生後1ヶ月の沐浴のコツやポイントは?パパママが実践した対処法

生後 1 ヶ月 沐浴

「生後1ヶ月の沐浴のコツやポイントを知りたい!」と悩んでしまうこともありますよね!

対処法としては「使いやすいグッズを導入する」や「しっかり準備をしてから入れる」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた生後1ヶ月の沐浴のコツやポイントランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

生後1ヶ月の沐浴のコツやポイントランキング

順位 割合 生後1ヶ月の沐浴のコツやポイント
1位 20.5% 使いやすいグッズを導入する
2位 16% しっかり準備をしてから入れる
3位 15.5% 念入りに洗うべき所を押さえる
4位 15% 優しく声をかけ、スピーディーに
5位 9.5% 神経質にならない・怖がらない
6位 9% 正しい体の動かし方等を理解する
その他 14.5% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた生後1ヶ月の沐浴のコツやポイントアンケート』によると、1位は『使いやすいグッズを導入する』、2位は『しっかり準備をしてから入れる』、3位は『念入りに洗うべき所を押さえる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『使いやすいグッズを導入する』が約20.5%、2位の『しっかり準備をしてから入れる』が約16%、3位の『念入りに洗うべき所を押さえる』が約15.5%となっており、1~3位で約52%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の生後1ヶ月の沐浴のコツやポイント34選をご紹介していきましょう。

1位|使いやすいグッズを導入する

使いやすいグッズを導入する

便利な専用の道具を取り入れ、余裕をもって入れる

初めての子育てで、何事も思い通りにならないことばかりでした。沐浴指導で教えてもらっても、回数をこなさないと慣れることはありませんでした。

我が家は「リッチェルの沐浴マット」を使っていましたが、これは両手が使えるのでとてもおススメです!また、我が家はガーゼは使わずに手で洗っていました。そこまでゴシゴシ隅々まで洗わなくても、赤ちゃんはそんなに汚れていませんし、毎日入浴しているので大丈夫だとわかりました。

生後1ヶ月頃には湯船に一緒に入れるようになります。いつもスキンシップをしながら子どもの好きな歌を一曲熱唱し、最後に1から10まで数えて上がるようにしていました。

10か月になった今はお風呂グッズなどで遊ぶようになりましたが、歌もカウントダウンも続けています。子どもも喜んでニコニコしています。

40代前半/女の子1人/女性

ガーゼや百均の樽を活用する

助産師さんに教わるように、もちろんガーゼは必須だと思います。手も足も2枚使って覆ってあげると、1枚で一部分覆うよりも効果覿面でした。洗い物は増えてしまいますが、やってみると変わるかも!

あとは、しっかり抱き抱え、なるべく湯船に全身をつけないこと。親の太ももの上に乗せてあげて、半身浴になるようにします。それから、たまに身体もちょこっとつけてあげるくらいが、逆上せも防止できて良かったです。ずっと全身つけていたら、ゆでダコになってしまったので(笑)、その後は半身浴全身浴と半々になるように入れていました。

どうしても1人でお風呂に入れなくては行けない時は、百均の樽を浴槽代わりにしていました。とても便利だったので、またやりたいと思います。

20代前半/男の子1人/女性

沐浴はバケツとお風呂の二つを準備

我が家の娘はお風呂が大嫌いな赤ちゃんでした。でもお風呂に入れないわけにはいかないので、泣きわめく娘を沐浴させるのですが、泣きすぎてお腹に力を入れるので、必ず沐浴し始めはうんちをしてしまいます。

裸になった子をお湯がたまるまで置いておくことはできないので、沐浴の時は必ず最初のウンチまみれになるバケツサイズのお風呂(大きめのバケツ)とゆったり浸かれるベビーバスの2つを用意していました!

お風呂が好きな次女も気持ちが良すぎてうんちをしてしまうこともあったので、結局我が家は必ず2つお風呂を用意していました!急にウンチまみれになってしまうと、ついつい焦ってしまうので2つのお風呂を用意しておくことをおすすめします。

ポイントとしては、大きい方のベビーバスの温度は後半に入れることを想定して、少しだけ温かめにしておくといいですよ!

40代後半/2人姉妹/女性

市販のベビーバスに頼る!

夫も私も沐浴の仕方がわからなかったので、赤ちゃんが生まれる前に沐浴の仕方を教えてもらえるイベントに参加し、人形で練習しました。その時は標準サイズの赤ちゃんの人形で、左手でなんとか頭を支えながら、右手で体を洗うということができました。

しかし実際生まれてきた我が子は、助産師さんも驚くビッグベビー(笑)頭の大きさも少し大きめで、片手で頭を支えることはできるものの、耳に水が入らないように「両耳を押さえながら」ということがどうしてもできませんでした。特に病院の沐浴桶は思っている以上に深くて、赤ちゃんが沈んでしまわないか不安で、片手で耳を抑えながらもう片手で体を洗うなんて、私には至難の業でした。

ですが退院して実家で母と沐浴をした時、「そんなに耳塞ぐこと、気にしなくていいやん!」ということ気づかされました。というより、市販のベビーバス(おまたの部分に滑り止めがついてる)がとても優秀で、赤ちゃんを寝かせながら洗えることに感動しました。頭を支えなくてもそのまま寝かせておけるので、両手があくことによって腕をプルプルさせながら耳を塞がなくていいのは本当に助かります!

