも相手はまだ幼児であることを思い出し、大人に比べて自己コントロール力も弱く、体調や機嫌によって自分を抑えることができないことを再認識しました。そして、まずは楽しんで参加することを第一目標に、あまり構えすぎず期待しすぎず、取り組むようにしました。

子供に期待しすぎないこと!これが1番です!

30代後半/2人兄弟/女性

成長するにつれて、自分の意図を酌んでくれるようになると信じる

まだ子供が幼稚園児の頃は、私が怒ったり注意したりしてもすぐには納得してくれないし、むしろ「怒るから嫌」と反抗的な態度になったことがありました。子供の為を思って言った言葉でも胸に響かず、お互いただ嫌な気持ちになるだけでした。

それどころか、子供は滅多に会わない祖母の事が大好きで、「おばあちゃんの子になりたい!怒らないから」とか平気で言います。また、わざわざおばあちゃんの為にプレゼントをしたりするので、つくづく報われないなと思っていました。

ですが、大きくなっていくにつれて、段々と私が厳しくする意味というのを理解してくれるようになっていきました。

自分の事を一生懸命考えてくれているというのが伝わったようで、色んな相談を私にだけしてくれるようになった時は、とても気持ちが軽くなって嬉しかったです。

40代後半/2人姉妹/女性

半分わかっていれば良い方だと考える

子供が0歳の頃はとにかく寝不足だったので、休める時は休むしかなかったです。1歳になると目が離せず、これまた家事も育児もするのが困難でした。2歳から3歳はイヤイヤ期で語彙も増えていくので、反発がしんどい状況…多少成長していても、気が付くと危険なことをしていたりするので、ずーっと目配りし続けなければなりませんでした。

危険な時はしっかり叱るようにはしていますが、理解できているのかいないのかよくわかりません。なので、半分わかっていれば良い方だと考えるようにしています。

そのため、なるべく子どもでもわかるように話を進めるように心がけています。基本的には落ち着いて話すようにはしていますが、疲労があったりするとイライラしてしまい、そのあと自己嫌悪に陥る時もあります。

少しでも言ったことを覚えていたりするだけでも「ベリーグッド」と思って、余裕をできるだけ作るように心がけています。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

穏やかにしながら待つ

我が子は4歳になっても5歳になっても遊び食べが終わらず、イライラしていました。小さい頃から続いていて、育児書の通りに実践しても全然うまくいかなくて、子供にも泣かれて、辛くなってしまっていました。怒っている自分のことも嫌になってしまって、二重苦でしたね。

6歳になってきて、やっと言葉が通じることが増えてきて、善悪も分かるようになってきて、遊び食べが良くないことを理解してくれるようになってきたので、こちらの声掛けにも反応してくれることが増えました。

色んな方法があるみたいだけど、時間が解決してくれるというか、子供もずっと子供じゃないんだから、ただ穏やかにしながら待つことも大切なんだと思えました。

30代後半/2人兄弟/女性

ママ編2位|うまく手を抜く・余暇を取る

うまく手を抜く・余暇を取る

少しは諦めたり楽をする

我が家には6人子供が居ます。主人は仕事が忙しく、私がほぼワンオペで子供達を見ないといけないので、疲れたりイライラしたりするのは日常茶飯事でした。

ずーっと育児に家事だと息も詰まりそうになるし、上手くいかなくなります。だからストレス発散や気晴らしをすることが大事です。悩んだら誰かに相談したりしながら、乗り越えてきました。

また、たとえ報われないと思っても、過ぎてしまうと「あんな事もあったなー」と思える様になるので、溜め過ぎずに無理をせずにやっていくのが一番です。

完璧にはいかないので、悩むぐらいなら少しは諦めたり楽をするくらいの気持ちでいましょう。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

夫に預けて1人になる時間を確保

うちの子は2歳半頃がイヤイヤの絶頂期でした。夕食前にお菓子が欲しいと言われ、ダメと言ったらこの世の終わりみたいに泣きわめく毎日でした。スーパーでも気にいらないことがあると床に寝そべり、ずーっと泣きわめいていました。

こんな毎日なので、私も限界で毎日キレてしまっていました。

そこで、夫が休みの日に思い切って預けて、一人の時間を満喫しました。帰ってきたら子どもがすごく可愛く見えて、イライラも収まっていました。

イヤイヤ期は自分の感情をコントロールする修行だと思っています。お母さんに余裕がないと、すぐにイライラしてしまうので罪悪感もありましたが、思い切って1人の時間を持ったら少しずつ余裕ができて、あまりイライラしなくなりました。

20代前半/女の子1人/女性

報われない時は自分にご褒美!