これから初めて赤ちゃんをお風呂に入れるパパさんママさん(特に手が小さいママさん)には、ベビーバスを声を大にしておすすめしたいです。

30代前半/男の子1人/女性

沐浴グッズは万全の準備をする

少しでも出費を減らそうと、沐浴のグッズを何も買いませんでした。クッションや専用のイスの代わりに、厚めのバスタオルを敷いたり、腕で支えてあげたりして、なんとか沐浴自体はできました。しかし洗濯ものは増えるし、腕は痺れるしで、産後の体力ではとても大変でした。

専用のグッズを買ってもどうせ少ししか使わないと思っていましたが、それ以上に必要不可欠なものだと実感したので、これから育児を始める方にはぜひ沐浴グッズは万全の準備をすることをおすすめします!

また、沐浴が終わりホッとしながら体を拭いてあげていると、足を上げておしりを拭いている最中に、ポンっとうんちが飛んできたことがあります。少し距離があったので咄嗟に避けることができましたが、もし顔に飛んだら確実にテンパっていたと思います。

乳児の沐浴は早めにオムツを履かせることも、上手くいくコツだと思います。

30代前半/女の子1人/女性

スムーズに行うことができるよう、色々なやり方や道具を模索してみる

うちは沐浴を100センチ×50センチほどのバスタブを使って行っていました。

何もわからない子供は、お風呂が怖くて暴れたりします。なので、安心感を与える為に声掛けはもちろんですが、首をしっかり支え、足をバスタブの壁にピッタリつけるようにしていました。また、手にはガーゼを握らせました。そうするとかなり落ち着いてくれて、比較的スムーズに沐浴を行うことができていました。

沐浴は長時間になってしまうと子供にとっても大人にとっても負担が大きいので、スムーズに行うことができるよう、色々なやり方や道具を模索してみることも必要だと感じました。

ちなみにうちは、2人目の時に固定ベルトのようなものを購入しました。これにより、ある程度支えていなくても問題なくなり、かなり楽になりました。

30代前半/2人兄弟/男性

底が斜めになっている沐浴槽を使うこと

沐浴槽の底が斜めになっている(首が座ってない赤ちゃんでも座らせておけるタイプの)沐浴槽を使うと、お湯を張っていてもタオルとか取る時の数秒なら両手が使えるのが大きいです。

もちろん放置はだめなので、バスタオル、保湿クリーム、ガーゼタオル、オムツ(2枚)はお風呂のドアのすぐ前に用意した状態で行いましょう。

オムツを2枚にしているのは、履かせようと思ったらうんちやおしっこをしてしまう場合があるからです。予備でもう1枚置いておくと慌てずに済みます。

お湯をかけながら冷めないようにして、泡ソープで洗い、流す時は浴槽の栓を抜いて下から汚れたお湯を流しつつ上から赤ちゃんの泡を洗い流していました。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

グッズにこだわり、お肌への負担を最小限に!

我が家では肌への負担を減らすことにとても気を遣っていました。なぜなら、1ヶ月を超えた頃から、乾燥による肌荒れや湿疹が出てきてしまったからです。赤ちゃんといえばツルツルのお肌!というイメージしか無かった新米ママの私は、我が子の肌の痛々しさに胸が痛みました。

当時イギリスに住んでいたのですが、現地では沐浴は三日に一回程度と指示されます。あまり汗をかかない気候だからかもしれません。ですが我が子は汗っかきで、とても三日に一回では足りません。

そこで、沐浴時間を毎日とる代わりに最短にしました。使うグッズは無添加オーガニックかつ低刺激のものに統一。体を洗うものは、おすすめしてもらった海綿体を使って洗っていました。もちろん沐浴後は保湿剤をたっぷりと。これを続けていくうちに、徐々に湿疹も消えていきました。

まだ肌の弱い時期の赤ちゃんには、沐浴も肌の負担になるということ、そしてその負担をできるだけ減らすように毎日ケアしてあげる事が大事、と身を持って学びましたね。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

2位|しっかり準備をしてから入れる

しっかり準備をしてから入れる

親が楽に入れられる時間帯を考えたり、良い方法を模索する

生後間もない頃の沐浴は、親の入浴時間に合わせて浴室で行っていました。そうすると、どうしても夕方以降や夜になってしまいます。我が子は冬生まれだったので寒いし、さらには体勢が辛くて腰が痛くなりました。私のストレスが子供に伝染したのか、入浴中に泣かれることが多かったです。

そこで昼間のうちに、キッチンのシンク内に沐浴プール(空気で膨らませるタイプ)を置いて、そこで実施することとしました。寒さは緩和するし、体勢のきつさも解消され、子供も機嫌良く入れるようになりました。