子育てってその場ですぐに報われるわけじゃないので、キツいですよね。

1歳半~3歳のイヤイヤ期は、本当に何をしても子供が「いやだ」「しない」というばかりで、頑張っても頑張っても報われないなぁと思うことばかりです。

私は専業主婦なので、子供が幼稚園に行っている時以外は常に一緒で、それでお金がもらえるわけでもありません。

会社なら評価されるのにと落ち込みますが、このままではいかん!と思い、辛いと思った時は自分にご褒美をあげています。私の場合、気分転換のご褒美はコーヒーとスイーツです。特にコンビニスイーツがお気に入りです。

20代後半/男の子1人/女性

離れて見守る

息子は1歳7ヶ月で自我が芽生え、イヤイヤ期に突入しました。まだ1歳なので、どんなに言葉で伝えようとしても伝わりきらないことの方が圧倒的に多く、子どもに癇癪を起こされることもしょっちゅうです。私に余裕がある時は気持ちが落ち着くまで向き合ってあげられますが、出勤前や夕食の準備をする時は余裕もなく、ぶつかってしまうこともあり、そんな日は自己嫌悪に…。

でも、それって仕方がないことだと思うんです。だって親だって人間で、我が子であろうとされて嫌なことは嫌ですよね。だから、もしお子さんが癇癪を起こして手が付けられなかったり、離れて見守る方が親子のためにいいのなら、それも立派な子育てのスキルだと思います!

外出先など、周囲の目があることもありますから、全ての場面で見守っていられないこともありますが、少なくとも家の中ではいいのです。一度離れて気持ちを切り替えて、いつまでも怒っていない方がずっといいと思います。

昨今、親が子育てに悩んで子供を殺めてしまう事件も頻発しています。親自身が無理をせず、子への愛を持ち続けられる子育てが出来れば一番だと思っています。

20代後半/男の子1人/女性

ママ編3位|協力者や理解者を見つける

協力者や理解者を見つける

気持ちに共感してくれる人を見つける!

私の子は非常にこだわりが強く、育てにくいタイプです。保健センターなどでもそう言われているので、客観的に見てもそうなのでしょう。

自宅で過ごす1日の中で何かルーティンが崩れると、何時間も泣き続けてしまうような感じで、時々、義父母に預かってもらうこともあります。すると別人のように泣かず、良い子に過ごしているとのことで、「うちではそんなに泣かないのに、泣くのはあなたの育て方が悪いんじゃないの?」と言われてしまいました。でも義父母は子供が泣きそうになると、時間でなくてもおやつを与えたり、規定量以上の食事をさせているようなのです。

その事を保健センターにそのまま相談したところ、「お母さんは正しい知識があるんですね。安易な方法をとらず、お子さんときちんと向き合っていますね。今のやり方が正しいですよ」と褒めてくださいました。

このように1人でも良いので、正しい判断をした上で共感してくださる方がいると、報われない気持ちは少なくなっていく気がしました。

30代前半/女の子1人/女性

理解者に愚痴る

高校の友達との友情が続いており、みんな子どもがいるのですが、なんと子ども達もみんな同い年!

つらい時はLINEグループで報われなかった出来事を愚痴って、友達に聞いてもらっています。みんな優しいので共感してくれたり、「うちもこんなことがあった」と悩みをシェアして、最後には明るい話題になり「育児に待った無し!明日も頑張ろ!」となって終わるのが恒例です(笑)

一人で悶々とするより、同年代で悩みもちょうど一緒の友達がいることは本当にありがたいです。たまに育児から派生した夫や親の話にもなったりしますが、共感してもらえるだけでもありがたいです。

この高校の友達以外にママ友がいないので、このLINEグループにはほぼ毎日助けられています。愚痴だけでなくアドバイスも的確にもらえるので、今後も頑張ろうと思えるので本当に大事な存在です。

30代前半/2人姉妹/女性

子育て相談等に相談する

双子(男女)が2歳を過ぎ、イヤイヤ期に突入した頃です。何に対してもイヤイヤし、外でも家でも2人で泣いて怒って、どのように対処していけば良いのか分からず困り果てていました。

そこで勇気を振り絞って、市の保健センターへ電話相談しました。日々の双子に対する接し方やイヤイヤ期以外の悩み等も話したら、「イヤイヤする度に成長しているのよ」と言われ、気持ちが楽になりました。事実、イヤイヤが少し落ち着いた時、今までできなかった事ができるようになっていたのです。それからは、「今、この子は頑張って成長しようとしているのね」と思えるようになりました。

何よりも嬉しかったのは、相談員さんが「お母さんはよく頑張ってますね」と言ってくださった事です。もうその一言で、私の心は救われ、涙が出ました。

そんな双子も今は小学校2年生。これまでとは違った悩みに日々苦しんでいます。双子の下に就学前の妹がいますが、その子を連れて子育てサロンへ遊びに行った時、「お母さん頑張ってますね」と言ってもらえてホッとしたので、やっぱり誰かに認めてもらえる事が何よりも救いになるんだと実感しました。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

自分の子供と似たような性格の子のママと仲良くなる!