さらには、バウンサー上にバスタオルを引いて用意しておく等、追加の改善もでき、ずいぶんと楽になりました。

子供のペースや目線に合わせるということが大事ということを知りました。ぜひおすすめしたいです。

30代前半/男の子1人/男性

上がった後の準備をしておくこと

最初は耳の中に水が入ったらどうしよう、子どもを落としたらどうしようと思うこともあるかもしれないけど、あまり怖がらなくて大丈夫です。

お湯が熱すぎないか、入れる前にきちんと確認するといいと思います。しっかりと首を自分の腕に置いて、親指と中指で赤ちゃんの耳を塞ぐこと。赤ちゃんもいきなり裸だと怖がるので、タオルをお腹にかけてゆっくりとお風呂に入れてあげることがポイントです。

長く沐浴しすぎると赤ちゃんに負担がかかるので、なるべく手早く入れるようにしましょう。

沐浴のやり方ばかりに目が行きますが、上がった後の準備をしておくことも大事です。全ての洋服をセットして、オムツも広げて洋服の上に置いておきます。保湿もマストなので、すぐ近くに置いておくといいです。

30代前半/2人兄弟/女性

シミュレーションと事前準備を怠らない

最初の頃、沐浴って怖いですよね。私が大切にしたのは、事前準備とシミュレーション。どうやって拭くか、どこで拭くか、出た先は寒くないか、着替えはどこでするか、授乳前のタイミングはどこか等を決めて準備して、いざ沐浴。先輩ママに「赤ちゃんのうちから顔にお水をかけることに慣れさせておいた方がいい」と聞いていたので、顔にもそっとかけます。体は荒れないように、泡で洗います。

その繰り返しをしていくうちに慣れていきました。慣れる頃には、赤ちゃんもしっかりしてくるので、怖さも減ります。

シミュレーションと事前準備さえしておけば、こわくないですよ。 慣れるまでは、赤ちゃん用の入浴剤を使って、お湯の中で拭くだけのものもオススメです。

あと、クリームはたっぷり塗って保湿してください。「赤ちゃんの肌は何もしなくていい」というのは嘘です。しっかり保湿しましょう。病院で処方された薬が1番安心安全です。病院での検診の際に「保湿クリームを多めにください」と言うとくれます。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

沐浴の時間はうんちをした後や授乳前にする

新生児の健康管理に欠かせないのが沐浴なので、冷えないように手際よく洗ってあげていました。びっくりしないように、お湯に浸し軽く絞ったガーゼをお腹に置いて、足からゆっくり「気持ちいいねー」と声かけしながら入れていました。

意外と、手のひらにゴミを溜めている場合が多いので、手のひらも忘れずに洗ってあげたほうがいいと思います。

沐浴中に気持ち良くなったのか、うんちをしてしまうこともありました。その時は、バスタブの掃除からやり直しになり、赤ちゃんもお風呂の途中なので裸ですし、パニックになるかと思います。そうならないように、沐浴の時間はうんちをした後や授乳前にするなど、タイミングも大事だと思いました。

また、あらかじめ着替えとオムツのセットをして取り掛かっていました。そうしておくとさっと着替えさせられるので、身体も冷えず、一石二鳥です。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

お風呂上がりの準備を万全に!

我が家では、お風呂場に空気で膨らませるタイプのベビーバスを置いて、お湯を張って沐浴させていました。まずは、頭と首を支えながら仰向けで洗うのですが、その時にガーゼタオルを体にかけてあげると安心するようで、ぷかぷかしながらほとんど暴れずに洗えます。泡で出てくるベビー石鹸だとそのまま優しく洗えるので便利ですよ。

お風呂上がりの際はバスタオルでくるんで水気をとりながら、事前に準備しておいた服を着せてあげるのですが、バスタオル→服&おむつの順に敷いておくと、赤ちゃんをその上に寝かせてあげるだけなので着替えがさせやすくなります!長袖&半袖を着せる場合は、長袖の下に半袖を通して、あとは紐やボタンで留めるだけ!の状態にしておくと素早く着せてあげられます。

オムツを履かせる前におしっこをしてしまうことがありますが、男の子はすごくおしっこが飛んでしまうので、いかにオムツを早く履かせるかというのもポイントです!

30代前半/男の子1人/女性

お風呂に入る前の準備が大切

とにかく新生児の頃は、お風呂に入る前の準備が大切だと思います。お風呂から上がったあとの赤ちゃんを置く場所には、あらかじめタオルを敷いて、保湿用のローションやオイルも横に置いておくと、お風呂から上がったあとにスムーズに事が進みます。

入浴中はお湯の温度に気をつけて、とにかくふわふわの泡で全身を優しく洗ってあげます。耳の中にお湯が入るのが心配で、耳周りを洗うのが怖い気持ちも分かりますが、赤ちゃんの耳はお湯が入りにくい構造になっているので、耳周りもきちんと洗って、しっかりすすいであげるのがポイントです。

しかし、毎回きちんと完璧に洗おうとすると、ママ&パパのストレスにもなるので、たまにはお湯を浴びるだけ、という日を作ってもいいと思います。

ただ、お風呂から上がったあとの保湿は忘れずに!テカテカになるぐらいでいいと思います。

20代後半/女の子1人/女性