長女が最近3歳になり、イヤイヤ期もだいぶ落ち着いてきたなと感じる今日この頃です。2歳になる前からイヤイヤがひどく、次女が産まれてさらに加速していきました。去年の1年は彼女にとっても私にとっても試練な1年でした。

大変だった時、同じマンションに住むママ友に本当に救われました。ママ友の長男とうちの娘は行動的で、とにかく動きたいタイプ。良いことも悪いこともやる事が似ているため、ママ友との話は共感できることがとても多かったのです。

「こうする時はどうする?」と相談できたり、実際に声の掛け方を見られたりするのがとてもよかったです。

落ち着いている子のママと話しても、どうにも引け目を感じずにはいられなかったので、似たタイプの子供を持ったママ友の存在には本当に感謝していました。

30代後半/2人姉妹/女性

ママ編4位|落ち着いて考える・想像してみる

落ち着いて考える・想像してみる

20年後の暮らしを思い浮かべる!

息子が2才の頃のイヤイヤ期は、突然わめく、泣く、寝転ぶ等、とんでもない癇癪を起こして大変でした。疲れた中で1時間ほどかけて作った料理も平気で投げたり踏んだり…気が狂いそうになり、本当に子育てをしても報われないと涙を流す日も続きました。

そんな時にふと「20年後はこんな賑やかな日常はないのでは…」と思ったのです。子どもが二十歳を過ぎればもう立派な大人であり、会話もそれほどあるかどうかわかりません。もしくは独立してもう家にいないかも知れず、考えれば考えるほど寂しくなりました。

こんなに気持ちをぶつけてくれるのは今しかないと思うと、「思い通りにいかなくて泣きわめくなんて、可愛いじゃないか」と思うようになったのです。

見方を変えれば、子育てって貴重な時間なんだなと感じるようになりました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

なるべく「〇〇かもしれない」と考える

「〇〇かもしれない」と思うことです。これは大人でも使えるアンガーマネジメントなのですが、子供が理不尽なことをした時は、「この子はもしかしたら宇宙人なのかもしれない」、「ルールを知らないのかもしれない」、「このおもちゃを知らないのかもしれない」、「子供の世界ではこれはこう使うのかもしれない」等、すべて「〇〇かもしれない」に言い換えます。

この前、息子が笑いながら急に私の手を噛んできました。怒鳴りつけそうになりましたが、「もしかしたら私が食べ物に見えたのかもしれない」、「私は美味しそうなのかもしれない」、「息子は、楽しい時は噛むものだと思ってるのかもしれない」と考えたら妙におかしくなり、冷静になることができました。そして「痛かった。どうしたの?」と落ち着いて話すことが出来ました。

本当にイラついた時はなかなか出来ないけど、なるべく「〇〇かもしれない」と考えるようにしています。そうすると少しクスッと笑える時もあります。

そもそも生まれて何年かしか経っていないので、こっちの常識が伝わらなくて当たり前。いつか学んでくれたらいいなと思い、根気強く伝えています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

誰からどんな報いが欲しいのか考える

子育てで、思っていた結果と違い、報われない…と思ってしまうことは、多かれ少なかれ誰にでもあることだと思います。

そんな時は「自分は、誰からどんな報いが欲しいのか」と考えます。まず「誰から」が「子供から」なら、少し危険な気がします。例えば、中学生の子供にお弁当を作ったお礼や食事前後の挨拶が欲しい、という事なら働きかける意義もあるかと思いますが、乳幼児に対してそれを求めるのはどうでしょうか。

買ってあげた本に興味を示さない、せっかく教えてあげたのにその通りにやらない、など押し付け要素が無いかと考えた方が良いし、基本的に子供に対しては「私がやりたいから勝手にやりました!」のスタンスの方が、後々良い関係を築ける気がします。

ただし、報われたい対象が配偶者の場合は、私なら自分から言ってしまいます。「子供の髪の毛切ってかわいくなったよね?カット代浮いたよね?」などとアピールしています(笑)

30代後半/男の子1人/女性

いつまで抱っこさせてくれるかな?と考えてみる

初めての子ども、初めての育児です。私は保育士なので、子どもの扱いには慣れていました。なので子どもとあまり関わりを持っていないお母さんたちよりは、うまく育てる自信がありました。

里帰りせず、県外の自宅で夫と3人の暮らしが始まったのですが、すぐに限界を迎えました。いつまで寝不足が続くのだろう、赤ちゃんの面倒をみても家事をしても誰かが感謝してくれるわけじゃない…等、報われないと思うようになり、毎日涙が止まりませんでした。

そんな私を前向きにしてくれたのは、Instagramで見た「いつまで抱っこさせてくれるかな?」「今日が最後の抱っこかもしれない」という投稿でした。その投稿を見てからは「今日が最後の授乳かもしれない」「今日が最後かもしれない」という考え方が出来るようになり、子育てって永遠に続くものではないと思うと寂しくてたまらなくなりました!

今でも子どもがグズグズして疲れてしまう時があるのですが、「今日が最後かもしれない」と思うと不思議と余裕が出来て、優しく子どもに接することができています。

20代後半/女の子1人/女性

ママ編5位|元気で生きてりゃ良しと割り切る

元気で生きてりゃ良しと割り切る

健康で生きていることが一番の幸せだと考える

私の子供は幼い頃からよく泣く子で、人に懐かない性格です。自己主張が出来ず、保育園でも小学校でも辛い思いをしていました。

小学校高学年から学校に行くことが困難になり、中学2年になった現在は町の支援派遣の先生と一緒に学習をしています。

起立性調節障害なども抱え、娘にとって辛い生活であろうと思います。勉強に躓き、時には強い反抗も見せます。私も親子で何が楽しめるだろうと深く考えて、育児ノイローゼになっていたのかもしれません。

苦しい気持ちにはなりますが、どしゃ降りから晴天に変わることもあるので、健康で生きていることが一番の幸せだと教えています。

40代後半/女の子1人/女性

子供が生きているだけで努力した価値があると自分に言い聞かせる

こちらは毎日不眠、筋肉痛、疲れなどでギリギリになりながら育てているのに、下の子はパパが帰ってくるとパパを見てニッコリし、「パパだっこー」となるので本当に嫌になります。私に笑いかけてくれたことなんて、全然ないじゃないか!と思うと、悔しいし、報われない気持ちになり、私がここまでする理由はなんなんだろう…と悩みました。

ですが「子供が笑いかけてくれなくたって、今日も可愛い。こんな可愛い天使がそばに居てくれるだけで、私は幸せなんだ」と思うようになったら、心が楽になって頑張れるようになりました。

小学一年生の上の子は、「ママ、お疲れ様、大好き!ありがとう」と、言葉をかけてくれるようになりました。いつか子供もわかってくれるんだなと報われた気持ちになりました。

我が子が生きてくれているだけで、親の努力は報われています!

20代後半/2人姉妹/女性

ママ編6位|子供の立場に立って対応する

子供の立場に立って対応する

試行錯誤を繰り返し、子供を飽きさせない

朝ごはんは用意する時間や手間もあまりかけられないので、いつもパンと卵とフルーツヨーグルトとトマトにしています。

子どもは卵料理があまり好きではないのか、なかなか食べてくれませんでした。でも卵焼きの味付けを変えたらパクパク食べてくれたり、初めて目玉焼きをした時も食べてくれました。

しかし同じ物が続くとまた食べなくなったりもしました。そこで食パンを生のまま出したり、チーズを乗せてトーストにしたり、フレンチトーストにしたり、違う菓子パンにしたりと、なるべく飽きないように変えています。

今では試行錯誤をして、子どもがどうしたら食べてくれるか分かってきたので、朝ごはんの時間も楽になってきました!親も成長ですね。

30代後半/女の子1人/女性

自分の価値観は一旦置いて、一個の人間として子を見る

自分の体から生み出した命ですが、子供は自分とは違う別の個体なのです。この世に存在させてしまったことに真正面から向き合い、自分の価値観は一旦置いて、一個の人間として子を見てください。

話せるようになってからは尚更です。ひたすら対話するしかありません。子の意見と自分の意見の合わない部分を冷静に話していくしかありません。

躾として教えることができるのは、規則正しい生活や清潔にすることの意義、体を保つための食事と、他人を不愉快にさせないために社会が求めていることは何か教えることくらいです。

子が選んだものを毛嫌いしてはなりません。「私は苦手だけど、あなたは好きなのね」と肯定する態度を見せましょう。

40代後半/3人兄弟/女性

ママ編7位|自分を褒めること

自分を褒めること

「自分はしっかり子育て出来ている」と自分を褒める

完璧主義の人は、これもしなくてはあれもしなくてはと、考え過ぎて悩むことが多いと思います。上手くいかないと、どんどん落ち込んでいってしまって、気力がなくなってしまう事も…。

そこで「自分はしっかり子育て出来ている」と自分を褒める考え方を持ちましょう。自分がいるから我が子はここまで大きくなったという自信を持って、まだまだ出来ることは沢山あると考えてみましょう。

これから先、色んな困難が訪れた時も、今まで自分がしてきた子育てが糧になって、救われたと感じる事は多いはずです。報われないなんてことはないので、前向きに進みましょう!

40代後半/2人姉妹/女性